高校漢文「基本句法」テスト対策練習問題|否定・使役・受け身・疑問・反語

高校漢文で学習する、「基本句法」のテストでよく出る問題をまとめているよ。

この単元では、否定使役受け身疑問反語の形と読み方、現代語訳を理解することが大切だよ。

漢文の句法は、目印となる漢字だけを暗記するのではなく、前後の語や文脈を見ながら判断することが重要なんだ。特に、使役と受け身、疑問と反語の違いを整理しておこう。

まずは解説を確認してからチャレンジする場合は、高校漢文「基本句法」をわかりやすく解説!否定・使役・受け身・疑問・反語をチェックしよう。

目次

高校漢文「基本句法」テスト対策練習問題

重要語句の問題

次の文の( )に入る重要語句を答えなさい。

問1

「不」は、動作や状態を打ち消し、現代語では「( )」などと訳す。
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答え:~しない
【解説】「不」は、後ろの動作や状態を打ち消し、「~ず」と読むよ。現代語では「~しない」と訳すのが基本だよ。

問2

「未」は「未だ~ず」と読み、「( )」と訳す。
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答え:まだ~ない
【解説】「未」は、動作や状態がまだ実現していないことを表すよ。「未だ~ず」と二度読む再読文字でもあるよ。

問3

「無」は、物や人などが存在しないことを表し、「( )」と訳す。
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答え:~がない
【解説】「無」は、存在の否定を表すことが多いよ。「無足」なら「足無し」と読み、「足がない」と訳すよ。

問4

「非」は「~に非ず」と読み、「( )」と訳す。
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答え:~ではない
【解説】「非」は、名詞や判断を打ち消す否定だよ。「人に非ず」なら「人ではない」と訳すよ。

問5

「勿~」は「~すること勿かれ」と読み、「( )」という禁止を表す。
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答え:~してはいけない
【解説】「勿」「無」「莫」は、動詞と組み合わさって「~するな」「~してはいけない」という禁止を表すことがあるよ。

問6

「不能~」は「~する能はず」と読み、「( )」と訳す。
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答え:~することができない
【解説】「不能~」は、能力や状況の面から、その動作を行えないことを表す不可能の形だよ。

問7

使役は、ある人物に何かを( )ことを表す句法である。
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答え:させる
【解説】使役は、「ある人物に動作をさせる」という意味を表す句法だよ。

問8

「使A B」は、「AをしてB( )」と書き下す。
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答え:せしむ
【解説】「使A B」は「AをしてBせしむ」と書き下し、「AにBさせる」と訳すよ。

問9

受け身は、主語がほかの人や物から動作を( )ことを表す句法である。
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答え:受ける
【解説】受け身は、主語が動作を受ける表現だよ。現代語では「~れる」「~られる」と訳すよ。

問10

疑問と反語を見分けるときは、話し手が本当に答えを求めているか、前後の( )を確認する。
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答え:文脈
【解説】疑問と反語には、同じ疑問詞や助字が使われることがあるよ。一字だけで決めず、前後の文脈を確認しよう。

否定の句法の問題

問1

「不知」の書き下し文として、最も適切なものを選びなさい。

ア:知らざるに非ず。
イ:知らず。
ウ:知ること無し。
エ:未だ知らず。
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答え:イ
【解説】「不」は後ろの動作を打ち消し、「~ず」と読むよ。「不知」は「知らず」と書き下し、「知らない」と訳すよ。

問2

「未成」の現代語訳として、最も適切なものを選びなさい。

ア:完成することができない。
イ:完成してはいけない。
ウ:完成したものが存在しない。
エ:まだ完成していない。
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答え:エ
【解説】「未」は「未だ~ず」と読み、「まだ~ない」という未完了の否定を表すよ。

