島崎藤村「初恋」テスト練習問題と過去問まとめ

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島崎藤村「初恋」定期テスト対策練習問題

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中学3年国語で学習する島崎藤村の「初恋」のテストでよく出る問題をまとめています。

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一問一答動画もあるよ!
https://youtu.be/l3ZP88xyWP0?si=TQqor-36c4XgE5rN

目次

「初恋」
テスト対策問題

島崎藤村の初恋のイラスト

島崎藤村の初恋のイラスト

問1

この詩の作者を漢字で答えなさい。
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答え:島崎藤村

問2【よく出る】

この詩の形式を漢字5文字で答えなさい。
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答え:文語定型詩 【解説】
「初恋」は「思ひけり」のような昔の書き言葉で書かれているので「文語」だよ。 また、七音・五音を基本とする一定の音数の型をもっているので「定型詩」なんだ。 したがって、この詩の形式は「文語定型詩」だよ。

問3

この詩のリズムとして、適切なものを次の中から選びなさい。 ア:七五調
イ:五七調
ウ:七七調
エ:自由律
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答え:ア 【解説】
「まだあげそめし(7音)」「まえがみの(5音)」のように、七音・五音を基本とするリズムなので「七五調」だよ。

問4

「まだあげ初めし前髪」の意味として適切なものを次の中から選びなさい。 ア:まだ結ったことがない前髪
イ:何度も結い直した前髪
ウ:結うことがむずかしい前髪
エ:上げはじめたばかりの前髪
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答え:エ 【解説】
「あげ初めし」は、「上げはじめた」という意味だよ。 当時、少女が成長すると、それまで下ろしていた前髪を上げる習慣があったんだ。 「まだあげ初めし前髪」は、「君」が少女から大人の女性へと成長し始めた、まだ初々しい時期であることを感じさせる表現だよ。

問5

「まだあげ初めし前髪」という言葉は、「君」のどのような様子を感じさせるか。最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:落ち着いた大人らしい様子
イ:悲しみに沈んでいる様子
ウ:少女から大人へ成長し始めた初々しい様子
エ:髪形を恥ずかしがっている様子
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答え:ウ 【解説】
前髪を上げはじめたばかりという表現から、「君」が少女から大人の女性へ成長し始めた、まだ初々しい時期であることが感じられるよ。

問6

「花ある君」の意味として最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:花を手に持っている君
イ:花のように美しいと「われ」が感じた君
ウ:花を育てている君
エ:花の髪飾りだけが目立っている君
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答え:イ 【解説】
「われ」は、前髪にさした花櫛の花と「君」の姿を重ねるようにして、「君」を花のように美しいと感じているんだ。

問7

「われ」が「君」の姿を見たのはどこか。詩の中から5字以内でそのまま抜き出して答えなさい。
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答え:林檎のもと 【解説】
「林檎のもとに見えしとき」とあることから、「われ」が「君」の姿を見た場所は「林檎のもと」だよ。 ただし、ここが二人の人生で初めて出会った場所だったとまでは、詩には書かれていないので注意しよう。

問8

第二連で対照的に使われている色を2つ、詩の言葉を抜き出して答えなさい。
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答え:白・薄紅
※順不同 【解説】
「白き手」の「白」と、「薄紅の秋の実」の「薄紅」が使われているよ。 少女の白い手と林檎の淡い紅色が並ぶことで、場面が鮮やかに印象づけられているんだ。

問9

「白き手」とは、誰の手のことか。詩の中の言葉を書き抜いて答えなさい。
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答え:君

問10

「薄紅の秋の実」とは、何のことか。詩の中の言葉を書き抜いて答えなさい。
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答え:林檎 【解説】
「薄紅の秋の実」は、直接には淡い紅色をした林檎の実を表しているよ。 その色合いやみずみずしさが、若い「君」や芽生えたばかりの初恋のイメージとも重なっていると読むことができるんだ。

問11

「人こひ初めしはじめなり」の意味として適切なものを次の中から選びなさい。 ア:秋になって人恋しくなった
イ:初めて林檎をもらった
ウ:人と会うことを楽しむようになった
エ:初めて人を恋するようになった
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答え:エ 【解説】
「人こひ初めし」は、「初めて人を恋するようになった」という意味だよ。 「君」が差し出した林檎をきっかけに、「われ」の初恋が始まったことが表されているんだ。

