「ありがとう」をよんでみよう
『ありがとう』は しょうじたけしさんの詩だよ。「ありがとう」という ことばが なんども つかわれていて いんしょうに のこるね。
「ありがとう」の 詩で くふうされている ところなど、ポイントを かいせつするよ。
目次
「ありがとう」の詩について
詩とは、「かんどうした きもちや、おもったことを みじかい ことばで リズムよく ひょうげんしたもの」だね。
詩のとくちょう「連」
詩は、いくつかの かたまりで かかれているね。
『ありがとう』の詩も、おおきな 4つの かたまりで できているよ。
この「かたまり」の ことを「連」と よぶんだよね。
なので、『ありがとう』は「4つの連」で つくられた 詩ということだね。
詩のくふう
『ありがとう』の 詩の、1つめと 4つめの 連は、おなじ ことが かかれているね。
さらに、2つめと 3つめも とても にていることに きがつくかな?
「いえば とっても いい きもち」と、
「いわれりゃ もっと いい きもち」という 2つの連は、とても よくにているよ。
「いえば」に たいして「いわれりゃ」、
「とっても」に たいして「もっと」
「いい きもち」は どちらの 連も おなじだね。
こうやって、にている かたちに することで、詩の リズムも よくなるし、詩を よんだひとの いんしょうに つよく のこる こうかが あるよ。
「ありがとう」という ことば
『ありがとう』の 詩では、「ありがとう」という ことばが なんども くりかえし つかわれているね。
これも、なんども くりかえして つかうことで、「ありがとう」という ことばが 詩を よんだひとの いんしょうに つよく のこる こうかが あるんだ。
なんども つかわれている「ありがとう」という ことばには、さくしゃの しょうじ たけしさんの おもいが こめられているんだね。
さくしゃの つたえたいこと
『ありがとう』の 詩には、さくしゃの どんな おもいが こめられているのかな。
「ありがとう」と いえば、とっても いいきもちに なれるということ。
「ありがとう」と いわれると、もっと いいきもちに なれるということ。
だれかに たすけてもらったり したときや、うれしいことを してもらったら、「ありがとう」という きもちを すなおに つたえると、いったひとも、いわれたひとも、とても いい きもちに なれるということだね。
ありがとう 音読のポイント
『ありがとう』を 音読するときの ポイントを しょうかい するよ。
「ありがとう」に きもちを こめよう
『ありがとう』の 詩は、「ありがとう」という きもちを つたえることの すばらしさを つたえようと している 詩だよね。
なので、「ありがとう」という ぶぶんは、だれかに かんしゃしたり、たすけてもらって うれしいきもちを こめるように、ていねいに たいせつに 音読すると よいね。
「もっと」に きもちを こめよう
「いえば とっても いい きもち」と、「いわれりゃ もっと いい きもち」は、とても にている ぶぶんだけれど、「ありがとう」を いうよりも、「ありがとう」と いわれることは、「もっと」いい きもちなんだよね。
だから、「もっと」を 音読するときには、「とっても」を 音読するときよりも こえを すこし おおきくしたり、ゆっくり だいじに 音読すると きいている ひとに つたわりやすく なるね。
「ありがとう」まとめ
「ありがとう」まとめ
- 詩とは、「かんどうした きもちや、おもったことを みじかい ことばで リズムよく ひょうげんしたもの」
- 『ありがとう』は「4つの連」で つくられた 詩
- 『ありがとう』の 詩の、1つめと 4つめの 連は、おなじ ことが かかれている。また、2つめと 3つめも とても にている
- 『ありがとう』の 詩では、「ありがとう」という ことばが なんども くりかえし つかわれている
- さくしゃの つたえたいことは、「「ありがとう」という きもちを すなおに つたえると、いったひとも、いわれたひとも、とても いい きもちに なれる」ということ
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。