小学五年生国語で学ぶ「たずねびと」について、テストで良く出る問題をまとめたよ!
問題をクリックすると、答えが表示されるので、テスト前の練習にピッタリです!
「たずねびと②」
テスト対策問題

★もともとの文を確認するために、教科書を用意してね!
問1
日本に原爆が落とされた年
(他にも、広島に原爆が落とされた年、日本に原子爆弾が落とされた年など)
問2
被爆してすぐになくなった人
なんとか生きのびた人
残留放射線を浴びた人
核物質をふくんだ黒い雨に打たれた人
※順番が違っていてもOK
【解説】
「被爆まもない市に入って残留放射線を浴びた人」としてしまうと、21文字となってしまうので、「残留放射線を浴びた人」だけで答えるよ。
問3
問4
ア:ずっと探していた個人を検索できる記念館があると分かり、喜んでいる
イ:原爆のひさんさに、沈んでいた気持ちをふるいたたせようとしている
ウ:原爆のおそろしさに、すっかり怖くなってしまった気持ちを隠そうとしている
エ:パンフレットをよく見たことで記念館を発見することができ、誇らしく思っている
【かいせつ】
資料館で、原爆によってたくさんの人が亡くなってしまったという、悲しい現実をまのあたりにして、沈んでしまった気持ちを、なんとかふるいたたせて、最後までしっかり見て帰らなくては、と思っているよ。
問5
①刻々と
ア:しだいに
イ:どんどんと
ウ:ひっきりなしに
②つかのま
ア:しばらくの間
イ:ながながと
ウ:わずかの間
③とぎれなく
ア:たえまなく
イ:ふいに
ウ:かなしげに
①・ア
②・ウ
③・ア
問6
モニターにうつし出された人たち
(他にも、モニターにうつし出されたたくさんの人たち、など。「原爆でなくなった人たち」だと、名前しか分からない人もふくまれてしまうので、間違いになるよ。
問7
①しどろもどろ
ア:風邪をひいて喉を痛めたので,しどろもどろにしか話せなかった。
イ:兄はいつも威張って、私にしどろもどろに命令する。
ウ:算数の先生に突然あてられて、しどろもどろになった。
②面食らった
ア:私が風邪をひいたので、心配した母は面食らった顔になった。
イ:私が言うことを聞かなかったので、怒った兄は面食らった顔になった。
ウ:難しい問題を私が答えたので、算数の先生は面食らった顔になった。
①・ウ
②・ウ
【かいせつ】
「しどろもどろ」とは、話し方が乱れてしまうという意味。
ウの、算数の先生に突然あてられて、用意ができていなかったから話し方が乱れてしまった、というのが使い方としては正しいね。
アは「声が出ないようす」イは「威張っているようす」なので、合わないね。
「面食らった」とは、おどろいたという意味。
ウの、先生は難しい問題を「私」が答えたのでおどろいた、というのが使い方として正しいね。
アは「心配しているようす」イは「怒っているようす」なので、合わないよ。
問8
被爆者のおばあさんが、たいていこの供養塔の近くにいる(ということ)
問9難問
ポスターに載っている女の子の名前の漢字が「綾」かどうか分からないから
【かいせつ】
ここでは、「わたし」はおばあさんに「わたしと名前が同じ女の子」と伝えているね。同じ名前とは言っても、「綾」という漢字まで同じかはまだ分からないね。だから、ここでは「少なくとも名前の読み方が同じ」という意味で「クスノキアヤ」とカタカナで書いているんだね。
問10
ア:ポスターの女の子とたまたま同じ名前だなんて、めずらしいと思ったから
イ:ポスターの女の子のことを知っていて、懐かしく思ったから
ウ:戦後の子供である「わたし」が、ポスターの女の子のことを気にかけてくれて嬉しかったから
エ:ポスターの女の子のおむかえに来てくれたのではと思ったから
問11
問12
楠木アヤちゃんの夢やら希望やらが、わたしの夢や希望にもなって、かなうとよい(ということ)
【解説】「わたし」が考えたこともなかったことなので、おばあさんの言葉では「あなた」となっている部分が、「わたし」となることに注意しよう。
問13
①名前でしかない人々
②名前でさえない人々
③数でさえない人々
とはどのような人々なのか、教科書の文に使われている言葉を使って、具体的に答えましょう。
①名前だけ分かっている八百人余りの人々
②身元の分からない、およそ七万人の人々
③あとかたもなく焼かれたり、川を流されていってしまった人々
問14
楠木アヤちゃんが確かにこの世にいて、あの日までここで泣いたり笑ったりしていた(こと)
ここでどんなにおそろしいことがあったかという(こと)
問15
ア:「わたし」と「お兄ちゃん」、原爆で亡くなってしまった約十四万人の人々
イ:「わたし」と「お兄ちゃん」
ウ:「わたし」と「お兄ちゃん」をふくむ現代に生きる世界中の人々
エ:「わたし」と「お兄ちゃん」、そして被爆者である「おばあさん」
【かいせつ】
「ずっとわすれないでいたら、世界中のだれも、二度と同じような目にあわないですむのかもしれない。」とあることから、「世界中の人々が原爆のおそろしさをわすれなければ、もう二度と原爆を使うようなことはしないのではないか」と考えていることがわかるね。だから、ここでの「わたしたち」とは、今,この地球上で生きている世界中の人々のことをさしているということがわかるよ。
問16難問
【かいせつ】
抜きだす一文は、「そして、夢で見失った名前にも、いくつもいくつものおもかげが重なって、わたしの心にうかび上がってきた。」という一文で、はじめの5文字は「そして、夢」になるね。
「ポスターの名前」とは、名前しか分からない人々のことで、物語の前半、「わたし」の夢に出てきたけれどたちまち消えてしまった名前のことだね。
けれど、原爆のおそろしさや、たくさんの人が原爆で亡くなってしまったことを知った「わたし」は、その「夢で見失った名前」にも、おもかげが重なって、心にうかび上がるようになっているよ。
「ただの名前」と、「おもかげが重なって、心にうかび上がる」というのは対照的だね。
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