滝廉太郎『花』テスト対策ポイント解説!歌詞の意味や音楽理論まとめ
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中学音楽で学習する滝廉太郎作曲「花」について、作詞者・作曲者、組歌「四季」、歌詞の意味、曲の特徴、楽譜の見方、拍子、調、形式、音楽記号などをわかりやすく解説するよ。
「花」は、桜が咲く春の隅田川の美しい景色を歌った曲なんだ。明るく優雅な春の景色だけでなく、明治時代の隅田川のにぎわいや、滝廉太郎が日本の音楽に残した大きな足跡もあわせて知ると、ぐっと印象に残りやすくなるよ。
定期テストでは、武島羽衣、滝廉太郎、組歌「四季」の第1曲、4分の2拍子、ト長調、二部形式、♩=60〜66、Allegro moderato、歌詞の言葉の意味、1番と3番のリズムの違い、音楽記号などがよく問われるよ。
この記事で分かること
- 滝廉太郎「花」の作詞者・作曲者などの基本情報
- 組歌「四季」と「花」の関係
- 滝廉太郎の人物像と、「花」が作られた背景
- 「花」の歌詞全文と、歌詞に出てくる言葉の意味
- 楽譜を見るときに注目するポイント
- 声部・女声二部合唱・混声二部合唱の意味
- 4分の2拍子・ト長調・二部形式・♩=60〜66のポイント
- 1番と3番でリズムが違う理由
- 32分音符、付点16分音符、16分休符、スラー、クレッシェンド、フェルマータ、rit.、a tempo などの意味
目次
1. 滝廉太郎「花」の基本情報
まずは、「花」の基本情報を確認しよう。テストでは、作詞者・作曲者・拍子・調・形式・速度などがよく出るよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曲名 | 花 |
| 組歌 | 組歌「四季」の第1曲 |
| 作詞 | 武島羽衣 |
| 作曲 | 滝廉太郎 |
| 発表 | 1900年(明治33年) |
| 拍子 | 4分の2拍子 |
| 速度 | ♩=60〜66 |
| 速度標語 | Allegro moderato(アレグロ・モデラート) |
| 調 | ト長調 |
| 形式 | 二部形式 |
| 声部 | 2つの声部で歌われることが多い |
| 内容 | 春の隅田川と桜の美しい情景を歌った曲 |
たろう
くまごろう2. 組歌「四季」とは?

組歌「四季」は、滝廉太郎が作曲した、日本の四季を表す4つの曲からなる歌曲集だよ。
明治33年に出版された作品で、日本の音楽史の中でも、かなり早い時期に作られた本格的な合唱組曲として知られているんだ。
「四季」という名前のとおり、春・夏・秋・冬をそれぞれ表す曲で構成されているよ。1曲ずつ独立しているけれど、日本の四季という大きなテーマでつながっているんだね。
| 季節 | 曲名 |
|---|---|
| 春 | 花 |
| 夏 | 納涼 |
| 秋 | 月 |
| 冬 | 雪 |
「花」は、この組歌「四季」の第1曲にあたるよ。つまり、春を表す曲なんだ。
くまごろう3. 作曲者・滝廉太郎について

