【数学が苦手な人へ】偏差値40から70へ!高校入試・学び直しの最強参考書ルート
高校入試数学を「偏差値40(基礎)→偏差値70(難関)」まで引き上げたい社会人・数学が苦手な中学生向けに、独学で進められる定番参考書ルートを紹介します。
特に社会人の方は、学校の授業がないぶん「順番」と「やり直し方」が超重要!
この記事では、超基礎→標準→発展の3フェーズで、教材・使い方・次に進む目安(卒業ライン)までまとめました。
※この記事は「高校入試の範囲=中学数学」を前提に作っています。高校に通っていなくても問題ありません。中学数学は何歳からでも取り戻せます。
よくある質問(社会人の学び直し編)
社会人の方からよくいただく質問をまとめたよ。
不安をひとつずつ潰して、安心してスタートしよう!
Q1:高校に行っていないのですが、高校入試数学は独学できますか?
できます!高校入試数学の範囲は、基本的に中学数学だからだよ。
高校に通っていなくても関係ありません。順番を守って学び直せば、必ず力がつきます。
Q2:偏差値40から70って、本当に上がりますか?
上がることも十分可能です。ただし、期間や伸びには個人差が大きく、ここで紹介するのは『到達例に基づく1つのモデル』です。
偏差値40→55は計算と基礎で上がりやすく、60→70は関数・図形の応用がカギになります。
この記事のルートは、その順番どおりに作っているよ。
Q3:1日どれくらい勉強すればいいですか?
目安は1日30〜60分だよ。
忙しい日は「0」にしないことが大切なので、計算10分だけでもOK!
積み上げ型の数学は、短くても毎日の方が伸びやすいです。
Q4:まず何から始めればいいですか?
最初はこれでOK!
①計算(毎日10分)+②教科書レベルの参考書だよ。
いきなり過去問や難問に挑戦すると、分からないことが多すぎて苦しくなるので、まずは土台から作ろう。
Q5:数学が苦手で、どこが分からないかも分かりません…
それは普通です。安心してね。
おすすめは、基礎問題集を1単元ずつ進めて、つまずいた場所を「苦手単元」として見つける方法だよ。
「苦手が分からない」は、やり始めたら自然に見えてきます。
Q6:参考書は1周したら次に進んでいいですか?
基本は2周目が本番だよ。
1周目は「分かるようになる」だけで、まだ解けるようになっていないことが多いです。
2周目で“何も見ずに解ける”状態を作ると、点数が伸びます。
Q7:間違えた問題は、どう復習すればいいですか?
おすすめは、復習を「短くする」ことだよ!
間違い直しノートには、長文じゃなくてOK。
原因を1行だけ書こう。
(例:符号ミス/式の立て方/補助線/条件の読み落とし)
Q8:文章題が苦手です。コツはありますか?
文章題は「センス」じゃなくて型です。
コツは、いきなり式を作ろうとせずに、まず何をxにするかを決めること。
そして、条件を「日本語→式」に変換する練習を積めば必ず伸びるよ。
Q9:関数と図形が苦手です。後回しでも大丈夫ですか?
最初は後回しでも大丈夫だよ!
ただ、偏差値60を超えたり、難関校を狙うなら関数・図形が避けて通れません。
だから、フェーズ2で基礎を固めたら、フェーズ3でしっかり鍛える流れがおすすめです。
Q10:社会人で続けられるか不安です。挫折しない方法はありますか?
あります!一番大事なのは、「できない日」のルールを先に決めることだよ。
疲れている日は、30分やろうとしなくてOK。
計算1問だけでもやったら勝ちです。
数学は積み上げだから、習慣が切れない人が最後に伸びます。
Q11:中1からやり直すべきですか?それとも中2・中3からでも大丈夫?
おすすめは中1からだよ。理由はシンプルで、中2・中3の内容は中1の知識が土台になっているからです。
ただし「正負の数・文字式・方程式」が大丈夫なら、苦手単元だけ戻るやり方でもOK!
迷ったら、まず中1を軽く触って「止まる場所」を探してみよう。
Q12:参考書は何冊くらい必要ですか?全部そろえないとダメ?
全部そろえなくても大丈夫だよ!
最低限は、①教科書レベル(基礎)+②入試標準(演習)+③過去問の3つがあればOK。
大切なのは冊数よりも、同じ教材を2周して定着させることです。
Q13:独学だと質問できないのが不安です。詰んだらどうすればいい?
詰んだら、まずは解説を読んで「方針」を理解するでOKだよ。
独学で大事なのは「その場で完璧に理解」ではなく、翌日にもう一回解けるかなんだ。
どうしても解説が難しいと感じたら、基礎教材(ひとつひとつ)に戻るのが最短ルートになります。
Q14:模試がない社会人は、実力をどうやって確認すればいいですか?
