今江祥智『竜』テスト練習問題と過去問まとめ

中学1年国語『竜』(今江祥智)の定期テストでよく出る問題や過去問の傾向をまとめているよ。
テストの前に挑戦して、実力を確かめてみよう!

目次

今江祥智『竜』テスト対策練習問題

新出漢字の「書き」問題

次の太字のカタカナを漢字で書きなさい。

問1

天をける。

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答え:駆

問2

ヌマの底。

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答え:沼

問3

空気を入れえる。

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答え:換

問4

底にモグる。

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答え:潜

問5

ひっそりとカクれる。

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答え:隠

問6

シメり気。

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答え:湿

問7

腰をかす。

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答え:抜

問8

身をシズめる。

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答え:沈

問9

アワてさせる。

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答え:慌

問10

苦笑いをかべる。

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答え:浮

重要語句と言葉の意味(選択問題)

次の言葉の意味として最も適切なものを、ア〜エの中からそれぞれ選びなさい。

問1

骨(ほね)が折(お)れる

ア:急に体が動かなくなること
イ:困難で、苦労すること。手間がかかること
ウ:大切なものを失って悲しむこと
エ:約束を破って信頼を失うこと

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答え:イ
【解説】「息子を見つけるのに、骨が折れた」のように、苦労して探したという意味で使われているよ。

問2

かんしゃく

ア:ちょっとしたことで、すぐに怒り出す性質のこと
イ:うれしくて、思わず笑い出してしまうこと
ウ:相手の言うことを、素直に信じ込んでしまうこと
エ:疲れて、何もやる気が起きなくなること

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答え:ア
【解説】「おしまいに竜大王はかんしゃくを起こし」のように、見つからないことにいら立って怒った様子を表すよ。

問3

いそいそ

ア:急いでいて、とても焦っている様子
イ:寒さで体が震えている様子
ウ:悲しくて、こっそり泣いている様子
エ:嬉しくて、動作が軽やかになっている様子

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答え:エ
【解説】竜大王が帰ってしまい、ほっとして嬉しそうに沼に戻る三太郎の様子を表しているね。

問4

途方(とほう)もない

ア:行き先が決まっておらず、迷っている様子
イ:とても美しくて、見とれてしまう様子
ウ:とんでもなく大きい。並外れている様子
エ:まったく無意味で、役に立たない様子

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答え:ウ
【解説】楢やんが見つけた「途方もなく大きなうなぎ(実は三太郎のひげ)」の大きさを強調している言葉だよ。

問5

へたへたと

ア:大きな声で泣き叫ぶ様子
イ:急に体の力が抜けて、座り込んでしまう様子
ウ:怒りで体が震えている様子
エ:慌てて逃げ出そうとする様子

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答え:イ
【解説】巨大な竜と目が合ってしまい、あまりの恐怖で腰を抜かした楢やんの動作を表しているよ。

内容読解・記述問題

問1

三太郎の性格として最も適切なものを次から選びなさい。

ア:とても巨大で強い力を持っているが、本当は臆病で気が弱い。
イ:人に見つかるのを恐れて、竜大王の助けを借りてひっそり暮らしている。
ウ:大きな力を持ちながらも、自分から村の役に立とうと我慢している。
エ:気が弱いふりをしているが、本当は父親の竜大王よりも力が強い。

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答え:ア
【解説】「体の長さは山を二巻きするくらいもあり、(中略)ほんとに気が弱くて」と本文の冒頭に書かれているのが三太郎の性格だよ。

問2

「そんなふうだったから」とありますが、「そんなふう」とはどういう様子ですか。簡潔に書きなさい。

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答え:(例)沼の底でじいっととぐろを巻いて、息をころしている様子。
【解説】直前の段落に書かれている、三太郎が沼の底でひっそりと隠れて暮らしている様子をまとめよう。

