「扇の的(平家物語)」現代語訳・原文・あらすじをわかりやすく解説

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「扇の的(平家物語から)」 あらすじと期末テスト対策ポイント

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中学2年生の国語で学習する『平家物語』の「扇の的」を、原文・現代語訳・内容・古語・歴史的仮名遣い・表現技法・係り結びかかりむすびまで、テストで大切なところを中心にわかりやすく解説するよ。

「扇の的」は、那須与一が見事に扇を射る場面で有名だよね。

でも、おもしろいのはそれだけじゃないんだ。

「失敗したら自害じがいする」とまで覚悟かくごする与一。成功した与一を、敵の平家までほめる場面。そして、平家の男を射ったあとに出てくる「あ、射たり」「情けなし」という正反対の声。

さらに「弓流し」では、義経が命がけで弓を拾うよ。

「なんでそこまで?」と思ったところを大事にしながら、一緒に読んでいこう。

この記事で分かること

  • 「扇の的」のあらすじと登場人物
  • 原文とやさしい現代語訳
  • 那須与一が扇を射るのが難しかった理由
  • 「人に二度面を向かふべからず」に表れた与一の覚悟かくご
  • 「小兵」「十二束三伏」「弓は強し」の意味
  • 「あ、射たり」「情けなし」という二つの反応
  • 義経が命がけで弓を拾った理由
  • 「扇の的」から分かる当時の武士の考え方
  • 擬音語ぎおんご擬態語ぎたいご対句ついく係り結びかかりむすび
  • 歴史的仮名遣いと重要語句
目次

1. 「扇の的」はどんな話?

『平家物語』「扇の的」で、陸に源氏、海の舟に平家がいて、那須与一が舟の扇をねらう位置関係を示した図解

「扇の的」は、『平家物語』巻第十一に出てくる有名な場面だよ。

舞台は、源氏と平家が戦った屋島やしまの戦い

海にいる平家が、舟の上に扇を立てて源氏をさそうよ。

そこで源氏の大将・源義経みなもとのよしつねは、弓が得意な那須与一なすのよいちに、その扇を射るよう命令するんだ。

たろう
海に浮かんでいる舟の扇を、陸から射るの? それだけでも難しそう……。

くまごろう
そうなんだ。しかも風が強くて、波も高い。舟も扇もずっと揺れているんだよ。

しかも、この一射を平家も源氏もみんな見ている

与一にとっては、絶対に失敗したくない場面だったんだ。

2. 『平家物語』と屋島やしまの戦い

『平家物語』は、鎌倉時代にできた軍記物語ぐんきものがたりだよ。

軍記物語ぐんきものがたりとは、武士の戦いや活躍、栄えたり滅びたりする様子などをえがいた物語のこと。

実際にあった戦いがもとになっているけれど、歴史の記録をそのまま書いた本ではないよ。物語として語りつがれてきた作品なんだ。

「扇の的」の舞台は、1185年の屋島やしまの戦い

それまでの戦いで源氏に負けてきた平家は、屋島やしままで逃げてきたんだ。でも、そこにも義経たちが攻めてきたので、平家は舟に乗って海へ逃げることに。

だからこの場面では、海の上に平家、陸に源氏がいるんだよ。

『平家物語』の冒頭「祇園精舎の鐘の声」については、こちらの記事でも解説しているよ。

3. 那須与一とは

那須与一なすのよいちは、平安時代の終わりごろの武将として伝えられている人物だよ。

下野国しもつけのくに、今の栃木県にゆかりがあり、屋島やしまの戦いでは源氏側の武者として出てくるんだ。

ただし、与一について確かに分かっている資料は多くなく、『平家物語』や『源平盛衰記』などの物語を通して伝わっていることも多いんだ。この記事では、教科書の『平家物語』本文から分かることを中心に見ていこう。

4. 登場人物と立場を整理しよう

人物どんな人?
那須与一なすのよいち源氏側の武者。義経に命じられて、扇を射る。
源義経みなもとのよしつね源氏側の大将。与一に扇を射るよう命じる。
伊勢三郎義盛いせのさぶろうよしもり義経に仕える武者。平家の男を射るよう、義経の命令を与一に伝える。
平家の男与一が扇を射切ったあと、舟の上で舞う。

