「おおきくなあれ」をよんでみよう(ワークシート)

 『おおきくなあれ』は さかたひろおさんの詩だよ。「ぷるん ぷるん ちゅるん」という ことばが おもしろいよね。

 じゅぎょうでは、『おおきくなあれ』の詩の よいところを ひょうげん するために、どのように おんどく すると よいかを かんがえたりするよ。

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「おおきくなあれ」ワークシート

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「おおきくなあれ」ワークシート

 「おおきくなあれ」のワークシートにチャレンジしよう。「おおきくなあれ」の詩のポイントが せいりできるよ。

阪田寛夫の詩「おおきくなあれ」のワークシートの画像
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おおきくなあれのについて

 詩とは、かんたんに いうと、「かんどうした きもちや、おもったことを みじかい ことばで リズムよく ひょうげんしたもの」だよ。

詩のとくちょう「れん

 詩は、いくつかの かたまりで かかれることが あるんだ。
『おおきくなあれ』も、おおきな ふたつの かたまりで できているよね。

 この「かたまり」のことを、「連」とよぶよ。
なので、『おおきくなあれ』は「2つの連」で つくられた 詩なんだ。

詩のくふう

 『おおきくなあれ』の詩は、2つの連で できているよね。
ところで、この 2つの連、とてもよく にていることに きがつくかな?

 ひとつめの連では、「ブドウ」のところが、ふたつめの連では「リンゴ」に なっているよね。

 ひとつめの連では「あまく なれ」のところが、ふたつめの連では「あかく なれ」になっているよね。

 でも、それいがいの ところは、おなじことばが つかわれていて、とてもにているんだ。

 こうやって、にているかたちにすることで、詩のリズムもよくなるし、詩をよんだひとの いんしょうに つよく のこる こうかが あるんだ。

「はいれ」とは どういう いみだろう?

 『おおきくなあれ』の詩には、「ブドウに はいれ」や「リンゴに はいれ」というように、「はいれ」という ことばが つかわれているね。

 「はいれ」とは、なにが どこに はいることなのかな?

 これは、「あめの つぶつぶ」に、「ブドウのなか」や「リンゴのなか」にはいれ、といっているんだね。

 しょくぶつは、つちの なかの みずを すって おおきくなるよね。

 つちのなかの みずは、もともと あめで ふってきた みずだよね。

 だから、「あめの つぶつぶ」に、「ブドウ」や「リンゴ」に はいれ、といっているんだね。そうして、ブドウやリンゴが おおきくなってほしいと かんがえているんだね。

おおきくなあれ おんどく読のポイント

 『おおきくなあれ』を音読するときの ポイントを しょうかい するよ。

みずの ようすを つたえよう

 『おおきくなあれ』には、「ぷるん」や「ちゅるん」ということばが たくさん でてくるね。

 「ぷるん」は あめの つぶつぶが ぷるんと している ようすだね。
おさらに のった ゼリーを おもいうかべてみよう。「ぷるん」としているよね。

 ゼリーのように、あめの つぶつぶが ぷるんと している ようすを おもいうかべながら 音読すると おもしろいね。

 「ちゅるん」は、あめの つぶつぶが ブドウや リンゴに はいっていく ようすだね。

 ゼリーのおかしを たべるとき、ちゅるんと くちに はいってくる ようすを おもいうかべてみよう。

 ゼリーのように、あめの つぶつぶが ちゅるんと ブドウやリンゴのなかに はいっていく ようすを おもいうかべながら 音読すると おもしろいね。

めいれいしている ところを いしきしょう

 『おおきくなあれ』では、「めいれい」している ところが いくつか あるよ。

 ひとつめの連では、「ブドウに はいれ」と めいれいしているね。
これは、「あめの つぶつぶ」に、「ブドウに はいれ」と めいれいしているんだよね。

 ひとつめの連では、「おもく なれ」「あまく なれ」とも めいれいしているね。
これは、「ブドウ」に「おもく なれ」「あまく なれ」と めいれいしているんだよね。

 ふたつめの連では、「リンゴに はいれ」と めいれいしているよ。
これは、「あめの つぶつぶ」に、こんどは「リンゴに はいれ」と めいれいしているんだね。

 ふたつめの連でも、「おもく なれ」と「あかく なれ」と めいれいしているね。
これは、こんどは「リンゴ」に「おもく なれ」「あかく なれ」と めいれいしているんだよね。

 「おもく なれ」「あまく なれ」「あかく なれ」は、どれも「くだものに、せいちょうして おおきくなってほしい」というきもちが こめられているね。

 この「おおきくなってほしい」というきもちを こめながら 音読することが できたら とてもよいね。

ここまで がくしゅう できたら、「おおきくなあれ」テストれんしゅうもんだいのページに チャレンジしてみよう。

おおきくなあれ 音読してみよう

 いままで がくしゅうしたポイントに きをつけて、おてほんを さんこうにして『おおきくなあれ』の音読に ちょうせんしてみよう。

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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