問12

「こころなきためいき」の意味として適切なものを次の中から選びなさい。 ア:思わずもれるためいき
イ:あきれて出るためいき
ウ:悲しみだけをこめたためいき
エ:思いやりのないためいき
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答え:ア 【解説】
ここでの「こころなき」は、「ふと」「思わず」という意味だよ。 現代語の「心ない=思いやりがない」という意味とは違うので注意しよう。

問13

「こころなきためいき」から分かることとして、最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:「われ」が「君」と別れようとしている
イ:「われ」の恋する気持ちが、思わずためいきとなって表れている
ウ:「われ」が恋をあきらめている
エ:「われ」が「君」に怒りを感じている
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答え:イ 【解説】
「こころなき」は「思わず」という意味だよ。 「われ」は「君」と近くにいる中で、恋する気持ちから思わずためいきをもらしていると考えられるんだ。 ただし、「ためいき=悲しみ」や「ためいき=喜び」と一つの感情に決めつけないようにしよう。

問14

「たのしき恋の盃を 君が情に酌みしかな」の意味として最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:恋をしていたが、「君」の気持ちは最後まで分からなかった
イ:「君」が本物の酒を注いでくれたので、楽しい時間を過ごした
ウ:「君」の愛情を受けて、楽しい恋を味わうことができた
エ:「君」の愛情を失い、恋の苦しさを味わった
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答え:ウ 【解説】
ここで特に大切なのが、「君が情」の「が」だよ。 この「が」は、今の「君が~した」という主語を表す「が」ではなく、「君の」という意味なんだ。 つまり、「君が情」=「君の愛情」だよ。 また、「恋の盃」は、恋を酒にたとえた表現。 全体では、「君の愛情を受けて、楽しい恋を味わうことができたのだなあ」という意味になるんだ。

問15

「おのづからなる細道」の意味として適切なものを次の中から選びなさい。 ア:昔から決められていた細道
イ:誰かが計画して作った細道
ウ:林檎畠の外に続く細道
エ:自然にできた細道
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答え:エ 【解説】
「おのづから」は、ここでは「自然に」という意味だよ。 「おのづからなる細道」は、「自然にできた細道」ということなんだ。

問16

「問ひたまふ」とあるが、どのような状況か。最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:「われ」が「君」に細道について問いかけている
イ:「君」が「われ」に細道について問いかけている
ウ:林檎畠の樹が二人に問いかけている
エ:「われ」と「君」が別の人に問いかけている
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答え:イ 【解説】
「問ひたまふ」の主語は「君」だよ。 「君」が「われ」に、細道について問いかけているんだ。 二人が何度も通ったことでできた道だと分かっていながら問いかけているように読むこともできるけれど、詩の中に「いたずらっぽく」と直接書かれているわけではないので、解釈と本文の事実は分けて考えよう。

問17

「林檎畠の樹の下」に「細道」ができた理由を、「われ」・「君」・「林檎畠」の言葉を使って説明しなさい。
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答え(例):
われと君が林檎畠の樹の下へ何度も通ったことで、自然にできた。 【解説】
「われ」と「君」が林檎畠へ何度も通ったことが分かるように答えよう。 細道ができたことから、二人が一度だけではなく、何度もこの場所を通っていたことがうかがえるんだ。

問18

第四連で「君」がしていることとして、最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:「われ」に細道について問いかけている
イ:「われ」に林檎を差し出している
ウ:「われ」のためいきを聞いている
エ:「われ」に別れを告げている
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答え:ア 【解説】
第四連では、「誰が踏みそめしかたみぞ」と「君」が「われ」に問いかけているよ。 その問いかけを受けて、「われ」は「君」のことを「こひし」と感じているんだ。

問19

「われ」と「君」の距離が近づき、互いの思いが通じ合っていることが感じられるのは第何連か。漢数字で答えなさい。
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答え:三 【解説】
第三連では、「われ」のためいきが「君」の髪にかかるほど二人の距離が近づいているよ。 さらに、「たのしき恋」「君が情」という表現から、二人の思いが通じ合っていることが感じられるんだ。 ただし、詩には「二人が正式に恋人同士になった」とまでは書かれていないので、「恋が実った」と断定しすぎないようにしよう。

問20

この詩の中で、「われ」の恋する気持ちが、思わずためいきとなって表れている部分を十一字で抜き出して答えなさい。
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答え:わがこころなきためいき

問21

赤線ア〜ケまでの漢字の読みを書きなさい。ただし、歴史的仮名遣いが使われている部分は、歴史的仮名遣いで答えること。
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答え:
ア・そ
イ・はなぐし
ウ・うすくれなゐ
エ・さかづき
オ・なさけ
カ・く
キ・ばたけ
ク・こ
ケ・た