5. 「扇の的」のあらすじ

「扇の的」あらすじ

屋島やしまの戦いで、平家は舟に乗って海へ逃げ、源氏は陸にいた。

すると平家の舟に、竿の先に扇を立てた者があらわれる。

義経は那須与一に、その扇を射るよう命じる。

風は強く、波も高い。舟も扇も揺れている。

与一は、「もし失敗したら自害じがいする」とまで覚悟かくごして神々に祈り、矢を放つ。

矢は見事に扇を射切った。

すると、敵である平家まで与一の腕前をほめ、源氏も大喜びする。

そのあと、平家の男が一人、扇が立っていた場所に立って舞い始める。

義経の命令を受けた与一は、その男も射る。

すると源氏の中から、「よく射た!」という声と、「思いやりがない」という声の両方が出るんだ。

さらに後の「弓流し」では、義経が海に落とした自分の弓を、命がけで拾う。

義経がそこまでしたのは、弓が高かったからではないよ。

弱い弓を敵に拾われて、「源氏の大将はこんな弓を使っているのか」と笑われることが、どうしても嫌だったからなんだ。

6. 「扇の的」原文

ここで原文を読んでみよう。

古文だから、最初から全部分からなくても大丈夫。

「誰が何をしているのかな?」くらいの気持ちで読んでみてね。このあと、やさしい現代語訳で一つずつ確認していくよ。

ころは二月にんぐわつ十八日の酉の刻とりのこくばかりのことなるに、をりふし北風激しくて、磯打つ波も高かりけり。舟は、揺り上げ揺りすゑ漂へば、扇もくしに定まらずひらめいたり。沖には平家、舟を一面に並べて見物す。陸には源氏、くつばみを並べてこれを見る。いづれもいづれも晴れならずといふことぞなき。

与一目をふさいで、「南無八幡大菩薩なむはちまんだいぼさつ、我が国の神明しんめい日光にっこう権現ごんげん、宇都宮、那須なす湯泉大明神ゆぜんだいみょうじん、願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ。これを射損ずるものならば、弓切り折り自害じがいして、人に二度面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢はづさせたまふな。」と心のうちに祈念きねんして、目を見開いたれば、風も少し吹き弱り、扇も射よげにぞなつたりける。

与一、かぶらを取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。小兵といふぢやう、十二束三伏、弓は強し、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇のかなめぎは一寸いっすんばかりおいて、ひいふつとぞ射切つたる。かぶらは海へ入りければ、扇は空へぞ上がりける。しばしは虚空こくうにひらめきけるが、春風に一もみ二もみもまれて、海へさつとぞ散つたりける。

夕日のかかやいたるに、みな紅の扇の日出だしたるが、白波の上に漂ひ、浮きぬ沈みぬ揺られければ、沖には平家、船端をたたいて感じたり、陸には源氏、えびらをたたいてどよめきけり。

あまりのおもしろさに、感に堪へざるにやとおぼしくて、舟のうちより、年五十ばかりなる男の、黒革をどしのよろい着て、白柄の長刀なぎなた持つたるが、扇立てたりける所に立つて舞ひしめたり。

伊勢三郎義盛いせのさぶろうよしもり、与一が後ろへ歩ませ寄つて、「御定ぞ、つかまつれ。」と言ひければ、今度は中差なかざし取つてうちくはせ、よつぴいて、しや頸の骨をひやうふつと射て、舟底へ逆さまに射倒す。

平家の方には音もせず、源氏の方にはまたえびらをたたいてどよめきけり。「あ、射たり。」と言ふ人もあり、また、「情けなし。」と言ふ者もあり。

(中略)

「弓の惜しさに取らばこそ。義経が弓といはば、二人しても張り、もしは三人しても張り、叔父おじ為朝ためともが弓のやうならば、わざとも落として取らすべし。尩弱おうじゃくたる弓を敵の取り持つて、『これこそ源氏の大将九郎義経が弓よ。』とて、嘲哢ちょうろうせんずるが口惜しければ、命にかへて取るぞかし。」と、宣へば、みな人これを感じける。

7. 「扇の的」現代語訳

時は二月十八日の午後6時ごろ。

ちょうど北風が激しく吹いていて、海辺に打ち寄せる波も高かった。

舟は上へ下へと揺れながら海に浮かんでいるので、扇も竿の先でじっと止まらず、ひらひらと動いている。

沖では平家が舟を一面に並べて見物し、陸では源氏が馬を並べて見ている。

どちらを見ても、とても晴れがましい場面だった。

与一は目を閉じて、

「南無八幡大菩薩、私の国の神様、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神。どうか、あの扇の真ん中を射させてください。

