中学2年生必見!国語の文法・敬語のポイントをわかりやすく解説

中学2年生になると国語に「文法」「敬語」が出てきます。

あまり意識されないことが多いのですが、実はこれは非常に重要となる単元なのです。

そこでここでは国語の文法と敬語について重要なポイントを解説していきたいと思います。

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中学国語の文法について

覚えるのが面倒というイメージが強い文法ですが、実は非常に重要性が高い単元となっています。

ここではまず文法とはどういったものかということについて紹介していきます。

なぜ文法が重要なのか

現代文における文法はそれ単独で受験で出題されることがあるだけでなく、「文章を読む根本」となっていきます。

文法を理解している人は言葉の組み立て、構造、並び方などが理解できているということになり、文章を読む際にスムーズに理解を進めていくことができます

逆に文法を理解していない場合は、構造がわからないまま文章を読んでいるということとなってしまうため、理解がしにくくなります。

これは自分が文章を作る際にも同様です。

文法がわかっているからこそ、読みやすく意味が通る文章を作ることができるのです。

また、現代文の文法を理解していないと、高校に入って古典文法を学ぶ際に再び苦しむこととなります。

あくまでも文法は国語を学んでいく上で基礎知識として知っておかなければならない単元なのです。

文節と単語とは?文の構造を理解しよう

「文節」とは最低限の意味が通じる範囲で分けられた単位です。

「自立語(それ単独で文節を作ることができ、その一語だけで特定の意味を表す単語)」と「付属語(それだけでは文節を作ることができず、自立語と組み合わせて使う)」によって一つの文節が作られています。

中学2年生では文節ごとに「/(スラッシュ)」を入れていくという練習もよく行っています。

例えば、

私は / 高校の / 先生です。

というような感じです。

「私」は自立語、「は」は付属語となっており、これらを組み合わせることで文節となっています。

ちなみに文節に区切る際には間に「ね」が入るところが切れ目になることが多くなっています。

私は(ね) 高校の(ね) 先生です。

という感じです。

そして「単語」はこれ以上細かくすることができない最小限の単位です。

「私」「は」などがそれぞれ単語となっており、「品詞」にそれぞれ分けられます。

品詞は10種類あるため、それらを理解していく必要があります。

品詞を理解していこう!活用する?活用しない?

品詞は文法的な機能によって分けられた単語の種類です。

一般的には以下の10種類となっています。

「活用する自立語」

活用とは語尾が必要に応じて変化するものです。

例えば「書く」という動詞は「書か(ない)」「書き(ます)」「書く」「書く(時)」「書け(ば)」「書け(!)」「書こ(う)」「書い(た)」というように変化していきます。

これが活用です。

この形の変化を活用形と言いますが、単語によって変化の仕方が違うため、それぞれの活用の種類を覚える必要もあります。

・動詞:動作・作用・存在・状態・性質を示す自立語で、終止形(言い切りの形)がウ段で終わることが多い。

・形容詞:状態や性質を表す自立語で、終止形(言い切りの形)が「い」で終わる。

・形容動詞:状態や性質を表す自立語で、終止形(言い切りの形)が「だ」で終わる。

「活用しない自立語」

・名詞:もの、人、場所などを表す自立語で体言と呼ばれることもあります。

普通名詞、固有名詞、代名詞、数詞などの種類があります。

・連体詞:ほかの言葉をくわしく説明する自立語で、後につづく体言を修飾します。

・副詞:ほかの言葉をくわしく説明する自立語で、後につづく用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾します。

