温又柔『世界への入り口』テスト対策練習問題と過去問まとめ

中学3年国語(東京書籍)の「世界への入り口」について、定期テストでよく出る問題をまとめたよ。
テスト前の最終確認として、自分の実力をためしてみよう!

まずは本文の内容をしっかり復習したい人は、「世界への入り口」の解説ページを先に読んでみてね。

目次

『世界への入り口』テスト対策練習問題

問1

「世界への入り口」の作者の名前を、漢字で答えなさい。

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答え:温又柔
【解説】「おんゆうじゅう」と読むよ。台湾出身の小説家で、言葉にまつわる作品を多く書いているんだね。

問2

本文中の次の言葉の意味として、最も適切なものをア〜エから選びなさい。

①ちんぷんかんぷん
②途方もない

ア:少しだけしか話せないこと
イ:常識では考えられないくらい、とんでもないこと
ウ:言葉や話の内容が全くわからないこと
エ:よく見ようとしてじっと見つめること

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答え:① ウ ② イ


【解説】
①「ちんぷんかんぷん」は、何がなんだか全くわからない状態のこと。本文では、コクゴができなければ、算数や理科も「全くわからない」はずだと説明されているね。
②「途方もない(とほうもない)」は、常識から外れていてものすごい様子。本の中には「ものすごく豊かな世界」が広がっているという意味で使われているよ。

問3

「両親は私がコクゴが好きであることを喜んだ。」とありますが、筆者が「コクゴ」を好きだったのはなぜですか。本文中から20字で抜き出しなさい。

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答え:読むことと書くことをたくさん味わえるから
【解説】筆者が「コクゴが好きだった」理由が書かれている部分を探そう。「〜味わえるから、私はコクゴが好きだった。」と直前に書かれているね。抜き出し問題なので、句読点が含まれる場合はそれも含めて一字として数えよう。※学校のテストによっては「9字で抜き出しなさい(答え:読むことと書くこと)」となる場合もあるよ。

問4

「コクゴは、全ての基本」とありますが、それはなぜですか。次のア〜エから最も適切なものを一つ選びなさい。

ア:コクゴができなければ、他の教科の問題や内容を理解することができないから。
イ:コクゴができれば、算数や理科などの他の教科も自然と得意になるはずだから。
ウ:コクゴを基礎として、友達や先生とのコミュニケーションを学ぶことができるから。
エ:自分の考えや気持ちを、正確に相手に伝える力が身につくから。

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答え:ア
【解説】本文には「何しろ、コクゴができなければサンスウやリカやシャカイも、ちんぷんかんぷんだったはずだから」とあるね。つまり、言葉(コクゴ)がわからなければ、他の教科の勉強も全く理解できないということ。だから「全ての基本」なんだね。

問5

「この子はまるで日本人みたいだね。」とありますが、筆者が台湾でそのように言われたのはなぜですか。次のア〜エから最も適切なものを一つ選びなさい。

ア:漢字で書かれた言葉を、中国語ではなく日本語として発音しているから。
イ:日本で育ったにもかかわらず、日本語よりも中国語を上手に話せるから。
ウ:台湾出身であるのに、日本語が得意で、中国語は片言しか話せないから。
エ:見た目や話し方から、日本人ではなく中国語話者だと誤解されやすいから。

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答え:ウ
【解説】筆者の両親は台湾出身で、親戚たちも台湾で中国語を話しているね。それなのに、日本で育った筆者は日本語が得意で、中国語は「片言(少ししか話せない状態)」だったから、「日本人みたいだね」と驚かれた(おかしがられた)んだよ。

問6

「私は笑った。」とありますが、いとこがノートを読んだときに筆者が思わず笑ってしまったのはなぜですか。次のア〜エから最も適切なものを一つ選びなさい。

ア:筆者が書いた日本語を、いとこが誤った日本語で読んだから。
イ:いとこが、筆者よりも日本語の発音がとても上手だったから。
ウ:筆者が書いた日本語の言葉を、いとこが中国語の読み方で読んだから。
エ:いとこが、筆者と同じように日本語に強い興味を持っていたから。

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答え:ウ
【解説】いとこは、筆者のノートに書かれていた「学校」という漢字を見て、日本語の「ガッコウ」ではなく、中国語の「xué xiào(シュエ・シャオ)」と読んだね。筆者にとっては日本語で書いたつもりだったのに、いとこが中国語として発音したため、思わず「違うよ」と笑ってしまったんだね。

