森鴎外「最後の一句」テスト対策練習問題と過去問まとめ

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森鴎外「最後の一句」テスト対策練習問題と過去問まとめ

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中学3年国語で学習する森鴎外「最後の一句」の定期テストでよく出る問題をまとめているよ。

この単元では、太郎兵衛が死罪になりかけた理由、いちが書いた願書の内容、奉行所での取り調べ、そして「お上のことにはまちがいはございますまいから」という最後の一句の意味を理解することが大切なんだ。

特に、いちの献身と、その中に潜む権力への静かな反抗は、テストでよく問われるポイントだよ。

わからないところがある場合は、先に中学3年国語「最後の一句」をわかりやすく解説!あらすじ・いちの言葉・主題を確認しよう。

目次

「最後の一句」テスト対策練習問題

漢字の問題

問1

「斬罪」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ざんざい
【解説】「斬罪」は、首を切る刑罰のことだよ。「斬」は、この単元の新出漢字の一つだね。

問2

「女房」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:にょうぼう
【解説】本文では、太郎兵衛の妻を「女房」と表しているよ。「房」は新出漢字だね。

問3

「慕う」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:したう
【解説】「慕う」は、相手を大切に思い、なつかしく思うことだよ。子どもたちがおばあ様を慕う場面に関係するね。

問4

「裕福」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ゆうふく
【解説】「裕福」は、暮らしにゆとりがあることだよ。平野町の里方の様子を表す言葉として確認しておこう。

問5

「乏しい」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:とぼしい
【解説】「乏しい」は、少ないこと、不足していることだよ。

問6

「出帆」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:しゅっぱん
【解説】「出帆」は、船が港を出発することだよ。「帆」は新出漢字だね。

問7

「訴える」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:うったえる
【解説】本文では、米主が大阪へ出て訴えることが、太郎兵衛の事件につながっているよ。

問8

「奉行」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ぶぎょう
【解説】「奉行」は、江戸時代に行政や裁判などを担当した役人のことだよ。

問9

「暁」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:あかつき
【解説】「暁」は、夜明けごろのことだよ。本文では「霜の暁」という表現に関係するね。

問10

「懐中」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:かいちゅう
【解説】「懐中」は、ふところの中という意味だよ。いちが願書を懐中から出す場面に関係するね。

問11

「願書」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:がんしょ
【解説】「願書」は、願いごとを書いて差し出す文書のことだよ。いちが父を助けるために書いたものだね。

問12

「情偽」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:じょうぎ
【解説】「情偽」は、本当かうそかということだよ。願書の内容にいつわりがないかを確かめる場面に関係するね。

問13

「執行」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:しっこう
【解説】「執行」は、決められたことを実際に行うことだよ。本文では刑の執行に関係しているね。

問14

「控える」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ひかえる
【解説】「控える」は、そばに待っていることや、準備して待つことを表すよ。

問15

「拷問」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ごうもん
【解説】「拷問」は、苦痛を与えて白状させようとすることだよ。本文では責め道具と関係する語句だね。

問16

「臆する」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:おくする
【解説】「臆する」は、おじけづくこと、怖がってためらうことだよ。いちは少しも臆する様子を見せなかったんだ。

問17

「陳述」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ちんじゅつ
【解説】「陳述」は、自分の知っていることや考えを述べることだよ。取り調べの場面に関係するね。

問18

「唇」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:くちびる
【解説】本文では、とくが恐ろしさで唇の血色を失う場面に関係しているよ。

問19

「憎悪」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:ぞうお
【解説】「憎悪」は、強く憎む気持ちのことだよ。

問20

「赦免」の読み方をひらがなで答えなさい。
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答え:しゃめん
【解説】「赦免」は、罪や刑罰を許すことだよ。太郎兵衛の死罪が許される結末に関係するね。