問3

竜大王が息子を見つけるのに骨が折れるのはなぜですか。本文の言葉を使って書きなさい。

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答え:(例)あんまりひっそりと隠れているから。
【解説】「あんまりひっそりと隠れておるからだったが」という理由が本文に書かれているよ。

問4

三太郎が、ぽっちりと鼻先を突き出した理由として最も適切なものを次から選びなさい。

ア:新鮮な空気を吸うために、そっと深呼吸をしたかったから。
イ:竜大王が息子を見つけられず、かんしゃくを起こして鼻を鳴らしたから。
ウ:竜大王が帰ってしまったので、安心して外の様子をうかがいたかったから。
エ:釣りてんぐの楢やんが近づいてきたので、驚かそうとしたから。

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答え:イ
【解説】竜大王が怒って「ぐおおおん!」と鼻を鳴らしたため、怒られると思って「しかたなしに」顔を出したんだね。

問5

鼻先を出した三太郎を見た竜大王は、どうしましたか。最も適切なものを次から選びなさい。

ア:息子を見つけたことに満足して、静かに沼の底へ戻っていった。
イ:息子が弱々しいので、無理やり外に引きずり出そうとした。
ウ:情けなく思い、文句を言うのもあきらめて飛び去ってしまった。
エ:かんしゃくを起こし続けて、息子を激しく叱りつけた。

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答え:ウ
【解説】「情けなくて情けなくて、もう文句を言うこともよしにして、ぷいと飛んでいってしまった」とあるね。

問6

竜大王が飛び去ってしまったときの三太郎の心情として、最も適切なものを次から選びなさい。

ア:父親に見捨てられてしまったと落ち込み、すっかり元気をなくしている。
イ:父親を怒らせてしまったことを反省し、次に会うときまでに立派になろうと誓っている。
ウ:本当は一緒に飛びたかったのに置いていかれ、悔しくてたまらない。
エ:これでまた人に見つからずにそっと暮らすことができると安心している。

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答え:エ
【解説】「さも安心したように、いそいそと沼の底へ戻る」という様子から、干渉されずに隠れていられることが一番うれしいのだと読み取れるよ。

問7

「それなのに、ある夜のこと、とうとう村人に見つかってしまった」とありますが、「それ」が指している内容として最も適切なものを次から選びなさい。

ア:人に見つからずに、そっと暮らしていたかったこと。
イ:竜大王に見つからないように、必死に息をころしていたこと。
ウ:楢やんが来る前から、沼の周りに人がうろうろしていたこと。
エ:どじょうだと思われるのが嫌で、竜としての威厳を見せたかったこと。

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答え:ア
【解説】直前の「人に見つからずに、そっと暮らしていたかっただけなのだ。」を受けているよ。

問8

楢やんが感じた「なま暖かい空気」とは、実際には何でしたか。本文の言葉を使って書きなさい。

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答え:(例)三太郎の、たまっていた息。
【解説】「三太郎が、たまっていた息を吐いたのである。」と説明されているね。化け物の息ではなく、三太郎の長くこらえていた息だったんだ。

問9

沼の中で「途方もなく大きなうなぎ」を見たときの楢やんの心情として、最も適切なものを次から選びなさい。

ア:化け物だと思って、恐怖で震えている。
イ:普通のうなぎではないと気づき、警戒して様子をうかがっている。
ウ:思いがけない大物に出会って、運が向いてきたと喜んでいる。
エ:大きすぎて自分の舟には乗せられないと、あきらめかけている。

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答え:ウ
【解説】「こらまあ、つきについとるど(運が良いぞ)」と思って、舟をそろりと寄せようとしているね。この時点ではまだ竜だと気づいていないよ。

問10

三太郎の顔を見てしまった楢やんは、どうなりましたか。本文から15字で抜き出しなさい。

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答え:へたへたと腰を抜かしてしまった
【解説】あまりの恐ろしさに、大声を出して座り込んでしまったんだね。

