おすすめの漢字練習ノート
効率のよい漢字勉強法のひとつである「漢字練習ノート」の使い方や、小学生におすすめの漢字練習ノートを紹介しています。
目次
漢字練習ノートの書き方
漢字の練習には、いくつかのコツ(ポイント)があります。
漢字練習のコツ
- まずは漢字の「読み」と「意味」をよく確認する。
(漢字のなりたちと、意味を紐づけしてみるとよい)
- その漢字の「部首」をよく確認する。
(へんやつくりを色分けしてみる方法も)
- お手本をよく見ながら、ゆっくりと書く(1~2回)。
このとき、漢字の読みやつくりなどを、「声に出しながら」書くようにすると記憶が定着しやすい。
- お手本を見ずに、書いてみる。
- 練習問題に挑戦する。
漢字を練習するときは、ひたすらたくさん書くのではなく、まず「ていねいに」その漢字と向き合ってから書きはじめるのが大切です。
字形や、はね、はらい。点の数や、横棒の長さの違いなど、まずはしっかりとおさえましょう。
これらを適当にしながらたくさん書き取りをしてしまうと、間違った状態で定着してしまい、直すのも大変になってしまいます。
最初がとても肝心です。
漢字の部首には、その漢字のもつ意味との関係があります。
低学年のうちから、漢字の部首と、その漢字の意味をよく確認して、関係性も意識しながら学習することで、その先で学習する漢字も、部首からある程度の意味を予想できるようになるなど、効率的に学習することができるようになります。
漢字を練習するときには、「声に出す」というのも効果的。
手だけを動かしたときよりも、口も使って練習することで、より記憶に残りやすく、漢字の定着度が上がります。
漢字の書き練習が「インプット」としたら、しっかりと「アウトプット」まですることも重要です。
そのためには、できるだけたくさんの問題にチャレンジして、色々なパターンに触れるようにすることが大切です。
おすすめの漢字練習ノート
漢字練習のコツが取り入れられた、おすすめの漢字練習ノートを紹介します。
となえてかく漢字練習ノート
『となえてかく漢字練習ノート』は、漢字の書き順を「唱えながら」書く練習をすることで、歌うような感覚で漢字を楽しく覚えることができるように作られた練習ノートです。
「となえかた」で説明されているとおりに書くと、きれいな字形で漢字を書けるようになります。
漢字のなりたちも丁寧に説明されているので、その漢字がもつ意味を理解したうえで学んでいけるのが魅力です。
小学校低学年から、ひとつひとつの漢字の成り立ちを理解することで、その後登場する漢字についても字形から意味を推測できるなど、効率的に学習していくことができます。
ただ、問題数が少ない部分があるので、「となえてかく漢字練習ノート」で学習をしたあとに、ほかの問題を中心としたドリルなどで定着させるという学習方法もおすすめです。
5回書き込み式漢字練習ノート
『5回書き込み式漢字練習ノート』は、「書くこと」に重点をおいた教科書対応漢字練習ノート。
教科書対応なので、学校の授業の進みに合わせて学習範囲の漢字を効率的に学習できるのが魅力です。
それぞれの漢字を、はじめに5回づつ書き込みすることで、しっかりと練習できる仕組みになっています。
練習問題も、通常の練習問題に加え、応用問題、復習問題と3段階で用意されており、確実に定着させる工夫がされています。
漢字練習ノートダウンロード
市販の漢字練習ノートを買っても、3日ぼうずで長続きしないということも…。
まずは、無料ダウンロードで漢字練習ができるノート(プリント)に挑戦してみるのもおすすめです。
『となえてかく漢字練習ノート』や『5回書き込み式漢字練習ノート』で学習した漢字を反復練習するために使えば、より定着させることもできます。
漢字練習ノート(50字)
A4サイズの用紙1枚あたりに50字の漢字を書き込むことができるプリントデータです。
漢字練習ノート(91字)
A4サイズの用紙1枚あたりに91字の漢字を書き込むことができるプリントデータです。
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。