「奥の細道」テスト対策練習問題と過去問まとめ①
松尾芭蕉「奥の細道」について、中学3年国語の定期テストで良くでる問題をまとめています。
クリックすると答えが表示されるので、実力試しや練習にピッタリです!
夏草ー「おくのほそ道」から
定期テスト対策練習問題
問1
「おくのほそ道」の作者を漢字で答えなさい。
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答え:松尾芭蕉
問2
「おくのほそ道」について説明している次の文の( ア )~( カ )に当てはまる言葉を答えなさい。
「おくのほそ道」は、( ア )時代前期の俳人である松尾芭蕉の代表的な( イ )文の一つである。松尾芭蕉は( ウ )俳諧の創始者である。
「おくのほそ道」は、( エ )二年に松尾芭蕉が( オ )を出発し、弟子の( カ )とともに美濃国大垣に至る行程約二千四百キロメートル、百五十日を超える旅行の体験や見聞を記したものである。
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答え:
【ア】江戸
【イ】紀行
【ウ】蕉風
【エ】元禄
【オ】江戸
【カ】曾良
問3
俳句について説明している次の文の( ア )~( エ )に当てはまる言葉を答えなさい。
「俳句」は、五・七・五の( ア )と七・七の( イ )とを交互に連ねて作る「俳諧の( ウ )」の最初の一句のことである( エ )と江戸時代ではよばれていた。
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答え:
【ア】長句
【イ】短句
【ウ】連歌
【エ】発句
おくのほそ道の古文について、あとの問いに答えなさい。
月日は百代の①過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯を浮かべ、馬の口②とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。予も③いづれの年よりか、片雲の風に④さそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへて、A去年の秋、⑤江上の破屋に蜘蛛の古巣をはらひて、やや年も暮れ、春立てる霞の空に、白河の関⑥越えむと、そぞろ神の物につきて心をくるはせ、⑦道祖神の招きにあひて、取るもの手につかず、B股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三里に⑧灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりて、住めるかたは人に譲りて、杉風がC別墅に移るに、
草の戸も住み替はる代ぞ雛の家
面八句を庵の柱に懸け置く。
問4
次の古語の意味を答えなさい。
ア:百代
イ:過客
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答え:
【ア】永遠
【イ】旅人
問5
「古人」の意味として正しいものを次の中から選びなさい。
ア:古くからの知り合い
イ:亡くなった人
ウ:昔の人
エ:幼なじみ
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答え:ウ
問6
①から⑧を、現代仮名遣いに直してすべて平仮名で答えなさい。
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答え:
【①】かかく
【②】とらえて
【③】いずれ
【④】さそわれて
【⑤】こうしょう
【⑥】こえん
【⑦】どうそじん
【⑧】きゅう
問7
ここでの「古人」の指す人物として、次の中から当てはまるものをすべて選びなさい。
ア:曾良
イ:秀衡
ウ:李白
エ:杜甫
オ:杉風
カ:宗祗
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答え:ウ・エ・カ
問8
A〜Cの漢字の読みを答えなさい。ただし、Cは現代仮名遣いに直して答えること。
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答え:
【A】こぞ
【B】ももひき
【C】べっしょ
問9
「漂泊の思ひ」とあるが、松尾芭蕉のどのような思いを表しているか。最も正しいものを次の中から選びなさい。
ア:舟に乗りたい思い
イ:古人の別荘に泊まりたい思い
ウ:あてもない旅に出たい思い
エ:思いのままに時を過ごしたい思い
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答え:ウ
問10
「漂泊の思ひ」とあるが、松尾芭蕉は具体的にどのようにしたいと考えているか。古文の中から7字で抜き出して答えなさい。
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答え:白河の関越えむ
【解説】「漂泊の思ひ(い)」とは、あてもない旅に出ることを意味する。旅に出るには、奥州への関所である白河の関を越える必要がある。
問11
「江上の破屋」と同じ意味をもつ言葉を3つ、5字と3字と1字でそれぞれ古文の中から抜き出して答えなさい。
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答え:
・住めるかた
・草の戸
・庵
問12
「草の戸」と対照的に使われている言葉を古文の中から抜き出して答えなさい。
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答え:雛の家
