「短歌に親しむ」テスト練習問題と過去問まとめ

中学2年国語「短歌に親しむ」のテストに良く出る問題をまとめています。

クリックすると答えが表示されるので、実力試しや練習にピッタリです!

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「短歌に親しむ」定期テスト対策練習問題

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「短歌に親しむ」
テスト対策問題

問1

短歌について説明している次の文の( ア )~( コ )に当てはまる言葉と漢数字をそれぞれ選びなさい。
なお漢数字は、同じものを繰り返し使っても良い。また、同じカタカナの( )には、同じ言葉や漢数字が入る。

【説明文】

短歌は、( ア )年以上前から受け継がれてきた日本の( イ )で、( ウ )・( エ )・( オ )・(   カ )・( キ )の( ク )音から成り立っている。
同様の( イ )の形式として、( ウ )・( エ )・( オ )の( ケ )音から成る ( コ )がある。

【選択肢】

サ:二 シ:四 ス:五 セ:六 ソ:七 タ:十五 チ:十七 ツ:二十 テ:二十八 ト:三十一 ナ:六百 ニ:千三百 ヌ:千八百 ネ:歌 ノ:詩 ハ:俳句 ヒ:絶句

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答え:
【ア】ニ
【イ】ノ
【ウ】ス
【エ】ソ
【オ】ス
【カ】ソ
【キ】ソ
【ク】ト
【ケ】チ
【コ】ハ
※完成する説明文
短歌は、千三百年以上前から受け継がれてきた日本の詩で、五・七・五・七・七の三十一音から成っている。同様の詩の形式として、五・七・五の十七音から成る俳句がある。

次の短歌について、問2〜8に答えなさい。

くれなゐのニ尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる

問2

この短歌の作者を漢字で答えなさい。

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答え:正岡子規

問3

【ア】「くれなゐ」と【イ】「やはらか」をそれぞれ現代仮名遣いに直して、ひらがなで書きなさい。

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答え:
【ア】くれない
【イ】やわらか

問4

この短歌で歌われている薔薇の芽の色を、次の中から選びなさい。

ア:緑
イ:茶
ウ:紅
エ:橙

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答え:ウ

問5

「針」とは薔薇の何のことを表しているか。ひらがな2字で答えなさい。

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答え:とげ

問6

ニ尺に相当する長さを次の中から選びなさい。

ア:約30.3cm
イ:約60.6cm
ウ:約90.9cm
エ:約1m

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答え:イ
【解説】1尺は約30.3cm。

問7

この短歌で「針」の他に「やはらか」とされているものを「〜の様子」と続くように歌の中から抜き出して答えなさい。

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答え:薔薇の芽(の様子)

問8

この短歌について説明した次の文のうち、正しいものを全て選びなさい。

ア:この短歌は、日本の季節の情感を大切にし、激しく冷たい雨の中懸命に咲く薔薇の花の健気さを歌っている。
イ:この短歌は、「くれなゐ」「ニ尺」「やはらか」というように曖昧な表現を使って薔薇の芽を幻想的なベールに包んでいる。
ウ:この短歌は、「針」「やはらか」という言葉を使い、薔薇の新芽のみずみずしい柔らかな様子を見事に表現している。
エ:この短歌は、おなじ音の助詞を続けて使うことでリズムを生み出し、歌に優しい印象を持たせている。

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答え:ウ・エ
【解説】「春雨」とは、春に降るこまやかな雨のこと。よって、アの「激しく冷たい雨」は誤り。また、薔薇の花はまだ咲いていないので、その点でも誤り。
「くれなゐ」で薔薇の芽の色、「ニ尺」で薔薇の全体の長さなど、薔薇の芽を細かく表現しているので、「曖昧な表現」としているイは誤り。

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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  1. より:

    とても良かったです
    テスト対策、これでしっかりと出来ました
    ありがとうございます。

  2. 明日テスト より:

    今の詩以外の、夏のかぜ〜という詩や、
    死に近き〜 という詩の問題はありませんか?

    • yumineko より:

      明日テストさん

      ごめんなさい、そちらの詩まで問題にできていなかったですね。
      こちらで簡単に出題されそうなところをお知らせしますね。

      ①「死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる」
      ・「しんしん」の意味:夜が更けていること、カエルの鳴き声が聞こえるほどの静けさを表現している
      ・そひね(そいね)、とほだ(とおだ)、かはづ(かわず)などの歴史的仮名遣いから現代仮名遣いへ、
      ・この詩にこめられている作者の思い:死にゆく母のことを思っている。カエルの鳴き声が、まるで母の命に天へのぼるように呼びかけているように感じている。
      ・斎藤茂吉という作者名。

      ②「夏のかぜ山よりきたり三百の牧の若馬耳ふかれけり」
      ・「たくさんの馬」よりも表現としてすぐれている「三百の牧の若馬」。これを数詞ということ。
      ・詩からわかる、作者の視線のうごき:「山」→「牧場」→「馬の耳」で遠くから近くへ移動している。
      ・詩のテーマ「生命への賛歌」
      ・作者の名前:与謝野晶子

      このあたりがポイントになります!
      明日のテスト、頑張ってください!

  3. matumotohitosi より:

    エッグ天才神サイト

  4. ヴィルヘルムソン飛武 より:

    2023年6月23日期末テスト勉強がんばれそうです。

  5. 上間樹里 より:

    とてもわかりやすかったです。

  6. 明日テスト2 より:

    天才すぎます

  7. ビーバー より:

    面白い

  8. 国語むずい より:

    ちょー参考になった

  9. 国語むずいくん より:

    ちょー参考になった
    これでテスト満点

  10. てすといやだ より:

    いつもありがとうございます‼

    このページとコメントにかかれてあった詩以外に、
    「鯨の世紀恐竜の世紀いづれにも戻れぬ地球の水仙の白」
    「蛇行する川には蛇行の理由あり急げばいいってもんじゃないよと」
    という2つの詩があるんですけど、できれば解説をお願いしたいです

  11. KOTA より:

    国語漢字と文法以外やってなかったからマジで助かる

  12. A より:

    問7
    「やはらか」なものは、「春雨が降る様子」も正しいような気がします。
    解説お願いします。

  13. A より:

    「短歌を味わう」の「白鳥は〜」や、「不来方の〜」、「のぼり坂の」、「ぽぽぽぽと〜」、「観覧車〜」、「ゼラチンの〜」の問題や解説をしていただきたいです。
    お願いします。

  14. 生徒T より:

    分かりやすかったです

  15. 国語頑張り中 より:

    他に、「最上川の~」「不来方の~」「白鳥は~」「寒いねと~」の短歌の解説もしていただけると嬉しいです。「くれなゐの~」の解説とってもわかりやすかったです!