中1保健『自己形成と心の健康』をわかりやすく解説!自分らしさと心の発達
中学1年生の保健体育で学習する「自己形成と心の健康」について、わかりやすく解説するよ。
私たちは、成長する中で「自分はどんな人なのか」「自分は何を大切にしたいのか」「これからどのように生きたいのか」を少しずつ考えるようになるよ。
このように、自分の考え方や感じ方、生き方などを少しずつ形づくっていくことを、自己形成というんだ。
自己形成は、思春期の心の発達と深く関係しているよ。また、自分らしく生きようと考えたり、困ったときに周りの人に相談したりすることは、心の健康にもつながるんだ。
この記事で分かること
- 自己形成とは何か
- 自分らしさがどのようにつくられるのか
- 他者との関わりが自己形成に関係すること
- 目標や価値観をもつことの大切さ
- 自己形成と心の健康の関係
- 困ったときに相談することの大切さ
目次
1. 自己形成とは

自己形成とは、自分の考え方、感じ方、行動のしかた、生き方などを少しずつ形づくっていくことだよ。
思春期になると、体や心が発達するだけでなく、「自分はどんな人なのか」「自分は何を大切にしたいのか」といったことを考えるようになるよ。
たとえば、次のようなことを考えることも、自己形成と関係しているんだ。
- 自分の得意なことや苦手なことは何か
- 自分はどんなことを大切にしたいのか
- これからどのように生活したいのか
- どんな人間関係をつくりたいのか
- 将来、どのような生き方をしたいのか
自己形成は、急に完成するものではないよ。いろいろな経験をしたり、人と関わったり、考えたり悩んだりしながら、少しずつ進んでいくんだ。
たろう
くまごろう2. 自分らしさはどのようにつくられるのか

自己形成では、自分らしさを少しずつ見つけていくことが大切だよ。
自分らしさとは、自分の考え方、感じ方、好きなこと、大切にしたいこと、行動のしかたなどに表れる、その人らしい特徴のことだよ。
自分らしさは、生まれたときからすべて決まっているわけではないんだ。家庭での経験、学校での学習、友達との関わり、地域での活動、読書やスポーツ、失敗や成功の経験などを通して、少しずつ形づくられていくよ。
たとえば、部活動で努力して「最後まであきらめないことを大切にしたい」と思うようになることもあるよ。友達との関わりの中で「相手の気持ちを考えて行動したい」と感じるようになることもあるんだ。
このように、自分らしさは、さまざまな経験を通して少しずつ見えてくるものなんだね。
自分らしさを形づくるもの
- 家庭での経験
- 学校での学習
- 友達や先生との関わり
- 地域の人との関わり
- 成功や失敗の経験
- 読書、運動、遊び、趣味などの経験
3. 他者との関わりと自己形成
自己形成には、他者との関わりが大きく関係しているよ。
他者とは、自分以外の人のことだよ。家族、友達、先生、地域の人など、さまざまな人との関わりを通して、私たちは自分について考えるようになるんだ。
たとえば、友達と意見を話し合うことで、「自分はこう考えていたけれど、別の考え方もあるんだ」と気づくことがあるよね。先生や家族から励まされたり注意されたりすることで、自分のよいところや改善したいところに気づくこともあるんだ。
また、人と関わる中で、ほかの人の考え方や生き方を知ることもできるよ。それによって、自分が大切にしたいことや、これから目指したい生き方を考えるきっかけになるんだ。
たろう
くまごろう| 他者との関わり | 自己形成との関係 |
|---|---|
| 友達と話し合う | 自分の考えと相手の考えの違いに気づく |
| 家族に相談する | 自分の気持ちを整理できる |
| 先生から助言を受ける | 自分の課題やよいところに気づく |
| 地域の人と関わる | いろいろな生き方や考え方を知る |
| 友達と協力する | 自分の役割や責任を考えるようになる |
他者との関わりの中では、楽しいことだけでなく、うまくいかないことや悩むこともあるよ。でも、そのような経験も、自分について考えたり、人との関わり方を学んだりするきっかけになるんだ。
