「おむすびころりん」(あらすじとワークシート)
『おむすびころりん』とは、「おむすびころりん すっとんとん」という ねずみの 歌が ゆうめいな 昔話で、絵本にも なっているね。
『おむすびころりん』の あらすじや 登場人物、ポイントを イラストも つかって かいせつするよ。
「おむすびころりん」ワークシート(無料プリント)
『おむすびころりん』のワークシートに チャレンジしてみよう。登場人物や、おはなしの ないようを せいり しやすくなるよ。
おむすびころりん あらすじ
おむすびころりん あらすじ
むかしむかし、はたけを たがやしていた おじいさんが、おむすびを たべようと つつみを ひろげると、おむすびが ころころ ころりんと かけだし、はたけの すみの あなに すっとんとんと とびこみました。
まっくらな あなからは「おむすび ころりん すっとんとん。 ころころ ころりん すっとんとん。」という うたが きこえます。
おもしろいので ふたつめの おむすびも ころがし、おどりを おどる おじいさん。あしを すべらせて、じぶんも あなへ とびこみました。
そこは ねずみの おうちで、ねずみたちは おいしい ごちそうや おどりで おじいさんを もてなします。
おむすびの おれいとして もらった こづちを おうちに かえって おばあさんと おどりながら ふってみると、しろい おこめや きんの こばんが たくさん でてきて、ふたりは いつまでも なかよく たのしく くらしました。
おむすびころりん 登場人物
おむすびころりん 登場人物
おじいさん・・おむすびを ころがす・あなに おちて ねずみの とびこむ
おばあさん
ねずみ・・おじいさんを もてなす・こづちを あげる
おむすびころりん おはなしの ポイント
『おむすびころりん』のテストプリントでは、おはなしの ないようについて こたえるもんだいが おおくでるよ。
ポイントを かくにんしておこう。
いつの おはなしなのかな?
『おむすびころりん』は、にほんで ふるくから つたわる 昔話で、作者(おはなしを つくったひと)は わからないよ。
教科書の『おむすびころりん』にも、「むかし むかしの はなしだよ。」と かかれているね。
おじいさんは やまで なにを していたの?
「やまの はたけを たがやして」と かかれているように、おじいさんは やまで はたけを たがやしていたよ。
はたけを たがやして おなかが すいたから、おむすびを たべようと したんだね。
おむすびは なぜ(いつ) ころがったの?
おじいさんが おむすびを たべようとして、「つつみを ひろげた その とたん」おむすびは ころがったと かいてあるよね。
「その とたん」とは、「その しゅんかん」という いみだよ。
つまり、つつみを ひろげた しゅんかんに おむすびは ころがったんだね。
「おむすび ころりん すっとんとん」とは?
おじいさんが、おむすびが おちてしまった あなを のぞいてみると、なかは まっくら だったね。
そして みみを あなに あててみると、「おむすび ころりん すっとんとん」と きこえたと かかれているね。
これは、あなの なかから「おむすび ころりん すっとんとん」という うたが きこえたということだね。
だれが うたっていたのかというと、この あなは ねずみの おうちで、ねずみたちが うたっていたんだね。
おむすびが ころがったようすが「ころりん」で、
おむすびが あなに おちてしまったようすが「すっとんとん」なんだね。
どうして ふたつめの おむすびを ころがしたの?
「ふたつめ ころんと ころがすと」と かかれているように、おじいさんは ふたつめの おむすびも あなに ころがして しまったね。
これは なぜかというと、「これは これは おもしろい」と かかれているように、「おむすび ころりん すっとんとん」という うたが あなのなかから きこえて くることが おもしろいと おもって、また おむすびを あなに おとしてみたんだね。
どうして おじいさんは おどったの?
「おなかが すいてる ことなんか わすれて」おどりはじめた おじいさん。
どうして「おなかが すいてる ことなんか わすれて」しまったのかな?
なぜなら、あなのなかから うたが きこえることが おもしろかったからだね。
どうして ねずみは おじいさんを もてなしたの?
おじいさんが あしを すべらせて、あなに おちてしまうと、そこは ねずみの おうちで、ねずみたちが ごちそうや おどりで おもてなし してくれたね。
なぜ ねずみたちが おじいさんに おれいを しているのかというと、「おむすび たくさん ありがとう」と ねずみたちが うたっているように、おじいさんが あなのなかに おむすびを おとしてくれたからだね。
こづちを ふると なにが おこったの?
ねずみから おれいとして こづちを うけとった おじいさん。
おうちに かえると、おばあさんと おどりながら こづちを ふってみたね。
すると、こづちからは「しろい おこめ」や「きんの こばん」が たくさん でてきたね。
むかしは、「しろい おこめ」は とても ぜいたくなもの だったし、「きんの こばん」も とても こうかな ものだよね。
だから、おじいさんと おばあさんは、それから くらしに こまることもなく、なかよく たのしく くらしたんだね。
いじわるじいさんも いた?
教科書の『おむすびころりん』では、おじいさんと おばあさんが こづちで しあわせに なった ところで おわりだけれど、絵本では このあとに となりにすむ 「いじわるじいさん」が でてくることも あるよ。
おじいさんが こづちを もらって、しろい おこめや こばんを たくさん てにいれたことを しって、となりの 悪い いじわるじいさんは、じぶんも わざと ねずみの あなに おむすびを おとしたりするよ。
でも、ねずみたちに ひどい たいどを したり、かってな ことを して、かえって ひどいめに あってしまうんだ。
『おむすびころりん』の教訓(伝えたいこと)は、「よいことを すると、しあわせに なるけれど、じぶんかってな ことを すると、ひどいめに あうよ」ということなんだね。
ここまで がくしゅう できたら、「おむすびころりん」のテストれんしゅうもんだいのページに チャレンジしてみよう。
おむすびころりんを 音読しよう
おむすびころりんの 教科書の全文が かくにんできる どうがを しょうかいするよ。おてほんを さんこうにして 音読の れんしゅうを しよう。
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。