中学2年国語「モアイは語る」のテストに良く出る問題をまとめています。
クリックすると答えが表示されるので、実力試しや練習にピッタリです!
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「モアイは語る」
テスト対策問題

★本文を確認するために、教科書を用意してチャレンジしてね!
問1
問2
①誰がモアイを作ったのか
②大きな像を(モアイでも可)どうやって運んだのか
③なぜモアイは突然作られなくなったのか
④モアイを作った文明はどうなってしまったのか
※順不同
【解説】
それぞれ、「モアイを作ったのが誰か」「モアイをどうやって運んだのか」「モアイが作られなくなったのはなぜか」「モアイを作った文明がどうなったか」という内容を含んだ答えが書けているかどうかがポイント。
問3
問4
・墓の中の化石人骨
・ヒョウタンなどの栽培作物
※順不同
問5
問6
問7
数十トンもあるモアイを海岸まで運ぶための( ア )や、台座に立てるための( イ )が必要なのに、現在、イースター島にはユーカリの木以外の( ウ )が全くないから
ア・木のころ
イ・支柱
ウ・森
問8
ころ
支柱
※順不同
問9
ア:モアイは石切り場で作られたのに、海岸に運ばれ、陸の方に向けられていたこと
イ:モアイの運搬には木材が必要なのに、現在のイースター島には森がないこと
ウ:石切り場から、数十トンもあるモアイを海岸まで運んだ方法
エ:イースター島の人口がモアイの製造が始まった頃に急激に増加したこと
問10
ア:イースター島にある墓の化石人骨の分析や、遺跡から出土した炭化物の測定
イ:ラノ・ララクに露出している凝灰岩の成分の調査
ウ:イースター島の火口湖の堆積物の採取と分析
エ:堆積物に含まれるイネ科やタデ科の花粉や炭片の増加量の調査
【解説】
「この謎」とは、モアイの運搬に木材が必要なのに、イースター島には森がないこと。それに対して、イースター島の火口湖の堆積物を採取し分析した結果、当時の土の中からヤシの花粉が大量に発見され、人々がヤシをモアイ運搬のための木材として使っていたことがわかった。
問11
初めの5字」・島の人々は
終わりの5字・であろう。
【解説】抜き出す一文は、「島の人々はヤシの木をころとして使い、完成したモアイを海岸まで運んだのであろう。」
一文とあるので、文の初めから終わりの句読点まで抜き出さなくてはならないことに注意しよう。
問12
問13
森が消滅した結果、海岸までモアイを運ぶことができなくなったから
問14
ア:ヤシの実を食料とすることで、イースター島の生態系が守られていたから
イ:ヤシの森によって、バナナやタロイモの成長が雨から守られたから
ウ:森が過度な日光を遮り、土の温度を適切に保っていたから
エ:ヤシの木の根が、土壌が雨によって流されるのを防いでいたから
問15
①主食のバナナやタロイモを栽培することが困難になった
②たんぱく源の魚を捕ることができなくなった
※順不同
問16
【解説】
「森林は、文明を守る生命線なのである」という一文から判断する。
問17
ア:モアイの製造が始まった
イ:イースター島にポリネシア人がやって来た
ウ:家屋の材料や薪、農耕地を作るためにヤシの森が伐採され減少し始めた
エ:部族間の抗争が頻発した
オ:森が消滅した
カ:表層土壌が流失した
【解説】
イースター島にポリネシア人がやって来たのは五世紀ごろ。
ヤシの森が家屋の材料や薪、農耕地を作るために伐採され減少し始めたのは七世紀ごろ。
モアイの製造が始まったのは十一世紀ごろ。
モアイの製造が始まったため、運搬用の「ころ」や支柱としてさらにヤシの森が伐採され、消滅した。
森が消滅したため、表層土壌が雨によって侵食されて流失した。
表層土壌が流失したため、主食の栽培が困難となり、森も消滅していたため船を造れず、魚を捕ることもできなくなり、食糧危機となり、部族間の抗争が頻発した。
以上の流れを踏まえて順番に並べるとよい。
問18
問19
問20
問21
ア:森によって支えられていること
イ:食料や資源が不足していること
ウ:人口爆発が起きていること
エ:他から食料を運んでくることができないこと
オ:森が消滅したこと
カ:資源が有限であること
【解説】
ア:イースター島の文明が崩壊した根本的な原因は森の消滅ということから、イースター島は森によって支えられていたと読み取れる。本文ではさらに「地球そのものが、森によって支えられている」と述べられている。よって、共通している。
イ:「イースター島はしだいに食糧危機に直面していくことになった。」と述べられている。地球に関しては、「地球の人口が八十億を超えたとき、食糧不足や資源の不足が恒常化する危険性は大きい」とあるように、今の段階で不足しているとはいえない。
ウ:イースター島ではモアイの製造が始まったころ、島の人口が急激に増加したと述べられている。地球に関しても、「現代の私たちは、地球始まって以来の異常な人口爆発の中で生きている」と述べられているため、共通している。
エ:絶海の孤島のイースター島では、どこからも食料を運んでくることができなかったと述べられている。地球に関しても、広大な宇宙という漆黒の海にぽっかりと浮かぶ島と例えられており、他(地球以外)から食料を運んでくることができないことがわかる。そのため、共通している。
オ:花粉分析の結果と、現在のイースター島の状況から、森が消滅したことが判明している。一方、地球に関してはそのような記述は書かれていない。
カ:イースター島も、地球も、他から食料を運んでくることができないことと同じように、資源についても他から持ってくることはできない。よって、どちらも資源は有限である。
問22
地球の人口が半世紀もたたないうちに二倍になったこと
【解説】「人口」「半世紀もたたないうち」「二倍になった」というキーワードを含んだ内容かどうかがポイント。
「〜こと」や「〜点」という形で答えられているかどうかもチェックしよう。
問23
ア:地球の人口が八十億を超えたとき、食料不足が起きる危険性が大きいので、食糧生産に関しての革命的な技術革新が必要である。
イ:イースター島の文明を崩壊させたことの根本的な原因は、有限な資源であった森を消滅させてしまったことにある。
ウ:イースター島の歴史と、モアイの秘密に迫ることは、私たちの住む地球の未来を考える上でとても大きな問題を投げかける。
エ:地球の資源は有限なので、効率よく、長期にわたって利用する方策を考えることが人類が生き延びるためには必要だ。
【解説】すべて、本文中に述べられていることと内容は合っているが、ア・イ・ウは筆者が主張を述べるために、その根拠やいきさつを説明するために述べていることであり、最も述べたいことはエの「有限である資源を効率よく長期的に利用する方策を考えなければならない」ということである。
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