谷川俊太郎「朝のリレー」テスト対策練習問題と過去問まとめ
中学校１年生の国語で学習する谷川俊太郎さんの「朝のリレー」の定期テストでよく出る問題や過去問をまとめているよ。
「朝のリレー」の詩の形式、詩の内容や使われている表現技法など、テスト対策重要ポイントを確認しよう。
谷川俊太郎「朝のリレー」テスト対策練習問題
問１
この詩の形式を漢字５文字で答えなさい。
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口語自由詩
問２
この詩の作者を漢字で書きなさい。
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谷川俊太郎
問３
詩を大きくわけたまとまりのことを何というか。漢字１文字で答えなさい。
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連
問４
この詩はいくつの連からなるか。漢数字で答えなさい。
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二
【解説】「ぼくらは朝をリレーするのだ」からが第二連となっている。
問５
「柱頭」の読みを答えなさい。
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ちゅうとう
問６
「経度」の読みを答えなさい。
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けいど
問７
「交替」の読みを答えなさい。
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こうたい
問８
「いわば」の意味として正しいものを選びなさい。
ア：なぜなら
イ：つまり
ウ：いつかは
エ：例えるなら
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エ
問９
「ひととき」の意味として正しいものを選びなさい。
ア：少しの時間
イ：あるとき
ウ：長い時間
エ：いやしの時間
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ア
問１０
この詩の第一連の１行目から８行目には、どんな表現技法が使われているか答えなさい。
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対句（対句法）
【解説】「カムチャッカ」に対して「メキシコ」、「若者」に対して「娘」など、対となる句を並べている。
問１１
この詩の中で、カムチャッカは夜であることがわかる語句を詩から５文字で抜き出して答えなさい。
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きりんの夢
問１２
この詩の中で、メキシコが朝であることがわかる語句を詩から３文字で抜き出して答えなさい。
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朝もや
【解説】朝もやとは、朝、地面付近にできるもやもやした霧のこと
問１３
この詩の中で、ニューヨークが夜であることがわかる語句を詩から４文字で抜き出して答えなさい。
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寝がえり
問１４
この詩の中で、ローマが朝であることがわかる語句を詩から２文字で抜き出して答えなさい。
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朝陽
問１５
第一連の１行目から８行目では、どんなことを伝えようとしているか。「～こと」と続くように、第一連の詩の中の言葉を使って答えなさい。
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この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている（こと）
問１６
「それはあなたの送った朝を」の「それ」がさすものを、詩の中から９文字で抜き出して答えなさい。
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目覚まし時計のベル
問１７
「経度から経度へと」とあるが、経度から経度へと何をするのか。詩の中から７文字で抜き出して答えなさい。
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朝をリレーする
問１８
「ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと」で使われている表現技法を次の中から２つ選びなさい。
ア：隠喩
イ：直喩
ウ：倒置法
エ：擬人法
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ア・ウ
【解説】地球上では、いつもどこかで朝がはじまっていることを、「リレー」と比喩している。「～のように」「まるで～」のような、比喩とわかる表現を使っていないため、「隠喩」となる。
また、本来は「経度から経度へと ぼくらは朝をリレーするのだ」という順番であるところを入れ替えて倒置している。
問１９
「ぼくらは朝をリレーするのだ」の「ぼくら」とは誰のことか。もっともふさわしいものを次の中から選びなさい。
ア：地球上のすべての生き物
イ：過去と未来の人類
ウ：詩の作者と詩を読んでいる者
エ：世界中の若者
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エ
【解説】ここでの「ぼくら」とは、詩の読者もふくめ、世界中の人々のことであり、詩には「若者」「娘」「少女」などが登場しているように、特に若者のことをさしている。
問２０
「いわば交替で地球を守る」とはどういうことか。もっともふさわしいものを次の中から選びなさい。
ア：各国で協力して地球の自然を守るということ
イ：地球上のみんなが認め合い、争いをなくすということ
ウ：地球上では、かならずどこかの国の人が目覚めているということ
エ：各国の人々が自国を成長させ、やがて地球を発展させていくということ
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ウ
【解説】詩の中では「朝をリレーする」と表現されているように、地球上では、かならずどこかが朝であり、誰かが眠るころには誰かが目覚め、活動していることが「交替で地球を守る」ということである。
問２１
この詩で作者が伝えたいこととして、もっともふさわしいものを次の中から選びなさい。
ア：この地球では、いつもどこかで朝がはじまっているということ
イ：この地球上では、人それぞれの特別な時間が流れているということ
ウ：世界はつながっており、みなで地球を守っているということ
エ：若者によって、この地球の未来は守られていくということ
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ウ
【解説】アは詩の内容と合ってはいるが、作者が伝えたいこととしては、朝がリレーされることで、人々が「交替で地球を守っている」ということのほうがふさわしい。エは、「若者」と限定してしまっているため、ウの「みな」のほうがよりふさわしい。
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ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。２児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。