語句の問題

問1

「高札」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:罪人を閉じこめる牢のこと。
イ:法令や知らせを書いて、人々に見える場所に立てた札のこと。
ウ:奉行所で取り調べを行う場所のこと。
エ:願いごとを書いて差し出す文書のこと。
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答え:イ
【解説】「高札」は、法令や知らせを書いて、人々に見える場所に立てた札のことだよ。太郎兵衛の処刑についても高札に書かれていたんだ。

問2

「入牢」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:牢に入れられること。
イ:船が港を出ること。
ウ:役人に願書を出すこと。
エ:罪を許されること。
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答え:ア
【解説】「入牢」は、牢に入れられることだよ。太郎兵衛は事件のあと入牢したんだ。

問3

「里方」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:奉行所の控え室。
イ:妻の実家。
ウ:船を出す港。
エ:町人を取り調べる場所。
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答え:イ
【解説】「里方」は、妻の実家のことだよ。本文では、太郎兵衛の女房の実家を指しているね。

問4

「繰り言」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:同じような不満や悲しみを、何度もくり返して言うこと。
イ:役所に出す正式な文書のこと。
ウ:船の荷物を積み替えること。
エ:罪人を人前にさらすこと。
答えを見る
答え:ア
【解説】「繰り言」は、同じような不満や悲しみを、何度もくり返して言うことだよ。

問5

「願書」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:願いごとを書いて差し出す文書のこと。
イ:罪を認めるために書く文書のこと。
ウ:役人が命令を書いた札のこと。
エ:商売の記録を書いた帳面のこと。
答えを見る
答え:ア
【解説】いちは、父を助けてもらうために願書を書いたよ。願書とは、願いごとを書いて差し出す文書のことだね。

問6

「公事」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:訴訟や裁判のこと。
イ:船の修理のこと。
ウ:家族の食事のこと。
エ:夜明けの見回りのこと。
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答え:ア
【解説】「公事」は、訴訟や裁判のことだよ。太郎兵衛の事件に関係しているね。

問7

「情偽」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:人を思いやる気持ち。
イ:本当かうそかということ。
ウ:奉行所で働く人のこと。
エ:船が壊れること。
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答え:イ
【解説】「情偽」は、本当かうそかということだよ。佐佐は、願書の内容にいつわりがないかを確かめようとするんだ。

問8

「御意」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:目上の人の言うこと。また、目上の人に対して「その通りでございます」と答える言葉。
イ:米の持ち主が出す訴え。
ウ:夜回りが鳴らす合図。
エ:子どもが書いた願書。
答えを見る
答え:ア
【解説】「御意」は、目上の人の言うことや、目上の人に対して「その通りでございます」と答える言葉だよ。

問9

「たゆたわず」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:少しもためらわず。
イ:大きな声で泣きながら。
ウ:人に教えられて。
エ:何度も言い直して。
答えを見る
答え:ア
【解説】いちは責め道具を指さされても、少しもためらわずに、自分の申し立てに間違いはないと言い切ったよ。

問10

「矛先」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:本来は矛の先端部分で、転じて非難や攻撃が向かう対象や方向を意味する言葉。
イ:船を港にとめる場所。
ウ:役人が願書を書く机。
エ:天皇が行う儀式の名前。
答えを見る
答え:ア
【解説】「矛先」は、本来は武器の先端を表す言葉だけれど、転じて非難や攻撃が向かう対象や方向を表すよ。

問11

「赦免」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:罪や刑罰を許すこと。
イ:罪人を人前にさらすこと。
ウ:願書を取り下げること。
エ:船が難船すること。
答えを見る
答え:ア
【解説】「赦免」は、罪や刑罰を許すことだよ。太郎兵衛は、のちに死罪を赦免されるんだ。

問12

「教唆」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:人をそそのかして、ある行動をさせること。
イ:罪を許して、刑を軽くすること。
ウ:役人が書類を読み上げること。
エ:船が港を出発すること。
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答え:ア
【解説】「教唆」は、人をそそのかして、ある行動をさせることだよ。本文では、いちの願書がだれかに教唆されたものではないかと疑われる場面に関係するね。