もし射損じるようなら、弓を折って自害じがいし、もう二度と人の前に顔を出しません。

もし、もう一度私を故郷へ帰してくださるおつもりなら、この矢を外させないでください。」

と、心の中で祈った。

そして目を開くと、風も少し弱くなり、扇も射やすそうになっていた。

与一は鏑矢かぶらやを取り、弓につがえて、いっぱいまで引きしぼり、「ひょうっ」と放った。

与一は小柄な武者だったが、矢は十二束三伏という長さで、弓も強かった。

矢は海辺に響くほど長いうなりを立てて飛び、外れることなく、扇のかなめのすぐそば、一寸いっすんほど離れたところを「ひいふっ」と射切った。

鏑矢かぶらやは海へ入り、扇は空へ舞い上がった。

扇はしばらく空でひらひらしていたが、春風にもまれ、海へ「さっ」と散り落ちた。

夕日が光る中、真っ赤な扇に金色の太陽が描かれたものが、白い波の上で浮いたり沈んだりしている。

それを見て、沖の平家は舟の端をたたいて感動し、陸の源氏もえびらをたたいて大声を上げた。

あまりにも見事だったので、感動をこらえられなかったのであろうかと思われ、舟の中から50歳ほどの男が、扇を立てていた場所に立って舞った。

伊勢三郎義盛が与一の後ろへ馬を進め、

「義経さまのご命令だ。やれ。」

と言った。

そこで与一は、今度は戦いに使う「中差」という矢を取り、弓にしっかりつがえて引きしぼり、男の首の骨を「ひょうふっ」と射て、舟の底へ逆さまに射倒した。

平家側は、しーんと静まり返った。

源氏側はまたえびらをたたいて大声を上げた。

「ああ、よく射た。」と言う人もいれば、

「思いやりがない。」と言う人もいた。

(中略)

義経は、

「弓が惜しくて拾ったのではない。

もし私の弓が、二人や三人がかりで弦を張る、叔父・為朝の弓のような強い弓なら、わざと落として敵に取らせてもいい。

でも、こんな弱い弓を敵が拾って、『これが源氏の大将・九郎義経の弓だ』と笑うのが悔しい。

だから命がけで拾ったのだ。」

と言った。

それを聞いた人々は、みな感心した。

8. なぜ扇を射るのは難しかったの?

那須与一が約72m先の扇を射る場面で、強い北風、高い波、揺れる舟と扇、敵味方の視線など難しい条件をまとめた図解

酉の刻とりのこく」って何時?

本文は、「二月十八日のとりこくばかり」という言葉から始まるよ。

たろう
酉の刻とりのこく」って……何時なの?

昔の日本では、今のように「午後5時」「午後6時」と数字だけで表すのではなく、十二支じゅうにしを使って時刻を表すことがあったんだ。

「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支じゅうにしを、一日の時刻にも当てはめていたよ。

酉の刻とりのこく」は、だいたい今の午後6時ごろ。

くまごろう
ここはテストで「酉の刻とりのこくとは何時ごろか」と聞かれることもあるから、「午後6時ごろ」と覚えておこう。

そして、この少しあとには「夕日のかかやいたるに」と出てくるよね。

「午後6時ごろ」→「夕日が光っている」とつなげると、与一が扇をねらっているときの景色も頭に浮かびやすいよ。

「晴れならずといふことぞなき」ってどういう意味?

この言い方は、ちょっとややこしいよね。でも、二つに分ければ大丈夫。

  • 「晴れならず」=晴れがましくない
  • 「〜といふことぞなき」=〜ということはない

だから、「晴れがましくないことはない」→「とても晴れがましい」という意味になるよ。

沖には平家の舟がずらっと並び、陸には源氏の武者たちが並んでいる。みんなが与一の一射を見守る、ものすごく晴れがましい場面なんだね。

これは「与一が晴れがましい気分だった」とだけ言っているのではなく、平家と源氏がそろって見守る、その場面全体の晴れがましさを表しているよ。

与一がどれだけすごいことをしたのか、まずは条件を見てみよう。

  1. 北風が強く吹いていた
  2. 波が高く、舟が上下に揺れていた
  3. 舟が揺れるので、竿の先の扇もずっと動いていた
  4. 与一自身も馬に乗っている
  5. 平家も源氏もみんな見ている
  6. 義経からの命令なので、失敗したくない
  7. 扇までの距離は四十間。教科書の注釈をもとに1間を約1.8mとして考えると、約72m

たろう
約72mって、25mプールなら3個分近いじゃん……。しかも扇が動いてるんでしょ?

くまごろう
そう。距離だけでも大変なのに、風も波もある。さらに敵も味方も見ている。プレッシャーMAXだね。

だから、「扇を射た」という結果だけでなく、どんな条件で射たのかまで分かると、与一のすごさがよく分かるよ。

テストでよく出るポイント

「扇もくしに定まらずひらめいたり」とあるのはなぜ?

答え:北風が強く、波が高かったため、舟が揺れながら海に浮かんでいたから。

9. 与一はなぜ神々に祈ったの?