問3

「無足」の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:「足無し」と読み、足が存在しないことを表す。
イ:「足らず」と読み、必要な数量に達していないことを表す。
ウ:「足を無くす」と読み、足を失う動作を表す。
エ:「足すること無かれ」と読み、足を付けることを禁止する。
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答え:ア
【解説】「無+名詞」の形では、存在の否定を表すことが多いよ。「無足」は「足無し」と読み、「足がない」という意味だよ。

問4

「非人」の書き下し文として、最も適切なものを選びなさい。

ア:人を知らず。
イ:人無し。
ウ:人に非ず。
エ:未だ人ならず。
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答え:ウ
【解説】「非」は、名詞や判断を打ち消し、「~に非ず」と読むよ。「非人」は「人に非ず」と書き下すよ。

問5

次のうち、「まだ~ない」という意味を表すものを選びなさい。

ア:不。
イ:未。
ウ:無。
エ:非。
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答え:イ
【解説】「未」は、動作や状態が現時点ではまだ実現していないことを表すよ。

問6

「勿言」の書き下し文として、最も適切なものを選びなさい。

ア:未だ言はず。
イ:言ふこと能はず。
ウ:言ふこと勿かれ。
エ:言はざるに非ず。
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答え:ウ
【解説】「勿~」は「~すること勿かれ」と読み、「~してはいけない」という禁止を表すよ。

問7

「不能行」の現代語訳として、最も適切なものを選びなさい。

ア:行くことができない。
イ:まだ行っていない。
ウ:行ってはいけない。
エ:行かないわけではない。
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答え:ア
【解説】「不能~」は「~する能はず」と読み、「~することができない」という不可能を表すよ。

問8

「不可不学」の現代語訳として、最も適切なものを選びなさい。

ア:学んではならない。
イ:必ずしも学ぶとは限らない。
ウ:学ぶことができない。
エ:学ばなければならない。
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答え:エ
【解説】「不可不~」は「~せざるべからず」と読む二重否定だよ。二つの否定が重なり、「~しなければならない」という強い肯定になるよ。

問9

「無不知」の現代語訳として、最も適切なものを選びなさい。

ア:知らないこともある。
イ:知ることができない。
ウ:知らないものはない。
エ:まだ何も知らない。
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答え:ウ
【解説】「無不~」は「~せざるは無し」と読み、「~しないものはない」という二重否定を表すよ。この文では「すべて知っている」という意味になるよ。

使役の句法の問題

問1

使役の句法が表す内容として、最も適切なものを選びなさい。

ア:主語がほかの人物から動作を受ける。
イ:主語の動作がまだ行われていない。
ウ:ある人物に何かをさせる。
エ:分からないことについて答えを求める。
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答え:ウ
【解説】使役は、「ある人物に何かをさせる」という意味を表す句法だよ。

問2

「使人行」の書き下し文として、最も適切なものを選びなさい。

ア:人に行かる。
イ:人をして行かしむ。
ウ:人、行くこと能はず。
エ:人は行くや。
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答え:イ
【解説】「使A B」は「AをしてBせしむ」と書き下し、「AにBさせる」と訳すよ。

問3

「王使臣行」を「王が家臣に行かせる」と訳すとき、実際に「行く」という動作をする人物を選びなさい。

ア:王。
イ:王と家臣の両方。
ウ:文中には示されていない人物。
エ:家臣。
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答え:エ
【解説】王は使役する側で、実際に「行く」という動作を行うのは家臣だよ。

問4

次のうち、使役を表す字として用いられるものを選びなさい。

ア:見。
イ:令。
ウ:非。
エ:豈。
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答え:イ
【解説】「令」は、「使」「遣」「教」などと同じく、使役を表す字として使われることがあるよ。

問5

「使A B」のAとBの関係について、最も適切なものを選びなさい。

ア:Aは使役される人物で、AがBの動作を実際に行う。
イ:AはBという人物から動作を受ける。
ウ:AとBは、どちらも使役する人物を表す。
エ:BがAに命令を出し、Aを使役する。
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答え:ア
【解説】Aには、使役されて実際に動作を行う人物が入るよ。Bには、その人物が行う動作が入るんだ。

