「肉の調理」解説!肉の種類・鮮度の見分け方・加熱による変化

中学家庭科で学習する「肉の調理」について、わかりやすく解説するよ。

肉は、たんぱく質を多く含む食品で、成長期の体づくりにも関係する大切な食品なんだ。

ただし、肉は種類や部位によって、かたさ、脂肪の量、味、向いている料理が違うよ。

この記事では、肉の種類、鮮度の見分け方、加熱による変化、肉をやわらかくする方法、肉料理の加熱のポイントを確認していこう。

目次

肉の特徴

肉は、たんぱく質や脂質、ビタミンなどを含む食品だよ。

特に、肉に多く含まれるたんぱく質は、筋肉や血液など、体をつくるもとになる栄養素なんだ。

肉は、種類や部位によって、脂肪の量やかたさ、味が違うよ。

そのため、料理に合わせて肉の種類や部位を選び、肉の性質に合った調理をすることが大切なんだ。

肉の種類

ぶた肉・牛肉・とり肉の主な部位と、向いている料理の例を整理した図解。

家庭でよく使われる肉には、ぶた肉・牛肉・とり肉があるよ。

同じ種類の肉でも、部位によって、向いている料理が違うんだ。

肉の種類主な部位向いている料理の例
ぶた肉かたロース、ロース、ばら、もも、ヒレなどとんかつ、しょうが焼き、シチュー、カレー、焼きぶたなど
牛肉かたロース、ばら、サーロイン、ヒレ、もも、すねなどすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ローストビーフ、ビーフシチューなど
とり肉むね、ささみ、もも、手羽などチキンカツ、から揚げ、煮もの、チキンソテーなど

脂肪が多い部位は、こくが出やすく、煮こみ料理や炒め物に使われることがあるよ。

脂肪が少ない部位は、あっさりしているけれど、加熱しすぎるとかたくなりやすいことがあるんだ。

テストでは、肉の種類だけでなく、料理に合った部位や調理方法も問われることがあるよ。

肉の鮮度の見分け方

肉の鮮度を、色・におい・ドリップ・弾力・ぬめりで見分けるポイントを示した図解。

肉を選ぶときは、鮮度を確認することが大切だよ。

鮮度を見るときは、色、におい、ドリップ、弾力、ぬめりなどを確認しよう。

見るポイント確認すること
外観肉の色がよく、脂肪の色も自然であるか
においいやなにおいがしないか
ドリップ肉から出る液汁が多すぎないか
弾力弾力があるか
ぬめり表面がぬるぬるしていないか

ぶた肉は、やや灰色がかった淡いピンク色のものが鮮度の目安になるよ。

牛肉は、鮮やかな赤色で、脂肪の色が自然なものを選ぶとよいんだ。

とり肉は、つやのあるピンク色で、皮に黄色みがあるものが目安になるよ。

ただし、肉の色の見え方は、部位や包装の状態によっても変わることがあるため、学校の教科書やプリントの説明を優先して覚えよう。

肉は加熱するとどう変化する?

肉を加熱すると、たんぱく質が変化して肉が縮み、肉汁が出ることがあることを示した図解。

肉を加熱すると、肉に含まれるたんぱく質が変化するよ。

たんぱく質が変化すると、肉は縮み、肉の中のうま味を含んだ汁が外に出ることがあるんだ。

加熱しすぎると、肉はかたくなったり、ぱさついたりしやすくなるよ。

そのため、肉料理では、肉の種類や部位、料理の目的に合わせて、火加減や加熱時間を調整することが大切なんだ。

焼く料理では、表面を焼いて香ばしさを出し、うま味や肉汁が流れ出るのをおさえやすくすることがあるよ。

ただし、「肉汁を完全に閉じ込める」と言い切るのではなく、家庭科では「流れ出るのをおさえやすくする」と考えるとよいね。

肉をやわらかくする方法

筋を切る、肉をたたく、パイナップルなどを使う、長時間煮るなど、肉をやわらかくする方法を整理した図解。

肉は、調理のしかたを工夫すると、やわらかく食べやすくすることができるよ。

肉をやわらかくする方法には、次のようなものがあるんだ。

方法はたらき
筋を切る加熱したときに肉が縮んだり、反り返ったりするのを防ぎやすくする
肉をたたく肉の繊維をほぐして、やわらかくしやすくする
しょうがを使う風味づけや臭み消しに役立ち、肉を食べやすくする
パイナップルなどを使う含まれる酵素のはたらきで、肉がやわらかくなることがある
長時間煮るコラーゲンが変化して、肉がやわらかくなることがある