那須与一が義経の命令を受け、失敗すれば自害する覚悟で神々に祈って扇を射ようとする流れを示した図解

矢を放つ前、与一はたくさんの神々にお願いをしているよ。

それだけ、この一射を絶対に成功させたいと思っていたんだね。

特に大切なのが、

「いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば」

という言葉。

「本国」は、自分の生まれ育った国のことだよ。

与一の故郷は下野国しもつけのくに、今の栃木県。

つまり、

「もし私をもう一度故郷へ帰してくださるなら、この矢を外させないでください」

とお願いしているんだ。

与一が故郷から遠く離れた場所で、命をかけて戦っていることも伝わってくるね。

10. 「人に二度面を向かふべからず」―与一の覚悟かくご

与一は神々に祈る中で、こんなことまで言っているよ。

「人に二度面を向かふべからず。」

意味は、

「もし失敗したら、自害じがいして、もう二度と人の前には顔を出さない」

ということ。

たろう
扇を外しただけで、命まで……?

くまごろう
今の感覚だと、そこまでしなくてもと思うよね。でも与一にとっては、自分だけの失敗ではすまない大役だったんだ。

平家も源氏もみんな見ている中で失敗すれば、与一自身だけでなく、源氏まで恥をかくことになる。

だから与一は、それほど強い覚悟かくごで弓を引いたんだね。

ここから、当時の武士にとって「武士として恥ずかしくないこと」や「人から笑われないこと」が、とても大切だったことが分かるよ。

こうした考え方を、名誉めいよ」や「面目めんぼく」を大切にすると言うんだ。

11. 小柄なのに強い弓?「小兵」「弓は強し」の意味

本文には、

「小兵といふぢやう、十二束三伏、弓は強し」

とあるよ。

「小兵」は、体の小さい武者という意味。

そして、そのすぐあとには「弓は強し」と書かれているよ。

つまり与一は、体は小さめなのに、強い弓を引ける武者だったということ。

しかも、使っている矢は十二束三伏じゅうにそくみつぶせという長さなんだ。

「十二束三伏」ってどのくらい?

そく」と「ぶせ」は、昔の長さの表し方だよ。

  • 一束=指4本をそろえたくらいの幅
  • 一伏=指1本くらいの幅

つまり「十二束三伏」は、十二束に、さらに指3本分ほどを足した長さということ。

ここで大切なのは、数字を細かく覚えることより、小柄な与一が、長い矢と強い弓をしっかり使いこなしていることなんだ。

たろう
小柄なのに、強い弓を引いていたんだね!

くまごろう
そう。むしろ「小柄なのに、こんな強い弓を使えるなんてすごい!」というところに注目したいね。

12. 与一が扇を射切る

風が少し弱くなり、扇が射やすそうになったのを見て、与一は矢を放つよ。

最初に使った「鏑矢かぶらや」ってどんな矢?

最初に使ったのは鏑矢かぶらや

鏑矢かぶらやは、飛ぶときに音が鳴るように作られた矢だよ。戦いの合図などにも使われたんだ。

本文では「かぶら」と書かれていて、与一がこの矢を「ひやうど」と放つよ。

音を立てて飛ぶ鏑矢かぶらやを、与一が「ひやうど」と放つ。音まで聞こえてきそうで、緊張する場面だね。

与一は弓をいっぱいまで引きしぼり、「ひやうど」と矢を放つんだ。

矢は長いうなりを立てて飛び、扇のかなめのすぐそば、一寸いっすんほど離れたところを「ひいふつ」と射切るよ。

一寸いっすん」ってどのくらい?

一寸いっすんは、昔の長さの単位で、今の約3cmだよ。

本文では、矢が扇のかなめのすぐそば、約3cmほど離れたところを射切ったと書かれているんだ。

たろう
約72m先の、揺れてる扇の、たった3cmくらいの場所……?

くまごろう
そう考えると、与一の腕前がどれだけすごかったのか、かなりイメージできるよね。

約72m先で、風と波で揺れている扇の、ほんの少しの場所を狙って射切ったことになるんだ。

たろう
いや、これはすごすぎる……。

鏑矢かぶらやは海へ入り、扇は空へ舞い上がる。

そして春風にもまれて、扇は海へ「さつ」と落ちていくんだ。

矢と扇が反対の方向へ動くので、場面が頭の中に浮かびやすいよね。

13. なぜ平家も源氏も喜んだの?

与一が扇を射切ると、源氏はもちろん大喜び。

でも、ここでちょっと不思議なことが起こるよ。

敵である平家まで、舟の端をたたいて喜んでいるんだ。

たろう
えっ? 平家にとっては敵なのに、ほめちゃうの?

くまごろう
そうなんだ。「敵だけど、これはすごい!」と思わず認めてしまうくらい、与一の一射が見事だったということだね。

「みな紅の扇の日出だしたる」とは?

