『翼をください』テスト対策ポイント解説!歌詞の意味・調・音楽記号まとめ
中学音楽で学習する「翼をください」について、作詞者・作曲者、曲の特徴、合唱形態、速度、拍子、調、楽譜に出てくる音楽記号をわかりやすく解説するよ。
「翼をください」は、自由へのあこがれや、広い空へ羽ばたいていきたいという願いを、のびやかな旋律で歌う曲なんだ。合唱でもよく歌われるので、曲の意味だけでなく、どのように表現して歌うかも大切になるよ。
この記事で分かること
- 「翼をください」の作詞者・作曲者
- 曲の基本情報(拍子・調・速度・合唱形態)
- 歌詞にこめられた願いと曲の雰囲気
- 混声三部合唱とは何か
- Moderato、mf、三連符、ナチュラル、タイ、rit.、フェルマータの意味
- 定期テストで出やすいポイント
目次
「翼をください」の基本情報
まずは、「翼をください」の基本情報を整理しよう。
| 曲名 | 翼をください |
| 作詞 | 山上路夫 |
| 作曲 | 村井邦彦 |
| 速度記号 | Moderato(モデラート) 意味:中ぐらいの速さで |
| 拍子 | 4分の4拍子 |
| 調 | 変ロ長調 |
| 合唱形態 | 混声三部合唱 |
| 曲の雰囲気 | 自由への願い、希望、空へ広がっていくようなのびやかさ |
「翼をください」は、もともとフォークソングとして広く知られるようになり、現在では学校の音楽の授業や合唱でもよく歌われている曲だよ。
中学音楽のテストでは、作詞者・作曲者・速度記号・拍子・調・合唱形態・楽譜記号がよく出題されるんだ。
たろう
くまごろう「翼をください」はどんな曲?
「翼をください」は、自由に空を飛んでいきたいという願いを歌った曲だよ。
歌詞の中では、「翼」や「空」といった言葉を通して、今いる場所から広い世界へ羽ばたいていきたい気持ちが表されているんだ。
ただし、この記事では著作権に配慮して、歌詞の全文は載せないよ。教科書や楽譜に載っている歌詞を確認しながら、ここでは曲の意味や表現のポイントをつかんでいこう。
この曲の大きな特徴は、前半と後半で少し雰囲気が変わるところだよ。
「翼をください」の曲の流れ
前半
願いを静かに語りかけるような雰囲気。
まだ心の中にある願いを、やさしく歌い出す感じだよ。
後半
空へ向かって広がっていくような雰囲気。
願いが大きくふくらみ、のびやかに歌う部分になるよ。
つまり、「翼をください」は、ただ大きな声で明るく歌えばよい曲ではないんだ。
はじめは心の中の願いを大切に歌い、後半では空へ広がっていくように、のびやかに歌うことが大切だよ。
作詞者・作曲者を確認しよう
「翼をください」の作詞者は山上路夫、作曲者は村井邦彦だよ。
定期テストでは、作詞者と作曲者を入れ替えないように注意しよう。
| 作詞 | 山上路夫 |
| 作曲 | 村井邦彦 |
「作詞」は歌詞を作ること、「作曲」はメロディーを作ることだよ。
たろう
くまごろう混声三部合唱とは?