【解説】草の戸は、「わびしい」状態の家を表現しているのに対して、「雛の家」は雛人形を飾るような「華やか」な状態を表している。
問13
松尾芭蕉が旅の準備としてとった行動を、古文の中の言葉を使って3つ答えなさい。
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答え:
・股引の破れをつづる
・笠の緒を付けかえる
・三里に灸をすえる
※順不同
問14
次のものと対句になっている部分を、それぞれ古文から抜きだして答えなさい。
【ア】月日は百代の過客にして
【イ】船の上に生涯を浮かべ
【ウ】そぞろ神の物につきて心をくるはせ
【エ】股引の破れをつづり
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答え:
【ア】行きかふ年もまた旅人なり
【イ】馬の口とらへて老いを迎ふる者は
【ウ】道祖神の招きにあひて、取るもの手につかず
【エ】笠の緒つけかへて
問15
作者自身のことを差す言葉を、古文の中から抜きだして答えなさい。
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答え:予
【解説】「予もいづれの年よりか」の「予」とは、「私」の意味。
問16
この古文から読み取れる作者の人生観として最も正しいものを、次の中から選びなさい。
ア:人生とは、旅である。
イ:時の移り変わりは無常である。
ウ:栄えるものも必ず滅びる。
エ:貧しさの中でも、楽しみを見つけるべきだ。
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答え:ア
問17難問
「草の戸も住み替わる代ぞ雛の家」の【季語】と【季節】、【切れ字】を答えなさい。
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答え:
【季語】雛
【季節】春
【切れ字】ぞ
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yumineko
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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ご指摘ありがとうございます。
「取るもの手につかず」が、「そぞろ神の物につきて心をくるはせ」と「道祖神の招きにあひて」の両方に対してかかるという考え方もあり、
その場合は「そぞろ神の物につきて心をくるはせ」に対して「道祖神の招きにあひて」が対句的な位置づけとされているようです。
句読点が「そぞろ神の物につきて、心をくるはせ」となっていないことからもそのように考える場合もあるようです。しかしながら、コメントをいただき、さらにいくつかの出題例や解釈を確認してみたところ、ご指摘いただいたとおりのものが多く、
そちらが一般的と考えたほうが良さそうです。
本文およびPDFデータの内容も修正をさせていただきました。
ご指摘本当にありがとうございます。大変勉強になりました。-
エの答え、「三里に灸すゆるより」もじゃないですか?
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単元テスト前にやると大体高得点をとっているので助かっています。
国語の単元テストや期末テストなどどのように勉強すればいいのか解らないので助かっています。
大変勉強なりました。
ありがどうございます。 -
おかげで、この前の中間テストで95点をとりました!
ありがとうございます♪
これからも使わせて頂きます! -
学校の調べ学習で使わせてもらったぜ
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わかりやすかったです。助かりました。
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めっちゃいい問題ありがとうございます‼
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とても分かりやすかったです!!!
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ありがとうございます。
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よき
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ありがとうございましたとてもわかりやすかったです(嬉泣)
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最高でした。
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問題が面白いです
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分かりやすく、簡単に復習することが出来たし、テストにも出やすそうな問題だと感じた
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分かりやすく簡単に復習ができるし、テストに出やすそうな問題だと思った
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問14のエの答え股引の破れをつづりともう一つ三里に灸すゆるよりも対句になっていませんか?
