文の成分とは?主語・述語・修飾語・接続語・独立語をわかりやすく解説【中学国語】

中学国語の文法で学習する「文の成分」について、主語・述語・修飾語・接続語・独立語の5つを、例文を使いながらわかりやすく解説するよ。

文を文節に分け、文節どうしの関係が分かるようになったら、次は「それぞれの文節が、文の中でどんな役割をしているのか」を考えてみよう。

文の中で文節が果たしている役割を、文の成分というんだ。

目次

文の成分とは?

文節が、文の中でどんな役割をしているかを表したものを、文の成分というよ。

文の成分には、次の5つがあるよ。

  • 主語
  • 述語
  • 修飾語
  • 接続語
  • 独立語

例えば、

白い / 鳥が / ゆっくり / 飛ぶ。

という文では、

「鳥が」は主語、
「飛ぶ」は述語、
「白い」と「ゆっくり」は修飾語になるよ。

文の成分として、主語・述語・修飾語・接続語・独立語の5つを、それぞれの役割と例文つきでまとめた図。
たろう
同じ「文節」でも、文の中で役割が違うんだね。
くまごろう
そうなんだ。今度は、文節の「役割」に注目して見ていこう。

主語とは?

「何が」「だれが」にあたる文節を、主語というよ。

例えば、

鳥が / 飛ぶ。

では、「何が飛ぶの?」と考えると、答えは「鳥が」だね。

だから、「鳥が」が主語になるよ。

次の文も見てみよう。

妹は / 本を / 読む。

この文では、「だれが読むの?」と考えると「妹は」なので、「妹は」が主語になるよ。

主語には「が」だけでなく、「は」や「も」などが付くこともあるよ。

たろう
「が」が付いている文節だけが主語じゃないんだね。
くまごろう
そうだよ。「何が・だれが」にあたるかを考えることが大切だよ。

述語とは?

「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたる文節を、述語というよ。

例えば、

鳥が / 飛ぶ。

では、「鳥がどうするの?」と考えると「飛ぶ」なので、「飛ぶ」が述語だよ。

述語には、動作を表すものだけでなく、次のようなものもあるよ。

空が / 青い。

「青い」=どんなだ

父は / 先生だ。

「先生だ」=何だ

この「青い」「先生だ」も述語になるよ。

述語から主語を探すと見つけやすい

主語が分かりにくいときは、先に述語を見つける方法がおすすめだよ。

例えば、

昨日 / 弟が / 公園で / 遊んだ。

まず述語の「遊んだ」を見つけてから、

「だれが遊んだの?」

と考えると、「弟が」が主語だと分かるね。

修飾語とは?

ほかの文節を詳しく説明する文節を、修飾語というよ。

例えば、

白い / 鳥が / 飛ぶ。

「白い」は、「どんな鳥なのか」を詳しく説明しているね。

だから、「白い」は修飾語だよ。

次の文ではどうだろう。

ゆっくり / 歩く。

「ゆっくり」は、「どのように歩くのか」を詳しく説明しているので、修飾語だよ。

このように修飾語は、

  • どんな?
  • どのように?
  • いつ?
  • どこで?
  • どのくらい?

などの内容を詳しくすることが多いよ。

接続語とは?

前後の内容をつなぐ働きをする文節を、接続語というよ。

例えば、

しかし、 / 雨は / やまなかった。

「しかし」は、前の内容と後ろの内容をつないでいるね。

この「しかし」が接続語だよ。

ほかにも、

  • だから
  • しかし
  • そして
  • また
  • ところが

などが、接続語になることがあるよ。

たろう
前に勉強した「接続の関係」と名前が似ているね。
くまごろう
そうだね。「接続の関係」は文節どうしのつながり方、「接続語」は文の中での役割を表しているよ。ここは区別しよう。

独立語とは?

ほかの文節と直接つながらず、文の中で独立した働きをする文節を、独立語というよ。

例えば、

はい、 / 分かりました。

「はい」は応答を表し、ほかの文節とは直接結び付いていないね。

だから、「はい」が独立語になるよ。

また、

太郎、 / こちらへ / 来なさい。

の「太郎」のような呼びかけも独立語になるよ。

応答・呼びかけ・感動などを表す文節に注目すると、独立語を見つけやすいよ。

文の成分をまとめて確認しよう

文の成分働き例
主語「何が・だれが」にあたる鳥が/飛ぶ
述語「どうする・どんなだ・何だ」にあたる鳥が/飛ぶ
修飾語ほかの文節を詳しく説明する白い→鳥が
接続語前後の内容をつなぐしかし、/雨はやまなかった
独立語ほかの文節と直接つながらず独立しているはい、/分かりました

まずは、主語と述語を見つけることから始めると、ほかの成分も見分けやすくなるよ。

文の成分の見分け方

文の成分を見分けるために、まず述語を探し、次に主語、修飾語、接続語、独立語を順番に確認する方法を示したフローチャート図。

文の成分を聞かれたら、次の順番で考えてみよう。

① 文の終わりに注目して、述語を探す

「どうする・どんなだ・何だ」にあたる文節を探そう。

② 述語に対して「何が・だれが」と問いかけ、主語を探す

③ ほかの文節を詳しく説明していれば、修飾語

④ 前後の内容をつないでいれば、接続語

⑤ 呼びかけや応答などで独立していれば、独立語

例えば、

昨日 / 弟が / 公園で / 元気に / 遊んだ。

では、

  • 「遊んだ」=述語
  • 「弟が」=主語
  • 「昨日」=修飾語
  • 「公園で」=修飾語
  • 「元気に」=修飾語

となるよ。

たろう
まず述語を見つけると、主語も探しやすくなるんだね。
くまごろう
そうだね。文の成分の問題では、「述語→主語→その他」の順に考えると整理しやすいよ。
「文の成分」は文節の役割を表し、「文節どうしの関係」は文節と文節のつながり方を表すことを、同じ例文を使って比較した図。

文の成分で大切なこと

文の成分には、主語・述語・修飾語・接続語・独立語の5つがあるよ。

文節どうしの関係と名前が似ているものもあるけれど、「文節どうしの関係」は文節と文節のつながり方、「文の成分」はその文節が文の中で果たす役割を表しているんだ。

この違いを意識しながら、それぞれの文節がどんな働きをしているのか考えてみよう。

「文の成分」のテスト問題とドリルにも挑戦して、理解を定着させよう。

「文の成分」定期テスト対策問題【中学国語】
【中学国語】文の成分・5つの基本ドリル
【中学国語】主語・述語・修飾語の見分け方ドリル
【中学国語】接続語・独立語と文の成分総合ドリル

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。「ゆみねこの教科書」は、ゆみねこの教科書教育メディア合同会社が運営しています。会社概要・事業内容については、コーポレートサイトをご覧ください。

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