問13

「献身」の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:自分を犠牲にして、だれかのために尽くすこと。
イ:相手を強く憎むこと。
ウ:自分の利益だけを考えて行動すること。
エ:物事の本当とうそを調べること。
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答え:ア
【解説】「献身」は、自分を犠牲にして、だれかのために尽くすことだよ。いちが父を助けるために自分の命を差し出そうとしたことは、献身といえるね。

登場人物とあらすじの問題

問1

「最後の一句」の作者を答えなさい。
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答え:森鴎外
【解説】「最後の一句」の作者は森鴎外だよ。

問2

この物語の舞台として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:平安時代の京都。
イ:江戸時代の大阪。
ウ:明治時代の東京。
エ:昭和時代の横浜。
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答え:イ
【解説】物語は、江戸時代の大阪を舞台にしているよ。元文三年という年号も、江戸時代を示す手がかりになるね。

問3

桂屋太郎兵衛についての説明として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:奉行所で取り調べを行う役人である。
イ:太郎兵衛の実子ではないが、家の跡取りである。
ウ:大阪の船乗り業で、難船後の残り荷を売った金を受け取ったことで死罪になりかける。
エ:いちに願書を書くよう命じた人物である。
答えを見る
答え:ウ
【解説】太郎兵衛は大阪の船乗り業で、難船後の残り荷を売った金を受け取ったことが事件の原因となったよ。

問4

いちについての説明として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:太郎兵衛の長女で、父を助けるために願書を書く。
イ:太郎兵衛の妻の母で、死罪の知らせを持ってくる。
ウ:西町奉行で、いちを取り調べる。
エ:船頭で、事件後に逃走する。
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答え:ア
【解説】いちは太郎兵衛の長女で、父を助けるために、自分の考えで願書を書いたよ。

問5

佐佐又四郎成意についての説明として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:太郎兵衛の船頭である。
イ:太郎兵衛の女房の父である。
ウ:西町奉行で、いちの願書と最後の一句に衝撃を受ける人物である。
エ:長太郎を奉行所へ連れていく人物である。
答えを見る
答え:ウ
【解説】佐佐又四郎成意は西町奉行だよ。いちの言葉に強い衝撃を受ける、権力側の重要人物なんだ。

問6

太郎兵衛が死罪になりかけた理由として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:難船後の残った米を売った金を受け取ったから。
イ:奉行所に願書を出したから。
ウ:長太郎を家の跡取りにしたから。
エ:船頭の新七を助けようとしたから。
答えを見る
答え:ア
【解説】太郎兵衛は、難船後の残り荷を売った金を受け取ったことで、米主に訴えられたんだ。

問7

「良心の鏡が曇って」とは、太郎兵衛のどのような状態を表しているか。もっとも適切なものを選びなさい。

ア:自分の罪を深く反省して、心が明るくなった状態。
イ:正しい判断をする心が一時的に弱くなり、悪いと分かりながら金を受け取ってしまった状態。
ウ:何も知らずに、だまされて金を受け取った状態。
エ:人のために自分を犠牲にしようとした状態。
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答え:イ
【解説】太郎兵衛は、もともと正直に営業していたけれど、大きな損失のあとに現金を見て、正しい判断が弱くなってしまったんだ。

問8

いちは、太郎兵衛の死罪の知らせをどこで聞いていたか。もっとも適切なものを選びなさい。

ア:奉行所の門の前。
イ:白州の庭。
ウ:船の上。
エ:襖の陰。
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答え:エ
【解説】いちは、平野町のおばあ様が知らせに来た話を、襖の陰で聞いていたよ。

問9

物語の流れとして、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:いちの願書 → 太郎兵衛の事件 → 最後の一句 → 奉行所での取り調べ
イ:太郎兵衛の事件 → いちの願書 → 奉行所での取り調べ → 最後の一句
ウ:奉行所での取り調べ → 太郎兵衛の事件 → いちの願書 → 最後の一句
エ:最後の一句 → いちの願書 → 太郎兵衛の事件 → 奉行所での取り調べ
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答え:イ
【解説】大きな流れは、太郎兵衛の事件、いちの願書、奉行所での取り調べ、最後の一句の順に押さえよう。

