「わたしを束ねないで」テスト練習問題と過去問まとめ

中学3年国語「わたしを束ねないで」のテストで良く出る問題をまとめています。

クリックすると答えが表示されるので、実力試しや練習にピッタリです!

まずは学習してからチャレンジしたい場合は、「わたしを束ねないで」の解説ページをチェックしよう!

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「わたしを束ねないで」定期テスト対策練習問題

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「わたしを束ねないで」
テスト対策問題

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問1良く出る

「わたしを束ねないで」は、なんという形式の詩か、漢字5字で書きなさい。

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答え:口語自由詩
【解説】この詩で使われている言葉は、昔の書き言葉(文語)ではなく現在の話し言葉(口語)である。また、音の数にとくにきまりはないため、自由詩である。

問2

第一連の①「あらせいとうの花のように」、②「わたしは稲穂」、③「大地が胸を焦がす」に使われている表現技法を次の中から選びなさい。

ア:隠喩
イ:擬人法
ウ:反復法
エ:直喩

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答え:
①・エ
②・ア
③・イ
【解説】
①は比喩法のひとつで、「…ように」など、直接喩える形式になっているので直喩である。
②は、比喩法のひとつで、「…ように」や「…ようだ」などの例えの形式にはなっていないので、隠喩である。
③は「大地」は人間ではないのに、まるで人間のように表現しているため擬人法である。

問3

第2連の「標本箱の昆虫」、「高原からきた絵葉書」と対称的に書かれているものを本文から3字で書き抜きなさい。

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答え:羽撃き

問4

第3連の「日常性に薄められた牛乳」、「ぬるい酒」と対照的に書かれているものを本文から書き抜きなさい。

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答え:ふちのない水

問5

①「わたしを止めないで」②「わたしを注がないで」③「わたしを名付けないで」④「わたしを区切らないで」それぞれに込められている作者の思いについて、最も適切なものを次からそれぞれ選びなさい。

ア:「つまらないもの」であるように自分を扱ってほしくないという思い
イ:自分には関係のないことへの責任を押し付けられたくないという思い
ウ:自分の思うように行動する自由を奪われたくないという思い
エ:女性であることで枠にはめられた生き方をしたくないという思い
オ:自分のもつ可能性を制限されたくないという思い

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答え:
①・ウ
②・ア
③・エ
④・オ

問6

この詩に使われている表現の特徴として、適切ではないものを次の中から選びなさい。

ア:それぞれの連ごとに対照的なものを挙げることで作者の思いに対する印象を強めている。
イ:体言止めを使うことで全体を通してリズムを生み出している
ウ:各連の1行目に中止形を使い統一することで詩の印象を強めている
エ:各連の後半には倒置法が使われ、独特なリズムを生み出している
オ:同じ言葉が反復して使われ、リズムを生み出し印象を強めている

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答え:エ

問7

この詩の主題として最も適切なものを次の中から選びなさい。

ア:自分が持つ可能性や自由を制限されずに自分らしく生きたい
イ:過酷な運命から抜け出し平和で安全な暮らしがしたい
ウ:自由を奪われ貧しい生活を送ることへの恨み
エ:自分の可能性を押しつぶしてきた社会への怒り

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答え:ア
【解説】この詩でたびたび使われている「束ねる」「止める」「注ぐ」「名付ける」「区切る」などという言葉には、「制限される」「束縛される」「枠にはめられる」などの不自由な印象を受ける。作者がこの詩で訴えているのは、「不自由にされず、自由に自分らしく生きたい」という思いである。

yuminekoyumineko

わからない問題があったら、「わたしを束ねないで」の解説ページをチェックしよう!

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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