【中3国語】「それでも、言葉を」テスト対策練習問題

中学3年国語「それでも、言葉を」のテスト対策で押さえておきたい問題をまとめています。

クリックすると答えや解説が表示されるので、テスト前の自学に活用してね。

目次

「それでも、言葉を」テスト対策問題

問1

筆者は、現在の言葉の状態を表すものとして「言葉の暴力と無力」と述べている。これと対応する表現を、本文から抜き出して答えなさい。
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答え:言葉の横暴と言葉の喪失

問2

本文では、現在の言葉がどのような状態になっていると述べられているか。空欄に当てはまる言葉を本文から抜き出しなさい。

言葉が( ア )に裂かれ、イエスかノーか、オール・オア・ナッシングといった、( イ )な形でしか出てこない。
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答え:
【ア】両端
【イ】両極端
【解説】「両端に裂かれた」結果として、言葉が「両極端な形」でしか出てこない、という流れを押さえよう。

問3

「言葉が両端に裂かれ」た状態の例として、本文に挙げられている組み合わせとして適切でないものを選びなさい。

ア:イエスかノーか
イ:オール・オア・ナッシング
ウ:ラブかヘイトか
エ:成功か努力か
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答え:エ
【解説】本文では、「イエスかノーか」「オール・オア・ナッシング」「ラブかヘイトか」「大声か沈黙か」など、両端に分かれた言葉のあり方が示されているよ。

問4

SNSの普及による言葉のやり取りについて、筆者が問題として挙げていることを次の中から選びなさい。

ア:文章が以前より長くなったこと
イ:受け取った言葉に反射的にメッセージを返してしまうこと
ウ:誰も言葉を使わなくなったこと
エ:外国語ばかりが使われるようになったこと
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答え:イ
【解説】筆者は、受け取った言葉をいったん自分の中で受け止める前に、反射的に言葉を返してしまうことを問題にしているよ。

問5

本文で、今の言葉のやり取りでは失われているとされる「言葉を受け取ってから返すまでのプロセス」として最も適切なものを選びなさい。

ア:受け取る→すぐ反論する→理由を考える
イ:受け取る→いったんのみ込む→口ごもる→自分なりにその言葉と折り合いをつける→言葉を返す
ウ:受け取る→無視する→忘れる
エ:受け取る→相手の意図を決めつける→言葉を返す
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答え:イ
【解説】本文では、受け取った言葉をすぐ反射的に返すのではなく、「いったんのみ込んで、口ごもり、自分なりにその言葉と折り合いをつけようとする」というプロセスが示されているよ。

問6

本文の「言葉の肌理」とは、どのようなものか。最も適切なものを選びなさい。

ア:言葉の意味を辞書で正確に決めること
イ:言葉に含まれる「言いたい」という気持ちが、感触や口調、声などに現れること
ウ:文章の文字数や文の長さのこと
エ:言葉をできるだけ短く簡単にすること
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答え:イ
【解説】言葉には「言いたいこと=意味」だけでなく、「言いたい」という気持ちも含まれる。その気持ちが感触・口調・声などに「肌理」となって現れるんだ。

問7

筆者は、言葉を受け取るとき、その背景にある何まで想像することが大切だと考えているか。本文の表現を使って答えなさい。
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答え:体温や手応え
【解説】言葉の意味だけでなく、その言葉を発した人の気持ちや感触まで受け止めようとする考え方につながっているよ。

問8

筆者が考える「言葉の二極化」の背景として、最も適切なものを選びなさい。

ア:社会に余裕がなくなり、隙間という意味での「あそび」が失われていること
イ:日本語の語彙が増えすぎたこと
ウ:新聞を読む人が増えたこと
エ:人々が文章を書く時間を増やしたこと
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答え:ア
【解説】筆者は、わかりやすさや反応の速さが求められる中で、言葉とじっくり向き合う時間や、言葉を吟味して選ぶ心の余裕が失われていると述べているよ。そうした社会の「余裕のなさ」が、言葉の二極化の背景にあると考えているんだ。

問9

「言葉の二極化は、価値の二極化とも連動している」とはどういうことか。最も適切なものを選びなさい。

ア:言葉の種類が二つだけになるということ
イ:物事を「わかりやすいものはよい、わかりにくいものは悪い」のように単純な二つの価値に分けてしまうこと
ウ:同じ言葉に二つの意味が生まれること
エ:二人で話し合うことが増えること
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答え:イ
【解説】言葉だけでなく、物事の価値まで「よい/悪い」のように単純に二分してしまうことを筆者は問題にしているんだ。