「みな紅」は、「全部が紅色」という意味だよ。

そして「日出だしたる」は、その紅色の扇に、日の形が描かれていることを表しているんだ。

夕日が光る中、真っ赤な扇が白い波の上で浮いたり沈んだりしている。

さっき確認したように、時刻は「酉の刻とりのこく」=午後6時ごろ。酉の刻とりのこく」と「夕日」の景色がちゃんとつながっているんだね。

戦いの場面なのに、ここだけ切り取ると、とてもきれいな景色が目に浮かぶよね。

14. なぜ平家の男は舞ったの?

与一が扇を射切ったあと、平家の舟から50歳ほどの男が出てきて、扇が立っていた場所で舞い始めるよ。

本文には、

「あまりのおもしろさに、感に堪へざるにやとおぼしくて」

とあるんだ。

「感に堪へざる」は、感動をこらえられないという意味。

つまり、

「与一の見事な技に感動して、その気持ちをこらえられなかったのであろうかと思われて、男が舞った」

ということだね。

さっき平家の人たちも舟の端をたたいて喜んでいたよね。

その盛り上がった気持ちのまま、男が舞い始めた場面だと考えると分かりやすいよ。

15. なぜ与一は平家の男を射ったの?

ここは、「扇の的」の中でも、とても気になるところだよ。

与一のすごい技を見て、平家の男が舞った。

なのに義経は、その男を射るよう命令するんだ。

たろう
ええっ? さっきまで一緒に喜んでたのに?

そう思うよね。

でも、ここで大切なのは、どうして義経が男を射るよう命じたのか、その理由は本文には書かれていないということ。

「御定ぞ、つかまつれ。」ってどういう意味?

男が舞ったあと、伊勢三郎義盛いせのさぶろうよしもりが与一のところへ来て、

御定ごじょうぞ、つかまつれ。」

と言うよ。

「御定」は「ご命令」という意味。ここでは、義経からの命令のことだよ。

「つかまつれ」は「いたせ」「しなさい」といった意味。この場面では前後の流れから、「義経さまのご命令だ。あの男を射よ」という意味になるんだ。

今度は「中差」を使っている

扇を射ったときに使ったのは鏑矢かぶらやだったね。

でも、男を射るときには中差なかざしという、戦いに使う矢を取り出しているよ。

矢の種類が変わっているところからも、今度は扇ではなく、敵の武者を射る場面になったことが分かるね。

くまごろう
ここ、ちょっと気にならない? どうして、せっかく与一をたたえて舞った男まで射るように命じたんだろう。

本文からはっきり分かること

  • 平家の男が舞った
  • 伊勢三郎義盛が、義経の命令を与一に伝えた
  • 与一は戦い用の「中差」を使って男を射った
  • 男を射ったあと、平家側は静まり返った
  • 源氏側では「射たり」と「情けなし」という二つの声が出た

ここからは、本文をもとに少し考えてみよう。

義経がなぜ男を射るよう命じたのか、その理由までは本文に書かれていないよ。

戦いの最中だから、敵がすきを見せたら見逃さない、という武士としての判断だったのかもしれないね。

でも、このあと源氏の中からは「情けなし」という声も出る。男を射ったことを見て、「そこまでしなくても……」と感じた人もいたことが分かるんだ。

たろう
ぼくだったら、せっかく一緒に喜んでくれた人を射るのは「えっ……」って思っちゃうかも。

16. 「あ、射たり」「情けなし」―二つの反応

与一が平家の男を射ったあと、源氏側から出た「あ、射たり」と「情けなし」という二つの反応を比べた図解

与一が平家の男を射ったあと、源氏側から二つの声が出るよ。

「あ、射たり。」

「情けなし。」

同じ源氏なのに、反応が真っ二つなんだ。

言葉どんな気持ち?
「あ、射たり。」「おお、射った! よくやった!」という気持ち。
「情けなし。」「そこまで射るなんて、思いやりがない」という気持ち。

「情けなし」は、今の「情けない」とは意味が違うよ。

ここでは、「思いやりがない」「薄情だ」という意味なんだ。

たろう
ぼくは「情けなし」のほうかも……。だって、その人、与一をほめるように舞ってたんだよね?

くまごろう
そう感じるのも自然だよ。実際に、物語の中にもそう感じた人がいたんだ。

ここは、「どっちが絶対に正しい?」と一つの答えを覚えるところではないよ。

同じ出来事を見ても、武士としての考え方と、人としての気持ちで意見が分かれたことに注目しよう。

もし自分がこの場面を見ていたら、どちらの気持ちに近いかな?

17. 義経はなぜ命がけで弓を拾ったの?

義経が海に落ちた弓を命がけで拾った理由を、敵に弱い弓を拾われて笑われたくないという武士の名誉や面目と結びつけた図解

「弓流し」の場面では、義経の弓が海へ落ちてしまうよ。

すると義経は、危険なのに、その弓を拾おうとするんだ。

たろう
でもさ、弓1本のために命をかけるの? また別の弓を使えばよくない?