滝廉太郎は、明治時代に活躍した日本の作曲家だよ。1879年に東京で生まれたんだ。
「滝廉太郎」は、古い表記では瀧廉太郎と書かれることもあるよ。ただ、現代の教科書では新字体の「滝」で書かれることが多いので、このページでも「滝廉太郎」としているよ。
滝廉太郎は東京で生まれたけれど、家の出身は大分県だったんだ。しかも、滝家はとても由緒ある武士の一族だったといわれているよ。父は大久保利通や伊藤博文のもとで官僚として働いたこともある人物なんだ。
滝廉太郎は、東京音楽学校でピアノを学び、日本人の音楽家としてかなり早い時期にドイツへ留学した人物としても知られているよ。当時、海外へ本格的に音楽を学びに行くことは、今よりずっと大きな挑戦だったんだ。
滝廉太郎の代表作には、「花」のほか、「荒城の月」、「箱根八里」、「お正月」などがあるよ。
「鳩ぽっぽ」という曲もあるけれど、これは「ぽっぽっぽ、鳩ぽっぽ、豆がほしいか、そらやるぞ」で知られている曲とは別の曲なので、混同しないようにしよう。
滝廉太郎は、ドイツへ渡ってからわずか数か月後に肺結核にかかってしまうんだ。当時の肺結核は、今よりずっと治療が難しい病気だったんだよ。
その後、病気のため帰国し、1903年に23歳の若さで亡くなったんだ。短い生涯だったけれど、日本の音楽史に大きな足跡を残した作曲家なんだよ。
最後の作品として知られるピアノ曲に、「憾(うらみ)」があるよ。この「憾」は、「人を恨む」という意味ではなく、心残り・無念という意味で考えると分かりやすいんだ。
もっと音楽家として活躍したかった、もっと作品を作りたかった。そんな滝廉太郎の思いを想像すると、「憾」という題名も重く感じられるね。
テストで押さえるポイント
- 「花」の作曲者は滝廉太郎
- 滝廉太郎は明治時代の作曲家
- 古い表記では「瀧廉太郎」と書かれることもある
- 代表作には「荒城の月」「箱根八里」「お正月」などがある
- ドイツへ留学したが、病気のため若くして亡くなった
- 最後の作品として「憾」が知られている
4. 作詞者・武島羽衣について
武島羽衣は、「花」の作詞者だよ。歌人・国文学者・作詞家として知られている人物なんだ。
武島羽衣は、東京音楽学校で教授をつとめていた人物でもあるよ。滝廉太郎も同じ東京音楽学校で助教授をつとめていたので、2人は同じ学校で働いていた関係だったんだ。
そのつながりから、武島羽衣が作った「花」の詩に、滝廉太郎が曲をつけたんだね。
テストでは、作曲者の滝廉太郎だけでなく、作詞者の武島羽衣も漢字で答えられるようにしておくと安心だよ。
くまごろう5. 「花」はどんな歌?
「花」は、春の隅田川の美しい景色を歌った曲だよ。
「花」に登場する川は、東京都を流れる隅田川。そして、題名の「花」は桜のことなんだ。
明治時代の隅田川では、花見の季節になると、川のまわりにたくさんの人が集まったんだ。さらに、各大学や企業が参加するボート競技も行われていて、春の隅田川はお花見とボートレースでとてもにぎやかだったといわれているよ。
歌詞には、春の穏やかな日差し、隅田川を行き来する舟、櫂から落ちる水しぶき、桜、青柳、おぼろ月などが登場するんだ。これらの言葉を通して、明るく優雅で、少し幻想的な春の景色が表されているよ。
「花」の歌詞を確認しよう
「花」は、武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲による1900年発表の作品で、現在は著作権の保護期間が満了しているよ。ここでは、学習のために歌詞を掲載するね。
※歌詞の表記は、学習しやすいように現代の漢字・かなづかい・ルビに一部整えています。学校のテストでは、使用している教科書・楽譜の表記を確認しましょう。
花
作詞:武島羽衣
作曲:滝廉太郎
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
ながめを何に たとうべき
見ずやあけぼの 露あびて
われにもの言う 桜木を
見ずや夕暮 手をのべて
われさしまねく青柳を
錦おりなす 長堤に
暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとうべき
この歌詞は、春の隅田川を「朝」「夕暮れ」「夜」へと時間を移しながら描いているよ。桜の花、舟の動き、柳の枝、おぼろ月が重なって、まるで一枚の絵のような春の景色になっているんだ。
歌詞で注目するポイント
- 舞台は春の隅田川
- 「花」は桜のこと
- 明治時代の隅田川では、花見やボート競技でにぎわっていた
- 川を行き来する舟や、櫂のしずくが登場する
- 桜木や青柳が、人に語りかけたり招いたりするように表現されている
- 朝・夕暮れ・夜へと時間が移り変わっていく
- 夕暮れやおぼろ月によって、春のやわらかい情景が表されている