問11

楢やんに脅かされたと思った三太郎がきゃっと飛び上がったことで、楢やんはどうなりましたか。最も適切なものを次から選びなさい。

ア:大声をあげたあと、三太郎の目の前でその場に倒れこんだ。
イ:沼の水が逆巻き、舟ごと岸にふっ飛ばされて気を失った。
ウ:急いで舟をこいで逃げようとしたが、波にのまれた。
エ:三太郎の大きなひげに巻き込まれ、沼の底に引きずり込まれた。

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答え:イ
【解説】三太郎が飛び上がった勢いで「舟ごと岸にふっ飛ばされてしもう」とあり、その後「やっと気がついたときには」とあるので、気を失っていたことがわかるよ。

問12

沼の底に沈み「上の様子をうかがっていた」三太郎の心情として、最も適切なものを次から選びなさい。

ア:人間を驚かせることができて、自分の力に少し満足している。
イ:楢やんがケガをしていないか、心配でたまらず様子を見ている。
ウ:村人たちが自分を「竜神様」として敬ってくれるのをじっと待っている。
エ:人間に見つかってしまったことで、また脅かされるのではないかと怯えている。

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答え:エ
【解説】「前よりももっとひっそりと息をころして」とあるように、人間を恐れてすっかり怯えてしまっているんだね。

問13

沼の周りに人がうろうろし始めたのはなぜですか。「〜から」に続くように、本文の言葉を使って書きなさい。

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答え:(例)楢やんが言いふらした(から)
【解説】「楢やんが言いふらしたせいにちがいなかった。」という部分が理由だよ。

問14

「これには三太郎も困ってしまった」とありますが、「これ」が指す内容として最も適切なものを次から選びなさい。

ア:見物衆が夜になっても帰らず、かがり火をたいて三太郎を待っていること。
イ:楢やんが毎晩のように釣りに来て、また三太郎のひげを引っぱろうとすること。
ウ:見物衆が沼に石を投げ入れたり、大声を出したりして騒ぐこと。
エ:沼の水がどんどん減ってしまい、息苦しくなってきたこと。

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答え:ア
【解説】直前の段落に書かれている、見物衆が気長に待っている状況のことだね。これでは息つぎもできないと困っているんだ。

問15

「それがまたうわさになり」とありますが、「それ」が指す内容として最も適切なものを次から選びなさい。

ア:三太郎が沼の底で、竜大王に叱られて泣いている声が響いたこと。
イ:三太郎が村人に見つかって、きゃっと飛び上がった瞬間のこと。
ウ:三太郎がしょんぼりとついたため息が、大きなあぶくになって立ち上ったこと。
エ:三太郎が夜中こっそり鼻先を出して、深呼吸をしている姿が見えたこと。

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答え:ウ
【解説】三太郎の弱気なため息(あぶく)が、村人には「化け物が出たサイン」と勘違いされてうわさになったんだね。

問16

三太郎が「思いきって鼻先を出そうと心に決めた」理由として、最も適切なものを次から選びなさい。

ア:沼の周りに集まった見物衆を、自分の力で驚かして追い払いたかったから。
イ:何日も潜りっぱなしで胸がつまってきて、限界だと感じたから。
ウ:竜大王が助けに来てくれたので、安心して外に出られると思ったから。
エ:これ以上我慢していると、沼の水ごけが体中にへばりついてしまうから。

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答え:イ
【解説】「胸の中に灰色の砂漠が広がり、舌がざらざらしてくる」と限界を感じて、しんぼうできなくなったからだね。

問17

あれほどざわついていた沼の周りが、いつのまにか「しんとしていた」のはなぜですか。「〜から」につながるように、本文の言葉を使って書きなさい。

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答え:(例)日照り続きに、竜見物どころではなくなった(から)
【解説】あとの段落で説明されている理由だよ。日照りで水不足になり、村人たちは見物どころではなくなっていたんだ。

