蒸し調理・盛り付け・後片づけを解説!だしの取り方も確認

中学家庭科で学習する蒸し調理・盛り付け・後片づけ・だしについて、わかりやすく解説するよ。

料理は、材料を切ったり、加熱したりして終わりではないんだ。

安全に調理すること、食欲がわくように盛り付けること、使った道具を清潔に片づけること、そして料理の味を支えるだしを取ることも、家庭科では大切な学習内容だよ。

この記事では、蒸し調理の方法、盛り付けの工夫、後片づけのポイント、混合だしと煮干しだしの取り方を確認していこう。

目次

蒸し調理とは

蒸し調理は水蒸気で食品を加熱する方法で、ゆでる場合に比べて水に溶ける成分が流れ出にくく、形がくずれにくいことを示した図解。

蒸し調理とは、水を沸騰させて出る水蒸気で食品を加熱する調理方法だよ。

食品を湯の中に入れるのではなく、水蒸気の熱で包むように加熱するのが特徴なんだ。

茶わん蒸し、蒸し野菜、蒸しパン、しゅうまいなどは、蒸し調理の例だよ。

蒸し調理では、食品を大きく動かさずに加熱できるため、形をくずしたくない料理にも向いているんだ。

蒸し器を使った蒸し調理の方法

蒸し器は、下の鍋で水を沸騰させ、その上に食品を入れた段を重ねて使うよ。

蒸し器を使うときの基本の流れを確認しよう。

  1. 下の鍋に水を入れる。
  2. 火にかけて、水を沸騰させる。
  3. 蒸気が上がったら、食品を入れた上段を重ねる。
  4. ふたをして、食品に火が通るまで加熱する。
  5. 蒸気に注意しながら、食品を取り出す。

蒸し器の下の鍋に入れる水が少なすぎると、途中で水がなくなって空だきになることがあるよ。

反対に水が多すぎると、上の段の食品に湯が当たってしまうことがあるんだ。

蒸し器を使うときは、空だきに注意することと、水や湯が食品に直接触れないようにすることを押さえておこう。

蒸し器の下の鍋に水を入れ、蒸気が上がったら食品をのせて加熱し、空だきや高温の蒸気によるやけどに注意する手順を示した図解。

蒸し調理のよさ

蒸し調理には、次のようなよさがあるよ。

  • 食品全体が水蒸気に包まれるため、加熱むらが少ない。
  • 食品を大きく動かさないため、煮くずれしにくい。
  • 食品の形や色を残しやすい。
  • ゆでる場合に比べて、水に溶ける成分が湯の中へ流れ出にくい。
  • 油を使わずに加熱できる。

たとえば、ゆでると食品の成分が湯の中へ流れ出ることがあるけれど、蒸す場合は食品が湯につからないため、ゆでるより成分が流れ出にくいんだ。

また、蒸し野菜は形がくずれにくく、食品そのものの味を感じやすいよ。

蒸し調理の安全ポイント

蒸し調理では、水蒸気によるやけどに注意する必要があるよ。

水蒸気はとても高温で、見た目以上に危険なんだ。

  • 蒸し器の水がなくならないように注意する。
  • ふたを開けるときは、蒸気が顔や手に当たらないようにする。
  • 熱い器や蒸し器を持つときは、乾いたふきんやミトンを使う。
  • ぬれたふきんを使うと熱が伝わりやすいため、やけどに注意する。
  • 取り出すときは、あわてずに安定した姿勢で行う。

ふたを開けるときは、顔を近づけず、蒸気の逃げる向きに注意しよう。

蒸気は一気に上がることがあるので、手や顔を蒸気の通り道に置かないことが大切だよ。

盛り付けをする

盛り付けとは、できあがった料理を器に見やすく、おいしそうにのせることだよ。

料理は、味だけでなく、見た目も大切なんだ。

同じ料理でも、器の選び方や盛り方によって、おいしそうに見えたり、食べやすくなったりするよ。

盛り付けは、食べる人のことを考えて行うことが大切なんだ。

盛り付けの工夫

料理に合った器を選び、色・量・高さ・向き・食べやすさを考えて盛り付け、器のふちを汚さないようにするポイントを示した図解。

盛り付けでは、次のような点を意識しよう。

  • 料理に合った器を選ぶ。
  • 色の組み合わせを考える。
  • 料理の量や高さを整える。
  • 料理の向きや位置を考える。
  • 器のふちを汚さない。
  • 食べやすい向きに置く。

器のふちに汁や調味料がついていると、見た目が悪くなってしまうよ。

盛り付けたあとに、器のふちが汚れていないか確認するとよいね。

料理ごとの盛り付けの例

料理の種類によって、盛り付け方には少しずつ違いがあるよ。

料理盛り付けのポイント
汁物汁と具のバランスを考え、具が見えるように盛る
あえ物量や形を整え、器におさまりよく盛る
焼き魚頭を左、腹を手前にして盛ることが多い
煮魚盛り付けたあと、煮汁を上からかける

