小6理科「水のはたらきでできる地層」テスト対策練習問題
小学6年生の理科で学習する、「水のはたらきでできる地層」のテストでよく出る問題をまとめているよ。
この単元では、小学5年生で学習した流れる水の侵食・運搬・堆積のはたらきをもとに、れき・砂・どろなどが運ばれて積もり、地層になるしくみを理解することが大切だよ。
水の流れの強さや、土砂のつぶの大きさ、地層の上下関係を図から読み取る問題もよく出るよ。
この記事に掲載している問題は、教科書や学校のテストでよく問われる内容をもとに作成した、オリジナルの練習問題だよ。
まずは解説を確認してからチャレンジする場合は、「水のはたらきでできる地層」解説ページをチェックしよう。
目次
「水のはたらきでできる地層」テスト対策練習問題
1. 重要語句の問題
次の文の( )に入る重要語句を答えなさい。
問1
答えを見る
【解説】流れる水が地面や岩石などをけずるはたらきを、侵食というよ。
問2
答えを見る
【解説】流れる水が、けずられた土や石などを運ぶはたらきを、運搬というよ。
問3
答えを見る
【解説】運ばれてきたれき・砂・どろなどが積もることを、堆積というよ。
問4(発展)
答えを見る
【解説】雨や気温の変化などによって、岩石がその場所で少しずつくだけたり変化したりすることを、風化というよ。教科書によっては、発展的な語句として扱われることもあるんだ。
問5
答えを見る
【解説】土・砂・れきなどをまとめて、土砂とよぶことがあるよ。
問6
答えを見る
【解説】れき・砂・どろ・火山灰などが層になって積み重なり、広がっているものを地層というよ。
問7
答えを見る
【解説】砂のつぶが固まってできた岩石を、砂岩というよ。
問8
答えを見る
【解説】どろなどの細かいつぶが固まってできた岩石を、泥岩というよ。
2. 侵食・運搬・堆積の問題
問9
ア:流れる水が、運んできた土砂を水底に積もらせるはたらき。
イ:雨や気温の変化によって、岩石がその場所でくだけること。
ウ:流れる水が、川岸や川底などをけずるはたらき。
エ:流れる水が、れき・砂・どろなどを下流へ運ぶはたらき。
答えを見る
【解説】侵食は、流れる水が地面や川岸、川底などをけずるはたらきだよ。岩石がその場所でくだける風化とは区別しよう。
問10
ア:けずられた土や石などを、流れる水が運ぶはたらき。
イ:運ばれてきた土砂が、水の流れの弱い場所に積もるはたらき。
ウ:岩石が雨や気温の変化で、その場所にとどまったままくだけること。
エ:積もった土砂が押し固められ、岩石になること。
答えを見る
【解説】運搬は、流れる水がれき・砂・どろなどを運ぶはたらきだよ。
問11
ア:岩石が雨や気温の変化によって、その場所でくだけること。
イ:川岸や川底が、流れる水によってけずられること。
ウ:川の水が、土砂を下流へ運び続けること。
エ:水に運ばれてきた土砂が、流れの弱い場所に積もること。
答えを見る
【解説】堆積は、水に運ばれてきた土砂などが積もることだよ。
問12
ア:風化は水によって土砂が運ばれること、侵食は運ばれた土砂が積もることである。
イ:風化は岩石がその場所でくだけたり変化したりすること、この単元で扱う侵食は流れる水が地面や川岸、川底などをけずることである。
ウ:風化は土砂が積もること、侵食は積もった土砂が岩石になることである。
エ:風化と侵食は、どちらも流れる水が土砂を下流へ運ぶことを表す。
答えを見る
【解説】風化は、岩石などがその場所でくだけたり変化したりすることだよ。この単元では、流れる水が地面や川岸、川底などをけずるはたらきを侵食として学ぶんだ。
問13
ア:一つの場所では、侵食・運搬・堆積のうち一つだけが起こる。
イ:侵食は上流、運搬は中流、堆積は下流でしか起こらない。
ウ:場所や水の流れによって、侵食・運搬・堆積の起こりやすさが変わる。
エ:水の流れが強くなるほど、すべての土砂がその場所に積もる。
答えを見る
【解説】同じ川の中でも、場所や流れの強さによって、侵食・運搬・堆積の起こりやすさは変わるよ。
