田丸雅智『桜蝶』テスト練習問題と過去問まとめ

中学1年生の国語で学習する田丸雅智「桜蝶(さくらちょう)」の定期テストでよく出る問題を研究して、予想問題を作成しているよ。

漢字や語句の意味、AとBの「視点」の違い、登場人物の心情の変化など、テストで点数を取るために重要なポイントをしっかり確認しよう。

まずは解説を確認してからチャレンジしたい場合は、田丸雅智『桜蝶』解説記事をチェックしてね。

『桜蝶』テスト対策ポイントまとめ

  • 「視点」の違い(Aは登場人物以外の視点、Bは登場人物自身の視点)と、その効果を理解しよう
  • 「僕」(倉橋君)が公園に通った理由と、桜蝶に自分を重ねていたことをおさえよう
  • 「僕」の気持ちが「寂しさ」から「希望(前向きな気持ち)」へ変化したことを整理しよう
  • ピンクの霞(桜蝶)緑の霞(葉桜蝶)が表している意味を読み取ろう
目次

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1. 漢字の読み書き問題

次の(  )内の漢字の読みをひらがなで、カタカナは漢字で書きなさい。

問1

白石さんが(尋)ねる

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答え:たず
【解説】「尋(たず)ねる」は、わからないことを聞くという意味だよ。

問2

倉橋君は(振)り返って

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答え:ふ
【解説】「振(ふ)る」「振(ふ)り返る」などの読み方があるよ。

問3

桜が(一斉)に咲き始める

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答え:いっせい
【解説】「一斉(いっせい)に」は、みんな同時に、という意味だよ。

問4

ここで(偶然)見つけて

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答え:ぐうぜん
【解説】思いがけず、たまたま、という意味の言葉だね。

問5

飛び立つ(気配)を見せる

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答え:けはい
【解説】はっきりとは見えないけれど、なんとなく感じられる様子のことだよ。

問6

(淡)いピンクの蝶

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答え:あわ
【解説】「淡(あわ)い」は、色が薄いことや、あっさりしている様子を表すよ。

問7

ピンクの(霞)が移動する

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答え:もや
【解説】本文では「もや」と読まれているよ。遠くがぼんやり見える様子だね。

問8

美しい光景に(見惚)れる

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答え:みほ
【解説】あまりの美しさに、心を奪われてじっと見つめることだよ。

問9

親の(テンキン)で

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答え:転勤
【解説】仕事の都合で働く場所が変わり、引っ越すことだよ。

問10

(コキョウ)を離れる

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答え:故郷
【解説】生まれ育った土地、ふるさとのことだね。

問11

自分の(キョウグウ)

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答え:境遇
【解説】その人が置かれている立場や環境のことだよ。

問12

(コドク)を分け合う

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答え:孤独
【解説】「孤独」は、一人ぼっちでさびしい気持ちのことだよ。

2. 語句の意味問題

問1

「そんな折、僕はこの公園で偶然にも桜蝶を見つけた」とありますが、「折(おり)」とはどのような意味ですか。次の中から一つ選びなさい。

ア:紙や布などを折り曲げること。
イ:その時、機会のこと。
ウ:気持ちがくじけてしまうこと。
エ:季節の変わり目のこと。

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答え:イ
【解説】「そんな折」は、「そんな時」「そのような機会に」という意味で使われているよ。

問2

「自分の境遇を桜蝶に重ねては」とありますが、「境遇(きょうぐう)」とはどのような意味ですか。次の中から一つ選びなさい。

ア:その人が置かれている身の上や、環境・立場のこと。
イ:思いがけない幸運に恵まれること。
ウ:国と国、または町と町との境界線のこと。
エ:美しい風景を見て感動する気持ちのこと。

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答え:ア
【解説】「僕」は親の転勤で知らない町へやってきて、親友と離ればなれになった「境遇(環境・立場)」にいるね。

問3

「孤独を分け合ってきた」とありますが、この物語の中での「分け合う」は、どのような意味合いで使われていると考えられますか。最も適切なものを次の中から一つ選びなさい。

ア:自分の寂しさを桜蝶に完全に押し付けて、忘れ去ること。
イ:自分と同じように旅をする桜蝶に心を重ねることで、一人で抱え込んでいる寂しさをやわらげること。
ウ:桜蝶の美しさを見て、寂しい気持ちを楽しい気持ちに一気に変えること。
エ:クラスメイトの白石さんに自分の寂しさを話し、半分ずつ持ってもらうこと。