問7

「あなたたちにとってはガッコウだけど私たちにはxué xiàoだもん。」とは、どういうことですか。次のア〜エから最も適切なものを一つ選びなさい。

ア:日本で育った筆者には「ガッコウ」が自然だが、台湾で育った人々には「xué xiào」が自然だということ。
イ:筆者は日本語の「ガッコウ」しか知らないが、中国語もできるいとこにとってはどちらの読み方もできるということ。
ウ:台湾で育ったいとこは日本語がわからないため、日本語では「学校」を「ガッコウ」と言うことを知らないということ。
エ:日本語と中国語では、全く違う意味の言葉でも呼び方や発音が同じになることがあるということ。

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答え:ア
【解説】同じ「学校」という漢字でも、育った環境(日本か、台湾か)によって、使う言葉(読み方)が違うということに筆者が気づく重要な場面だよ。自分にとっての当たり前が、別の環境で育った人にとっては違うのだということを表しているんだ。

問8

次の文は、「私も、『学校』をガッコウではなくxué xiàoと読む私たちの一員だったかもしれない」という文について説明したものです。( A )には二字、( B )には三字で、本文中から言葉を抜き出して答えなさい。

もし自分が( A )で育っていたら、いとこたちと同じように( B )を話していたかもしれないということ。

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答え:A 台湾 B 中国語
【解説】筆者はこのとき、自分の言葉やアイデンティティ(自分が何者であるか)が「絶対的なもの」ではなく、「育った環境」によって変わりうるものだということに気づいたんだね。

問9

「今もあの興奮を覚えている」とありますが、「あの興奮」とはどのようなときに感じた気持ちですか。本文中の言葉を使って、30字以内で説明しなさい。

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答え:(例)本の中にも言葉があふれているのだと知ったときに感じた気持ち(29字)
【解説】「あの興奮」の直前を読もう。「平仮名を覚えることで、本の中にも言葉があふれているのだと知った。今もあの興奮を覚えている。」とあるね。つまり、文字を覚えたことで、本の中にたくさんの言葉があることを発見したときのワクワクした気持ちのことだよ。

問10

本文中で筆者は、子供時代の言葉を取り巻く自分の環境を、どのような言葉で表現していますか。本文中から15字で抜き出しなさい。

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答え:日本語と中国語が混ざり合う世界
【解説】最後の段落(まとまり)の最初に「日本語と中国語が混ざり合う世界で生きていた私は〜」と書かれているね。筆者の生きていた環境がよくわかる表現なので、しっかり抜き出せるようにしておこう。

問11

「本の中にはいつも私がまだ知らない途方もなく豊かな」とありますが、筆者は「本の中」にはどのような世界が広がっていると考えていますか。本文中から23文字で抜き出しなさい。

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答え:私がまだ知らない途方もなく豊かな、本の外の世界
【解説】「本の中にはいつも、私がまだ知らない途方もなく豊かな、本の外の世界が広がっている。」という一文から抜き出そう。「途方もなく」は「ものすごく」という意味だよ。本を開くことで、自分の周りの狭い世界から飛び出して、広い世界に触れることができるんだね。

問12

この文章のタイトルでもある「世界への入り口」として、筆者は何がその入り口になっていると述べていますか。本文中から漢字3字で抜き出しなさい。

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答え:日本語
【解説】本文の最後の一文、「私の世界への入り口は、今も日本語だ。」から抜き出そう。

問13

「私の世界の入り口は、今も日本語だ」とは、どのようなことですか。筆者の主張として最も適切なものを次のア〜エから一つ選びなさい。

ア:日本語を通して、自分の思いを世界へ自由に表現しているということ。
イ:日本語を用いて、世界中の人々と直接交流しているということ。
ウ:日本語を通して、自分がまだ知らない外の世界の豊かさに触れているということ。
エ:日本語を深く学び、その奥深さを世界に向けて発信しているということ。

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答え:ウ
【解説】筆者にとって日本語は、ただおしゃべりするための道具(母語)ではなく、本を読んで新しい知識や文化、他人の気持ちを知り、広い世界へつながるための「入り口(ドア)」なんだね。この文章の主題(もっとも伝えたいこと)になる部分だよ。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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