合唱曲として編曲された「翼をください」は、混声三部合唱として歌われることがあるよ。
混声合唱とは、男声と女声が一緒に歌う合唱のことなんだ。
そして三部合唱とは、曲が3つのパートに分かれている合唱のことだよ。
混声三部合唱とは
- 混声:男声と女声が一緒に歌う
- 三部:3つのパートに分かれて歌う
- 混声三部合唱:男声と女声が一緒に、3つのパートに分かれて歌う合唱
中学校の合唱では、たとえばソプラノ・アルト・男声のように分かれて歌うことが多いよ。
テストでは、「合唱形態を答えなさい」という問題で混声三部合唱と答えることがあるから、覚えておこう。
拍子・調・速度を確認しよう
「翼をください」の音楽的な基本情報も確認しておこう。
4分の4拍子
「翼をください」は、4分の4拍子の曲だよ。
4分の4拍子とは、1小節に四分音符が4つ分入る拍子のことなんだ。
「1、2、3、4」と大きく数えながら歌うと、曲の流れをつかみやすいよ。
変ロ長調
「翼をください」は、変ロ長調の曲だよ。
変ロ長調の主音は、変ロ音だよ。ここでいう「変ロ」は音名で、ロ音に♭がついた音のことなんだ。
階名で考える場合、長調の主音はドになるよ。つまり、変ロ長調では「変ロ音」をドとして考えるんだ。
変ロ長調では、調号として♭が2つつくよ。音名でいうと、ロ音とホ音に♭がつくんだ。
「音名」と「階名」は混ざりやすいので、テストでは問題文の指定をよく確認しよう。
| 調 | 変ロ長調 |
| 主音の音名 | 変ロ音 |
| 階名で考える主音 | ド |
| 調号 | ♭2つ |
| ♭がつく音名 | ロ音・ホ音 |
AI画像などで鍵盤や五線譜を作ると、黒鍵や調号の位置が間違いやすいので、ここでは文字で正確に整理しておくよ。
Moderato(モデラート)
「翼をください」の速度記号は、Moderatoだよ。
Moderatoはモデラートと読み、意味は中ぐらいの速さでだよ。
速すぎると、願いをこめた歌詞が軽く流れてしまうし、遅すぎると、曲の前向きな広がりが弱くなってしまうよね。
Moderatoは、「急ぎすぎず、重くなりすぎず、自然な速さで歌う」と考えると分かりやすいよ。
拍子・調・速度のまとめ
- 拍子:4分の4拍子
- 調:変ロ長調
- 変ロ長調の主音の音名:変ロ音
- 変ロ長調の調号:♭2つ
- ♭がつく音名:ロ音・ホ音
- 速度記号:Moderato
- 読み方:モデラート
- 意味:中ぐらいの速さで
楽譜に出てくる音楽記号を確認しよう
「翼をください」のテストでは、楽譜に出てくる音楽記号の読み方や意味を問われることがあるよ。
ここでは、既存のテスト問題でも扱われている記号を中心に確認しよう。

mf(メッゾフォルテ)
mfは、メッゾフォルテと読むよ。メゾフォルテ、メッツォフォルテと表記されることもあるんだ。
イタリア語の発音に近い表記はメッツォフォルテだけれど、学校の教科書や授業では「メッゾフォルテ」「メゾフォルテ」と説明されることもあるよ。テストでは、授業で使っている表記に合わせると安心だね。
意味は、少し強くだよ。
f(フォルテ)は「強く」、p(ピアノ)は「弱く」だね。mfは、fほど強すぎず、でもある程度はっきり歌うイメージだよ。
三連符
三連符は、ある音符の長さを3等分して演奏する音符のまとまりだよ。
テストでは、「三連符の意味を、四分音符という言葉を使って説明しなさい」と聞かれることがあるよ。
この曲の楽譜では、八分音符の三連符が使われているよ。これは、八分音符3つを、四分音符1つ分の長さに入れて演奏するものなんだ。
そのため、この楽譜の三連符全体の長さは、四分音符と同じになるよ。
ただし、三連符はいつでも全体が四分音符と同じになるわけではないよ。どの音符の三連符なのかによって、全体の長さは変わるんだ。テストでは、楽譜に出ている音符の種類をよく見よう。
ナチュラル
ナチュラルは、♯や♭などで上がったり下がったりしている音を、もとの高さに戻す記号だよ。
たとえば、調号や臨時記号によって半音下がっている音にナチュラルがつくと、半音下がった音ではなく、もとの音として演奏するんだ。