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答え:イ
【解説】ここでの「分け合う」は、自分と似た存在に心を重ねることで、孤独を少しやわらげる、という意味で使われているよ。

3. 内容理解・読解問題(記述対策)

物語の深い読み取りや、テストで差がつく問題にチャレンジしよう。まずは自分で考えてみよう。

問1

Bの場面の語り手である「僕」とは、Aの場面に登場する誰のことですか。本文中の言葉で答えなさい。

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答え:倉橋君
【解説】Aの場面を外から見ていた視点が、Bの場面では倉橋君の中に入り、「僕」という一人称で語られているんだね。

問2

「桜蝶」とはどのような姿の蝶ですか。『〜の蝶』に続くように、本文中から十七字で書き抜きなさい。

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答え:花びらのような羽を持った淡いピンク
【解説】本文では、桜蝶の見た目がとても美しく、幻想的に描かれているよ。書き抜き問題では、一字一句正しく書こう。

問3

AとBの視点の違いによる効果として、最も適切なものを次の中から一つ選びなさい。

ア:Aは登場人物の心情を細かく描き、Bは風景の美しさを中心に描いている。
イ:Aは風景や出来事の美しさを描き、Bは「僕」の過去や心情を詳しく描いている。
ウ:AもBも、どちらも同じ視点で同じ内容を描いている。
エ:Aは倉橋君の視点、Bは白石さんの視点で描いている。

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答え:イ
【解説】Aは外から見た視点で幻想的な景色を中心に描き、Bは「僕」の視点で心の中や過去の出来事を詳しく描いているよ。

問4

倉橋君にとって、毎日公園で桜蝶を見ることはどのような意味をもっていましたか。「境遇」「孤独」の二語を使って書きなさい。

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答え:(例)自分の境遇を桜蝶に重ねることで、孤独な気持ちを少しやわらげる意味をもっていた。
【解説】ただ「きれいだから見に行った」のではなく、自分の気持ちを桜蝶に重ねていたことが大切だよ。

問5

「春とはもう、お別れなんだね……。」という白石さんの言葉には、どのような気持ちが表れていますか。「季節」という言葉を使って簡潔に書きなさい。

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答え:(例)春という季節が終わってしまうことへの寂しさ。
【解説】白石さんは、桜蝶の旅立ちを見て、春の終わりと別れの寂しさを感じていると読めるよ。

問6

「緑の霞」と同じものを指す言葉を、本文中から三字で書き抜きなさい。

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答え:葉桜蝶
【解説】「緑の霞」は、葉桜蝶の群れを表しているよ。色の描写が、季節の変化と結びついていることをおさえよう。

問7

「ピンクの霞」と「緑の霞」が表しているものの組み合わせとして、最も適切なものを次の中から一つ選びなさい。

ア:ピンクの霞=怒り 緑の霞=悲しみ
イ:ピンクの霞=別れの寂しさ 緑の霞=新しい始まりへの希望
ウ:ピンクの霞=楽しさ 緑の霞=不安
エ:ピンクの霞=孤独 緑の霞=絶望

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答え:イ
【解説】ピンクの霞は桜蝶の旅立ちによる別れの寂しさ、緑の霞は葉桜蝶が運んでくる新しい季節と希望を表しているよ。

問8

親友の言葉「別れは終わりなんかじゃない。始まりなんだよ」は、倉橋君の心にどのような影響を与えましたか。簡潔に書きなさい。

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答え:(例)別れを悲しむだけでなく、新しい環境で前向きに生きていこうと考えるきっかけになった。
【解説】この言葉を思い出したことで、倉橋君は寂しさをこえて、新しい季節に目を向けられるようになったんだね。

問9

この作品の題名が『桜蝶』である理由として、最も適切なものを次の中から一つ選びなさい。

ア:桜蝶が、季節の移り変わりの美しさだけでなく、主人公の心の変化を映し出す大切な存在だから。
イ:桜蝶が、実際に日本にいる珍しい蝶だから。
ウ:葉桜蝶のほうが桜蝶よりも大切な存在だから。
エ:白石さんが桜の花が好きだから。

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答え:ア
【解説】桜蝶は、ただ美しいだけの存在ではなく、主人公の孤独や成長とも深く結びついている重要な存在なんだ。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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