6. 歌詞に出てくる言葉の意味
「花」の歌詞には、現代ではあまり使わない言葉が出てくるよ。テストでは、言葉の意味を聞かれることがあるので、しっかり確認しよう。

うらら
うららは、春の日差しが明るく、穏やかに照っている様子を表す言葉だよ。
春の空気がやわらかく、景色全体が明るく見えるような感じをイメージすると分かりやすいね。
隅田川
隅田川は、東京都を流れる川だよ。「花」では、春の隅田川の景色が歌われているんだ。
テストでは、「『花』に登場する川は何か」と聞かれることがあるよ。答えは隅田川だね。
櫂
櫂は、かいと読むよ。舟をこぐときに使う道具のことだよ。
現代の言葉でいうと、オールのようなものと考えると分かりやすいね。「花」では、櫂から落ちる水しぶきが、桜の花びらのように見える美しい情景が表されているよ。
たろう
くまごろう何にたとうべき
何にたとうべきは、何にたとえたらよいのかという意味だよ。
あまりに美しい景色なので、何にたとえたらよいのか分からない、という感動が表されているんだ。
テストでは、「何にたとうべき」の意味を現代語で答える問題が出ることがあるよ。答えは「何にたとえたらよいのか」だね。
見ずや
見ずやは、直訳すると「見ないのか」という意味だけれど、ここでは見てごらんという呼びかけとして考えると分かりやすいよ。
歌い手が、目の前の美しい春の景色を「ほら、見てごらん」と相手にすすめているような表現なんだ。
あけぼの
あけぼのは、夜が明けるころ、つまり明け方のことだよ。
国語で学習する『枕草子』の「春はあけぼの」と同じように、春の明け方のやわらかい空気を思い浮かべるとよいね。
手をのべて
手をのべては、手を伸ばしてという意味だよ。
われさしまねく青柳
われさしまねく青柳は、自分を招いているような青々とした柳の木という意味だよ。
柳の枝が風にゆれる様子を、人が手を伸ばして招いているように表現しているんだね。
隅田川の堤には、江戸時代に桃・柳・桜が植えられたといわれているよ。だから、柳も隅田川の春の景色を表す大切な存在だったんだ。
錦おりなす長堤
錦は、美しい織物のこと。長堤は、長く続く土手のことだよ。
つまり、錦おりなす長堤は、桜や柳などで美しく彩られた長い土手を、錦のようにたとえた表現なんだ。
ただ「土手に花が咲いている」と言うのではなく、「錦のようだ」とたとえることで、景色の華やかさがより強く伝わってくるね。
くるれば
くるればは、日が暮れれば、つまり日が沈めばという意味だよ。
おぼろ月
おぼろ月は、春の夜に、ほのかにかすんで見える月のことだよ。
はっきりと明るい月ではなく、やわらかく、ぼんやりとかすんだ月のイメージだね。春の夜らしい、ふんわりした雰囲気を作っている言葉だよ。
げに一刻も千金の
げには、本当にという意味だよ。一刻は短い時間、千金はとても大きな価値を表す言葉だよ。
つまり、げに一刻も千金のは、本当に、ほんの短い時間でさえ大きな価値があるという意味になるよ。
春の隅田川の景色が、それほど美しく、見ている時間そのものが宝物のように感じられるということなんだね。
7. 「花」の楽譜を見てみよう
「花」は、歌詞の意味だけでなく、楽譜に書かれている情報を読み取ることも大切だよ。
楽譜には、拍子・調・速度・形式・音楽記号など、曲をどのように演奏するかのヒントがたくさん書かれているんだ。
※学校や教科書によって、楽譜の表記や音楽記号の位置が少し違う場合があります。テストでは、授業で使っている教科書・楽譜を必ず確認しましょう。

「花」は合唱で歌われることが多い曲
「花」は、2つの声部で歌われることが多い曲だよ。
声部とは、簡単にいうと「歌うパート」のことだよ。たとえば、上のパートと下のパートに分かれて、それぞれ少し違う旋律を歌うことがあるんだ。
全員が同じ旋律を歌う場合は「斉唱」だけれど、2つのパートに分かれて歌うと、音が重なって、より立体的で美しい響きになるよ。
「花」は、学校では女声二部合唱や混声二部合唱として歌われることがあるよ。
女声二部合唱は、女声の高いパートと低いパートに分かれて歌う形。混声二部合唱は、男声と女声など、違う声の種類で2つのパートに分かれて歌う形だよ。
たろう
くまごろう楽譜で特に見ておきたいポイント
「花」の楽譜を見るときは、次のポイントに注目しよう。
- 拍子は4分の2拍子か
- 調はト長調か
- 速度は♩=60〜66か
- Allegro moderato の意味を説明できるか
- 形式は二部形式として整理できるか
- A-A’-B-A’ のまとまりを確認できるか
- スラーがどこについているか
- クレッシェンドやデクレッシェンドがどこで使われているか
- フェルマータ、rit.、a tempo の意味を説明できるか
- 1番と3番で、同じ旋律の部分でもリズムが違う場所があるか
楽譜を見ながら確認すると、言葉だけで暗記するよりも、曲の特徴がずっと分かりやすくなるよ。
8. 「花」の曲の特徴
ここからは、「花」の曲の特徴を確認しよう。拍子・調・形式・速度は、テストでよく出る重要ポイントだよ。
拍子は4分の2拍子
「花」は、4分の2拍子の曲だよ。
4分の2拍子とは、1小節に四分音符が2つ分入るという意味なんだ。
「4分の2拍子」の下の数字「4」は、四分音符を基準にするという意味。上の数字「2」は、1小節にその四分音符が2つ分入るという意味だよ。
つまり、4分の2拍子は「1、2」「1、2」と、2つの拍で進む拍子なんだ。川を船がすうっと進むような、軽やかな流れを感じやすい拍子だね。