いちの願書と奉行所でのやり取りの問題

問1

いちが最初の願書で、長太郎だけは助けてほしいと考えた理由として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:長太郎が病気だったから。
イ:長太郎が奉行所への道を知っていたから。
ウ:長太郎は太郎兵衛の実子ではなく、家の跡取りと考えられていたから。
エ:長太郎だけが父を助けたいと思っていなかったから。
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答え:ウ
【解説】長太郎は実子ではなく、太郎兵衛が家の跡を取らせようとしていた人物だったため、いちは最初、助けようとしたんだ。

問2

いちが奉行所へ最初に向かったとき、一緒に行った人物の組み合わせとして正しいものを選びなさい。

ア:まつと長太郎。
イ:とくと初五郎。
ウ:母とおばあ様。
エ:新七と長太郎。
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答え:ア
【解説】いちは、まつと長太郎を連れて奉行所へ向かったよ。

問3

奉行所の門番に帰れと言われたとき、いちはどうしたか。もっとも適切なものを選びなさい。

ア:すぐに泣きながら家へ帰った。
イ:まつだけを奉行所に残して帰った。
ウ:門の前にしゃがみ込み、願いを聞いてもらうまで帰らない態度を示した。
エ:門番に願書を破らせた。
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答え:ウ
【解説】いちは帰れと言われても帰らず、門の前にしゃがみ込んだよ。ここから、いちの強い覚悟が分かるね。

問4

佐佐が、いちの願書について疑ったこととして、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:願書は太郎兵衛が牢の中で書いたのではないかということ。
イ:いちが本当に自分で考えて書いたのではなく、大人に書かされたのではないかということ。
ウ:願書は新七が逃げるために書いたものではないかということ。
エ:いちが父を助けたいと思っていないのではないかということ。
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答え:イ
【解説】願書はふつつかな仮名文字で書かれていたけれど、内容がよく整っていたため、佐佐は大人が書かせたのではないかと疑ったんだ。

問5

白州に責め道具を並べた目的として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:いちたちをおどして、本当のことを言わせるため。
イ:太郎兵衛をすぐに処刑するため。
ウ:長太郎を跡取りにするため。
エ:見物人を集めるため。
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答え:ア
【解説】責め道具は、子どもたちをおどして、願書にうそや大人の関与がないか確かめるために並べられたんだ。

問6

取り調べでのいちの態度として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:おびえて何も答えられなかった。
イ:まつにすべて答えさせた。
ウ:少しもおびえず、一部始終をはっきり答えた。
エ:願書を書いたことを否定した。
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答え:ウ
【解説】いちは少しも臆する様子を見せず、願書を書いた経緯をはっきり答えたよ。

問7

「みんな死にますのに、わたしが一人生きていたくはありません」と答えた人物を選びなさい。

ア:まつ
イ:長太郎
ウ:とく
エ:初五郎
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答え:イ
【解説】長太郎は、実子ではない自分も兄弟と一緒に死にたいと考えたんだ。

問8

初五郎は「死ぬるのか」と問われたとき、どのような反応をしたか。もっとも適切なものを選びなさい。

ア:活発にかぶりを振った。
イ:すぐに願書を書いた。
ウ:いちの後ろに隠れて泣いた。
エ:父の顔を見たいと叫んだ。
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答え:ア
【解説】六歳の初五郎は、「死ぬるのか」と問われて、首を横に振ったよ。子どもらしい自然な反応だね。

問9

いちの態度と、まつ・とく・初五郎の反応を比べた説明として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:いちは冷静で強い覚悟を見せ、弟妹たちは年齢相応の恐れや迷いを見せている。
イ:いちだけが泣き出し、弟妹たちは全員冷静だった。
ウ:いちは願書を書いたことを否定し、弟妹たちが事実を説明した。
エ:いちも弟妹たちも、奉行所へ行くことをすぐにやめた。
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答え:ア
【解説】いちの冷静さは、弟妹たちの子どもらしい反応と対比されることで、より強く印象づけられているよ。