くまごろう
そう思うよね。でも、義経が気にしていたのは「弓をなくすこと」そのものじゃなかったんだ。

義経は、自分の弓を尩弱おうじゃくたる弓」、つまり弱い弓だと言っているよ。

もし敵に拾われて、

「えっ、源氏の大将・義経って、こんな弱い弓を使ってるの?」

と笑われたら、それが義経にはどうしても嫌だったんだ。

だから、弓そのものが惜しかったのではなく、武士として恥をかくことを避けるために、命がけで拾ったというわけだね。

どうして「為朝の弓」と比べたの?

本文に出てくる源為朝みなもとのためともは、義経の叔父で、強い弓の使い手として知られた人物だよ。

義経は、「もし自分の弓が、為朝の弓のように二人や三人がかりで弦を張るほど強い弓なら、敵に取られてもいい」と言っているんだ。

でも実際の自分の弓は弱い。だから敵に拾われたら、「源氏の大将なのに、こんな弱い弓なのか」と笑われてしまう。

ここでは、「強い弓の使い手として知られる為朝の弓」と「自分の弱い弓」を比べているんだね。

義経は、

「為朝のような立派な強い弓なら、敵に取られてもいい。でも、この弱い弓を取られて笑われるのは嫌だ」

と言っているんだね。

18. 「扇の的」から分かる武士の考え方

「扇の的」を、「与一は弓がめちゃくちゃ上手だった」で終わらせるのはもったいないよ。

この話からは、当時の武士が何を大切にしていたのかも見えてくるんだ。

  • 主君の命令を果たすこと―与一は義経の命令を受けて扇を射る。
  • 失敗して恥をかくことを重く考えること―与一は、失敗すれば自害じがいするとまで覚悟かくごする。
  • 武士として笑われないこと―義経は、弱い弓を敵に拾われて笑われるのを嫌がる。
  • 武士の考え方だけでは割り切れない、人としての気持ち―男を射ったことに「情けなし」という声も上がる。

今の私たちなら、

名誉めいよより命のほうが大切でしょ!」

と思うこともあるよね。

ここまで見てきたように、当時の武士にとっては、主君の命令を果たすことや、武士としての名誉めいよ面目めんぼくを守ることが、とても大切だったんだ。

こうした「何を大切だと考えるか」のことを、価値観かちかんというよ。

でも、男を射った場面では「情けなし」という声も出ている。

つまり、『平家物語』には、勇ましい武士の考えだけでなく、「それって人としてどうなんだろう?」という気持ちもいっしょに描かれているんだね。

19. 表現の工夫―擬音語ぎおんご擬態語ぎたいご対句ついく

擬音語ぎおんご擬態語ぎたいご

擬音語ぎおんごとは、実際に聞こえる音をまねした言葉のこと。

擬態語ぎたいごとは、音のない動きや様子を表した言葉のことだよ。

表現どんな場面?種類
ひやうど与一が鏑矢かぶらやを放つ音擬音語ぎおんご
ひいふつ矢が扇を射切る音擬音語ぎおんご
ひやうふつ男の首を射る音擬音語ぎおんご
さつ扇が海へ散り落ちる様子擬態語ぎたいご

こういう言葉が入ると、矢の速さや強さ、扇の動きが、目や耳で感じるように伝わってくるね。

対句ついく

対句ついくとは、似た形の文を並べる表現のこと。

二つのもののちがいをはっきりさせたり、文章のリズムをよくしたりする働きがあるよ。

対句ついく本文
沖には平家、舟を一面に並べて見物す。
陸には源氏、くつばみを並べてこれを見る。
かぶらは海へ入りければ、
扇は空へぞ上がりける。
沖には平家、船端をたたいて感じたり、
陸には源氏、えびらをたたいてどよめきけり。
平家の方には音もせず、
源氏の方にはまたえびらをたたいてどよめきけり。