3. れき・砂・どろの運ばれ方の問題
問14
ア:砂→れき→どろ
イ:どろ→砂→れき
ウ:れき→どろ→砂
エ:れき→砂→どろ
答えを見る
【解説】つぶが大きい順に、れき、砂、どろとなるよ。
問15
ア:細かいつぶとして、水中全体に長くただよう。
イ:川底を転がったり、はねたりしながら運ばれることがある。
ウ:水の流れに関係なく、いつも同じ場所にとどまる。
エ:水面だけを浮かんで、下流へ運ばれる。
答えを見る
【解説】れきは、川底を転がったり、はねたりしながら運ばれることがあるよ。
問16
ア:どろは細かいため、水の中に長くただよって運ばれることがある。
イ:どろはれきより大きいため、強い流れでなければ運ばれない。
ウ:どろは水に入るとすぐに沈み、遠くまで運ばれない。
エ:どろは川底だけを転がって移動する。
答えを見る
【解説】どろは非常に細かいため、水の中に長くただよって運ばれることがあるよ。流れがとても弱くなったり、水が静かになったりすると積もるんだ。
問17
ア:つぶの大きさだけで、運ばれ方はすべて決まる。
イ:同じ大きさのつぶなら、どのような流れでも同じように運ばれる。
ウ:つぶの形や川底のようすは、運ばれ方に関係しない。
エ:つぶの大きさだけでなく、水の流れや深さ、つぶの形なども関係する。
答えを見る
【解説】土砂の運ばれ方には、つぶの大きさだけでなく、水の流れの速さや深さ、つぶの形や重さ、川底のようすなども関係するよ。
問18
ア:大きなれきほど、弱い流れでも遠くまで運ばれやすい。
イ:大きなれきと小さなれきでは、運ばれ方にちがいはない。
ウ:一般に、大きなれきほど強い水の流れでなければ運ばれにくい。
エ:大きなれきは水に運ばれることがなく、その場で地層になる。
答えを見る
【解説】同じような種類の石を比べると、一般に、大きなれきほど強い水の流れでなければ運ばれにくいよ。
4. 土砂が積もる場所と条件の問題
問19
ア:水の流れが弱くなり、土砂を運ぶはたらきが小さくなったとき。
イ:水の流れが強くなり、運べる土砂の大きさや量が増えたとき。
ウ:川幅がせまくなり、水の流れが速くなったとき。
エ:水の量が増え、川底にあった土砂が動き始めたとき。
答えを見る
【解説】水の流れが弱くなると、土砂を運ぶはたらきも弱くなり、運ばれていたれき・砂・どろなどが積もりやすくなるよ。
問20
ア:土砂は主に海や湖の底に積もり、川の途中ではほとんど積もらない。
イ:川の上流でも下流でも、同じ種類・同じ量の土砂が積もる。
ウ:土砂は、水深が深い場所ほど必ず多く積もる。
エ:川の曲がりの内側にできる川原、洪水で水があふれた土地、河口、海や湖の底などにも積もることがある。
答えを見る
【解説】土砂は、海や湖の底だけでなく、川の曲がりの内側にできる川原、洪水で水があふれた土地、河口などにも積もることがあるよ。
問21
ア:大きなれきは全く動かず、どろだけが運ばれる。
イ:ふだんより大きなれきや、多くの土砂が運ばれることがある。
ウ:水の流れが強いほど、すべての土砂がその場所に積もる。
エ:流れの強さに関係なく、運ばれる土砂の種類や量は変わらない。
答えを見る
【解説】大雨などで川の流れが強くなると、ふだんより大きなれきや、多くの土砂が運ばれることがあるよ。
問22
ア:流れが弱くなるほど、大きなれきが遠くまで運ばれやすくなる。
イ:流れが弱くなると、すべての土砂が水中に浮き続ける。
ウ:大きなれきは遠くまで運ばれにくくなり、途中で積もることがある。
エ:流れが弱くなっても、運ばれる物は全く変わらない。
答えを見る
【解説】川の流れが弱くなると、大きなれきは遠くまで運ばれにくくなり、途中で積もることがあるよ。
問23
ア:土砂のつぶの大きさだけ。
イ:水の流れの速さだけ。
ウ:土砂が積もる場所だけ。
エ:つぶの大きさ、水の流れ、土砂の種類や量、積もる場所など。
答えを見る
【解説】層のちがいには、つぶの大きさだけでなく、水の流れの速さや深さ、運ばれる土砂の種類・量、積もる場所などが関係するよ。