最後の一句・主題の問題

問1

作品の題名にもなっている「最後の一句」を、教科書の表記に合わせて答えなさい。
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答え:お上のことにはまちがいはございますまいから
【解説】教科書では、「こと」「まちがい」がひらがなで表記されているよ。表記まで正確に覚えておこう。

問2

「お上のことにはまちがいはございますまいから」の表面上の意味として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:お上の判断にはまちがいがないでしょう、という従順な言葉。
イ:お上の判断はすべてまちがっている、という直接的な批判。
ウ:父は罪を犯していない、という無罪の主張。
エ:自分は死にたくない、という恐怖の表現。
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答え:ア
【解説】表面上は、お上の判断を信じる従順な言葉に見えるよ。

問3

「お上のことにはまちがいはございますまいから」が実際に持っている働きとして、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:役人に感謝し、父の処刑を急がせる働き。
イ:自分の命を惜しみ、処罰を逃れようとする働き。
ウ:子どもを殺す判断も本当に正しいのかと、お上の判断を鋭く問い返す働き。
エ:長太郎だけを助けてほしいと頼む働き。
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答え:ウ
【解説】この言葉は、表面上は従順だよ。けれど、実際には「子どもを殺す判断も本当に正しいのですか」と、お上の判断を鋭く問い返す働きを持っているんだ。

問4

いちの最後の一句を聞いた佐佐の反応として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:何も感じず、すぐに笑い出した。
イ:いちの言葉に驚愕し、その鋭さに動揺した。
ウ:いちをすぐに孝行娘としてほめたたえた。
エ:いちにその場で父と会わせた。
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答え:イ
【解説】佐佐は、いちの最後の一句に不意打ちを受けたような驚きを感じたよ。いちの言葉は、役人たちの胸を刺すものだったんだ。

問5

「献身のうちに潜む反抗」の説明として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:父を助けるための献身が、結果的にお上の判断の正しさを問い返す反抗にもなっていること。
イ:いちが父を憎んで、奉行所に訴えようとしたこと。
ウ:子どもたちが役人に暴力で抵抗したこと。
エ:太郎兵衛が新七の罪を責めたこと。
答えを見る
答え:ア
【解説】いちの行動は父への献身であると同時に、権力の判断を問い返す静かな反抗にもなっているよ。

問6

太郎兵衛の刑は、最終的にどうなったか。もっとも適切なものを選びなさい。

ア:すぐに斬罪に処せられた。
イ:新七の代わりに重い刑を受けた。
ウ:刑の執行が日延べされ、のちに死罪は赦免された。
エ:いちたち子どもが代わりに処刑された。
答えを見る
答え:ウ
【解説】太郎兵衛の刑は日延べとなり、のちに死罪は赦免されたよ。

問7

「最後の一句」の主題として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:商売で失敗した人は、必ず厳しく罰せられるべきだということ。
イ:父を思ういちの献身と、その中に潜む権力への静かな反抗を通して、人間の精神の強さを描いていること。
ウ:子どもは大人の言うことを聞かず、自由に行動すべきだということ。
エ:役人はいつも正しく、どんな判断にもまちがいがないということ。
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答え:イ
【解説】この作品では、父を思ういちの献身と、その言葉が権力を揺さぶる静かな反抗になっていることが描かれているよ。

問8

いちの「反抗」が「静かな反抗」といえる理由として、もっとも適切なものを選びなさい。

ア:いちが役人に大声で怒鳴ったから。
イ:いちが責め道具を使って役人をおどしたから。
ウ:いちは乱暴に逆らってはいないが、最後の一句によってお上の判断の正しさを問い返しているから。
エ:いちが奉行所へ行かず、家で黙っていたから。
答えを見る
答え:ウ
【解説】いちは直接的に反抗しているわけではないよ。けれど、最後の一句によって、役人たちの判断の重さを突きつけているんだ。