違ければ理由を教えてほしいです。-
この疑問、とてもよく分かります。同じく考えている方も多いようですね。
「三里に灸すゆるより」も含めて、この3つはどれも「旅の準備」として並べられているため、仲間はずれではないように感じますよね。それなのに、なぜ「三里に灸すゆるより」よりも「笠の緒付けかへて」の方がより良い答えとされるのか、その理由を説明しますね。
結論から言うと、「三里に灸すゆるより」も対句と見なすことはできますが、「笠の緒付けかへて」の方が、よりきれいな対句のペアになっている、というのが答えになります。
対句というのは、文の形や意味が似ている「仲良しペア」を探すものですよね。より似ているもの、より対応が美しいものが、良い対句とされます。
3つの行動を並べて、比べてみます。
股引の破れを つづり
笠の緒(を) 付けかへて
三里に 灸(を) すゆるこの3つを、2つのポイントで比較してみます。
ポイント1:文の構造(形)のそっくり度
① 股引の破れを つづり → 「〜の〜を どうする」
② 笠の緒を 付けかへて → 「〜の〜を どうする」
③ 三里に 灸を すゆる → 「〜に〜を どうする」①と②は「〜の〜を」という助詞の使い方が全く同じですね。一方で、③は「〜に〜を」となっていて、助詞が少しだけ違います。
この点で、①と②の方がより形がそっくりな「仲良しペア」と言えます。ポイント2:意味のグループ分け
次に、これらの行動が何についての準備なのかを考えてみましょう。
① 股引の破れをつづり → 旅で使う「物」(衣服)の準備
② 笠の緒付けかへて → 旅で使う「物」(道具)の準備
③ 三里に灸すゆる → 長旅に耐えるための「自分自身の体」の準備このように見ると、①と②はどちらも「旅道具という物の手入れ」という点で同じグループに入ります。
それに対して、③は「自分の体の準備」なので、少しだけカテゴリーが違いますね。以上の2つのポイントから、
「股引の破れをつづり」と一番きれいなペア(対句)になるのは、文の形も、意味のグループも同じ「笠の緒付けかへて」である、と言えます。もちろん、みなさんが気づいたように、この3つは旅の準備としてリズミカルに並べられています。
なので、「三里に灸すゆるより」も対句的な表現の一部であることは間違いありません。問題の答えとしては、「よりピッタリなペアを探す」ことにより、「笠の緒付けかへて」が模範解答となるということですね。
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問14のエの答え、「三里に灸すゆるより」もじゃないですか? 違ければ解説お願いいたします。
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それな、おもった
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学校で使わせてもらったよ!!ありがとう
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学校で使わせてもらったよ!ありがとう!
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とてもわかり易かった
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定期テスト対策として使わせていただきました!!!
いい問題ばかりで助かりました! -
学校のテスト勉強時間にやらせていただきました
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問題、解説がとてもわかりやすくて
やる気もあがるし、楽しく勉強ができて
最高でした!!
サイトを作っていただきありがとうございます!! -
勉強になりましたありがとうございます
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とてもわかりやすかったです!!
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わかりやすかったでth!
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わかりやすかったです。ありがとうございました!!
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いいね
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期末テスト対策で探していたのでありがとうございます!!
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よかったよかった
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問13の答えとして住める方を人に譲るというのは間違いですか?
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結論から言うと、テストの答えとしては「住める方を人に譲りて」は不正解になってしまう可能性が高いです。
しかし、あ さんの考え方は決して間違ってはいません。
どういうことか、詳しく説明しますね。この問題が聞いている「旅の準備としてとった行動」は、多くの場合、旅の道中で直接必要となる「持ち物」や「身体」の支度を指しています。
文章をもういちど確認してみます。
取るもの手につかず、股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりて、住めるかたは人に譲りて、杉風が別墅に移るに、
ここに挙げられている行動は、実は2つのグループに分けることができます。
【旅の具体的な支度(旅支度)】
股引の破れをつづり(旅で着る服の修繕)
笠の緒付けかへて(旅で使う道具の手入れ)
三里に灸すゆる(長旅に耐えるための体の準備)これらは、芭蕉が旅先で歩いたり、雨風をしのいだりするために直接的に必要な、こまごまとした準備です。
【旅に出るための大きな決断(身辺整理)】
住めるかたは人に譲りて(住んでいた家を人に譲ってしまった)これは、持ち物の準備というよりは、「もうこの家には帰ってこないかもしれない」という覚悟を示し、旅に専念するための環境を整える行動です。
問題作成者は、多くの場合、1番の「具体的な旅支度」としてきれいに3つ並べられている部分を答えとして想定しています。
そのため、「住める方を人に譲る」は、少し次元の違う行動だと判断されてしまう可能性が高いです。とくに、問題で「3つ」と数が制限されていることから考えると、「住める方を人に譲る」よりも「股引の破れをつづり」「笠の緒付けかへて」「三里に灸すゆる」のほうがふさわしい、となります。
他にも不明な点があったら、いつでもコメントお待ちしています。
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⑦の問題ですが、学校では西行もいました。これはどちらが正しいのでしょうか。教えて欲しいです
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まとめもほしいな
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とてもわかりやすかったです!♡
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テスト前にこれを見て本当に助かりました!
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いい
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島崎藤村の初恋のまとめがとても見やすく、詳しく書かれておりとても参考になりました。できれば奥の細道のまとめも作っていただけるととてもうれしです。私は当サイトをまとめノートの参考にしており、書いてあることを書いたところ、ずっとBだったノートの評価がA上がりました!なので、他のまとめノートも沢山作っていただければ幸いです。


問14のウの答え、
「道祖神の招きにあひて、取るもの手につかず」
ではありませんか?