谷川俊太郎『春に』テスト対策練習問題と過去問まとめ

中学国語(※教科書によっては1年)「春に」の定期テストでよく出る問題や過去問をまとめているよ。
「春に」の作者について、詩の形式、表現技法、言葉の意味、作者の伝えたいこと(主題)など、テストで重要なポイントを問題を解きながら確認しよう。

まずは学習してからチャレンジしたい場合は、「春に」解説ページをチェックしよう!

目次

「春に」テスト対策練習問題

※このページでは「春に」の本文は掲載していません。お手元の教科書を開いて、詩を読みながら問題に取り組んでね。

問1

「春に」の作者を漢字で書きなさい。

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谷川俊太郎
【解説】谷川俊太郎たにかわしゅんたろうさんは、日本を代表する詩人だよ。

問2

「春に」の詩の形式を漢字5字で答えなさい。

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口語自由詩
【解説】今の話し言葉である「口語」で書かれ、五・七・五のような文字数の決まりがない「自由詩」だよ。

問3

詩の中で「この気もちはなんだろう」という言葉が4回繰り返されています。このような表現技法を漢字3字で答えなさい。

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反復法
【解説】同じ言葉を繰り返すことで、自分でも上手く説明できない感情への戸惑いや、あふれ出しそうなエネルギーの強さを読み手に印象づける効果があるよ。

問4

7行目「枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく」には、「〜のようだ」を使わずに別のものに例える表現技法が使われています。漢字2字で答えなさい。

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隠喩(または暗喩)
【解説】植物の新芽が実際に心臓をトントンとつつくわけではなく、春の訪れや新しい生命力が自分の心を刺激してくる様子を例えた表現だよ。

問5

11行目「心のダム」とは、どのようなものを例えた表現ですか。最も適切なものを次の中から選びなさい。

ア:あふれそうな悲しい涙
イ:他人を思いやる優しい気持ち
ウ:感情のままに行動することを抑えようとする理性
エ:たくさんの知識や経験の蓄積

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【解説】心の中に湧き上がってくる激しい感情やエネルギーを、そのまま外に出さないように我慢してせき止める「理性(りせい)」をダムに例えているんだ。これも「隠喩(暗喩)」だよ。

問6

8〜10行目「よろこびだ しかしかなしみでもある」「いらだちだ しかもやすらぎがある」「あこがれだ そしていかりがかくれている」のように、似たような形や構成の言葉を並べる表現技法を漢字3字で答えなさい。

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対句法
【解説】「よろこび⇔かなしみ」「いらだち⇔やすらぎ」という反対の感情を対句法(対比の形)で並べることで、心の中に良い状態と悪い状態がごちゃ混ぜになっている複雑な様子が表現されているよ。

問7

詩の中で「ぼくはもどかしい」とありますが、それはなぜですか。最も適切なものを次の中から選びなさい。

ア:早く大人になりたいのに、まだ子供のままでいるから。
イ:何かをしたいエネルギーであふれているのに、正反対の感情が混ざり合っていて、どうしていいかわからないから。
ウ:自分の夢や目標がなかなか実現せず、時間が過ぎていくから。
エ:言いたいことがあるのに、周りの大人が話を聞いてくれないから。

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【解説】積極的に行動したい気持ちと、消極的にじっとしていたい気持ちがぶつかり合い、湧き上がるエネルギーの使い道がわからない「もどかしさ(いらだち)」が表現されているよ。

問8

「地平線のかなたへと歩きつづけたい」という欲求と、正反対の欲求(気持ち)が書かれている14字の部分を、詩の中から抜き出して答えなさい。

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この草の上でじっとしていたい
【解説】「遠くへ行きたい(行動したい)」という気持ちと、「ここから動きたくない」という相反する気持ちがせめぎ合っているね。

問9

「大声でだれかを呼びたい」という欲求と、正反対の欲求(気持ち)が書かれている10字の部分を、詩の中から抜き出して答えなさい。

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ひとりで黙っていたい
【解説】「だれかと繋がりたい」気持ちと、「ひとりになりたい」という思春期特有の複雑な感情の対立だよ。

問10

この詩の季節が「春」であることがわかる言葉を、タイトル以外から漢字2字で抜き出しなさい。

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新芽
【解説】「新芽(しんめ)」は、春になって草木が芽吹く様子を表す言葉だね。

問11

「目に見えないエネルギーの流れ」を感じている「ぼく」は、今どこにいると考えられますか。最も適切なものを詩の中の言葉から2字で抜き出しなさい。

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大地(または「草の上」も可)
【解説】「大地からあしのうらを伝わって」「この草の上でじっとしていたい」などの表現から、自然の中(地面、草の上)にいることがわかるね。

問12

この詩の主題(テーマ)として最も適切なものを次の中から選びなさい。

ア:春の訪れとともに感じる自然の美しさと生命力への感動。
イ:子供から大人へと成長していくことへの喜びと自信。
ウ:思春期特有の、将来への期待と不安に揺れ、どうしていいかわからない心の葛藤。
エ:戦争のない平和な未来を願う、若者たちの強い決意。

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【解説】自然のエネルギーと自分の中のエネルギーが重なり合い、喜びや悲しみ、行動と静止など、さまざまな感情がぶつかり合う思春期特有の心の葛藤(かっとう)を見事に描いた作品だよ。

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本ページでは、谷川俊太郎「春に」(出典例:東京書籍出版『国語2』所収)より、学習・批評の目的で必要最小限の部分のみを引用し明示しています。全体はお手元の教科書等でご確認ください。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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