「野菜・いもの調理」を解説!種類・保存・加熱による変化

中学家庭科で学習する「野菜・いもの調理」について、わかりやすく解説するよ。

野菜やいもは、種類によって食べる部分や特徴が違うんだ。

また、保存のしかたや調理のしかたによって、栄養成分、色、かたさ、かさ、味などが変化するよ。

この記事では、野菜・いもの種類、鮮度の見分け方、保存とビタミンC、加熱による変化、青菜のゆで方、塩の効果、褐変の防ぎ方を確認していこう。

目次

野菜・いもの特徴

野菜いもは、水分を多く含む食品だよ。

それ以外にも、ビタミン、無機質、食物繊維などを含んでいるんだ。

特に野菜には、体の調子を整えるはたらきに関係する成分が多く含まれているよ。

いも類は、でんぷんを多く含むものが多く、加熱するとやわらかくなったり、ほくほくした食感になったりするよ。

野菜やいもは、色、香り、味、歯ごたえなどによって、料理に季節感やいろどりを加えることもできるんだ。

野菜・いもの種類

果菜類・葉菜類・茎菜類・根菜類・いも類・花菜類を、食べる部分と代表的な野菜の例で整理した図解。

野菜は、食べる部分によって、いくつかの種類に分けることができるよ。

テストでは、野菜の名前だけでなく、どの部分を食べているのかを問われることがあるんだ。

種類主に食べる部分
果菜類果実や種の部分なす、トマト、きゅうり、ピーマンなど
葉菜類葉の部分キャベツ、ほうれんそう、にら、レタスなど
茎菜類茎や芽などの部分たまねぎ、たけのこ、アスパラガスなど
根菜類・いも類根や地下にできる部分だいこん、にんじん、じゃがいも、れんこんなど

ただし、野菜の分類は、教科書や資料によって少し違うことがあるよ。

たとえば、たまねぎは茎菜類として扱われることもあるけれど、葉が変化した部分として説明されることもあるんだ。

また、じゃがいもやれんこんは、植物のつくりとしては地下茎にあたる部分を食べているけれど、家庭科の資料では、根菜類・いも類としてまとめて扱われることがあるよ。

ブロッコリーやカリフラワーのように、つぼみや花の部分を食べる野菜は、花菜類として分けることもあるんだ。

定期テストでは、学校で使っている教科書やプリントの分類を優先して覚えよう。

鮮度の見分け方

野菜やいもの鮮度を、色・はり・重さ・傷み・しわで見分け、種類に合った方法で保存することを示した図解。

野菜やいもは、できるだけ新鮮なものを選ぶことが大切だよ。

鮮度を見るときは、色、はり、重さ、傷み、しわなどを確認しよう。

種類鮮度の見分け方の例
果菜類色がよく、つややはりがあり、傷みが少ないもの
葉菜類葉の色が鮮やかで、しおれていないもの
茎菜類色がよく、みずみずしく、しおれていないもの
根菜類・いも類かたく、重みがあり、表面にしわや傷みが少ないもの

野菜は水分が多いため、時間がたつとしおれたり、色が悪くなったりすることがあるよ。

料理に使うときは、見た目やにおい、手触りも確認しよう。

保存とビタミンC

野菜やいもには、ビタミンCを含むものがあるよ。

ビタミンCは、保存している間にも少しずつ減っていくことがあるんだ。

特に、保存期間が長くなったり、温度が高い場所に置いたりすると、ビタミンCが減りやすくなるよ。

そのため、野菜はできるだけ新鮮なうちに使うことが大切なんだ。

一般的には、低温で乾燥しにくい状態にして保存すると、鮮度を保ちやすいよ。

ただし、きゅうりやなすなど、低温に弱い野菜もあるため、野菜の種類に合った保存方法を選ぶことが大切だよ。

調理とビタミンC

ビタミンCは水に溶けやすく熱の影響を受けやすいため、水につけすぎない、短時間でゆでる、蒸す・いためる、汁ごと食べるなどの工夫を示した図解。

ビタミンCは、保存中だけでなく、調理のしかたによっても減ることがあるよ。

ビタミンCは、水に溶けやすく、熱の影響も受けやすい成分なんだ。

そのため、野菜を長く水につけたり、長時間ゆでたり、塩に長くつけたりすると、ビタミンCが減りやすくなることがあるよ。

ビタミンCの損失を少なくするには、次のような工夫があるよ。

  • 洗ったり切ったりしたあと、長く水につけすぎない。
  • ゆでる時間を短くする。
  • 沸騰した湯で手早くゆでる。
  • 蒸す、いためるなど、水に成分が流れ出にくい調理方法を選ぶ。
  • 汁物のように、溶け出した成分を汁ごと食べる料理にする。

