(古典)高校古文文法・読解のおすすめ参考書とルートまとめ

多くの私立大学入試、すべての国公立大学入試、共通テストには国語という教科で「古文」が出題されることとなります。

そのため、古文をマスターすることが確実な点数アップにつながると言えるのです。 そこでここでは共通テストに向けての古文の勉強法と、おすすめの古文参考書について紹介していきたいと思います。

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共通テストの国語「古文」対策

「古文」は日本語の科目ではありますが、現代文とは違った「語彙」「文法」を学ぶ必要があります。 それらをしっかりと押さえておくことが古文の勉強法となっているのです。

共通テストの古文の解き方

まずは共通テストで古文がどのような問題形式で出題されているのかを知っておくことが重要です。

共通テストでは、

  • 語彙問題 約15点
  • 文法と語彙問題 約7点
  • 読解問題 約7点
  • 読解問題 約21点

となっています。

国語という教科200点のうち50点を占めているということになります。

このうち語彙問題は基本レベルの語彙となっており、そこまで難解な問題は出ていません。

文法問題は助動詞などの文法知識と内容理解についての問題が出ています。

読解問題では登場人物の心情理解や場面理解が出題されています。

読解していくためには基本的な語彙力、文法知識が必要となるため、語彙力や文法知識を高めることが読解力向上につながります。

そのため共通テストの古文を解いていく方法としてもっとも確実なのは「語彙力」「文法知識」を高めるということだと言えるでしょう。

古文読解のコツ

では次に古文を読解していく際のコツ、ポイントを押さえていきたいと思います。

古文を読解していくためには「語彙、単語力」「文法知識」「時代背景の把握」が必要となってきます。

ここではそれらについて順に紹介していきます。

単語、語彙力を鍛える

英語の長文問題を解いていく際に英単語を知らなければ読解はできません。

古文でも同様で、単語を知らなければ文章は読めないのです。

これについては市販されている古文単語帳を1冊何度もとにかくやりこんで覚えていくという方法が効果的です。

大学受験に必要とされている古文単語は250~300語と言われています。 英単語と比べればはるかに少ない数ですので、確実に覚えておきたいところです。

文法知識を高める

基本的な語彙力を鍛えるとともに重要なのが「文法知識」です。

こちらも英語などと同様に古文ならではの文法がありますので、それを自然と読めるようになっていく必要があります。

同時に動詞、助動詞などの活用の種類や活用形もマスターしていく必要があります。 文法知識を高める際には古文の文章を音読することが効果的です。

時代背景を把握する

語彙力、文法知識を鍛えているのになぜか読解をうまく進められないという受験生がいます。

これは「時代背景」を把握していないということが関係する場合があります。

日本史の知識にも関わるのですが、古文と言っても奈良時代や平安時代と室町時代や江戸時代では登場人物の考え方などは違ってきます。

もちろん現代の人々との考え方、価値観は大きく違ってくることとなります。

こうした時代背景を正しく把握していなければ、なぜその登場人物がそんなことを言ったのか、そんな行動をしたのかが理解できないことがあるのです。 それぞれの時代の代表作品を読むと同時に最低限の時代背景知識を持っておくことが重要なのです。

共通テストまでの古文参考書おすすめのルート

ではここからは古文を勉強していく際に使いやすい参考書、問題集を順に紹介していきます。 これらの参考書の中から自分が使いやすいものを選んでいくと良いでしょう。

マドンナ古文 パワーアップ版

著者:荻野文子

価格:(税込)1100円

ページ数:本体 256ページ

発行年月:2013年2月26日

ISBN:978-4-05-303844-9

公式サイト:https://gakken-ep.jp/extra/gakkou-saiyo/high_referencebook/1130384400.html

こちらは累計400万部を超えるという古文参考書の代表的なものです。

古文の知識がないところからでも始めることができる基礎参考書としても高い評価がされています。

知識だけを詰め込むのではなく、「古文を読めるようにする」ということをテーマとしており、さまざまな工夫がされているのも特徴です。

  • 古文なのに横書きで書かれている
  • 段階的に知識を深めていくことができる
  • 入試頻出の「識別」「訳し分け」を別冊早わかりチャートで図解している

といった作りになっています。

文法力、読解力を確実に固めたい人にもおすすめです。

また、作者は代々木ゼミナールや東進ハイスクールなどで大人気講師として知られている「荻野文子」です。 古文に関する著書も多く、「マドンナ先生」として人気となっています。

大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス[1 基礎レベル]