魚料理では、魚の向きも大切なポイントになるよ。

焼き魚は、一般的に頭を左、腹を手前にして盛り付けることが多いんだ。

ただし、魚の向きや盛り付け方は、地域や学校の資料で表現が少し違うこともあるよ。定期テストでは、学校で使っている教科書やプリントの表現を優先しよう。

煮魚は、器に盛り付けたあと、煮汁を上からかけると、つやが出ておいしそうに見えるよ。

盛り付けのポイント

料理に合った器を選び、色・量・高さ・向き・食べやすさを考える。

後片づけをする

調理が終わったら、使った道具や調理台をきちんと片づけよう。

後片づけは、次に気持ちよく調理するためだけでなく、衛生安全のためにも大切なんだ。

また、油汚れやごみの扱い方を考えることは、環境への配慮にもつながるよ。

後片づけで気を付けること

調理後に油汚れを古布や紙でふき取り、調理用具やまな板を洗って乾かし、ごみを分別する後片づけの流れを示した図解。

後片づけでは、汚れの種類や道具に合わせて、洗い方や片づけ方を変えるよ。

  • 油汚れは、古布や紙などでふき取ってから洗う。
  • 調理用具や食器は、使い終わったらできるだけ早く洗う。
  • まな板は、よく洗い、水気を取って乾かす。
  • まな板は、清潔に保つために、必要に応じて殺菌する。
  • 熱湯をかける場合は、まな板の材質に合っているか確認する。
  • ガス台や調理台の周りは、汚れをその日のうちにふき取る。
  • ごみは、自治体の分別方法に従って分ける。

まな板は、まずよく洗って、水気を取り、乾かすことが基本だよ。

必要に応じて熱湯や日光などで殺菌することもあるけれど、材質によっては熱湯を避けた方がよい場合もあるんだ。

油汚れをそのまま水で流すと、排水を汚しやすくなるよ。

古布や紙でふき取ってから洗うと、洗剤や水の使用量を減らしやすく、環境にも配慮できるんだ。

包丁やまな板など、食品に直接触れる道具は、特に清潔にしておくことが大切だよ。

だしとは

だしは昆布・かつお節・煮干しなどから、うま味や香りを水に引き出した液体で、みそ汁や煮物など和食の味を支えることを示した図解。

だしとは、昆布、かつお節、煮干しなどから、うま味や香りを水に引き出した液体のことだよ。

みそ汁、煮物、うどんのつゆなど、和食の味を支える大切なものなんだ。

だしを使うと、塩やしょうゆなどの調味料を多く使わなくても、料理に深い味わいを出しやすくなるよ。

だしの材料には、それぞれ特徴があるんだ。

だしの材料特徴
昆布上品でまろやかなうま味がある
かつお節香りがよく、しっかりしたうま味がある
煮干し魚の風味があり、みそ汁などに使われる

混合だしの取り方

混合だしとは、昆布とかつお節など、複数の材料を使って取るだしだよ。

ここでは、昆布とかつお節を使った混合だしの取り方を確認しよう。

  1. 昆布の表面を、ぬれ布巾などで軽くふく。
  2. 鍋に水と昆布を入れ、しばらくつけておく。
  3. 鍋を火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す。
  4. 沸騰したら火を止め、かつお節を入れる。
  5. かつお節が沈んだら、ふきんやざるでこす。

昆布は、沸騰させすぎるとぬめりや雑味が出やすくなるよ。

そのため、沸騰する直前に昆布を取り出すことが大切なんだ。

かつお節は、火を止めてから入れると、香りやうま味を生かしやすいよ。

かつお節を入れてから長く煮ると、雑味が出やすくなることがあるので注意しよう。

また、こすときに強く絞りすぎると、にごりや雑味が出やすくなることがあるよ。

煮干しだしの取り方

煮干しだしとは、煮干しを使って取るだしだよ。

みそ汁や煮物などに使われることが多いんだ。

  1. 苦みやえぐみをおさえたいときは、煮干しの頭とはらわたを取り除く。
  2. 鍋に煮干しと水を入れ、しばらくつけておく。
  3. 鍋を火にかけ、あくを取りながら煮出す。
  4. 火を止め、ざるなどでこす。

煮干しの頭やはらわたを取り除くと、苦みやえぐみをおさえやすくなるよ。

ただし、煮干しをそのまま使う方法もあり、だしの取り方は家庭や教科書によって少しずつ違うことがあるんだ。

煮干しだしは、魚の風味が出やすいため、みそ汁などに向いているよ。

だしの取り方で大切なのは、材料のうま味や香りを引き出すことなんだ。

昆布とかつお節を使う混合だしでは昆布を沸騰直前に取り出し、かつお節を長く煮すぎず、煮干しだしでは苦みをおさえたいときに頭とはらわたを取る手順を示した図解。

テストで覚えたいポイント

  • 蒸し調理は、水蒸気で食品を加熱する方法。
  • 蒸し調理は、加熱むらが少なく、煮くずれしにくい。
  • 蒸すと、ゆでる場合に比べて、水に溶ける成分が湯の中へ流れ出にくい。
  • 蒸し器では、空だきと、食品に湯が直接触れることに注意する。
  • 蒸し器のふたを開けるときは、高温の蒸気によるやけどに注意する。
  • 盛り付けは、料理をおいしそうに見せ、食べやすくするために行う。
  • 焼き魚は、頭を左、腹を手前にして盛ることが多い。
  • 魚の向きは、学校の教科書やプリントの表現を優先して覚える。
  • 油汚れは、古布や紙などでふき取ってから洗う。
  • まな板は、よく洗い、水気を取って乾かすことが基本。
  • だしは、昆布・かつお節・煮干しなどから、うま味や香りを水に引き出した液体。
  • 混合だしでは、昆布を沸騰する直前に取り出す。
  • かつお節は長く煮すぎず、こすときに絞りすぎない。
  • 煮干しだしでは、苦みやえぐみをおさえたいとき、頭とはらわたを取り除く。

ここまで学習できたら、「蒸し調理・盛り付け・後片づけ・だし」のテスト対策問題とドリルにも挑戦して、理解を定着させよう!

『蒸し調理・盛り付け・後片づけ・だし』テスト対策練習問題と過去問まとめ
【中学家庭科】「蒸し調理・盛り付け・後片づけ・だし」重要語句ドリル
【中学家庭科】「蒸し調理と盛り付け」内容理解ドリル
【中学家庭科】「後片づけとだし」内容理解ドリル

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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