調はト長調
「花」は、ト長調の曲だよ。
ト長調では、主音はト音、つまりソになるよ。
主音とは、その調の中心になる音のことだよ。ト長調なら、ト音(ソ)が「帰ってくる場所」のような中心になるんだ。
ト長調の調号では、ヘ音(ファ)に♯がつくよ。テストで「音名で答えなさい」と出た場合は、ヘと答えるのが正確だよ。
階名で考えると、ファに♯がつくと整理できるね。ただし、音名と階名は区別して覚えよう。
ト長調のポイント
- 主音はト音(ソ)
- 調号は♯1つ
- ♯がつく音は、音名ではヘ音
- 階名ではファに♯がつくと考えると分かりやすい
速度は♩=60〜66
「花」の速度は、♩=60〜66だよ。
これは、四分音符が1分間に60〜66個くらい入る速さで演奏するという意味なんだ。
たとえば、♩=60なら、四分音符1つがだいたい1秒くらいの速さになるよ。♩=66なら、それより少しだけ速くなるね。
「早春賦」のように ♪ ではなく、「花」では♩=60〜66であることに注意しよう。音符の形が違うと、「何の音符を基準にするか」が変わるんだ。
Allegro moderato
Allegro moderatoは、アレグロ・モデラートと読むよ。
Allegro は「速く」、moderato は「ほどよく・中くらいに」という意味をもつ言葉だよ。2つを合わせた Allegro moderato は、速すぎず、ほどよく速くという意味になるんだ。
「とても速く」ではなく、春の景色を明るく、でも落ち着いた美しさをもって歌うような速さだと考えるといいね。
春の隅田川を舟が行き来し、桜や柳が風にゆれるような、軽やかで流れるような雰囲気を表すための速度標語なんだ。
形式は二部形式
「花」は、二部形式の曲だよ。
二部形式とは、2つの大きなまとまりでできている形式のことだよ。
「花」は、細かく見るとA-A’-B-A’のように整理されることがあるよ。Aに似ているけれど少し変化したまとまりを、A’(エーダッシュ)と表すんだ。
「A-A’-B-A’なのに、どうして二部形式なの?」と思うかもしれないね。これは、細かく見ると4つの部分に分けられるけれど、使われている大きな楽節の種類はA系のまとまりとBのまとまりの2種類と考えられるからだよ。だから教科書では、二部形式として整理されるんだ。
たろう
くまごろう
七五調の歌詞
「花」の歌詞は、七五調で書かれているよ。
七五調とは、7音と5音のまとまりをくり返すリズムのことだよ。日本語らしい調子のよさや、優雅な雰囲気につながっているんだ。
たとえば、「春のうららの」「隅田川」のように、7音と5音のまとまりをくり返すことで、自然に流れるようなリズムになるんだ。春のやさしい日差しと、優雅な桜の様子を表すのにぴったりだね。
くまごろう9. 「花」に出てくる音楽記号・音符・休符

「花」で使われる音符・休符・音楽記号も、テストでよく聞かれるよ。読み方と意味をセットで確認しよう。
音楽記号は、ただ暗記するだけでなく、「その記号があると、音楽がどう変わるのか」をイメージすると覚えやすいよ。
32分音符
32分音符は、四分音符の8分の1の長さの音符だよ。
いきなり「四分音符の8分の1」と言われても、少し分かりにくいよね。順番に考えると分かりやすいよ。
- 四分音符の半分が、八分音符
- 八分音符の半分が、16分音符
- 16分音符の半分が、32分音符
つまり、32分音符はとても短い音なんだ。「花」では、細かい音の動きによって、言葉や旋律がなめらかに流れるように感じられるよ。

付点16分音符
付点16分音符は、16分音符に点がついた音符だよ。
音符の右側に点がつくと、もとの音符の半分の長さが足されるんだ。
つまり、付点16分音符は、16分音符+32分音符の長さになるよ。
たろう
くまごろう
16分休符
16分休符は、16分音符と同じ長さだけ休む記号だよ。
音符は「音を出す長さ」を表し、休符は「音を出さない長さ」を表すんだ。つまり、16分休符があったら、そのぶんだけ短く休むということだよ。
16分休符は、四分休符の4分の1の長さの休符だよ。四分休符の半分が八分休符、そのさらに半分が16分休符になるんだ。
「花」では、休符の位置が歌詞の言葉の区切りと関係しているところがあるよ。休符は「ただ休む記号」ではなく、言葉を自然に聞かせるためにも大切なんだ。

