中3保健『保健・医療機関の利用』をわかりやすく解説!医療機関と保健機関の役割
中学3年生の保健体育で学習する「保健・医療機関の利用」について、わかりやすく解説するよ。
けがをしたときや、病気になったとき、健康について不安があるときには、保健機関や医療機関を適切に利用することが大切だよ。
医療機関は、病気やけがの診察・検査・治療などを行うところだよ。一方、保健機関は、地域の人々の健康を守ったり、病気を予防したりするための活動を行うところなんだ。
この単元では、医療機関と保健機関の違い、かかりつけ医、救急医療、保健センターや保健所の役割について学習していこう。
この記事で分かること
- 保健機関と医療機関の違い
- 医療機関の役割
- かかりつけ医とは何か
- 救急医療を利用するときの考え方
- 保健センターの役割
- 保健所の役割
- 健康を守るために、保健・医療機関をどう利用するか
目次
1. 保健・医療機関を利用する目的

健康を保持増進したり、疾病やけがから回復したりするためには、保健機関や医療機関を利用することが有効だよ。
たとえば、体調が悪いときに医療機関で診察を受けることで、原因を調べたり、必要な治療を受けたりすることができるよ。
また、保健機関では、地域の人々の健康を守るために、健康相談、予防接種、健康診査、感染症への対応などを行っているよ。
つまり、医療機関は「病気やけがを診て治療する」役割が中心で、保健機関は「地域の健康を守り、病気を予防する」役割が中心なんだ。
たろう
くまごろう2. 医療機関の機能
医療機関とは、病気やけがの診察、検査、治療などを行う機関のことだよ。
医療機関には、近所の診療所やクリニック、病院、総合病院、大学病院などがあるよ。
医療機関は、設備や規模などによって役割が分担されているよ。たとえば、近所の診療所では、日常的な病気や軽いけがの診療を受けることが多いよ。
一方、大きな病院では、専門的な検査や手術、入院などが必要な患者を担当することがあるよ。
それぞれの医療機関の役割を理解して利用すると、診療を受けるまでに長時間待ったり、費用の負担が増えたりすることを防ぎやすくなるんだ。
| 医療機関の例 | 主な役割 |
|---|---|
| 近所の診療所・クリニック | 日常的な病気や軽いけがの診察、健康相談などを行う |
| 地域の中核病院 | 検査や入院、専門的な診療などを行う |
| 特定機能病院・大学病院など | より高度で専門的な医療、先進的な治療などを行う |
たろう
くまごろう3. かかりつけ医とは

かかりつけ医とは、地域の人々の診療や健康相談を行っており、身近な健康について相談できる医師のことだよ。
ふだんから自分や家族の健康状態を知っている医師がいると、体調が悪くなったときに相談しやすいよ。
かかりつけ医は、必要に応じて、専門的な医療を受けられる病院を紹介してくれることもあるよ。
たとえば、軽い発熱や腹痛などで不安があるとき、まずかかりつけ医に相談すると、必要な診察や検査、薬、休養のしかたなどについて助言を受けることができるんだ。
かかりつけ医のよいところ
- 身近なところで相談しやすい。
- ふだんの健康状態を知ってもらいやすい。
- 必要に応じて専門の医療機関を紹介してもらえる。
- 病気の予防や生活習慣についても相談しやすい。
子どものころから同じかかりつけ医に診てもらっていると、自分の体質やこれまでの病気について理解してもらいやすいというよい点もあるよ。
4. 救急医療の利用

けがや病気の中には、できるだけ早く医療機関を受診して、治療を始める必要があるものがあるよ。
たとえば、突然強い痛みが出たとき、意識がもうろうとしているとき、呼吸が苦しいとき、大量に出血しているときなどは、急いで対応する必要がある場合があるよ。
このような場合には、救急車を呼ぶなどして、救急医療を利用することがあるんだ。
一方で、救急車は、けが人や病人を一刻も早く運ぶための緊急車両だよ。軽い症状のときに安易に救急車を利用すると、本当に緊急性の高い患者への対応が遅れてしまうことが心配されているよ。
判断に迷うときは、地域の救急相談窓口や、自治体・医療機関の情報を確認して、適切に行動することが大切だよ。
救急医療を利用するときの考え方
- 命に関わる可能性があるときは、すぐに救急車を呼ぶ。
- 強い痛み、意識の異常、呼吸困難、大量出血などは早急な対応が必要なことがある。
- 軽い症状で迷うときは、救急相談窓口などを活用する。
- 救急車は、本当に必要な人が利用できるようにする。
たろう
くまごろう5. 保健機関の機能
医療機関のほかに、地域には保健センターや保健所などの保健機関があるよ。
保健機関は、私たちの健康を保持増進したり、疾病を予防したりするための役割を担っているよ。
市町村などが運営する保健センターでは、乳幼児に対する健康診査、予防接種、発達相談などを行うことがあるよ。
また、都道府県などが運営する保健所では、食品衛生、環境衛生、医療機関への指導、感染症への対応など、地域全体の健康を守る仕事を行っているよ。
保健機関は、病気になってから利用するだけでなく、病気を予防したり、健康な生活を支えたりするためにも利用されるんだ。
6. 保健センターと保健所の違い

