金子みすゞ『ふしぎ』テスト練習問題と過去問まとめ

中学1年国語『ふしぎ』の定期テストでよく出る問題や過去問をまとめているよ。
「ふしぎ」の作者について、詩の形式、使われている表現技法、それぞれの連で「わたし」がふしぎに思っていることや、作者の伝えたいこと(主題)など、テストで重要なポイントを問題を解きながら確認しよう。

まずは学習してからチャレンジしたい場合は、『ふしぎ』解説ページをチェックしよう!

目次

金子みすゞ『ふしぎ』テスト対策練習問題

わたしはふしぎでたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが。

わたしはふしぎでたまらない、
青いくわの葉たべている、
かいこが白くなることが。

わたしはふしぎでたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。

わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。

問1

『ふしぎ』の作者を答えなさい。

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金子みすゞ
【解説】大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人だよ。

問2

『ふしぎ』の詩の形式として最もよく読まれるものを、漢字五字で書きなさい。

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口語定型詩
【解説】今の私たちが普段使っている話しことば(口語)で書かれ、三・四・五音を中心とした一定のリズム(定型)を持っているので「口語定型詩」として読まれることが多いよ。(※学校の授業で「口語自由詩」と習った場合は、先生の指示に従おう!)

問3

『ふしぎ』は何連からできているか、漢数字で答えなさい。

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四連
【解説】詩の「連」とは、行をあけて区切られた詩のまとまりのこと。この詩は4つのまとまりからなっているね。

問4

第一連から第三連まで共通して使われている、言葉の順序をわざと逆にして印象を強める表現技法を漢字三字で書きなさい。

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倒置法
【解説】普通の順番なら「黒い雲からふる雨が、銀にひかっていることが、わたしはふしぎでたまらない。」となるけれど、あえて「わたしはふしぎでたまらない」を最初に持ってくることで、「ふしぎだ!」という強い驚きの感情を強調しているんだ。

問5

詩の中で「わたしはふしぎでたまらない、」という一文が各連の最初に繰り返されている。このような表現技法を漢字三字で書きなさい。

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反復法
【解説】同じ言葉を繰り返す(反復する)ことで、詩に歌のようなリズムを作り出し、感情をどんどんふくらませる効果があるんだ。「リフレイン」と答えても正解だよ。

問6

第一連で、「わたし」は何がどうなることをふしぎだと思っているか。詩の中の言葉を使って書きなさい。

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黒い雲からふる雨が、銀にひかっていること。
【解説】黒い雲から落ちてくるのだから雨も黒くなりそうなのに、キラキラと銀色に光っていることをふしぎに感じているんだね。

問7

第二連で、「わたし」は何がどうなることをふしぎだと思っているか。詩の中の言葉を使って書きなさい。

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青いくわの葉たべている、かいこが白くなること。
【解説】青い(緑色の)葉っぱばかり食べているのに、どうして虫の体は青くならずに真っ白なままなんだろう?という純粋な疑問だね。

問8

第三連で、「わたし」は何がどうなることをふしぎだと思っているか。詩の中の言葉を使って書きなさい。

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たれもいじらぬ夕顔が、ひとりでぱらりと開くこと。
【解説】誰も手で開いてあげたわけではないのに、時間が来ると自分で花を開く植物の生命力に驚いているんだ。

問9

第四連では、「たれにきいても」まわりの人はどうすると書かれているか。詩の中から十二字で抜き出しなさい。

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わらってて、あたりまえだ、
【解説】自然のふしぎな出来事について質問しても、まわりの人たちは笑って「そんなのあたりまえだ」と流してしまうんだね。

問10

第四連で、「わたし」が一番ふしぎに感じていることは何か。最も適切なものを次の中から選びなさい。

ア:大人が自分のおしゃべりを聞いてくれないこと。
イ:まわりの人が自然のふしぎさに気づかず、「あたりまえだ」と言って笑うこと。
ウ:世界には自分の知らないことばかりであふれていること。
エ:誰も夕顔の花を大切に育てようとしないこと。

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【解説】第一連〜第三連の「自然のふしぎ」よりも、それに気づかずに笑ってすませてしまう「大人(まわりの人)たちの反応」を一番ふしぎに思っているんだね。

問11

この詩の主題(作者が伝えたいこと)について説明した文として、最も適切なものを次の中から選びなさい。

ア:誰もが感じている自然の疑問を、科学的な視点で解き明かしている。
イ:誰もが経験している日常のできごとを、難解で美しい言葉で表現している。
ウ:誰もが見過ごしてしまいそうなありふれたできごとを、素朴で無垢な感性で見つめ直している。
エ:誰も気づかなかった自然の恐ろしさを、鋭い観察力で描いている。

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【解説】私たちが普段「あたりまえ」だと思って見過ごしていることを、まっさらな、無垢な感性(子どものような純粋な心)で見つめ直すことの大切さが込められているんだ。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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