5. 地層の重なりと岩石の問題
問24
ア:先に積もった層が下にあり、あとから積もった層が上にある。
イ:先に積もった層ほど、必ず地表に近い場所にある。
ウ:新しい層は、古い層の下にもぐり込んでできる。
エ:地層の上下と、できた順番には関係がない。
答えを見る
【解説】地層が大きく動いたり逆転したりしていなければ、先に積もった層が下、あとから積もった層が上にあるよ。
問25
ア:それぞれの層ができるまでにかかった正確な時間。
イ:層をつくるすべてのつぶが運ばれてきた正確な場所。
ウ:どのできごとが先に起こり、どのできごとがあとに起こったか。
エ:地層ができる間のすべてのできごとが、途中で一度も途切れずに残っていること。
答えを見る
【解説】地層が大きく動いたり、上下が逆になったりしていなければ、層の重なりから、できごとの前後関係を考えられるよ。ただし、各層ができるまでの正確な時間や、すべてのつぶが運ばれてきた場所までは、重なりだけでは分からないんだ。
問26
ア:すべての層は、必ず同じ長さの時間をかけてできる。
イ:洪水などによって、一つの層が短い時間にできる場合もある。
ウ:一つの層が短時間にできれば、地層全体も必ず短時間でできる。
エ:層の厚さだけを見れば、できるまでにかかった時間が必ず分かる。
答えを見る
【解説】洪水などで、一つの層が短い時間にできる場合もあるよ。ただし、地層全体は、さまざまなできごとが何度もくり返されてできることが多いんだ。
問27
ア:上に積もった物の重みで押し固められたり、つぶ同士が結び付いたりして、岩石になることがある。
イ:水底に積もると、その場ですぐに岩石へ変わる。
ウ:太陽の光を受けて乾燥すると、それだけですべて岩石になる。
エ:下にあるつぶだけが熱でとけ、まわりのつぶを固める。
答えを見る
【解説】積もった物は、上に積もった物の重みで押し固められたり、水にとけていた成分などによってつぶ同士が結び付いたりして、岩石になることがあるよ。
問28
ア:れき岩―どろ、砂岩―れき、泥岩―砂が固まった岩石。
イ:れき岩―れき、砂岩―砂、泥岩―どろなどの細かいつぶが固まった岩石。
ウ:れき岩―火山灰、砂岩―溶岩、泥岩―れきが固まった岩石。
エ:れき岩―砂、砂岩―どろ、泥岩―火山灰だけが固まった岩石。
答えを見る
【解説】れき岩はれきが砂やどろなどとともに固まった岩石、砂岩は砂のつぶ、泥岩はどろなどの細かいつぶが固まった岩石だよ。
6. 図解問題
次の図は、流れる水の三つのはたらきを分かりやすく表したモデル図です。実際の川では、一つの場所で複数のはたらきが起こることもあります。図を見て、問いに答えなさい。

問29
ア:B
イ:A
ウ:C
エ:AとCの両方
答えを見る
【解説】図のAでは、流れる水が川岸や川底をけずる侵食のようすが主に表されているよ。ただし、実際の川では、同じ場所で運搬などの別のはたらきも起こることがあるんだ。
問30
ア:B
イ:C
ウ:A
エ:土砂はどの場所でも運ばれていない
答えを見る
【解説】図のBでは、流れる水によって土砂が運ばれる運搬のようすが主に表されているよ。実際には、運搬は川のさまざまな場所で起こるんだ。
問31
ア:A
イ:B
ウ:AとB
エ:C
答えを見る
【解説】図のCでは、水の流れが弱くなり、運ばれてきた土砂が積もる堆積のようすが主に表されているよ。ただし、実際に土砂が積もる場所は、流れや地形などによって変わるんだ。
次の図は、川の水に運ばれるれき・砂・どろの代表的なようすを表しています。実際の運ばれ方は、水の流れや深さ、つぶの形などによって変わります。図を見て、問いに答えなさい。

問32
ア:C
イ:B
ウ:A
エ:AとB
答えを見る
【解説】図のAは、大きなれきを表しているよ。れきは川底を転がったり、はねたりして運ばれることがあるんだ。
問33
ア:C
イ:A
ウ:B
エ:AとB
答えを見る
【解説】図のCはどろを表しているよ。どろは細かいため、水中に長くただよって運ばれることがあるんだ。