受け身の句法の問題

問1

受け身の句法が表す内容として、最も適切なものを選びなさい。

ア:主語が相手に動作をさせる。
イ:主語が相手に答えを求める。
ウ:主語の動作や状態を打ち消す。
エ:主語がほかの人や物から動作を受ける。
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答え:エ
【解説】受け身は、主語がほかの人や物から動作を受ける表現だよ。「~れる」「~られる」と訳すよ。

問2

「為人所笑」の現代語訳として、最も適切なものを選びなさい。

ア:人を笑わせる。
イ:人に笑われる。
ウ:人と一緒に笑う。
エ:人を笑ってはいけない。
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答え:イ
【解説】「為A所B」は「AのBする所と為る」と書き下し、「AにBされる」と訳す受け身の形だよ。

問3

「制於人」を「人に制せらる」と書き下したとき、「人」が表すものとして最も適切なものを選びなさい。

ア:「制する」という動作を行う人物。
イ:「制する」という動作を受ける人物。
ウ:文の内容について質問する人物。
エ:行動を禁止されている人物。
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答え:ア
【解説】受け身の文で「於」の後ろに置かれた語は、動作主を表すことがあるよ。この文では「人」が「制する側」だよ。

問4

次のうち、受け身を表す字として用いられるものを選びなさい。

ア:使。
イ:令。
ウ:被。
エ:未。
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答え:ウ
【解説】「被」は「見」などと同じく、受け身を表す字として使われるよ。

問5

使役と受け身の違いとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:使役も受け身も、相手への問いかけを表す。
イ:使役は動作を打ち消し、受け身は存在を打ち消す。
ウ:使役は「される」、受け身は「させる」を表す。
エ:使役は「させる」、受け身は「される」を表す。
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答え:エ
【解説】使役では「誰が誰に何をさせるのか」、受け身では「誰が誰に何をされるのか」を整理しよう。

疑問の句法の問題

問1

疑問の句法が表す内容として、最も適切なものを選びなさい。

ア:問いかける形で、話し手の判断を強く表す。
イ:人物に何かをさせる。
ウ:分からないことについて答えを求める。
エ:ほかの人や物から動作を受ける。
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答え:ウ
【解説】疑問では、話し手が知らないことや確かめたいことについて、相手に答えを求めるよ。

問2

「誰」の漢文での代表的な読み方を選びなさい。

ア:あに。
イ:なんぞ。
ウ:いづくんぞ。
エ:たれか。
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答え:エ
【解説】「誰」は「たれか」と読み、「誰が~か」と訳す疑問詞だよ。

問3

「何以」の読み方として、最も適切なものを選びなさい。

ア:何ぞ必ずしも~んや。
イ:何を以て~か。
ウ:いづれを以て~か。
エ:何に非ずや。
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答え:イ
【解説】「何以」は「何を以て~か」と読み、「何によって~か」「どうして~か」などと訳すよ。

問4

次のうち、文末に置かれて疑問を表す助字として使われるものを選びなさい。

ア:使。
イ:未。
ウ:乎。
エ:見。
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答え:ウ
【解説】「乎」は文末に置かれ、「~か」「~や」などと読んで疑問を表すことがあるよ。

問5

「如何」「奈何」の代表的な読み方を選びなさい。

ア:いかん。
イ:たれか。
ウ:なんぞ。
エ:いづれか。
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答え:ア
【解説】「如何」「奈何」は「いかん」と読み、「どのようであるか」「どうしたらよいか」などと訳すよ。

反語の句法の問題

問1

反語の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:分からないことについて、相手に答えを求める表現。
イ:物事が存在しないことを表す表現。
ウ:問いかける形で、話し手の判断を強く表す表現。
エ:ある人物に動作をさせる表現。
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答え:ウ
【解説】反語は、形は問いかけでも、話し手の中では答えが決まっている表現だよ。問いかけることで、判断を強く伝えるんだ。

