長田弘『世界はうつくしいと』テスト対策練習問題と過去問まとめ
中学3年国語で学ぶ長田弘の詩「世界はうつくしいと」について、定期テストでよく出る問題や過去問をまとめているよ。
詩の形式や表現技法、言葉の意味、そして作者がこの詩に込めたメッセージなど、テストで重要なポイントを問題を解きながら確認しよう。
まずは学習してからチャレンジしたい場合は、「世界はうつくしいと」解説ページをチェックしよう!
「世界はうつくしいと」テスト対策練習問題
※このページでは「世界はうつくしいと」の本文は掲載していません。お手元の教科書を開いて、詩を読みながら問題に取り組んでね。
問1
「世界はうつくしいと」の作者を漢字で書きなさい。
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長田弘
【解説】長田弘さんは、日本の詩人であり、児童文学作家や翻訳家としても活躍したよ。
問2
「世界はうつくしいと」の詩の形式を漢字5字で書きなさい。
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口語自由詩
【解説】「世界はうつくしいと」は、今の話し言葉である「口語」で書かれている。さらに、五・七・五のような文字数に決まりのない「自由詩」である。
問3
詩の中で「うつくしいと。」という言葉が何度も繰り返されている。このような表現技法を漢字3字で答えなさい。
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反復法
【解説】同じ言葉やフレーズを繰り返すことで、リズムを作り、作者のメッセージを読み手に強く印象づける表現技法。
問4
「〜はうつくしいと。」の後には、ある言葉が省略されていると考えられる。どのような言葉か、詩の中から3字で抜き出して答えなさい。
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言おう
【解説】詩の前半と後半に「うつくしいものをうつくしいと言おう。」とあることから、「言おう」が省略されていると考えられる。読者に想像させ、余韻を残す「省略法」という表現技法が使われているよ。
問5
「一体、ニュースとよばれる日々の破片が、わたしたちの歴史と言うようなものだろうか。」という一文には、「〜だろうか。(いや、そうではない)」という強い思いを表す表現が含まれている。この表現技法を漢字2字で答えなさい。
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反語
【解説】疑問の形をとりながら、実は強い否定の気持ち(自分の本当の主張)を伝える表現技法。読者に考えさせるための問題提起にもなっているよ。
問6
作者は、「ニュースとよばれる日々の破片」と反対の意味を持つ言葉を並べること(対比)で、日常の尊さを強調している。「ニュースの破片」と対比されている言葉を、詩の中から8字で抜き出しなさい。
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あざやかな毎日
【解説】特別な大事件である「ニュースの破片」と、何気ない日常である「あざやかな毎日」が対比の構造になっているよ。
問7
「風の匂いはうつくしいと。」という表現は、人間の「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」のうち、何を使って感じているものか答えなさい。
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嗅覚
【解説】「匂い」は鼻で感じるものなので「嗅覚(きゅうかく)」だね。
問8
「遠くの低い山並みの静けさはうつくしいと。」や「なにげない挨拶はうつくしいと。」という表現は、人間の「五感」のうち、何を使って感じているものか答えなさい。
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聴覚
【解説】「静けさ」や「挨拶(の声)」は耳で感じるものなので「聴覚(ちょうかく)」だね。作者の考える「うつくしいもの」は、目で見る(視覚)だけではないことがわかるね。
問9
「ためらわず口にすることを」の「ためらわず」の意味として最も適切なものを、次の中から選びなさい。
ア:考え込んで
イ:迷うことなく
ウ:恥ずかしそうに
エ:大急ぎで
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イ
【解説】「ためらう」は「迷う」「躊躇する」という意味。「ためらわず」なので、「迷ったりためらったりすることなく」という意味になるよ。
問10
「塵にかえる」とは、どのようなことの象徴(例え)として使われているか。最も適切なものを次の中から選びなさい。
ア:部屋が汚れてしまうこと
イ:人々の記憶から忘れ去られてしまうこと
ウ:命あるものが死んで自然に還っていくこと
エ:永遠に生き続けること
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ウ
【解説】命あるものは永遠ではなく、いつか死んで土(自然)に還るという、命の終わりの象徴として書かれているよ。
問11
「シュロの枝を燃やして、灰にして、撒く。」とは、どのようなことを表す例として書かれていると考えられるか。最も適切なものを次の中から選びなさい。
ア:古いものを捨てて新しくやり直すこと
イ:植物を大切に育てて増やしていくこと
ウ:世界中の宗教の歴史を学ぶこと
エ:命あるものが灰になって自然に還っていくこと
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エ
【解説】「シュロ(ヤシ科の植物)」を燃やして灰にするキリスト教の行事を例にして、命が永遠ではなく、自然へ還っていく(巡っていく)ことを表していると考えられるよ。
問12
作者が考える「うつくしい世界」に含まれるものとして、最も適切なものを次の中から選びなさい。
ア:ニュースになるような大事件
イ:私たちの身の回りにある何気ない人間の営み
ウ:誰の目にも触れない遠く離れた外国の景色
エ:時間が経っても永遠に変わらないもの
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イ
【解説】作者は、自然の風景だけでなく、「なにげない挨拶」や「老いてゆく人の姿」など、身近な人間の営み(あざやかな毎日)も「うつくしい」と考えているんだ。
問13
作者はなぜ、漢字の「美しい」ではなく、ひらがなの「うつくしい」を使ったと考えられるか。最も適切なものを次の中から選びなさい。
ア:中学生や子どもたちにも読みやすくするため
イ:昔の詩人が使っていた言葉づかいを真似るため
ウ:見た目が綺麗という限定的な意味だけでなく、心惹かれるものや尊いものなど広い意味を含ませるため
エ:口語自由詩の文字数のルールに合わせるため
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ウ
【解説】漢字の「美しい」だと、風景が綺麗だったり、見た目が整っていたりするイメージが強くなる。意味を限定せず、柔らかくて広がりのあるひらがなを選んだと考えられるよ。
問14
詩の最後で、作者はなぜ「世界はうつくしい」と考えているのか。その理由が書かれている部分を、詩の中から28字(句読点を含む)で抜き出しなさい。
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何ひとつ永遠なんてなく、いつかすべて塵にかえるのだから、
【解説】永遠に続かないからこそ、今この瞬間の「あざやかな毎日」が尊くて、うつくしいんだという作者の深いものの見方が表れているね。
問15
この詩を通して、作者が最も伝えたい思い(主題)とはなにか。適切なものを次の中から選びなさい。
ア:言葉に出すことをためらわず、永遠ではないからこそ価値がある日々のあざやかな毎日をうつくしいと言おう。
イ:自然の風景だけが本当にうつくしいものなので、私たちは言葉に出して環境を守るべきだ。
ウ:ニュースになるような大事件を毎日しっかりと見て、私たちの歴史を学んでいくことが大切だ。
エ:人間はいつか塵にかえってしまうのだから、永遠の命を手に入れるために日々努力するべきだ。
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ア
【解説】作者の伝えたいことは大きく2つ。「言葉に出して伝えることの大切さ」と、「永遠ではない(いつか塵にかえる)からこそ、日々のあざやかな毎日に価値がある」ということだよ。
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本ページでは、長田弘「世界はうつくしいと」(出典例:光村図書出版『国語3』所収)より、学習・批評の目的で必要最小限の部分のみを引用し明示しています。全体はお手元の教科書等でご確認ください。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