問18

三太郎は何が「すっかりうれしくなった」のですか。本文の内容をもとに書きなさい。

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答え:(例)明くる日も明くる日も、沼の周りに人の来る様子がないこと。
【解説】人間がいなくなり、ようやく元のように干渉されずに過ごせると思ったからうれしかったんだね。

問19

三太郎が「ひとつ思いきって飛び出してやろう」と決心した理由として、最も適切なものを次から選びなさい。

ア:日照りに苦しむ百姓たちを見て、雨を降らせて助けてあげようと思ったから。
イ:見物衆が誰もいなくなったので、今のうちに遠くの山へ逃げようと思ったから。
ウ:竜大王に叱られたことを反省し、立派な竜になるための修行をしようとしたから。
エ:何日も沼の底にいて体中が藻や水ごけだらけになり、さっぱりしたかったから。

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答え:エ
【解説】「ぬるぬるねちねちして、気持ちの悪いことおびただしい。(中略)一駆けすればさっぱりするのだ」と書かれているのが本当の理由だよ。

問20

三太郎が飛び出した結果、何が起こりましたか。本文の内容として「ふさわしくないもの」を次から一つ選びなさい。

ア:三太郎はそのまま空のかなたの、別の沼へ去ってしまった。
イ:沼のまん中から竜巻が起こった。
ウ:田畑一面に大雨を降らせた。
エ:日照り続きだった百姓たちが躍り上がって喜んだ。

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答え:ア
【解説】三太郎が飛び出したことで竜巻が起き、大雨が降って百姓が喜んだのは事実だけど、別の沼へ去ったわけではなく、「また、ずぶりと沼に身を沈めた」と書かれているよ。

問21

百姓たちが躍り上がって喜んだのはなぜですか。「〜から」につながるように、本文の言葉を使って書きなさい。

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答え:(例)田畑一面に大雨を降らせた(から)
【解説】日照り続きで困っていた田畑に、三太郎が恵みの雨を降らせてくれたからだね。

問22

沼から飛び出したのが「竜」であると知った百姓たちは、どうしましたか。最も適切なものを次から選びなさい。

ア:再び大雨を降らせてくれるように、沼の周りで毎日お祭りを始めた。
イ:三太郎が村を襲うのではないかと恐れ、沼に近づかないようにした。
ウ:しめ縄を張りめぐらし、竜神様としてたてまつった。
エ:これまでの無礼をわびるため、たくさんのえさを沼に投げ入れた。

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答え:ウ
【解説】「沼の周りにしめ縄を張りめぐらし、立て札を立てて〜」とあり、竜神様として大切に扱うようになったんだね。

問23

「けがの功名」とありますが、この物語において「けがの功名」が指す内容として最も適切なものを次から選びなさい。

ア:楢やんが腰を抜かしたことで、村人たちが沼の危険性に気づき近づかなくなったこと。
イ:藻や水ごけを落とそうと飛び出しただけなのに、結果的に村人を日照りから救ったこと。
ウ:見物衆が毎日騒いだおかげで、三太郎が外の世界に慣れて恐怖心を克服したこと。
エ:三太郎がため息をついたおかげで、見物衆がたくさん集まり村がにぎわったこと。

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答え:イ
【解説】「けがの功名」は、意図せずに行ったことが偶然良い結果をもたらすこと。お風呂代わりの飛翔が、村の救済につながったことを指しているよ。

問24

竜神様としてたてまつられた三太郎の心情について、本文から読み取れる内容として「ふさわしくないもの」を次から一つ選びなさい。

ア:竜神様として扱われるのは、まんざら悪い気持ちでもないと思っている。
イ:これなら十年後に竜大王が来ても、少しは申しわけが立つと思っている。
ウ:神様としてじっとしているのは退屈なものだと感じている。
エ:村人たちから神様としてまつられたことで、すっかり強気になり自信に満ちあふれている。

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答え:エ
【解説】神様になれて少し誇らしい気持ちはあるけれど、「気の弱そうな苦笑い」からもわかるように、すっかり強気になったわけではなく、本当は気の弱いままなんだね。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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