記述問題

問1

太郎兵衛が死罪になりかけた理由を、本文の内容に沿って簡潔に説明しなさい。
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解答例:難船後に残った米を新七が売り、その金を太郎兵衛が受け取ったことが米主に知られ、訴えられたから。
【解説】ポイントは、「難船後の残り米」「売った金」「太郎兵衛が受け取った」の3つを入れることだよ。

問2

いちが最初の願書で長太郎を助けようとした理由を説明しなさい。
答えを見る
解答例:長太郎は太郎兵衛の実子ではなく、太郎兵衛が家の跡を取らせようとしていた人物だったから。
【解説】いちは、父を助けたい気持ちだけでなく、家の跡取りのことまで考えていたんだ。

問3

奉行所でのいちの態度には、どのような特徴があるか説明しなさい。
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解答例:責め道具を見せられても少しもおびえず、自分で願書を書いたことや行動の経緯を、落ち着いてはっきり答えている。
【解説】まつやとく、初五郎の子どもらしい反応と比べると、いちの冷静さと強い覚悟が目立つよ。

問4

「お上のことにはまちがいはございますまいから」という言葉が、なぜ役人たちを動揺させたのか説明しなさい。
答えを見る
解答例:表面上はお上を信じる従順な言葉だが、実際には「子どもを殺す判断も本当に正しいのか」と、お上の判断の正しさを問い返す言葉になっていたから。
【解説】この言葉は、直接逆らう言葉ではないのに、役人たちの判断の重さを突きつける力を持っているんだ。

問5

「献身のうちに潜む反抗」とは、この作品ではどのようなことを表しているか説明しなさい。
答えを見る
解答例:いちが父を助けるために自分の命を差し出そうとする献身が、結果的に、お上の判断の正しさを問い返す反抗にもなっているということ。
【解説】いちは大声で逆らったわけではないけれど、その言葉と覚悟によって、権力を静かに揺さぶったんだ。

問6

この作品で、いちの最後の一句が題名になっている理由を説明しなさい。
答えを見る
解答例:「お上のことにはまちがいはございますまいから」という言葉が、いちの献身と権力への静かな反抗を最もよく表し、役人たちを動揺させる重要な言葉だから。
【解説】題名の「最後の一句」は、単なる最後の言葉ではなく、作品の主題につながる中心的な言葉なんだ。

まとめ

「最後の一句」では、太郎兵衛の事件の流れ、いちの願書、奉行所での取り調べ、そして最後の一句の意味を正確に押さえることが大切だよ。

テスト直前チェック

  • 作者は森鴎外である。
  • 舞台は江戸時代の大阪である。
  • 太郎兵衛は、難船後の残った米を売った金を受け取ったことで訴えられ、死罪になりかけた。
  • 太郎兵衛は、もともと正直に営業していたが、大きな損失のあと「良心の鏡が曇って」金を受け取ってしまった。
  • いちは太郎兵衛の長女で、父を助けるために願書を書いた。
  • いちの願書は、父の命を助ける代わりに、自分たち子どもを処罰してほしいという内容だった。
  • いちは、長太郎を実子ではなく跡取りであると考え、最初の願書では助けようとした。
  • 長太郎は、自分も兄弟と一緒に死にたいと考えた。
  • 奉行所では、いちの願書が本当に子どもの考えによるものか疑われた。
  • 白州には、子どもたちをおどして本当のことを言わせるために責め道具が並べられた。
  • いちは責め道具を見ても少しもたゆたわず、自分の言葉に間違いはないと答えた。
  • 「最後の一句」は「お上のことにはまちがいはございますまいから」である。
  • この言葉は、表面上はお上への信頼を示しているが、実際にはお上の判断の正しさを鋭く問い返している。
  • いちの行動には、父への献身と、権力への静かな反抗がある。
  • 主題は、人間の精神の強さと、弱い立場の人間の言葉が権力を動揺させる力である。

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運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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