4. 目標や価値観をもつこと

自己形成が進むと、自分が大切にしたいことや、これから目指したいことについて考えるようになるよ。
このとき大切になるのが、価値観や目標なんだ。
価値観とは、自分が大切だと思う考え方やものごとの見方のことだよ。たとえば、「人にやさしくしたい」「努力を大切にしたい」「正直に行動したい」「家族や友達を大切にしたい」などは、価値観の例だね。
目標とは、これから目指したいことや、達成したいことのことだよ。たとえば、「部活動で最後までやりぬきたい」「苦手な教科を少しずつできるようにしたい」「人前で自分の意見を言えるようになりたい」などがあるよ。
価値観や目標は、自分の行動を考えるときの手がかりになるよ。自分が大切にしたいことや目指したいことが少しずつ見えてくると、自分らしい生き方についても考えやすくなるんだ。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 価値観 | 自分が大切だと思う考え方やものごとの見方 | 人を思いやる、努力を大切にする、正直に行動する |
| 目標 | これから目指したいこと、達成したいこと | 苦手なことに挑戦する、部活動を続ける、自分の意見を伝える |
ただし、目標や価値観は、急に完璧に決めなければならないものではないよ。いろいろな経験をしながら、少しずつ考えたり見直したりしていけばよいんだ。
5. 自己形成と心の健康

心の健康とは、自分の感情に気づき、考えたり判断したりしながら、自分や周りの人とよりよく関わっていける状態のことだよ。
心の健康には、前の単元で学習した知的機能、情意機能、社会性などの心の働きが関係しているよ。
知的機能が発達すると、困ったときや悩みがあるときに、どうすればよいかを考えたり、解決方法を見つけたりしやすくなるよ。
情意機能が発達すると、自分の感情に気づき、感情を言葉で表したり、落ち着いて行動を選んだりできるようになるよ。
社会性が発達すると、必要なときに人に助けを求めたり、周りの人のために行動したり、互いに支え合ったりできるようになるんだ。
このように、自己形成が進み、自分のことを理解したり、自分が大切にしたいことを考えたりできるようになることは、心の健康にもつながるよ。
心の健康に関係すること
- 自分の感情に気づく
- 悩みや困りごとを整理する
- 自分らしい目標を考える
- 相手の気持ちや立場を考える
- 必要なときに人に相談する
- 自分や他者を大切にする
たろう
くまごろう6. 相談することも心の健康につながる
自己形成の中では、悩んだり迷ったりすることもあるよ。
たとえば、「自分のよいところが分からない」「友達と比べてしまう」「将来のことが不安」「自分らしさが分からない」と感じることがあるかもしれないね。
そのようなとき、ひとりで抱え込まずに、信頼できる人に相談することが大切だよ。
相談することで、自分の気持ちを整理できたり、自分では気づかなかった考え方に気づけたりすることがあるんだ。また、必要な助言や支えを得ることもできるよ。
相談できる相手には、家族、友達、先生、保健室の先生、スクールカウンセラーなどがいるよ。
相談することは、弱いことではないよ。自分の心を守り、よりよく行動するための大切な方法なんだ。
相談が役立つ場面
- 自分の気持ちが整理できないとき
- 友達関係で悩んでいるとき
- 自分に自信がもてないとき
- 将来のことが不安なとき
- どう行動すればよいか迷っているとき
7. 自己形成には個人差がある
自己形成の進み方には、個人差があるよ。
自分のことをはっきり考えられる時期、大切にしたいことが見えてくる時期、目標が見つかる時期は、人によって違うんだ。
「友達は将来の目標があるのに、自分にはまだない」と感じることがあるかもしれないね。でも、目標や自分らしさは、急いで決めなければならないものではないよ。
いろいろな経験を重ねながら、自分について少しずつ考えていくことが大切なんだ。