おすすめは、入試の過去問(公立)を時間を決めて解く方法だよ。
週1回でいいので「テスト日」を作ろう。
点数だけじゃなく、落とした原因(計算ミス/時間切れ/方針が立たない)までメモすると、次に伸びます。
Q15:いつから過去問に取り組めばいいですか?
過去問は早すぎると苦しくなるので、目安はフェーズ2の後半〜がおすすめだよ。
具体的には、入試標準で65点くらいが安定してから始めると、効果が出やすいです。
最初は全部解かなくてOK。まずは大問1〜2を満点固定からスタートしよう!
目次
社会人の学び直し(偏差値40→70)で失敗しないコツ
社会人の学び直しで一番多い失敗は、いきなり入試問題(過去問)に突っ込んで心が折れること。
数学はスポーツと同じで、いきなり試合をしても上達しないんだ。
だからこの記事のルートは、まず「計算・用語・型」を固めてから、入試標準→難関へ進む順番にしているよ。
独学でも伸びる人は、だいたいこの順番で伸びます。
このルートの鉄則(超重要)
① 計算は毎日10分(筋トレ枠)
② 参考書は「1周して次へ」ではなく最低2周する
③ 次に進む目安は「正答率8割」
④ 間違い直しは長文不要。原因を1行でOK(例:符号ミス/式の立て方/補助線)
フェーズ1:超基礎(小学校復習〜教科書レベル)
「数学にコンプレックスがある」「中学数学で止まっている」という人は、ここが勝負!
フェーズ1を飛ばすと、フェーズ2以降で必ず詰まるので注意しよう。
小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる(※算数が不安な人だけ)
出版社 ベネッセ
※価格・発売日は版によって変わります。最新版は公式情報をご確認ください。
「割合」「速さ」「分数・小数」で手が止まる人は、最初にここを2週間だけやるのがおすすめだよ。
中学数学の文章題は、算数の理解が土台になっているから、ここを直すと一気に楽になる。
使い方
・全部やろうとせず、止まった単元だけ集中してOK
・1日30分×10日〜14日で一区切り
卒業目安
・割合/速さ/分数小数の計算で手が止まらない
中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。(中1〜中3)
出版社 学研(Gakken)
書籍の詳細は公式サイトをご確認ください(版により表記が異なる場合があります)。
中学数学の教科書レベルを、図やイラストで丁寧に解説してくれる定番問題集だよ。
数学が苦手な人でも「読めばわかる」→「真似すれば解ける」→「自力で解ける」にしやすい。
使い方(超重要)
① まず解説を読む(理解)
② 例題を手を動かして解く(真似)
③ できなかった問題だけ翌日にもう一回(定着)
卒業目安
・章末の基本問題で正答率8割
・「なぜその式になるか」を自分の言葉で説明できる
中学基礎がため100% 計算(計算特化)
出版社 受験研究社
※価格・発売日は版によって変わります。最新版は公式情報をご確認ください。
偏差値40→55を最短で上げたいなら、計算が命!
計算が安定すると、入試で「取れる問題」を確実に取れるようになるよ。
使い方
・毎日10分でOK(筋トレ枠)
・ミスした問題は翌日もう一度。速さより正確さ。
卒業目安
・正負の数〜方程式〜因数分解〜平方根まで、計算が止まらない
・ケアレスミスが明らかに減った
フェーズ1のまとめ(ここまで来たら次へ)
・教科書レベルで正答率8割
・計算が安定(ミスが激減)
・比例・一次関数・連立の基本が説明できる
フェーズ2:標準・演習(公立高校入試/偏差値50〜60)
フェーズ2は、入試で点が取れる「型」を作るフェーズだよ。
ここが仕上がると、公立入試レベルは一気に安定する。
受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学
出版社 旺文社
書籍の詳細は「受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学」の公式サイト
公立入試で「絶対に落とせない問題」を集めた問題集だよ。
数学が苦手な人ほど、ここを完璧にすると点数が伸びる!
使い方
・1周目:解説を読みながら解く(理解)
・2周目:何も見ずに解く(再現)
・3周目:間違えた問題だけ(完成)
卒業目安
・掲載範囲で正答率9割(ここは高めでOK)
全国高校入試問題正解 分野別過去問(数と式・関数/図形)
出版社 旺文社
書籍の詳細は公式サイトをご確認ください(年度版によって価格・発売日が異なります)。
入試の典型問題を、分野別にたっぷり演習できる問題集だよ。
フェーズ1で基礎を固めたら、ここで「入試で使える力」に変換していこう。
使い方
・まずは「数と式・関数」から(点が伸びやすい)
・解けなかった問題は、解説を読んで解法の型をメモ(答え丸写しはNG)
・同じ問題を2回目は「解説なし」で解ける状態を目指そう
卒業目安
・公立標準レベルで65点以上が安定
・関数/図形の大問で(1)(2)が安定して取れる
フェーズ2が終わったら数検3級(中3レベル)を受けてみるのもおすすめ!