保健センターと保健所は、どちらも地域の健康を支える保健機関だけれど、運営するところや仕事の内容に違いがあるよ。
保健センターは、市町村などが運営していることが多く、住民に身近な健康相談や健康診査、予防接種、乳幼児の健康に関する事業などを行っているよ。
保健所は、都道府県や政令市、中核市などが運営していることが多く、感染症への対応、食品衛生、環境衛生、医療機関に関する仕事など、より広い地域の健康を守る役割を担っているよ。
| 保健機関 | 運営 | 主な仕事 |
|---|---|---|
| 保健センター | 市町村など | 乳幼児健康診査、予防接種、発達相談、健康相談、訪問指導、健康相談教室、保健指導など |
| 保健所 | 都道府県、政令市、中核市など | 感染症への対応、食品衛生、環境衛生、医療機関への指導、難病相談、精神保健、飲食店の営業許可など |
地域によって、保健センターや保健所の仕事の内容や利用方法は少しずつ違うことがあるよ。必要なときは、住んでいる地域のホームページなどで確認しよう。
たろう
くまごろう7. 保健・医療機関を上手に利用するために
保健・医療機関を上手に利用するためには、自分の状態に合った相談先や受診先を考えることが大切だよ。
軽い体調不良や日常的な健康相談では、かかりつけ医や近所の診療所に相談することができるよ。専門的な検査や治療が必要な場合には、必要に応じて大きな病院を紹介してもらうことがあるよ。
また、健康づくり、予防接種、乳幼児の健康、感染症の相談、食品や環境の衛生などについては、保健センターや保健所などの保健機関が関わっているよ。
自分や家族の健康を守るために、地域にどのような保健・医療機関があるのか、どのようなときに利用できるのかを知っておくことが大切なんだ。
保健・医療機関を利用するときのポイント
- 軽い体調不良や健康相談は、身近な診療所やかかりつけ医に相談する。
- 専門的な検査や治療が必要なときは、適切な医療機関を紹介してもらう。
- 命に関わるような緊急時は、すぐに救急車を呼ぶ。
- 救急車を呼ぶか迷うときは、救急相談窓口などを活用する。
- 健康づくりや病気の予防では、保健センターや保健所を利用する。
- 地域の保健・医療機関の情報を、ふだんから確認しておく。
8. 保健・医療機関の利用のまとめ
健康を保持増進したり、疾病やけがから回復したりするためには、保健機関や医療機関を利用することが有効だよ。
医療機関は、病気やけがの診察、検査、治療などを行うところだよ。近所の診療所やクリニック、病院、総合病院、大学病院などがあり、規模や設備によって役割が分担されているよ。
かかりつけ医とは、地域の人々の診療や健康相談を行い、身近な健康について相談できる医師のことだよ。必要に応じて、専門的な医療機関を紹介してくれることもあるよ。
救急車は、けが人や病人を一刻も早く運ぶための緊急車両だよ。命に関わるような緊急時にはすぐに呼ぶ必要があるけれど、軽い症状で迷う場合には、救急相談窓口などを利用することも大切だよ。
保健機関には、保健センターや保健所などがあるよ。保健センターは、乳幼児健康診査、予防接種、健康相談など、住民に身近な健康づくりを支える仕事を行うよ。
保健所は、感染症への対応、食品衛生、環境衛生、医療機関への指導など、地域全体の健康を守る仕事を行っているよ。
自分や家族の健康を守るためには、医療機関と保健機関の役割を知り、必要に応じて適切に利用することが大切なんだ。
テストで特に大切な4つの柱
| 柱 | 押さえる内容 |
|---|---|
| 医療機関 | 病気やけがの診察、検査、治療などを行う |
| かかりつけ医 | 身近な健康について相談でき、必要に応じて専門的な医療機関を紹介する |
| 救急医療 | 命に関わるような緊急時に利用する。軽い症状で迷うときは相談窓口も活用する |
| 保健機関 | 健康の保持増進や疾病の予防のために活動する。保健センターや保健所などがある |
重要語句のまとめ
| 重要語句 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 医療機関 | 病気やけがの診察、検査、治療などを行う機関 | 診療所、病院、大学病院などがある |
| 診療所 | 身近な地域で診察や健康相談などを行う医療機関 | かかりつけ医がいる場合もある |
| かかりつけ医 | 身近な健康について相談できる医師 | 必要に応じて専門的な医療機関を紹介する |
| 救急医療 | 急な病気やけがに対応する医療 | 緊急性を考えて適切に利用する |
| 保健機関 | 健康の保持増進や疾病の予防などを行う機関 | 保健センターや保健所などがある |
| 保健センター | 市町村などが運営する身近な保健機関 | 健康相談、乳幼児健診、予防接種などを行う |
| 保健所 | 都道府県などが運営する保健機関 | 感染症、食品衛生、環境衛生など地域全体の健康を守る |
| 予防接種 | 感染症などを予防するために行われる接種 | 保健センターなどが関わることがある |
テスト対策ポイント
- 健康を保持増進したり、疾病やけがから回復したりするために、保健機関や医療機関を利用する。
- 医療機関は、病気やけがの診察、検査、治療などを行う。
- 医療機関は、設備や規模などによって役割が分担されている。
- かかりつけ医は、身近な健康について相談できる医師である。
- かかりつけ医は、必要に応じて専門的な医療機関を紹介することがある。
- 救急車は、けが人や病人を一刻も早く運ぶための緊急車両である。
- 軽い症状で迷うときは、救急相談窓口などを活用する。
- 保健センターは、市町村などが運営し、健康相談、乳幼児健診、予防接種などを行う。
- 保健所は、都道府県などが運営し、感染症、食品衛生、環境衛生などに対応する。
- 保健・医療機関の役割を理解して、自分の状態に合った利用をすることが大切である。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