問10

筆者が、現代では弱くなっていると考えている「知的耐性」とはどのような力か。本文の表現を生かして答えなさい。
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答え:(例)わからないものに、わからないまま向き合い続ける力。
【解説】すぐに「わかった/わからない」と結論を出すのではなく、答えが出なくても考え続ける力のことだよ。

問11

筆者が、言葉の無力さを感じながらも言葉を手放さない理由として適切でないものを選びなさい。

ア:言葉を失いかけていることを知らせてきたのも言葉だから
イ:言葉を抑え込む力に抵抗してきたのも言葉だから
ウ:言葉の挫折を残し、後から反芻することを可能にしてきたから
エ:言葉を使えば、どんな問題にも必ず一つの正解を出せるから
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答え:エ
【解説】筆者は、言葉を万能なものとは考えていないよ。むしろ、言葉の無力や挫折まで言葉によって記録し、考え直してきたことに注目しているんだ。

問12

筆者が今の時代に大切にしたいと考えている言葉を、本文中の表現を使って答えなさい。
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答え:両端の「間」に息づく言葉
【解説】どちらか一方の極端な言葉に偏るのではなく、その「間」にある多様な言葉を大切にしようとしているよ。

問13

「言葉には独特の厚みがある」とはどういうことか。本文に挙げられている言葉として適切な組み合わせを選びなさい。

ア:速さ・短さ・正確さ・効率
イ:含み・曲折・肌理・奥行き・曖昧さ・多義性
ウ:大声・沈黙・賛成・反対
エ:事実・証拠・結論・理由
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答え:イ
【解説】言葉には一つの意味だけではなく、含み・曲折・肌理・奥行き・曖昧さ・多義性などが重なっている。これを筆者は言葉の「厚み」と捉えているよ。

問14

筆者が担当するコラムで、一瞬意味がつかめず「あれっ?」と引っ掛かるような言葉を取り上げるのはなぜか。最も適切なものを選びなさい。

ア:読者をわざと困らせるため
イ:難しい言葉を覚えさせるため
ウ:その引っ掛かりが、考え始めるための「フック」になるから
エ:意味を理解しなくてもよいと考えているから
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答え:ウ
【解説】すぐには意味がつかめない言葉だからこそ、「これはどういう意味だろう?」と考え始めるきっかけになるんだ。

問15

「それでも、言葉を」における筆者の考えとして最も適切なものを選びなさい。

ア:言葉は誤解を生むので、重要な問題では使わない方がよい
イ:わかりやすい言葉だけを使えば、社会の問題は解決できる
ウ:言葉や価値が二極化する時代だからこそ、厚みをもつ「両端の『間』に息づく言葉」を大切にし、互いに適切な距離を測りながら言葉を交わすことが必要である
エ:どんな場合でも自分の考えをはっきり言い切ることが最も大切である
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答え:ウ
【解説】筆者は、言葉の無力さや危うさも認めたうえで、それでも言葉を手放さず、含みや曖昧さ、多義性などの「厚み」をもつ言葉を大切にしようとしているよ。

問16

「言葉がまるでうぶ毛をなくしたかのように、むき出しで人にぶつかるようになった」とは、どのような状態を表しているか。最も適切なものを選びなさい。

ア:言葉が以前より美しく洗練された状態
イ:言葉が相手への配慮ややわらかさを失い、露骨な形で人に投げつけられる状態
ウ:言葉が難しくなり、意味が分からなくなった状態
エ:人々が言葉をほとんど使わなくなった状態
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答え:イ
【解説】「うぶ毛をなくしたかのように」という比喩によって、言葉がやわらかさや細やかさを失い、むき出しのまま相手にぶつけられる状態が表されているよ。

問17

「言葉が伝わったかのような錯覚に陥りやすい」とあるが、筆者がここで問題にしていることとして最も適切なものを選びなさい。

ア:音や文字として相手に届けば、気持ちまで伝わったと思ってしまうこと
イ:文字より音声の方が正確に伝わると思うこと
ウ:知らない言葉を辞書で調べないこと
エ:相手の話を最後まで聞かないこと
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答え:ア
【解説】筆者は、言葉が音や文字として届いただけで、本当に相手へ伝わったとは限らないと考えているよ。言葉には意味だけでなく、感触や肌理、口調や声、その背景にある「言いたい」という気持ちまで含まれているからなんだ。

ドリルにも挑戦して、理解を定着させよう!

【中学国語】「それでも、言葉を」本文前半ドリル
【中学国語】「それでも、言葉を」言葉の肌理・二極化ドリル
【中学国語】「それでも、言葉を」言葉の厚み・両端の『間』ドリル
【中学国語】「それでも、言葉を」重要語句ドリル

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。「ゆみねこの教科書」は、ゆみねこの教科書教育メディア合同会社が運営しています。会社概要・事業内容については、コーポレートサイトをご覧ください。

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