フェーズ3:発展・難関(偏差値70を目指す)
偏差値70を目指すなら、勝負は関数・図形・思考問題だよ。
「難問だけを解く」ではなく、標準を落とさず、難問で上積みするのが合格の勝ち方。
ハイクラステスト 数学(中1・中2・中3)
出版社 受験研究社
書籍の詳細は公式サイトをご確認ください。
ステップ式で、標準→発展まで段階的にレベルアップできる問題集だよ。
独学でも取り組みやすいのが強み!
使い方
・得意単元はステップAを飛ばしてB・CからでもOK
・苦手単元はA→B→Cの順番を守ろう
・1問に時間をかけすぎない(目安:15分で区切る)
卒業目安
・ステップBが安定して8割、ステップCで半分取れる
・関数・図形の大問で「解ける方針」が立つ
高校入試の難問が1冊でしっかりわかる本 数学
出版社 かんき出版
書籍の詳細は「高校入試の難問が1冊でしっかりわかる本 数学」の公式サイト
全国の入試問題から難問だけを集め、解き方を丁寧に解説した問題集だよ。
「解説を読んで納得」→「自力で再現」の練習にぴったり。
使い方
・解けなかったら、解説で「方針」だけ抜き出す(条件整理/使う定理/置き方)
・翌日に同じ問題を“白紙”で再チャレンジ(ここが一番伸びる)
卒業目安
・難問でも途中式が戦える
・初見でも「どの単元の勝負か」を判断できる
全国高校入試問題正解 数学(実戦)
出版社 旺文社
書籍の詳細は「全国高校入試問題正解 数学」の公式サイト
発展レベルの仕上げは、やっぱり実戦!
本番と同じ時間で解いて、時間配分と得点戦略まで完成させよう。
使い方
・最初は「大問1〜2を満点固定」→残りで上積み
・難問に突っ込みすぎず、取れる問題を落とさない練習をする
・解き直しは「間違いの原因」を1行メモ(例:補助線/式変形/読み落とし)
卒業目安
・志望校の合格点に到達(5年分平均で判断)
・「落としていい問題」と「絶対取る問題」が分かれている
【スケジュール表】24週間モデル(1日30〜60分)
社会人でも回しやすい「24週間モデル」を作ったよ。
平日30〜60分を想定しているけれど、忙しい日は計算10分だけでもOK!
(0にしないのが一番大事)
| 週 | フェーズ | メイン教材 | やること(目安) | 卒業チェック |
|---|---|---|---|---|
| 1〜2 | 超基礎 | (算数不安な人)算数総復習+計算 | 割合・速さ・分数小数の弱点潰し/計算10分を習慣化 | 手が止まらない |
| 3〜6 | 超基礎 | ひとつひとつ(中1〜中2中心)+計算 | 正負の数→文字式→方程式→連立→比例→一次関数(基本) | 教科書レベル8割 |
| 7〜10 | 標準 | 落とせない入試問題+計算 | 公立で取る問題を満点に近づける(2周以上) | 正答率9割 |
| 11〜16 | 標準 | 分野別過去問(数と式・関数/図形)+計算 | 入試標準を反復(2周目は解説なしで再現) | 公立で65点以上 |
| 17〜20 | 発展 | ハイクラステスト+計算 | 関数・図形の発展を段階的に(B→Cへ) | Bが8割/C半分 |
| 21〜22 | 発展 | 難問が1冊でしっかりわかる本+計算 | 難問の「方針」を言語化→翌日白紙で再現 | 途中式が戦える |
| 23〜24 | 仕上げ | 全国高校入試問題正解(実戦)+計算 | 本番時間で演習→得点戦略を固定/解き直し | 合格点到達 |
※中学生で受験まで時間がある人は、各期間を「+2〜4週」ずつ伸ばして、焦らず固めるのがおすすめだよ。
挫折しないコツ(社会人向け)
最後に、社会人が働きながら学ぶうえでの「挫折しないコツ」をまとめるね。
挫折しないコツ(これだけ守ればOK)
① 勉強は「気合い」じゃなく「予約」:できれば朝か帰宅直後に固定
② 0にしない:忙しい日は計算1問だけでも合格
③ 間違い直しは1行:符号ミス/式の立て方/補助線/読み落とし など
④ 伸びる人は「できた問題」を捨てる:復習は間違えた問題だけ
⑤ 2周目が本番:1周目は準備運動。2周目で伸びる
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檜垣 由美子(ゆみねこ)
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