スラー
スラーは、高さの違う2つ以上の音を、なめらかにつなげて演奏するという意味だよ。
スラーがついていないと、音が「ラ・ラ・ラ」と一つずつ区切れる感じになるけれど、スラーがあると「ラーラーラ」のように、ひとまとまりでなめらかにつながるイメージになるんだ。
歌では、言葉が不自然に切れないように、ひとまとまりでなめらかに歌う助けになるんだよ。
たとえば、1つの言葉の途中で音が分かれているとき、音をぶつぶつ切ってしまうと、言葉が聞き取りにくくなることがあるよ。スラーでなめらかに歌うことで、言葉のまとまりが自然に伝わるんだ。
ただし、タイと混同しないように注意しよう。タイは、同じ高さの2つの音をつなげて、1つの長い音のように演奏する記号だよ。スラーは、基本的に高さの違う音をなめらかにつなげる記号なんだ。

クレッシェンド

クレッシェンドは、だんだん強くという意味だよ。
記号は、左から右へ向かって開いていく形になるよ。開いていく形なので、音もだんだん大きくふくらんでいくと考えると覚えやすいね。
クレッシェンドは、曲を盛り上げたいところや、言葉の出だしをふくらませたいところで使われるよ。「花」でも、歌詞の言葉の出だしに合わせて、自然に音楽がふくらむように使われている部分があるんだ。
たとえば、「春の」のように言葉が始まるところで少しずつ音を強くすると、春の景色がふわっと広がっていくように感じられるよ。
デクレッシェンド
デクレッシェンドは、だんだん弱くという意味だよ。
クレッシェンドとは反対に、左から右へ向かって閉じていく形の記号で表されることがあるよ。音がすっと小さくなっていくイメージだね。
「花」では、クレッシェンドでふくらんだ音を、デクレッシェンドでやわらかくおさめることで、春の景色のやさしい感じを表しやすくなるよ。
たろう
くまごろうフェルマータ

フェルマータは、その音符や休符をほどよくのばすという意味だよ。
「2倍にのばす」など、きっちり決まった長さがあるわけではないんだ。指揮者や演奏者の表現によって、どのくらいのばすかが変わることがあるよ。
歌の中でフェルマータが出てきたら、そこで少し時間を止めるようにして、言葉や音の余韻を味わうイメージを持つとよいよ。
rit.(リタルダンド)
rit. は、リタルダンドと読むよ。
意味は、だんだん遅くだよ。
急に止まるのではなく、少しずつスピードを落としていくイメージだよ。たとえば、走っていた人が急ブレーキで止まるのではなく、ゆっくり歩きながら止まっていく感じに近いね。
曲の終わりや、気持ちを落ち着かせたいところで使われることが多いよ。
a tempo(ア・テンポ)
a tempo は、ア・テンポまたはアテンポと読むよ。
意味は、もとの速さでだよ。
たとえば、rit. でだんだん遅くしたあとに、a tempo が出てきたら、遅くする前の速さに戻すということなんだ。
つまり、rit.=だんだん遅く、a tempo=もとの速さでとセットで覚えると分かりやすいよ。
音楽記号の覚え方
- スラー:なめらかにつなげる
- クレッシェンド:だんだん強く
- デクレッシェンド:だんだん弱く
- フェルマータ:ほどよくのばす
- rit.:だんだん遅く
- a tempo:もとの速さで
10. 1番と3番でリズムが違う理由
「花」では、同じメロディーの部分なのに、1番と3番でリズムが違うところがあるよ。
これは、歌詞の言葉の区切りが違うからなんだ。
たとえば、1番では「のぼり」「くだり」のように言葉が区切れる部分があるよ。一方で、3番では「くるれば」「のぼる」のように、別の位置で言葉が区切れるんだ。
もし、1番と同じ場所に休符が入ってしまうと、3番の言葉が不自然に切れてしまうことがある。だから、歌詞の言葉が自然に聞こえるように、リズムが変えられているんだよ。
これは、滝廉太郎がただ音を並べただけではなく、日本語の言葉のまとまりや響きを大切にして作曲していることが分かるポイントなんだ。