問2

「豈~哉」の代表的な読み方を選びなさい。

ア:たれか~んや。
イ:あに~んや。
ウ:いづくんぞ~んや。
エ:なんぞ其れ~や。
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答え:イ
【解説】「豈」は「あに」と読み、「どうして~だろうか、いや~ない」などと反語に訳すよ。

問3

「豈能忘哉」の現代語訳として、最も適切なものを選びなさい。

ア:忘れてもよいだろうか。
イ:いつ忘れたのだろうか。
ウ:忘れたかどうかを尋ねている。
エ:どうして忘れることができようか、いや、できない。
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答え:エ
【解説】「豈~哉」は反語の形だよ。「能」は可能を表すため、「どうして忘れることができようか、いや、できない」と訳すよ。

問4

疑問と反語を見分ける方法として、最も適切なものを選びなさい。

ア:話し手が本当に答えを求めているか、前後の文脈を確認する。
イ:文末に「哉」があれば、必ず反語と判断する。
ウ:疑問詞があれば、必ず疑問と判断する。
エ:文が短ければ疑問、長ければ反語と判断する。
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答え:ア
【解説】「哉」「何」「安」などは、疑問にも反語にも使われるよ。一字だけで決めず、話し手の意図や前後の文脈を確認しよう。

問5

「誰か能く之を為さんや」が反語である場合、現代語訳として最も適切なものを選びなさい。

ア:誰がこれをするのか知りたい。
イ:誰かにこれをさせるべきだ。
ウ:誰がこれをできるだろうか、いや、誰もできない。
エ:誰かがこれをすることを望んでいる。
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答え:ウ
【解説】反語では、「誰が~するだろうか、いや、誰も~しない」のように、問いかけを否定の意味へ言い換えるよ。

白文から句法を見つける問題

問1

「王使人召之。」に含まれる句法として、最も適切なものを選びなさい。

ア:「召之」の部分が受け身を表す。
イ:「王使」の部分が反語を表す。
ウ:「人召」の部分が否定を表す。
エ:「使人召」の部分が使役を表す。
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答え:エ
【解説】「使人召」は「人をして之を召さしむ」と書き下し、「人にこれを呼ばせる」という使役を表すよ。

問2

「子安知之。」が相手に答えを求める文である場合、この文の句法として最も適切なものを選びなさい。

ア:反語。
イ:疑問。
ウ:使役。
エ:受け身。
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答え:イ
【解説】「安」は「いづくんぞ」「どうして」と読む疑問詞だよ。この文では相手に答えを求めているため、疑問になるよ。

問3

「子安能知之哉。」が、相手には知ることができないと強く述べる文である場合、最も適切な現代語訳を選びなさい。

ア:あなたがどうしてこれを知ることができようか、いや、できない。
イ:あなたはいつこれを知ったのか。
ウ:あなたにこれを知らせる。
エ:あなたはまだこれを知らない。
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答え:ア
【解説】「安~哉」を問いかけの形で用い、話し手が「知ることはできない」と強く述べているため、反語だよ。

問4

「人皆不知之。」に含まれる否定の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:「皆」が否定され、知っている人もいることを表す。
イ:「不知」が「知らない」という否定を表し、皆が知らないことを表す。
ウ:「之」が否定を表し、その物が存在しないことを表す。
エ:「人」が否定され、人ではないことを表す。
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答え:イ
【解説】「不知」は「知らず」と読み、「知らない」という否定を表すよ。「皆」が「不知」にかかるため、「人は皆これを知らない」という意味になるよ。

問5

「臣為王所責。」に含まれる句法として、最も適切なものを選びなさい。

ア:王が臣下に責めさせる使役。
イ:臣下が王を責める能動。
ウ:臣下が王に責められる受け身。
エ:王が臣下を責めることを禁止する表現。
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答え:ウ
【解説】「為A所B」は「AのBする所と為る」と読む受け身の形だよ。この文は「臣、王の責むる所と為る」と書き下し、「臣下が王に責められる」と訳すよ。