著者:岡本 梨奈

価格:(税込)1540円

ページ数:本体 304ページ

発行年月:2018年7月21日

ISBN:978-4-04-602217-2

公式サイト:https://www.kadokawa.co.jp/product/321709000443/

単語や文法がある程度マスターしてきたものの、まだまだ実戦形式の問題に自信がないという受験生におすすめの問題集です。

過去の入試に出題された問題から頻出内容を含む問題が精選されており、問題に慣れることができるようになっています。

私立大学入試、国公立大学入試のどちらにも対応できる問題集となっており、識別早わかりチャートが別冊でついているのもおすすめです。 また、レベル別になっており、「1 基礎レベル」の他にも「2 標準レベル」などがありますので、自分の学習段階に合わせてやりこんでいくと良いでしょう。

新・ゴロゴ 古文単語

著者:辻孝宗

価格:(税込)880円

ページ数:本体 334ページ

発行年月:2021年9月13日

ISBN:978-4-907422-37-0

公式サイト:https://www.gakusan.com/home/info.php?code=0000010008102

基礎的なものから難関国公立大学入試まで通用する単語を覚えることができる問題集です。

ここでは「新・ゴロゴ 古文単語」を紹介していますが、多くのシリーズが出ているのも特徴の問題集です。

  • 古文単語 ゴロゴ プレミアム+
  • みんなのゴロゴ 古文読解
  • みんなのゴロゴ 古文出典
  • オールインワン 古文単語 540
  • みんなのゴロゴ 極める古文 問題集 1 基礎・必修編
  • みんなのゴロゴ 極める古文 問題集 2 共通テスト編
  • みんなのゴロゴ 極める古文 問題集 3 中堅〜上位大突破編
  • みんなのゴロゴ 極める古文 問題集 4 上位〜難関大突破編

といったシリーズがありますので、自分に合ったものを選んでいきましょう。

名人の授業シリーズ 富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】

著者:富井 健二

価格:(税込)1210円

ページ数:本体 304ページ 別冊64ページ

発行年月:2014年6月26日

ISBN:978-4-04-602217-2

公式サイト:https://www.toshin.com/books/archives/2014/07/post_181.html

こちらは古文文法についてわかりやすい講義形式で解説されている参考書です。

そのため、自分で勉強をすることに慣れていない人でも勉強しやすいつくりとなっています。

基礎レベルから講義形式で丁寧に解説されているために古文が苦手、これから古文の勉強をしたいという人にもおすすめです。 難易度もそれほど高くなく、扱いやすいのですが参考書の要素が強いために別の問題集と合わせてやりこんでいくとより効果的です。

古文上達 基礎編 読解と演習45

著者:仲 光雄

価格:(税込)1100円

ページ数:本体 192ページ 別冊96ページ

発行年月:2006年3月1日

ISBN:978-4-86066-287-5

公式サイト:https://www.zkai.co.jp/books/guide/id-1272/

古文文法を体系的に学ぶことができるようになっています。

そのため、これから古文の勉強をしていきたいという人にもおすすめです。

基本を固めたら「集中講義」「練習問題」「実戦問題」と順にレベルアップしていくことでしっかりと力をつけていくことができます。 古文の文法力と読解力を同時に身につけることができる問題集となっています。

九訂版 読解をたいせつにする 体系古典文法

著者:浜本純逸 監修/黒川行信 編著

価格:(税込)561円

ページ数:本体 176ページ 別冊24ページ

ISBN:978-4-410-33858-8

公式サイト:https://www.chart.co.jp/goods/item/kokugo/46209.php

とにかく扱いやすい古典の参考書なのですが、こちらは書店での店頭販売をしておらず学校採用専用書籍となっています。

そのため高等学校で採用されていない場合はなかなか目にすることはないかもしれません。

シリーズには、

  • 七訂版 読解をたいせつにする 体系古典文法ワーク
  • 三訂版 読解をたいせつにする 体系古典文法学習ノート
  • 四訂版 読解をたいせつにする 体系古典文法準拠ノート
  • 七訂版 読解をたいせつにする 古典文法ノート 読解演習編
  • 改訂版 読解をたいせつにする 要点プラス 体系古典文法
  • 改訂版 読解をたいせつにする 要点プラス 体系古典文法 準拠ノート
  • 改訂版 古典文法 要点整理ノート
  • 三訂版 はぎ取り式 古典文法マスタードリル1[用言・助動詞編]
  • 三訂版 古典文法マスタードリル2

といったものがあります。

まとめ

古文の学習は「単語」「文法」を基礎からしっかりとやりこんでいくことが何よりも重要となります。

それらを固めてから読解問題に取り掛かると効率的に学習を進めていくことができるでしょう。

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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