①では沖の平家と陸の源氏、②では海へ落ちる矢と空へ上がる扇、③④では平家と源氏の反応が並べられているよ。

「かぶらは海へ入りければ、扇は空へぞ上がりける」の対句で、矢が海へ、扇が空へ動く様子を示した図解

二つを並べることで、場面のちがいがはっきりして、頭の中にも浮かびやすくなるんだね。

20. 「扇の的」の係り結びかかりむすび

「ひいふつとぞ射切つたる」で、係助詞「ぞ」によって完了の助動詞「たり」が連体形「たる」になる係り結びを示した文法図解

係り結びかかりむすびは、テストでよく聞かれる古文のルールだよ。

文の中に「ぞ・なむ・や・か・こそ」などの係助詞かかりじょしがあると、それに合わせて文末の形が変わるんだ。

  • 「ぞ・なむ・や・か」→ 文末は連体形れんたいけい
  • 「こそ」→ 文末は已然形いぜんけい
本文係助詞かかりじょし文末の変化
いづれも晴れならずといふことぞなきなし → なき連体形れんたいけい
扇も射よげにぞなつたりけるけり → ける連体形れんたいけい
ひいふつとぞ射切つたるたり → たる連体形れんたいけい
扇は空へぞ上がりけるけり → ける連体形れんたいけい
海へさつとぞ散つたりけるけり → ける連体形れんたいけい
感に堪へざるにやとおぼしくて結びの流れ「〜のであろうか」という疑問

ここで見ておきたいのが、

「ひいふつとぞ射切つたる」

だよ。

この文では、完了の助動詞「たり」が、係助詞「ぞ」を受けて連体形れんたいけい「たる」になっているんだ。

これは「敦盛の最期」の、

「笛をぞ、腰にさされたる。」

と同じ形だよ。

「御定ぞ、つかまつれ。」の「ぞ」は、強く言い切るような気持ちを添えているよ。前後の文といっしょに意味をつかもう。

21. 歴史的仮名遣い

「扇の的」には、今とはちがう「かな」の書き方がたくさん出てくるよ。

テストでは、「現代仮名遣いに直しなさい」という問題もよく出るので、本文に出てくるものを確認しておこう。

歴史的仮名遣い現代仮名遣い
にんぐわつにんがつ
をりふしおりふし
揺りすゑ揺りすえ
漂へば・漂ひ漂えば・漂い
いづれもいずれも
いふいう
にっくわうにっこう
だいみやうじんだいみょうじん
願はくは願わくは
たまへたまえ
向かふ向こう
迎へん迎えん
たまふたもう
なつたりなったり
取つてつがひ取ってつがい
よつぴいてよっぴいて
ひやうどひょうど
こひやうこひょう
いふぢやういうじょう
かなめぎはかなめぎわ
ひいふつひいふっ
さつさっ
ぐれなゐぐれない
堪へ堪え
をのこおのこ
よろひよろい
舞ひ舞い
さぶらうさぶろう
ごぢやうごじょう
うちくはせうちくわせ
ひやうふつひょうふっ
いはばいわば
おぢおじ
やうよう
わうじやくおうじゃく
てうろうちょうろう
かへてかえて

たろう
こんなにあると、全部丸暗記するの大変そう……。

くまごろう
一つずつ覚えるより、ルールを使うと楽だよ。「は・ひ・ふ・へ・ほ」が「わ・い・う・え・お」になったり、「ぢ→じ」「づ→ず」になったりするんだ。

「どう書くか」を直すのが現代仮名遣い

言葉の意味そのものを今の日本語に直すのが現代語訳だよ。

ここはテストで混ざりやすいので、ちがいをしっかり覚えておこうね。

22. 重要語句

語句意味・ポイント
酉の刻とりのこく午後6時ごろ。昔は十二支じゅうにしを使って時刻を表すことがあった。
をりふしちょうどそのとき。折から。
くつばみ馬の口につけ、手綱を取りつけるための金具。
南無八幡大菩薩なむはちまんだいぼさつ与一が祈った神仏。武士の信仰と深く結びついた。
神明しんめい神様。神々。
日光にっこう権現ごんげん与一が祈った、故郷の下野国しもつけのくににゆかりのある神仏。
宇都宮うつのみやここでは、与一が祈った故郷の神を指す。
那須なす湯泉大明神ゆぜんだいみょうじん与一が祈った、那須の地にゆかりのある神。
たばせたまへなさってください。ここでは「射させてください」という意味。
おもてを向かふ人に顔を向ける。「人に二度面を向かふべからず」で、失敗したら自害じがいし、もう二度と人前に出ないという覚悟かくごを表す。
べからず〜してはいけない、〜することはできない、という強い言い方。文脈に合わせて意味を考える。
おぼしめさば「お思いになるならば」。「思し召す」は「思う」の尊敬語。
はづさせたまふな「外させないでください」。神々に矢を外させないよう願っている。
射よげに射るのに具合がよさそうに。
本国自分の生まれ育った国。与一の場合は下野国しもつけのくに
かぶら鏑矢かぶらや。音を立てて飛ぶ矢。
つがひ矢を弓の弦にかけること。
よつぴいて弓をいっぱいまで引きしぼって。
小兵こひょう体の小さい武者。
いふぢやう〜とはいうものの。
十二束三伏じゅうにそくみつぶせ矢の長さを表す言い方。「束」は一握りの幅、「伏」は指一本ほどの幅。
長鳴りして長いうなりを立てて。矢が大きな音を響かせながら飛ぶ様子。
あやまたず失敗せず。外さず。
かなめぎは扇のかなめのすぐそば。
虚空こくう大空。空中。
みな紅全部が紅色であること。
船端舟の端。
感じたり感動した。
えびら矢を入れる道具。えびら
どよめく大声を上げて騒ぐ。
感に堪へざる感動をこらえられない。
おぼしくて〜と思われて。
をどしよろいを作るとき、小さな板を糸や革ひもなどでつづり合わせたもの。
御定ご命令。
つかまつれしてさしあげよ。ここでは文の流れから、平家の男を射るよう求める言葉。
中差戦いに使う矢。
うちくはせ矢を弓にしっかりつがえて。
しやくび相手の首をののしっていう言い方。
情けなし思いやりがない。薄情だ。
為朝ためとも源為朝。義経の叔父で、強い弓を使う武者として知られた人物。
尩弱おうじゃく弱々しいこと。
嘲哢ちょうろうあざけること。ばかにして笑うこと。
口惜し悔しい。残念だ。
ぞかし〜なのだよ。強く言い切る言い方。
のたまへばおっしゃると。「のたまふ」は「言う」の尊敬語。