野菜の栄養をできるだけ生かすには、保存のしかただけでなく、調理のしかたも工夫することが大切だよ。

野菜・いもの調理上の性質

野菜やいもは、調理によって性質が変わるよ。

たとえば、かたい野菜やいもは、加熱するとやわらかくなり、食べやすくなるんだ。

また、加熱すると、かさが減って一度に食べやすい量が増えることもあるよ。

野菜・いもの調理では、次のような変化に注意しよう。

  • 加熱するとやわらかくなる。
  • 加熱するとかさが減ることがある。
  • ゆで方によって色が変わることがある。
  • 水に溶ける成分が流れ出ることがある。
  • 塩を加えると、水分が出てかさが減ることがある。
  • 切ったあと空気にふれると、色が変わることがある。

加熱によるかさの変化

キャベツなどの葉の野菜は、加熱するとやわらかくなり、かさが減って一度に食べやすい量が増えることを示した図解。

野菜は、加熱するとやわらかくなり、かさが減ることがあるよ。

たとえば、キャベツなどの葉の野菜は、生のままだとかさが多く見えるけれど、ゆでたり、いためたり、蒸したりすると、しんなりして量が少なく見えるようになるんだ。

かさが減ると、一度に食べられる野菜の量が増えやすくなるよ。

ただし、加熱しすぎると、色が悪くなったり、やわらかくなりすぎたりすることがあるので、加熱時間にも注意しよう。

青菜のゆで方

青菜を色よくゆでるため、沸騰したたっぷりの湯に入れ、ふたをせずに短時間でゆで、水に取って冷やす手順を示した図解。

ほうれんそうや小松菜などの青菜は、ゆで方によって色や食感が変わるよ。

青菜に含まれる緑色の色素をクロロフィルというんだ。

青菜を色よく仕上げるには、次のような点に注意しよう。

  • 沸騰したたっぷりの湯に入れる。
  • ふたをせずに、短時間でゆでる。
  • ゆでたあとは、すばやく水に取って冷やす。
  • ゆですぎないようにする。

青菜を長くゆですぎると、色が鮮やかでなくなったり、やわらかくなりすぎたりすることがあるよ。

ただし、水に長くつけすぎると、水に溶ける成分が流れ出やすくなるんだ。

冷やしたあとは、食感や見た目を損ねないように軽く水気を取り、早めに使うとよいね。

生野菜への塩の効果

きゅうりなどの生野菜に塩をふると、水分が出て、かさが減ることがあるよ。

これは、塩によって野菜の水分が外に出やすくなるためなんだ。

きゅうりの塩もみや浅漬けなどでは、この性質を利用しているよ。

塩を使うと、野菜がしんなりして、味がなじみやすくなるんだ。

ただし、塩を使いすぎると塩分が多くなってしまうため、量に注意しよう。

褐変とその防ぎ方

ごぼう・じゃがいも・りんごなどは切ったあと空気中の酸素にふれると褐変することがあり、水・酢水・塩水につけて防ぐ場合があることを示した図解。

ごぼうやじゃがいも、りんごなどは、切ったり皮をむいたりして空気中に置いておくと、色が茶色っぽく変わることがあるよ。

このように、食品の色が褐色に変わることを褐変というんだ。

褐変は、食品に含まれる成分が、空気中の酸素と反応することで起こることがあるよ。

ごぼうなどの褐変を防ぐには、切ったあとすぐに水につけることがあるんだ。

食品や料理によっては、水のほかに酢水や塩水を使うこともあるよ。

ただし、水などに長くつけすぎると、水に溶ける成分が流れ出ることもあるため、目的に合わせて短時間にしよう。

定期テストでは、学校の教科書やプリントで扱われた方法を優先して覚えよう。

テストで覚えたいポイント

  • 野菜やいもは、水分、ビタミン、無機質、食物繊維などを含む。
  • 野菜は、食べる部分によって果菜類・葉菜類・茎菜類・根菜類などに分けられる。
  • 野菜の分類は資料によって違うことがあるため、学校の表を優先する。
  • じゃがいもやれんこんは、植物のつくりと家庭科の分類で説明がずれることがある。
  • 野菜は保存中にもビタミンCが減ることがある。
  • 保存期間が長いほど、また温度が高いほど、ビタミンCが減りやすい。
  • ビタミンCは、水に溶けやすく、熱の影響を受けやすい。
  • 加熱すると、野菜はやわらかくなり、かさが減ることがある。
  • 青菜は、沸騰したたっぷりの湯で、ふたをせずに短時間でゆでる。
  • 青菜をゆですぎると、色が悪くなったり、やわらかくなりすぎたりする。
  • 生野菜に塩をふると、水分が出て、かさが減ることがある。
  • ごぼうなどは、切ったあと空気にふれると褐変することがある。
  • 褐変を防ぐには、切ったあとすぐに水につけることがある。

ここまで学習できたら、「野菜・いもの調理」のテスト対策問題とドリルにも挑戦して、理解を定着させよう!

『野菜・いもの調理』テスト対策練習問題と過去問まとめ
【中学家庭科】「野菜・いもの調理」重要語句ドリル
【中学家庭科】「野菜・いもの種類と保存」内容理解ドリル
【中学家庭科】「野菜・いもの調理上の性質」内容理解ドリル

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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