テストでは、「なぜ1番と3番でリズムが違う部分があるのか」と聞かれることがあるよ。答えは、「歌詞の言葉の区切りに合うように、リズムを変えているから」だね。
くまごろう11. 重要語句のまとめ
最後に、「花」でテストに出やすい重要語句をまとめて確認しよう。

| 語句・項目 | 意味・ポイント |
|---|---|
| 作詞 | 武島羽衣 |
| 作曲 | 滝廉太郎 |
| 組歌「四季」 | 春・夏・秋・冬を表す4曲からなる歌曲集 |
| 花 | 組歌「四季」の第1曲。春の歌 |
| 納涼 | 組歌「四季」の夏の曲 |
| 月 | 組歌「四季」の秋の曲 |
| 雪 | 組歌「四季」の冬の曲 |
| 隅田川 | 「花」に登場する川 |
| 花 | 桜のこと |
| うらら | 春の日差しが明るく穏やかに照っている様子 |
| 櫂 | かい。舟をこぐための道具 |
| 何にたとうべき | 何にたとえたらよいのか |
| 見ずや | 見てごらん |
| あけぼの | 明け方 |
| 手をのべて | 手を伸ばして |
| 青柳 | 青々とした柳 |
| 長堤 | 長く続く土手 |
| おぼろ月 | 春の夜に、ほのかにかすんで見える月 |
| げに | 本当に |
| 一刻も千金 | ほんの短い時間でさえ大きな価値があること |
| 拍子 | 4分の2拍子。1小節に四分音符が2つ分入る |
| 調 | ト長調。主音はト音(ソ) |
| ト長調の♯ | 音名ではヘ音。階名ではファ |
| 速度 | ♩=60〜66。四分音符が1分間に60〜66個くらい入る速さ |
| Allegro moderato | アレグロ・モデラート。速すぎず、ほどよく速く |
| 形式 | 二部形式。A-A’-B-A’のように整理されることがある |
| 七五調 | 7音と5音のまとまりをくり返す詩のリズム |
| 声部 | 歌うパートのこと |
| 32分音符 | 四分音符の8分の1の長さの音符 |
| 付点16分音符 | 16分音符に、その半分の長さである32分音符を足した長さの音符 |
| 16分休符 | 16分音符と同じ長さだけ休む記号 |
| スラー | 高さの違う2つ以上の音を、なめらかにつなげて演奏する |
| クレッシェンド | だんだん強く |
| デクレッシェンド | だんだん弱く |
| フェルマータ | ほどよくのばす |
| rit. | リタルダンド。だんだん遅く |
| a tempo | ア・テンポ。もとの速さで |
滝廉太郎「花」テストで押さえるポイント
- 作詞は武島羽衣、作曲は滝廉太郎
- 「花」は組歌「四季」の第1曲
- 組歌「四季」は、春「花」・夏「納涼」・秋「月」・冬「雪」
- 滝廉太郎は明治時代の作曲家で、「荒城の月」なども作曲した
- 「花」は春の隅田川と桜の情景を歌った曲
- 明治時代の隅田川では、花見やボート競技でにぎわっていた
- 「花」は2つの声部で歌われることが多い
- 拍子は4分の2拍子
- 調はト長調、主音はト音(ソ)
- ト長調では、音名でヘ音に♯がつく
- 速度は♩=60〜66
- Allegro moderato は、速すぎず、ほどよく速く
- 形式は二部形式。A-A’-B-A’のように整理されることがある
- AとA’は似ている仲間なので、A系とB系の2種類のまとまりとして考える
- 歌詞は七五調
- 「うらら」「櫂」「何にたとうべき」「見ずや」「おぼろ月」などの意味を確認する
- 1番と3番では、歌詞の言葉の区切りに合わせてリズムが違う部分がある
- 32分音符、付点16分音符、16分休符の長さを確認する
- スラー、クレッシェンド、デクレッシェンド、フェルマータ、rit.、a tempo などの意味を覚える
ここまで学習できたら、ぜひ滝廉太郎「花」のテスト対策練習問題とドリルに挑戦しよう!
滝廉太郎「花」テスト対策練習問題
【中学音楽】滝廉太郎「花」重要語句ドリル
【中学音楽】滝廉太郎「花」歌詞と意味ドリル
【中学音楽】滝廉太郎「花」曲の特徴ドリル
【中学音楽】滝廉太郎「花」内容理解・表現ドリル
滝廉太郎の「花」のテスト対策ポイントを動画で確認したい場合は、こちらも参考にしてね。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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テストがあり、焦っていたのですが
とても分かりやすい説明で助かりました。
ありがとうございます。-
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マジでありがとうございます!-
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あざざざます
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テスト後20分後ぐらいだったので助かった
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まじで助かりました
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とても分かりやすかったです。テスト前なのでとても助かりました!!
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花の小節数はいくつですか?
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プレイヤー1さん
楽譜のアレンジ(前奏や間奏の違いなど)によって、全体の楽譜の小節数は変わってしまいますが、
「春のうららの~たとうべき」までのひとつのまとまりだけであれば、16小節になります。「春のうららの すみだがわ」で4小節
「のぼりくだりの ふなびとが」で4小節
「かいのしずくも はなとちる」で4小節
「ながめをなにに たとうべき」で4小節以上で、16小節となります。
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いつも助かってます!!副教科まで教えてくれるのがありがたすぎます!!!
参考にさせていただきます!! -
本当に助かりました!
ありがとうございます! -
わかりやすくてたすかります!!!!!!
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わかりやすい
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わかりやすい
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とってもわかりやすいです!