記述問題

問1

「不」「未」「無」「非」が表す否定の違いを、それぞれ簡潔に説明しなさい。
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解答例:「不」は動作や状態を打ち消して「~しない」、「未」はまだ実現していないことを表して「まだ~ない」、「無」は存在を打ち消して「~がない」、「非」は判断を打ち消して「~ではない」と訳す。
【解説】四つの否定を、「何を打ち消すのか」と「どのように訳すのか」に分けて整理しよう。

問2

使役の句法「使A B」の読み方と意味を説明しなさい。
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解答例:「使A B」は「AをしてBせしむ」と読み、「AにBさせる」という意味を表す。Aは使役される人物で、Bの動作を実際に行う。
【解説】「AをしてBせしむ」「AにBさせる」「AがBの動作をする」という内容を入れよう。

問3

使役と受け身の違いを説明しなさい。
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解答例:使役は、ある人物に動作をさせる「~させる」という表現であり、受け身は、主語がほかの人や物から動作を受ける「~される」という表現である。
【解説】「させる」と「される」の違いだけでなく、誰が動作を行い、誰が受けるのかを整理しよう。

問4

疑問と反語の違いを説明しなさい。
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解答例:疑問は、話し手が分からないことについて、本当に相手へ答えを求める表現である。反語は、問いかける形を使いながら、話し手の中で決まっている判断を強く表す表現である。
【解説】「疑問は答えを求める」「反語は答えが話し手の中で決まっている」という違いを入れよう。

問5

疑問詞や「哉」があるだけで、疑問か反語かを判断できない理由を説明しなさい。
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解答例:疑問と反語には同じ疑問詞や助字が使われることがあるため、目印となる漢字だけでは判断できないからである。話し手が本当に答えを求めているか、前後の文脈から判断する必要がある。
【解説】「同じ形が疑問にも反語にも使われる」「文脈を見る」という内容を入れよう。

まとめ

漢文の基本句法では、否定・使役・受け身・疑問・反語の形、読み方、現代語訳を理解することが大切だよ。

否定では、「不」「未」「無」「非」の違いを整理しよう。「不」は「~しない」、「未」は「まだ~ない」、「無」は「~がない」、「非」は「~ではない」と訳すよ。

否定には、基本の否定だけでなく、「勿~」などの禁止、「不能~」などの不可能、「不可不~」などの二重否定もあるよ。

使役は「~させる」、受け身は「~される」という意味を表すよ。使役では実際に動作を行う人物、受け身では動作を受ける主語と動作主を確認しよう。

疑問は本当に答えを求める表現で、反語は問いかける形によって話し手の判断を強く表す表現だよ。同じ疑問詞や助字が使われるため、前後の文脈から判断しよう。

テスト直前チェック

  • 「不」は「~ず」と読み、「~しない」と訳す。
  • 「未」は「未だ~ず」と読み、「まだ~ない」と訳す。
  • 「無」は存在を打ち消し、「~がない」と訳す。
  • 「非」は判断を打ち消し、「~ではない」と訳す。
  • 「勿~」は「~してはいけない」という禁止を表す。
  • 「不能~」は「~することができない」という不可能を表す。
  • 「不可不~」は「~しなければならない」という二重否定を表す。
  • 「使A B」は「AをしてBせしむ」と読む。
  • 使役では、Aが使役され、Bの動作を実際に行う。
  • 「為A所B」は「AのBする所と為る」と読む受け身の形である。
  • 受け身では、動作を受ける主語と、動作を行う人物を区別する。
  • 疑問は、話し手が本当に答えを求める表現である。
  • 反語は、問いかける形で話し手の判断を強く表す。
  • 疑問と反語は、疑問詞や助字だけでなく、前後の文脈から判断する。

ドリルにも挑戦して理解を定着させよう!

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運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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