文字式(文字を使った式)式の表し方テスト練習問題と過去問まとめ

中学1年生の数学で学習する「文字式(文字を使った式)」の式の表し方の、テストでよく出題される問題や、過去問をまとめているよ。

「文字式(文字を使った式)」の解説ページもチェックしよう。

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文字式(文字を使った式)式の表し方 テスト練習問題と過去問まとめ

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文字式(文字を使った式)式の表し方テスト練習問題

次の数量を、文字を使った式で表しなさい。

問1

1本a円のジュースを12本と、1個b円のチョコレートを5個買った時の値段

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答え:(12a+5b)円
【解説】1本a円のジュース12本は、「1本の値段×本数」なので、12×aで、12a(×は省略される)。1個b円のチョコレート5個は、「1個の値段×個数」なので、5×bで、5b。
合計の値段は、ジュースの値段とチョコレートの値段を足したものなので、12a+5bとなる。

問2

1冊120円のノートをa冊、1個60円の消しゴムb個買って、1000円出した時のおつり

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答え:(1000-120a+60b)円
【解説】おつりは、1000円からノートと消しゴムの金額を引いたものになる。

問3

数学のテストを3人が受け、得点がそれぞれa点、b点、C点だった時の、平均点

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答え:\(\frac{a+b+c}{3}\) 点
【解説】平均点は、3つの点数を合計したものを、3で割った数になる。文字式では、割り算は分数で表す。

問4

1辺の長さがacmの正方形の周囲の長さ

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答え:4acm
【解説】正方形の周囲の長さは、1辺の長さ×4。

問5

20kmの道のりをa時間で進んだ時の速さ(時速)

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答え:時速\(\frac{20}{a}\)km
【解説】速さは、道のり÷時間。 

問6

時速6kmでx時間進んだ時の距離(km)

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答え:6xkm
【解説】道のりは、速さ×時間。

問7

am(メートル)の距離を、毎分bm(メートル)の速さで歩いた時にかかる時間(分)

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答え:\(\frac{a}{b}\)分

問8

百の位がx、十の位がy、一の位がzの3けたの自然数

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答え:100x+10y+z
【解説】xyzとしないように注意しよう。

問9

xで割ると、商が8で余りがyになる整数

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答え:8x+y

問10

a㎝を、m(メートル)で表したもの

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答え:\(\frac{a}{100}\)m
【解説】㎝は、mの100分の1。

問11

ag(グラム)の60%

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答え:\(\frac{3}{5}\)ag
【解説】aの60%は、\(\frac{60}{100}\)×a。約分して、\(\frac{3}{5}\)となる。

問12

a人の4割

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答え:\(\frac{2}{5}\)a人
【解説】4割は、\(\frac{4}{10}\)。約分して\(\frac{2}{5}\)。

問13

1個60円のチョコレートをx個買い、6人でy円ずつ出しあった時の残りのお金

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答え:(6y-60x)円

問14

a時間とb分を分で表しなさい。

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(60a+b)分
【解説】分で表すので、a時間は60a分となる。(1時間は60分だから)

問15

a㎝のロープから、b㎝のロープを5本切り取ったときの残りの長さ

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答え:(a-5b)㎝

問16

周の長さがx㎝の正三角形の1辺の長さ

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答え:\(\frac{a}{3}\)㎝
【解説】正三角形の周は3辺なので、xを3で割ればよい。

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

感想や意見を聞かせてね

  1. なっちゃん より:

    ゆみねこさん

    中1の子どもに数学を教えている母です。
    いつも分かりやすい解説をありがとうございます。

    文字を使った式について
    例えば

    問1
    1本a円のジュースを12本と、1個b円のチョコレートを5個買った時の値段

    の答えは
    (12a+5b)円
    ですが

    この場合、かっこなしで
    12a+5b
    では不正解なのでしょうか?

    子どもはかっこなしで書くのですが、この手の問題の模範解答にはすべてかっこが付いていて。理由が知りたいです。

    • yumineko より:

      なっちゃんさん

      数学を教えていらっしゃるのですね!
      親子での勉強、大変だけれど楽しいですよね。頑張ってください!

      さて、ご質問の件ですが、この問題は「値段」を答えなくてはいけないので、単位である「円」を
      答えでつけなくてはいけませんよね。

      数学では、答えに単位をつける時は、答えとなる「式」か、「単位」どちらかにカッコをつけなくてはいけない きまりがあります。

      たとえば、もしカッコをつけずに答えを書いてしまうと以下の通りになりますが、

      12a+5b円

      これでは、「5b」だけにしか単位の「円」がついていないことになってしまいます。
      ですので、

      式にカッコをつける (12a+5b)円
      または
      単位にカッコをつける 12a+5b(円)
      と書く事になります。
      「12a+5b」の計算をした結果に、「円」をつけることをハッキリさせるということですね。

      ちなみに、式の「項」がひとつだけであれば、カッコをつけなくても大丈夫です(つけても間違いにはなりません)。
      例:12a円
       

  2. なっちゃん より:

    ゆみねこさん

    ご丁寧に返信頂きありがとうございます。
    本当に分かりやすくて…感動しました!
    早速、今夜子どもに教えたいと思います。

    • yumineko より:

      なっちゃんさん

      お役に立ててとても嬉しいです!!
      こちらこそありがとうございます。
      勉強頑張ってください!!

  3. なっちゃん より:

    ゆみねこさんの教材、実は以前からお世話になっておりまして。
    うちの子どもは体が弱いため学校や塾へ行けないことが多く、必要に応じて私が家で勉強のフォローをしています。
    ゆみねこさんの教材は細かく丁寧で分かりやすくて…今までたくさん救われてきました。
    他にもそういう方がたくさんいらっしゃると思います。
    本当に感謝しかありません。ありがとうございます!

    • yumineko より:

      なっちゃんさん

      とてもあたたかいコメントをありがとうございます。
      私も子どもをフォローするために一緒に勉強したのがきっかけでこちらのサイトを立ち上げたので、
      なっちゃんさんのお気持ちや大変さがとてもよく分かります。
      一緒に勉強をしてきたこと、きっとお子様が大きくなられたときに、大切な思い出として残ると思います。
      そんななっちゃんさん親子のお役に少しでも立てているのであれば、本当に嬉しく思います。
      これからも精一杯、更新がんばります!