ひとつ、お聞きしたいことがあるんですけど、『符点16部音符』ではなくて、『付点16分音符』ではないでしょうか?
間違っていたらすみません -
本当にありがとうございます とても参考になりました
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ありがとうございました
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あざます
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鼻濁音はこの曲に何個含まれていますか?
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ダイチさん
まず、鼻濁音は「ま行」「な行」、場合によって「が行」です。
ですので、「が行」を含めるかどうかで変わりますが、
含めたとして数えてみます。はるのうららの すみだがわ(4個)
のぼりくだりの ふなびとが(4個)
かひのしずくも はなとちる(3個)
ながめをなに たとうべき(5個)みずやあけぼの つゆあびて(1個)
われにものいう さくらぎを(3個)
みずやゆうぐれ てをのべて(3個)
われさしまねく あおやぎを(3個)にしきおりなす ちょうていに(3個)
くるればのぼる おぼろづき(1個)
げにいっこくも せんきんの(3個)
ながめをなに たとうべき(4個)37個かと思います。
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マジでありがたい
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とても参考になりました!ひとつ質問です
1〜3番で音の長さや休符の場所が違うのってなんでですか-
えんぴつさん
解説でも書いているかと思いますが、武島羽衣さんの書いた歌詞の意味をこわさないように、
言葉の文節で、メロディーも区切られるようにするために音の長さや休符の場所が変えられています。
つまり、言葉を途中でぶった切ってしまわないようにとかしているということですね。
「くるれば のぼる」のところの説明をぜひもう一度確認してみてください。
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宿題が助かりました。ありがとうございます
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3番の最後の4小節の「ながめを何にたとうべき」をどんなふうに歌えばいいですか?
工夫する天点と理由を教えてほしいです-
最後の「眺めを何にたとうべき」は、これまでとはメロディーも変わっていて、滝廉太郎が「盛り上がるように」作曲していることがわかります。
そのため、クライマックスに向かって力強く、曲の最高の盛り上がりになるように歌うのが良いかと思います。
音楽の担当の先生のお考え次第ですが、私でしたら、「強く」さらに少し長めに(フェルマータ)歌うかと思います。
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わかりやすくてとてもいいノートまとめができそうです。
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ありがとうございます!明日のテスト頑張ります!
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何で最後の「何にたとうべき」は上がるのですか
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なんで最後の「眺めを何にたとうべき」は上がるんですか?
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滝廉太郎がはっきりと理由を述べているわけではありませんが、考えられるのは「最後を盛り上げるため」です。
「花」は、1~3番まで、AメロとBメロで構成されている同じメロディー進行を繰り返しています。
もし、これがまったく同じままの終わり方だと、どうでしょうか?
なんとなく、「つまらない」という印象になってしまうかと思います。(もちろんそもそも素晴らしいメロディーですが)
1番から3番まで、隅田川沿いの桜の花の眺めの素晴らしさを歌っている中、最後の「眺めを何にたとうべき」には、「本当にこの眺めは素晴らしい!!」という
気持ちの盛り上がりがあります。それを、滝廉太郎は曲で再現しようとしているのかと思います。曲としてもクライマックスは華やかに、印象的にするほうが良いですよね。
メロディーがそれまでと変わること、「上がること」で、印象に残るようにし、気持ちの盛り上がりを表現しているのですね。
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かんしゃ
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この曲の構成は何ですか?
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詰みさん
滝廉太郎の「花」の構成は、二部形式です。
2つのメロディーで構成されているということですね。
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明日テストなので感謝です!
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ありがてぇ~
本当に助かりました! -
めちゃ² わかりやすいです!( ͒ •·̫• ͒)♡
テストガンバルマス (๑و•̀ω•́)و✧
ありがとございました! -
助かりました
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とても分かりやすかったです。
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とても分かりやすくて助かります!
3番の低音部、高音部の見分け方を教えてほしいです! -
学校のプリントでは変ロ短調と示されてるのですが、ト長調なんですか?
教えてください!-
滝廉太郎の「花」は、本来(原曲キー)はイ長調です。
けれど、文部科学省が決めたルールで、学校教育で使われる教科書では、子供たちにもわかりやすい(あまり複雑な調にならないように)されていて、
「花」も、教科書ではト長調で掲載されています。