問22

青線サ〜ソの部分を現代仮名遣いで書きなさい。
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答え:
サ・思いけり
シ・あたえしは
ス・人こい
セ・おのずから
ソ・問いたまう 【解説】
「問ひたまふ」は、現代仮名遣いでは「問いたまう」と直すよ。 「ひ」→「い」、「ふ」→「う」と直すことを確認しておこう。

問23

第四連の「かたみ」の意味として、最も適切なものを次の中から選びなさい。 ア:亡くなった人が残した品物だけを指す言葉
イ:相手に渡す贈り物
ウ:ある出来事や人を思い出させるしるし
エ:将来の約束
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答え:ウ 【解説】
ここでの「かたみ」は、ある出来事や人を思い出させる「しるし」という意味だよ。 「誰が踏みそめしかたみぞ」は、「この細道はいったい誰が踏み始めたしるしなのでしょう」というような意味なんだ。

問24

第三連の「たのしき恋の盃」に使われている表現技法として、最も適切なものを選びなさい。 ア:直喩
イ:擬人法
ウ:倒置法
エ:隠喩
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答え:エ 【解説】
本当の盃に「恋」が入っているわけではないよね。 酒を盃で味わうことにたとえて、「恋を味わうこと」を表しているんだ。 「~のようだ」などのたとえを示す言葉を使っていないので、「隠喩」と考えられるよ。

問25【よく出る】

「問ひたまふこそこひしけれ」に使われている文法上のきまりを答えなさい。また、「こそ」の結びとして「こひし」は何形になっているか答えなさい。
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答え:
文法上のきまり:係り結び
活用形:已然形 【解説】
「問ひたまふこそこひしけれ」では、係助詞「こそ」が使われているよ。 「こそ」が使われると、結びは已然形になるという「係り結び」のきまりがあるんだ。 そのため、本来なら終止形「こひし」で終わるところが、已然形の「こひしけれ」になっているよ。 「けれ」は過去の助動詞「けり」ではなく、形容詞「こひし」の活用の一部なので注意しよう。

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【中学国語】島崎藤村「初恋」漢字ドリル
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

感想や意見を聞かせてね

  1. 解いてもいいよと言われとこうとすると全部解かれますどうしたらいいですか

  2. 明日後期中間テストでまじでちょうどここでるけん、まじ助かった!!

  3. 丁寧で分かりやすい解説でとても助かりました!何度も見返してテストで点を取れるように頑張ります!

  4. いつもゆみねこさんの問題を解いています!
    今回もテスト範囲だったのでとても助かりました!
    テスト、頑張ります!

  5. 定期テスト前の勉強に役立たせていただきました!すごくわかりやすかったです!

  6. すごくわかりやすい解説と問題もすごくでそうだなと思う問題ばかりでした。テスト前で詩の問題の出題する仕方がなかなか掴めなかったので参考になりました。

  7. とても良いテスト対策になりました!
    詩の問題は自力での勉強が難しく困っていましたがこの問題のおかげで内容の理解も深まりました。
    ありがとうございました!

  8. おいおいおいおいおい、問21のエの答えは『さかづき』じゃあなくて、『さかずき』じゃあないのか?揚げ足を取るようで悪いが、こっちも本気なんだ。もっとも『難しいこと』は!いいかい!もっとも『難しい』は!『自分を乗り越えること』さ!ゆみねこは自分の『失敗』をこれからも乗り越えるんだッ!!

    • 岸部露伴さん

      いつも面白いコメントありがとうございます!!
      楽しく読ませていただいています。

      「さかづき」についてですが、盃は、現代仮名遣いでは「さかずき」ですが、歴史的仮名遣いでは「さかづき」となります。
      ただ、今回コメントをいただいて再度調べてみたのですが、テストでは「さかずき」と「さかづき」どちらが正解となるかの論争もあるようです。
      光村図書の国語の教科書では、「さかづき」とルビがふってありますが、他の教科書ではどうなっているのかなど、できるだけ詳しく調べてみますね!
      ちなみに、歴史的仮名遣いでは「さかづき」となるのは確実なので、「さかづき」でバツになった場合は先生に確認してマルになったケースがあるようです。

      解説ページの方では、私が現代仮名遣いの「さかずき」でルビをふっているのも、混乱の原因ですよね・・・。
      そちらも、できるだけ早急に修正しておきますね。

      これからもコメント楽しみにしています!

      • 成程。それじゃあ、今回は僕が『失敗』を乗り越える番だったというわけか…。すまなかった。

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