23. 「扇の的」テスト対策ポイントまとめ

  • 「扇の的」は『平家物語』巻第十一、屋島やしまの戦いの場面。
  • 那須与一は源氏側の武者で、義経から扇を射るよう命じられる。
  • 北風が強く、波が高く、舟も扇も揺れていたので、扇を射るのはとても難しかった。
  • 扇までの距離は四十間で、教科書の注釈をもとに考えると約72m。
  • 与一は、失敗すれば自害じがいするとまで覚悟かくごして神々に祈った。
  • 「人に二度面を向かふべからず」には、失敗して恥をかくことを重く考える与一の覚悟かくごが表れている。
  • 「小兵」は、体の小さい武者という意味。
  • 本文には「十二束三伏、弓は強し」とあり、与一が強い弓を使っていることが分かる。
  • 与一は鏑矢かぶらやを放ち、扇のかなめのすぐそばを見事に射切る。
  • 扇を射切ったときは、源氏だけでなく平家も与一の腕前をほめた。
  • 平家の男は、与一の技に感動をこらえられなかったのであろうかと思われ、舞を舞う。
  • 義経がなぜその男を射るよう命じたのかは、本文には書かれていない。
  • 男を射ったあと、源氏側では「あ、射たり」と「情けなし」の二つの反応が出る。
  • 「情けなし」は、ここでは「思いやりがない・薄情だ」という意味。
  • 義経が命がけで弓を拾ったのは、弓そのものが惜しかったからではない。
  • 弱い弓を敵に拾われ、「源氏の大将の弓」と笑われるのが悔しかったから、義経は弓を拾った。
  • 与一や義経の行動から、当時の武士が命令・名誉めいよ面目めんぼくを大切にしていたことが分かる。
  • 「ひやうど」「ひいふつ」「ひやうふつ」は擬音語ぎおんご
  • 「さつ」は、扇が海へ落ちる様子を表す擬態語ぎたいご
  • 平家と源氏、海と空などを並べた対句ついくが使われている。
  • 「ひいふつとぞ射切つたる」は、「ぞ」による係り結びかかりむすびで、「たり → たる」になっている。
  • 「感に堪へざるにやとおぼしくて」は、「〜のであろうか」という疑問をふくむ言い方。

「扇の的」は、ただ「那須与一がすごい弓の名人だった」と覚えるだけではもったいないよ。

与一が命をかけて扇を射ること、敵の平家までその技をほめること、男を射ったあとに意見が分かれること、義経が弓より自分の名誉めいよを気にすること。

こうした場面をつなげて読むと、「当時の武士は、何を大切にして生きていたのか」が分かってくるよ。

そして、「どうしてだろう?」と思ったところは、本文を手がかりに自分でも考えてみよう。『扇の的』は、そうやって読むともっとおもしろくなるよ。

ここまで学習できたら、「扇の的」テスト対策練習問題にも挑戦して、理解を定着させよう。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

感想や意見を聞かせてね

  1. めちゃくちゃわかりやすかったです!!学校で習ったものの中でも、ノートに書ききれなかったものたかもあったので、、、ありがとうございます✨
    ほんとに、どすこいっって感じです((((((((???

  2. 学校の授業でわからないことがあって調べたのですが、とてもわかりやすかったです!

  3. わかりやすくて、ほんとに毎回助かっています!
    ありがとうございます!!

  4. もともと面白く思っていたけど現代語訳やいろんな考察を聞くとやっぱり面白いなと思いました。テストにも役立つのでありがたいです。

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