「蓬莱の玉の枝」テスト練習問題と過去問まとめ②
中学1年国語で学ぶ「蓬萊の玉の枝ー竹取物語から」について、定期テストや過去問でよく出る問題をまとめました。
クリックすると答えが表示されるので、実力試しや練習にピッタリです!
「蓬萊の玉の枝ー竹取物語から②」
テスト対策問題
★本文を確認するために、教科書を用意してチャレンジしてね!
問題の部分の段落と、教科書に載っているページの行数をのせています。
問1
(第2段落・3行目)「子供を授かったと喜んだ翁は、その子を籠の中に入れて大切に育てた。」とあるが、その子供の成長の速さがわかる部分を本文から書き抜いて19文字で答えなさい。
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答え:わずか三か月ばかりで一人前の娘になった
問2
(第2段落・7行目)「娘を「なよ竹のかぐや姫」と名付けた」とあるが、その理由としてもっとも適切なものを次の中から選びなさい。
ア:竹林の中で見つけ、籠の中で育てたから
イ:とても早く成長して一人前の娘になったから
ウ:光が満ちるような輝く美しさだったから
エ:子供を授かったことを、翁がとても喜んだから
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答え:ウ
問3
(第3段落・13行目)「かぐや姫の望みの品は、いずれも入手至難のものばかり」とあるが、かぐや姫はなぜそのような難題を出したのか。本文の言葉を使って答えなさい。
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答え:(例)熱心な五人の貴公子の求婚を断りたかったから
【解説】「熱心な五人の貴公子の求婚を断り切れず」とあることから、かぐや姫は求婚を断りたいと思っていることがわかる。望みの品を入手至難なものにしたのは、貴公子がかぐや姫の望みの品を持ってくることが出来なければ、求婚を断ることができるからである。答えは、「貴公子の求婚を断りたかったから」だけでも正解となる場合があるが、「熱心な五人の」まで書いた方が安心。「断りたかったから」「断るため」など、理由について答える形で書けているかどうかもポイント。
問4
(第4段落・2行目)「その一人、くらもちの皇子」とあるが、「その」が指す言葉を2つ、本文から書き抜いて答えなさい。
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答え:
・五人の貴公子
・五人の求婚者
※順不同
問5
「蓬萊の玉の枝」はどこにあると思われているか。本文から書き抜いて答えなさい。
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答え:蓬萊山
【解説】くらもちの皇子が、蓬萊の玉の枝を手に入れるために蓬萊山を探し当てたということからわかる。
問6
「かねての計画通り」とあるが、くらもちの皇子はどんな作戦を考えていたか。本文の言葉を使って、かんたんに説明しなさい。
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答え:(例)玉作りの匠たちに、にせの玉の枝を作らせること
【解説】「人目につかぬ家に閉じ籠もる」「今船を下りたばかりというふうをよそおう」「架空の冒険談をまことしやかに物語る」は、皇子の計画のひとつであるが、すべて「にせの玉の枝を作って、蓬萊の玉の枝の代わりにする」という作戦のための手段に過ぎない。
問7
くらもちの皇子が「人目につかぬ家に閉じ籠もった」とあるが、その理由として最も適切なものを次の中から選びなさい。
ア:匠による玉作りの素晴らしい技術を人に知られたくなかったから
イ:かぐや姫の望みの品を用意している姿を見られるのは恥ずかしかったから
ウ:匠たちとともに、玉作りに集中したかったから
エ:蓬萊の玉の枝を探しに行っていると思わせたかったから
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答え:エ
問8
「寝食を共にする」の意味として、正しいものを選びなさい。
ア:同じ屋根の下で暮らす
イ:一日を同じように過ごす
ウ:協力して作品を仕上げる
エ:家族のように親しくする
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答え:ア
問9
「まことしやか」の意味として、正しいものを選びなさい。
ア:本当のことのように
イ:とても真剣に
ウ:おもしろおかしく
エ:くわしく丁寧に
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答え:ア
問10
「架空の冒険談」とあるが、それはどのような内容だと考えられるか。最も適切なものを次の中から選びなさい。
ア:三年の間の航海のはてに、蓬萊山にある玉の枝を探し当てた話
イ:いったん船出したものの、多難な航海だったためすぐに引き返した話
ウ:玉作りの匠たちとの、至難きわめる玉作りの話
エ:ようやく探し当てた蓬萊山で、玉作りの匠たちと寝食を共にした話
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答え:ア
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。
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分かりやすいです。
解説もあってわかりやすいです。