「死に近き母に添寝の~」(短歌に親しむ)テスト対策練習問題
中学校2年生国語で学習する「短歌を味わう」より、短歌「死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる」について定期テストでよく出る問題や過去問をまとめているよ。
表現技法・句切れ・意味など、重要なポイントを確認しよう。
まずは定期テスト対策ポイントを確認する場合は「死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる」解説ページを確認しよう。
「死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる」テスト対策練習問題
「死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる」の短歌について、問題に答えなさい。
問1
この短歌の作者を漢字で書きなさい。
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斎藤茂吉
問2
この短歌の作者の代表作を次の中から選びなさい。
ア:みだれ髪
イ:竹乃里歌
ウ:赤光
エ:桜花伝承
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ウ
【解説】アは与謝野晶子、イは正岡子規、エは馬場あき子の作品。
問3
「そひね」を現代仮名遣いに直して書きなさい。
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そいね
【解説】語頭以外の歴史的仮名遣いの「は・ひ・ふ・へ・ほ」は現代仮名遣いで「わ・い・う・え・お(わ行)」になる。
問4
「とほだ」を現代仮名遣いに直して書きなさい。
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とおだ
【解説】語頭以外の歴史的仮名遣いの「は・ひ・ふ・へ・ほ」は現代仮名遣いで「わ・い・う・え・お(わ行)」になる。
問5
「かはづ」を現代仮名遣いに直して書きなさい。
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かわず
【解説】語頭以外の歴史的仮名遣いの「は・ひ・ふ・へ・ほ」は現代仮名遣いで「わ・い・う・え・お(わ行)」になる。また、歴史的仮名遣いの「ぢ・づ」は現代仮名遣いで「じ・ず」になる。
問6
この短歌は何句切れか答えなさい。(※句切れがない場合は、「句切れなし」と答えること)
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句切れなし
問7
この歌の季節がわかる語句を歌の中から抜き出して答えなさい。
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かはづ
問8
この歌が詠まれた季節として正しいものを次の中から選びなさい。
ア:春
イ:夏
ウ:秋
エ:冬
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ア
【解説】「かはづ(蛙)」は、春の季語。
問9
この歌で、周りの状況と作者の心情の両方を表す擬態語を、歌の中から抜き出して5文字で答えなさい。
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しんしんと
問10
「天に聞こゆる」のはなにか。次の中から選びなさい。
ア:雪の降る音
イ:母の呼吸
ウ:蛙の声
エ:虫の声
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ウ
問11
この短歌が表現している心情として正しいものを次の中から選びなさい。
ア:想定しなかった母の死を信じられない気持ち
イ:母と対比する自然の雄大さに感心する気持ち
ウ:母の様子と自然の類似性に驚く気持ち
エ:自然と対比する母の死に心を痛める気持ち
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エ
問12
「聞こゆる」で使われている技法を答えなさい。
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体言止め
【解説】連体形の「聞こゆる」で歌を終わらせることで、「ラ行」の音のやわらかさの印象と、余韻(詠嘆)が残るようにしている
運営者情報
ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。
問8の答えにウの秋とかかれているのですが、解説では春の季語となっておりどちらが正しいのかわかりません…!差し支えなければ解説してくださると有難いです!