なので、学校のテストで「花」の調を答える場合は、「ト長調」が通常正解になるのですが・・・・。
イ長調と書かれていたのならまだ納得できますが、変ロ短調と示されているのは不思議ですね。念のため私の方でももうすこし調べてみますね。
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丁寧にすみません
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いえいえ!!
あれから調べたけれど、やっぱり変ロ短調という情報は見つけられなかったです。
もし、先生に確認して、なにか分かったことや、逆に疑問なことがあったらまたぜひ教えていただけると嬉しいです。
テスト頑張ってください(^^)
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私の間違いだったかもしれないです?迷惑かけてすみません
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全然大丈夫です!ありがとうございます。
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きちんと先生が言っていたポイントが押さえられていて、テスト前にすごく参考になりました!ありがとうございます
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私も月曜期末!お互い頑張ろ!
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メトロノームのテンポッて調べたら94〜104って出てきました、
何が94~104なんですか? -
メトロノームのテンポッて調べたら94~104ッて出てきました、
94〜104なんですか?おしえてください!-
メトロノームのテンポで、何が94~104なのかというと、
ずばり、それは「1分間に、何回リズムを打つか」という回数を表しています。
もう少し詳しく説明しますね。1. メトロノームは「音楽のスピードメーター」
車に速さを表すスピードメーターがあるように、音楽にも速さを表すための道具があります。それがメトロノームです。メトロノームは「カチッ、カチッ」と一定の速さで音を鳴らして、演奏する時の正しいテンポ(速さ)を教えてくれます。2. 「94〜104」という数字の意味
メトロノームに表示されている数字は、「1分間に何回『カチッ』と鳴るか」を示しています。
例えば、メトロノームの数字を「60」に合わせると、時計の秒針と全く同じ速さで、1分間にちょうど60回「カチッ」と鳴ります。
質問にあった「94〜104」というのは、「1分間に94回から104回の速さでリズムを刻んでください」という意味になります。
時計の秒針よりも、少し速いテンポだということがイメージできるでしょうか。3. 「花」の場合はどういうこと?
滝廉太郎の「花」の楽譜には「♩=60〜66」のように書かれていると思います。
この「♩」は四分音符(しぶおんぷ)という音符のことです。
これは、「四分音符を1回鳴らす長さを、メトロノームの『カチッ』1回分に合わせて、1分間に60回~66回の速さで演奏してくださいね」という、作曲者や編曲者(曲をアレンジした人)からのメッセージなのです。
「春のうららの隅田川~♪」の「は・る・の・う」の部分が、だいたい「カチッ・カチッ・カチッ・カチッ」という速さに対応します。4. なぜ「60から66」のように幅があるの?
数字が一つに決まっていないのには理由があります。
これは、「演奏する人が、曲のイメージに合わせて少し速さを変えてもいいですよ」という意味です。
雄大な川の流れを表現したいから、少しゆっくりめに「60」くらいで演奏する人。
春のウキウキした気持ちを表現したいから、少し速めの「66」くらいで演奏する人。
このように、演奏する人の表現や解釈を大切にするために、少しだけ速さに幅を持たせているのです。音楽の面白いところですね。まとめると、「94〜104」は、「1分間にリズムを打つ回数」のことで、演奏するときの目安となる速さを表しています。
また何か疑問があったら、いつでも聞いてくださいね。
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音楽の暗記は教科書を見るだけでは頭に入りにくかったけど、
このサイトはイラスト等を使ってわかりやすく説明していただけたおかげで、とても頭に入りました!本当にありがとうございます。
授業のときに之を見ていたら、「花」がもっとちゃんと歌えたんじゃないかなーとか思っています笑
本当に感謝です!!! -
めっちゃわかりやすくて感動しました!
プリントまとめるのに使わせてもらいます覚えるコツってありますか?
私アウトプットが苦手で…テストが夏休み明けすぐなので-
ありがとうございます!!
お役に立てて嬉しいです。そうですね・・・
覚えたことを、家族や友達に教えるイメージで話してみると良いと思います。
第三者がわかるように伝えられる=完璧に理解しているということなので。
また、人に教えることによって、自分の頭の中も整理されて、よい復習にもなり、さらに記憶が定着されます。テスト頑張ってください!!応援しています!
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あざす
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あざす
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明日テストです。まじでありがとうございます。
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良い
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わかりやすかったです!
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参考になりました。母音
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私の学校の音楽の期末テストは、平均点が100点中40点台というくらい難しいので、本当に助かります!!ありがとうございますたくさん使います!
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わかりやすい
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まじで分かりやすいです。ありがとうございます


あざざます