・接続詞:直前までと直後に続く文のつながり方や関係性を示す自立語です。

つなぎ方によって、順接、逆接などの種類があります。

・感動詞:感動・応答・提示・あいさつ・呼びかけを表す自立語で独立して使用することもあります。

「付属語」

こちらはそれだけでは意味がわからず、自立語と組み合わせて使用する単語です。

・助詞:叙述を助けたり意味を加えたりするもので活用しないもの

・助動詞:叙述を助けたり意味を加えたりするもので活用するもの

副詞の使い方をマスターしよう

品詞はそれぞれで覚えていかなければならないのですが慣れてくると感覚的に品詞分解もできるようになっていきます。

ただ、中学生がよくつまずくのが「副詞」です。

・格助詞:おもに名詞の後について、そのあとに続く単語との意味関係を表す。

・接続助詞:直前の述語の後について、次にくる文との関係性を表す。

・副助詞:さまざまな語の後について特別な意味を付け足す。

・終助詞:文末で使用して情報に意味を付け足す。

という4つの種類があります。

例えば、

今回は/できなかったけど/明日こそ/やりとげるね

という文章があったとします。

この場合、

今回「は」・・・格助詞

できなかった「けど」・・・接続助詞

明日「こそ」・・・副助詞

やりとげる「ね」・・・終助詞

という助詞が使われていることとなります。

最初はややこしいと思う文法ですが、何度も繰り返していると慣れてくるために自然と品詞分解ができるようになります。

まずは文節に区切る、単語の品詞を考えるということを繰り返していきましょう。

敬語の正しい使い方を覚えよう

実は中学生や高校生が意外なほどできないのが「敬語」だったりします。

敬語の種類を理解していない、使い方を知らないということが多いのです。

敬語表現は高校受験、大学受験だけでなく就職試験でも必要となる重要な分野です。

しっかりと基礎から押さえておくとそれだけ将来的にも役立つこととなります。

そこでここでは敬語の正しい使い方について紹介していきます。

敬語の種類とは

敬語は大きく分けると「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」という3つの種類があります。

・尊敬語とは

尊敬語は敬意を示すべき相手の動作について使います。

対象となる相手は、年上の人、目上の人、先輩や上司、客などです。

「来る」→「いらっしゃる」

「食べる」→「召し上がる」

といったように敬意を込めた言葉に変化します。

・謙譲語とは

謙譲語は自分や自分の身内の動作をへりくだって使う表現です。

対象となる相手は、自分、他人や他社の人と話す際の自分の家族や自社の人間などです。

「見る」→「拝見する」

「食べる」→「いただく」

といった使い方に変わります。

・丁寧語とは

丁寧語は表現を丁寧にしたい時に使います。

「食べる」→「食べます」

「机だ」→「机です」

のように「です」「ます」などを使います。

尊敬語、謙譲語、丁寧語の違いとは

丁寧語は比較的わかりやすいのですが、よく間違われるのが尊敬語と謙譲語です。

ただ、この2つはポイントを知っていればそこまで迷いません。

その動作をしている人が誰なのかがわかっていれば判断はできるのです。

動作主が「敬意を払うべき相手」であれば尊敬語であり、「自分や自分の身内」であれば謙譲語となります。

これだけをしっかり押さえておけばそれほど迷うことはないでしょう。

・先生がご覧になられた。

という文章があった際に、「ご覧になられた」が何かという問題が出たとします。

この場合、「見た」のは先生なので、「尊敬語」ということになります。

単純に言えば「尊敬語は相手を上げる」「謙譲語は自分側を下げる」というものですので、それを合わせて考えれば判断しやすいものとなるでしょう。

まとめ

国語において「文法」「敬語」は基本となる部分でもあります。

この部分の土台がしっかりしているかどうかで、これからの国語の勉強のスムーズさが大きく変わってくることとなります。

その土台作りが中学2年生くらいから始まりますので、まずは地道に確実に取り組んでいきましょう。

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

感想や意見を聞かせてね

  1. 海で漂う卵君 より:

    いつもこのサイトにお世話になっております。
    文法ごとにさらに詳しく分けていただけるとよりうれしいです。

  2. 匿名 より:

    美化語ってなんですか?

    • yumineko より:

      美化語とは、敬語のひとつで、「言葉を上品に表すために使う言葉」です。
      「ご飯」「お茶」などの「ご」「お」のような「接頭語」などが美化語です。

  3. mikan より:

    ここには一切「五段活用」「上一段活用」「下一段活用」のことが書いてありません。
    詳しく説明お願いします。