おはなしのくに(おはなしのしょうかい)
日本に ふるくから つたわる むかしばなしや、がいこくの ものがたりなどを まとめているよ。
おはなしのくに「シンデレラ」
「シンデレラ」は、グリム童話にも でてくる ゆうめいな おはなし。
日本では「灰かぶり」という なまえでも しられて いるよ。
「シンデレラ」あらすじ
シンデレラという やさしく うつくしい 女の子は、いじわるな まま母と おねえさんたちに いじめられて いました。
ある日、おうさまが パーティーを ひらくことに なりました。
ぼろぼろの ようふくしか ない シンデレラに、まほうつかいの おばあさんが とても きれいな ドレスと くつを よういして くれました。
シンデレラに ひとめぼれを した おうじさまは、シンデレラが わすれた くつを てがかりに、シンデレラを みつけ、シンデレラは おうじさまと けっこんして しあわせに くらしました。
「シンデレラ」つたえたいこと
いつも やさしく すなおに くらしていた シンデレラは おうじさまと けっこんして しあわせに くらせたね。
シンデレラに いじわるを していた おねえさんたちは しあわせに なれなかったよ。
「シンデレラ」の おはなしが つたえたいことは 「やさしく すなおに くらしていれば きっと いいことが あるということ、そして、いじわるを すると しあわせに なれない」という ことだね。
おはなしのくに「ももたろう」
「ももたろう」は 日本に ふるくから つたわる むかしばなし。
ももから うまれた 男の子の おはなしだよ。
「ももたろう」あらすじ
むかしむかし あるところに、おじいさんと おばあさんが すんでいました。おばあさんが かわで せんたくを していると、おおきな ももが ながれて きました。
ももを きってみると、なかから 男の子が でてきました。
ももからうまれた 男の子(ももたろう)は、鬼たちが すむ しまに おにたいじに いくことになりました。
とちゅうで、いぬ、さる、キジと であい、いっしょに 鬼たちと たたかうため、いっしょに しまへ むかいました。
鬼たちは つよいけれど、ももたろうと なかまたちは ゆうきを 出して tたたかい 鬼たちを たおしました。
「ももたろう」つたえたいこと
ももたろうは、いぬ、さる、キジと いっしょに たたかって 鬼に かったね。
なので、「ももたろう」の つたえたい ことは 「ゆうきを もつこと、なかまと きょうりょく することの たいせつさ」という ことだね。
おはなしのくに「赤ずきん」
「赤ずきん」は グリム童話にも でてくる おはなしだよ。
「赤ずきん」あらすじ
いつも 赤い ずきんを かぶって いるので 「赤ずきん」と よばれる 女の子が いました。
赤ずきんは おばあさんの いえへ むかう とちゅう、おおかみに だまされて みちくさを して しまいます。
その あいだに おおかみは おばあさんを たべて、おばあさんに ばけて、やってきた 赤ずきんの ことも たべて しまいました。
そこに りょうしが やってきて、まんぷくで ねている おおかみの おなかから おばあさんと 赤ずきんを たすけだしました。
「赤ずきん」つたえたいこと
赤ずきんは、おかあさんの いいつけを まもらずに、おおかみに だまされて みちくさを して しまったので、おおかみに たべられて しまったんだ。
なので、「赤ずきん」が つたえたい ことは 「いいつけを まもらないと きけんな めに あう」という ことだよ。
おはなしのくに「かちかち山」
「かちかち山」は、日本に ふるくから つたわる おはなし。
「かちかち山」あらすじ
あるところに おじいさんと おばあさんが すんでいました。
ふたりは いたずらものの たぬきに こまって いました。
おじいさんに つかまった たぬきは、おばあさんを だまして ころしてしまい、おなべに して おじいさんに たべさせて しまいました。
おじいさんの かわりに かたきうちを たのまれた うさぎは、たぬきを しばかりに さそいだして、せおっている しばに 火を つけました。
火うち石を うつ ときに、「かちかち」と おとが するのを、「ここは かちかち山なので、かちかちどりが ないている」と せつめいしました。
やけどをした たぬきの せなかに とうがらしを ぬらせて こらしめたあと、たぬきを どろの ふねに のせて うみにでるように しました。
どろの ふねが こわれて、たぬきは うみで おぼれて しんでしまいました。
「かちかち山」つたえたいこと
かちかち山に でてくる たぬきは、いたずらをしたり、おばあさんを だまして ころして しまったり、とても わるいことを したよ。
そんな たぬきは、うさぎに うんと こらしめられて、さいごは うみで おぼれて しんでしまったね。
「かちかち山」が つたえたいことは、「わるいことを すると ひどいめに あう」ということだね。
おはなしのくに「さるかに合戦」
「さるかに合戦」は、日本に ふるくから つたわる おはなし。
かにを ころした わるい さるに、こどもたちの かにが しかえしを する はなしだよ。
「さるかに合戦」あらすじ
かにが おにぎりを もって いると、さるが ひろった かきの たねと こうかんしようと いいました。
かきの たねを うえて そだてれば ずっと おいしい かきが たべられると いわれて、かには いっしょうけんめい かきを そだてました。
しかし、かきが そだつと、さるは かきの みを よこどりして、まだ あおい かきを かにに なげつけて ころして しまいました。
かにの こどもたちは、さるに しかえしを しようと、くり、はち、うしのふん、うすを なかまにして、さるの いえで まちぶせを しました。
さるが かえってきて いろりに あたると、いろりの なかに かくれて いた くりが はねて やけどを させ、みずで ひやそうと すると、みずの なかに かくれて いた はちが さし、びっくりして げんかんを でると、うしのふんで ころび、そこに やねに かくれて いた うすが さるを めがけて おちてきて、さるは しんで しまいました。
「さるかに合戦」つたえたいこと
さるは、かにに ひどいことを したので、かにの こどもたちに しかえしをされて、ひどいめに あって しんでしまったね。
なので、「さるかに合戦」が つたえたい ことは、「ひどいことを すると、ひどいめに あう」という ことだよ。
おはなしのくに「雪女」
「雪女」は、日本に ふるくから つたわる むかしばなし。
ゆきの ようかいの 女の人と、にんげんの 男の人の こいものがたりだよ。
「雪女」あらすじ
ゆきのふる 山へ もさくという としよりの きこりと、むすこの みのきちという わかものが いくと、ふぶきが はげしく なったので、やまごやで すごしていました。
すると、雪女が やってきて、ねていた もきちを こごえさせて ころして しまいました。
みのきちは、わかくて うつくしいので、雪女は ころすのを やめました。
しかし、「このことを だれかに いったら ころしてしまうよ」と やくそくして、雪女は いなくなりました。
一ねんご、みのきちの ところへ おゆきという うつくしい 女が やってきて、ふたりは ふうふに なり、こどもも たくさん うまれました。
みのきちは、おゆきに、うっかり 雪女と あったときの ことを はなして しまいました。
しかし、じつは おゆきが その 雪女だったのです。
「やくそくを やぶったね。しかし、こどもたちも いて、おまえを ころすことは できない」と、雪女は いって、すがたを けして しまいました。
「雪女」つたえたいこと
みのきちが 雪女との やくそくを やぶって しまったので、おゆきは すがたを けして しまったね。
なので、「雪女」の つたえたいことは 「やくそくを やぶっては いけない」という ことだね。
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。