また、自分の考え方や生き方を大切にするだけでなく、相手の考え方や生き方も尊重することが必要だよ。人によって大切にしたいことは違うから、お互いの違いを認め合うことが大切なんだ。
たろう
くまごろう8. 自己形成と心の健康のまとめ
自己形成とは、自分の考え方、感じ方、行動のしかた、生き方などを少しずつ形づくっていくことだよ。
自己形成は、生活経験や学習、人との関わりを通して進んでいくよ。家庭、学校、友達、先生、地域の人との関わりの中で、自分のよいところや課題、大切にしたいことに気づいていくんだ。
また、価値観や目標をもつことは、自分らしい生き方を考える手がかりになるよ。ただし、価値観や目標は急に決めるものではなく、経験を重ねながら少しずつ考えていけばよいんだ。
自己形成が進み、自分のことを理解したり、必要なときに相談したり、周りの人と支え合ったりできるようになることは、心の健康にもつながるよ。
自分らしさを大切にしながら、相手の考え方や生き方も尊重していくことが大切なんだね。
テストで特に大切な4つの柱
| 柱 | 押さえる内容 |
|---|---|
| 自己形成 | 自分の考え方、感じ方、生き方などを少しずつ形づくること |
| 他者との関わり | 家族、友達、先生などとの関わりを通して自分について考える |
| 価値観と目標 | 自分が大切にしたいことや、これから目指したいこと |
| 心の健康 | 自分を理解し、必要なときに相談し、周りとよりよく関わることと関係する |
重要語句のまとめ
| 重要語句 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 自己形成 | 自分の考え方、感じ方、生き方などを少しずつ形づくること | 経験や学習、人との関わりで進む |
| 自分らしさ | 自分の考え方、感じ方、大切にしたいことなどに表れるその人らしい特徴 | 急に決まるものではなく、少しずつ見えてくる |
| 他者 | 自分以外の人 | 家族、友達、先生、地域の人など |
| 価値観 | 自分が大切だと思う考え方やものごとの見方 | 行動や生き方を考える手がかりになる |
| 目標 | これから目指したいこと、達成したいこと | 自分らしい生き方を考える手がかりになる |
| 心の健康 | 自分の感情に気づき、考え、判断しながら周りとよりよく関われる状態 | 知的機能、情意機能、社会性と関係する |
| 相談 | 困ったことや悩みを信頼できる人に話すこと | 心の健康を保つために大切 |
| 個人差 | 人によって違いがあること | 自己形成の進み方にも個人差がある |
テスト対策ポイント
- 自己形成とは、自分の考え方、感じ方、行動のしかた、生き方などを少しずつ形づくることである。
- 自己形成は、生活経験や学習、人との関わりを通して進む。
- 自分らしさは、経験や人との関わりの中で少しずつ見えてくる。
- 家族、友達、先生、地域の人などとの関わりは、自己形成に関係する。
- 価値観とは、自分が大切だと思う考え方やものごとの見方である。
- 目標とは、これから目指したいことや達成したいことである。
- 価値観や目標は、自分らしい生き方を考える手がかりになる。
- 自己形成が進むことは、心の健康にも関係する。
- 心の健康には、知的機能、情意機能、社会性などの働きが関係する。
- 悩みや困りごとがあるときは、信頼できる人に相談することが大切である。
- 自己形成の進み方には個人差がある。
- 自分らしさを大切にしながら、相手の考え方や生き方も尊重することが大切である。
ここまで学習できたら、ぜひ「自己形成と心の健康」のテスト対策練習問題とドリルに挑戦しよう!
『自己形成と心の健康』テスト対策練習問題と過去問まとめ
【中学保健体育】「自己形成と心の健康」重要語句ドリル
【中学保健体育】「自己形成と自分らしさ」内容理解ドリル
【中学保健体育】「他者との関わりと価値観」内容理解ドリル
【中学保健体育】「心の健康と相談」内容理解ドリル
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