筋がある肉は、加熱すると縮んで形が変わることがあるよ。

そこで、調理前に筋を切っておくと、肉が縮んだり、反り返ったりするのを防ぎやすくなるんだ。

また、肉をたたくと、肉の繊維がほぐれて、やわらかくなりやすいよ。

パイナップルなどには、肉をやわらかくするはたらきのある酵素が含まれているよ。

ただし、長くつけすぎると食感が変わりすぎることがあるため、料理に合わせて使うことが大切なんだ。

しょうがは、風味づけや臭み消しとして使われることが多いよ。

肉料理に合った加熱のしかた

肉料理では、料理の目的に合わせて加熱のしかたを変えるよ。

たとえば、ステーキやしょうが焼きのように焼く料理では、表面に焼き色をつけて香ばしさを出すんだ。

一方、ビーフシチューや角煮などの煮こみ料理では、弱火で長く加熱することで、肉をやわらかくすることがあるよ。

料理の例加熱のポイント
ステーキ、ソテー、しょうが焼き表面を焼いて香ばしさを出し、うま味や肉汁が流れ出るのをおさえやすくする
ハンバーグ食中毒予防のため、中心まで十分に火を通す
ビーフシチュー、角煮などの煮こみ料理弱火で長く煮て、肉をやわらかくする
から揚げ、チキンソテー中まで火が通るように加熱する

肉は加熱のしかたによって、かたさや風味が変わるよ。

料理に合わせて、焼く、煮る、いためる、揚げるなどの調理方法を選ぼう。

中心まで火を通すことが大切な料理

ハンバーグ・とり肉・ぶた肉は食中毒予防のため中心まで火を通し、料理に合わせて加熱方法を選ぶことを示した図解。

肉料理では、おいしく仕上げるだけでなく、安全に食べられるようにすることも大切だよ。

特に、ひき肉料理、とり肉、ぶた肉を使う料理では、中心までしっかり火を通そう。

ハンバーグのようなひき肉料理は、肉の表面だけでなく、全体に菌が入りこむことがあるため、中心まで十分に加熱する必要があるんだ。

とり肉やぶた肉も、中まで火が通っているかを確認してから食べよう。

肉の中心まで火を通すことは、食中毒を防ぐためにも大切なポイントだよ。

テストで覚えたいポイント

  • 肉には、たんぱく質、脂質、ビタミンなどが含まれる。
  • 肉は、種類や部位によって、かたさ、脂肪の量、味、向いている料理が違う。
  • 家庭でよく使われる肉には、ぶた肉・牛肉・とり肉がある。
  • 肉の鮮度は、色、におい、ドリップ、弾力、ぬめりなどで見分ける。
  • 肉を加熱すると、たんぱく質が変化して肉が縮み、肉汁が出ることがある。
  • 加熱しすぎると、肉はかたくなったり、ぱさついたりしやすい。
  • 筋を切ると、肉が縮んだり反り返ったりするのを防ぎやすい。
  • 肉をたたくと、肉の繊維がほぐれてやわらかくなりやすい。
  • パイナップルなどに含まれる酵素には、肉をやわらかくするはたらきがある。
  • しょうがは、風味づけや臭み消しとして使われることが多い。
  • ビーフシチューや角煮などは、弱火で長く煮ることで肉をやわらかくすることがある。
  • ひき肉料理、とり肉、ぶた肉は、食中毒予防のため中心までしっかり火を通す。

ここまで学習できたら、「肉の調理」のテスト対策問題とドリルにも挑戦して、理解を定着させよう!

『肉の調理』テスト対策練習問題と過去問まとめ
【中学家庭科】「肉の調理」重要語句ドリル
【中学家庭科】「肉の種類と鮮度」内容理解ドリル
【中学家庭科】「肉の調理上の性質」内容理解ドリル

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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