ごじゅうおん(ひらがなの五十音表)

 ごじゅうおん(五十音ごじゅうおん)は、「あいうえお」から はじまる ひらがなの ひょうの ことだよ。

 でも 46もじしか ないのに、なんで ごじゅうおんと いうのかな?

 ごじゅうおんは、5つの母音ぼいん(あいうえお)と10の子音しいんの くみあわせ で 50のおん(5×10は50)を ひょうに しているからなんだ。

 五十音ごじゅうおんには どんな おとが あるのか、一覧いちらんで かくにん してみよう。

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「ごじゅうおん」なぞりがきプリント

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五十音の一覧プリント

日本語のひらがな五十音の表の画像

 あかいもじは あまり つかわないよね。
あかいもじを ぬいて、「ん」を つけたすと、ぜんぶで 46もじに なるという わけだね。

母音ぼいん子音しいんって なんだろう?

 母音ぼいんは、「や くちびる、したなどで じゃまされない そのままの おと」のこと。

 「あ・い・う・え・お」と はつおんして みよう。おとが じゃまされずに そのまま でてくる イメージが わかるかな?

 子音しおんは、「や くちびる、したなどで じゃますることで つくる おと」のことだよ。

 「ま・み・む・め・も」と はつおんして みよう。さいしょに くちびるを とじて おとを つくっているのが わかるかな?
くちびるを つかわないと、「ま・み・む・め・も」は はつおん できないよね。

 「あだん、いだん、うだん、えだん、おだん」は、そのおとの もとになっている 母音ぼいんで わかれているよ。

 「あぎょう、かぎょう、さぎょう、たぎょう、なぎょう、はぎょう、まぎょう、やぎょう、らぎょう、わぎょう」は、そのおとの もとになっている 子音しいんで わかれているよ。

 たとえば、「き」は、「か行」を はつおん するときの 子音しいんと、「いだん」の 母音ぼいんを くみあわせて つくる おとなんだ。

「き」を 「きーーーー」と、ずーっと つづけて はつおんして みよう。いつのまにか 「いーーーー」と おなじ おとに なっているよね。
これは、「き」の母音ぼいんが、「い」だからなんだね。

五十音ごじゅうおん くちかたち

 五十音ごじゅうおんを はつおん するときの くちかたちは、母音ぼいん(あいうえお)のかたちが ポイントに なるよ。

ぎょう「あいうえお」のくちかたち

あ行の口の形をしている男の子のイラスト

ぎょう「かきくけこ」のくちかたち

か行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「さしすせそ」のくちかたち

さ行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「たちつてと」のくちかたち

た行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「なにぬねの」のくちかたち

な行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「はひふへほ」のくちかたち

は行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「まみむめも」のくちかたち

ま行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「やいゆえよ」のくちかたち

や行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「らりるれろ」のくちかたち

ら行の口の形をしている女の子のイラスト

ぎょう「わいうえを」のくちかたち

わ行の口の形をしている女の子のイラスト

五十音ごじゅうおん じゅん

 五十音ごじゅうおんじゅんを なぞりきが できる ワークシートで かくにんしよう。
じゅんとは、もじを かくときの 「かく じゅんばん」のことだよ。
おてほんを なぞりきして、れんしゅうを たくさん しよう。

ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの1枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの2枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの3枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの4枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの5枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの6枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの8枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの9枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの10枚目の画像
ひらがなの「ごじゅおん」のなぞりがきプリントの11枚目の画像

五十音ごじゅうおん うた

 五十音ごじゅうおんを たのしく おぼえることができる うたを しょうかいするよ。

五十音ごじゅうおん アプリ

「ひらがな練習れんしゅうドリル」

ひらがな練習ドリルのアプリの画面の画像

ひらがな練習れんしゅうドリル』は五十音ごじゅうおんの なぞりきが できるアプリだよ。すべての もじが むりょうで れんしゅう できるよ。

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

感想や意見を聞かせてね

  1. 前川孝志 より:

    「ごじゅうおんは、5つの母音ぼいん(あいうえお)と10の子音しいん」
    この「10の子音」は、「9の子音」ではないですか?

     「あ行ぎょう、か行ぎょう、さ行ぎょう、た行ぎょう、な行ぎょう、は行ぎょう、ま行ぎょう、や行ぎょう、ら行ぎょう、わ行ぎょう」は、そのおとの もとになっている 子音しいんで わかれているよ。
    とありますが、あ行は子音でわかれてませんよね。
    この二箇所に疑問を持ちました。解説下さると嬉しいです。

    • yumineko より:

      前川孝志さん

      コメントとご指摘をありがとうございます。
      前川孝志さんのご指摘どおり、本文の書き方は誤解を招く表現であると反省いたしました。
      小学1年生に五十音表の仕組みを伝えるために、五十音表には「あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行」の10の行があることを、「10の子音のくみあわせ」と表現してしまいましたが、厳密にはこれらの行がすべて異なる10種類の子音を表しているわけではありません。
      あ行は子音を持たず、母音のみの行となっているので、私の表現の仕方では確かに誤解を招きます。

      同様に、「「あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行」は、そのおとのもとになっている子音でわかれている」という表現も、五十音表の「行」は、子音でわかれるということを伝える目的でしたが、やはり「あ行」も子音でわかれるという誤解のもとになります。

      私の表現の仕方に不備があり、他の伝え方にすべきと反省いたしました。

      この部分について、誤解を招かないように子供たちに五十音表の仕組みを伝えられる表現を改めて考慮し、修正をさせていただきます。
      ご指摘をいただき本当にありがとうございます。
      今後も、お気づきの点がございましたらぜひコメントいただけますと大変助かります。

      • 前川孝志 より:

        懇切丁寧な返信を下さり感謝申し上げます。自分は長く高校で国語を教へて来ましたが、古典の最初は必ず五十音図といろは歌を扱ひました。今年度は縁あつて、中学一年生に週に1時間だけ国語を教へてゐますが、やはり最初は五十音図といろは歌でした☺️

        • yumineko より:

          こちらこそとても雅な返信をいただき心が和みました!
          長く国語に携わられているとのこと、ご指摘頂いた点や美しい文章に深く納得いたしました。
          前川様に古典と国語を教わる生徒の皆さんは、きっとみんな国語が好きになりますね(^^)
          私もできるだけ子供たちが楽しく学習できる場を作れるように、頑張ります!