次の図は、土砂が何度か積もってできた地層を表しています。地層は、できたあとに大きく動いたり、上下が逆になったりしていないものとします。

問34
ア:A
イ:B
ウ:C
エ:D
答えを見る
【解説】地層が大きく動いたり逆転したりしていなければ、最も下にあるDが最初に積もった層だと考えられるよ。
7. 記述問題
問35
答えを見る
【解説】三つのはたらきを混同せず、「けずる」「運ぶ」「積もる」に分けて説明しよう。
問36
答えを見る
【解説】「水の流れが弱くなる」「土砂を運ぶはたらきが弱くなる」「土砂が積もる」という内容を入れよう。
問37
答えを見る
【解説】つぶの大きさ以外の条件を、二つ以上入れて説明できるとよいよ。
問38
答えを見る
【解説】「先に積もった層は下」「あとから積もった層は上」という内容を書こう。
問39
答えを見る
【解説】「押し固められる」「つぶ同士が結び付く」「岩石になることがある」という内容を入れよう。
8. まとめ
水のはたらきでできる地層では、小学5年生で学習した流れる水の侵食・運搬・堆積をもとに、土砂が地層になるしくみを理解することが大切だよ。
雨水によって土や石が川へ流れ込んだり、川の水が川岸や川底をけずったりすると、れき・砂・どろなどが水に運ばれるんだ。
水の流れが弱くなると、運ばれてきた土砂が積もるよ。土砂は、川の曲がりの内側にできる川原、洪水で水があふれた土地、河口、海や湖の底などに積もることがあるんだ。
土砂の運ばれ方や積もり方には、つぶの大きさだけでなく、水の流れの速さや深さ、運ばれる土砂の種類・量、積もる場所なども関係するよ。
地層が大きく動いたり、上下が逆になったりしていなければ、先に積もった層が下にあり、あとから積もった層がその上に重なるんだ。
テスト直前チェック
- 侵食は、流れる水が地面や岩石をけずること。
- 運搬は、流れる水がれき・砂・どろなどを運ぶこと。
- 堆積は、運ばれてきた土砂などが積もること。
- 風化は、岩石などがその場所でくだけたり変化したりすること。
- 水の流れが弱くなると、土砂が積もりやすくなる。
- つぶが大きい順に、れき・砂・どろとなる。
- 大きなれきほど、一般に強い流れでなければ運ばれにくい。
- どろは細かいため、水中に長くただよって運ばれることがある。
- 土砂の運ばれ方や積もり方には、つぶの大きさ以外の条件も関係する。
- 一つの層が、洪水などで短時間にできる場合もある。
- 地層が逆転していなければ、先にできた層が下、新しい層が上にある。
- 積もった物は、押し固められたり、つぶ同士が結び付いたりして、岩石になることがある。
ドリルにも挑戦して、理解を定着させよう!
【小6理科】「水のはたらきでできる地層」重要語句ドリル
【小6理科】「水のはたらきでできる地層」侵食・運搬・堆積ドリル
【小6理科】「水のはたらきでできる地層」れき・砂・どろの運ばれ方と積もり方ドリル
【小6理科】「水のはたらきでできる地層」地層の重なりと岩石ドリル
9. 参考文献・参考資料
- 文部科学省「小学校学習指導要領」
- 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「堆積物・堆積岩に関する用語の解説」
- 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「れき・砂・泥などに関する用語の解説」
- 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「岩石の分類」
※土砂の運ばれ方や積もり方は、実際には水の流れの速さや深さ、つぶの大きさ・形・重さ、運ばれる物の種類や量、川底のようすなど、さまざまな条件によって変わります。本記事では、小学6年生の学習内容に合わせて説明しています。
運営者情報
yumineko
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