既存のテスト問題では、ナチュラルがついた音が「ミ」「半音下がったミ」「半音上がったミ」のどれになるかを問う問題があるよ。この場合、ナチュラルによってもとのミになると考えよう。
タイ
タイは、高さが同じ2つの音をつなげる記号だよ。
タイでつながれた音は、途中で音を切らずに、ひとつの長い音としてのばすんだ。
よく似た記号にスラーがあるけれど、タイとスラーは意味が違うよ。
| 記号 | 意味 |
| タイ | 高さが同じ2つの音をつなげ、ひとつの音としてのばす。 |
| スラー | 高さの違う2つ以上の音をなめらかにつなげる。 |
テストでは、「高さが同じ2つの音をつなげる」という説明が出たら、タイと答えよう。

rit.(リタルダンド)
rit.は、リタルダンドと読むよ。
意味は、だんだん遅くだよ。
曲の終わりに近いところでrit.が出てくると、急に止まるのではなく、少しずつ速さをゆるめて、気持ちをこめて終わりへ向かう感じになるんだ。
フェルマータ
フェルマータは、音符や休符をほどよくのばす記号だよ。
「その音をどれくらいのばすか」は、曲の雰囲気や指揮者の指示によって変わることがあるよ。
「翼をください」では、曲の最後に向かって、rit.やフェルマータによって、願いをこめて大切に終わる雰囲気が作られるんだ。
音楽記号まとめ
| 記号・用語 | 読み方 | 意味 |
| mf | メッゾフォルテ メゾフォルテ メッツォフォルテ | 少し強く |
| 三連符 | さんれんぷ | 音符の長さを3等分する |
| ナチュラル | ナチュラル | ♯や♭を取り消し、もとの高さに戻す |
| タイ | タイ | 高さが同じ2つの音をつなげる |
| rit. | リタルダンド | だんだん遅く |
| フェルマータ | フェルマータ | 音符や休符をほどよくのばす |
歌うときの表現のポイント
「翼をください」を歌うときは、歌詞にこめられた願いを考えながら、声の出し方を工夫することが大切だよ。
前半は、心の中の願いを語りかけるように、やさしく歌うとよいね。
後半では、空へ向かって気持ちが広がっていくように、のびやかに歌うことを意識しよう。
混声三部合唱では、自分のパートだけを大きく歌えばよいわけではないよ。ほかのパートと響きを合わせて、全体としてひとつの願いが広がっていくように歌うことが大切なんだ。
歌い方のポイント
- 前半は、願いを語りかけるように歌う。
- 後半は、空へ広がるようにのびやかに歌う。
- Moderatoなので、急ぎすぎず、自然な速さを意識する。
- 混声三部合唱では、ほかのパートとの響きをよく聞く。
- rit.やフェルマータでは、曲の終わりに向かう気持ちを大切にする。
テスト対策ポイントまとめ
「翼をください」テスト対策ポイント
- 作詞者は山上路夫。
- 作曲者は村井邦彦。
- 速度記号はModerato。
- Moderatoの読み方はモデラート。
- Moderatoの意味は中ぐらいの速さで。
- 拍子は4分の4拍子。
- 調は変ロ長調。
- 変ロ長調の主音の音名は変ロ音。
- 変ロ長調の調号は♭2つ。
- ♭がつく音名はロ音・ホ音。
- 合唱形態は混声三部合唱。
- mfはメッゾフォルテ=少し強く。
- この曲の楽譜に出てくる八分音符の三連符は、3つで四分音符1つ分の長さになる。
- ナチュラルは、♯や♭を取り消してもとの高さに戻す記号。
- タイは、高さが同じ2つの音をつなげる記号。
- rit.はリタルダンド=だんだん遅く。
- フェルマータは、音符や休符をほどよくのばす記号。
- 歌詞の全文は載せず、自由への願いや希望を表す曲として理解する。
- 前半は語りかけるように、後半は空へ広がるようにのびやかに歌う。
ここまで学習できたら、「翼をください」のテスト対策練習問題とドリルにも挑戦しよう!
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

