「ローマ=カトリック圏の形成」テスト対策練習問題プリント
高校世界史の「ローマ=カトリック圏の形成」について、定期テストでよく出る問題や過去問をまとめているよ。
ローマ=カトリック教会はなぜコンスタンティノープル教会と対立することになったのか、ローマ=カトリック教会はどうやってその権威を高めたのかなど、重要なポイントを確認しよう。
「ローマ=カトリック圏の形成」テスト対策練習問題
問1
キリスト教の五本山とされるのは「コンスタンティノープル教会」「アレクサンドリア教会」「アンティオキア教会」「イェルサレム教会」と、もうひとつはどこか答えなさい。
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答え:ローマ教会(ローマ=カトリック教会)
問2
ローマ教会は、キリストの12人の使徒のうち、誰の後継者であるとされているか答えなさい。
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答え:(使徒)ペテロ
問3
ローマ教会と対抗関係にあった、キリスト教の五本山の一つである、東ローマ帝国の保護のもとにギリシア正教の中心となっていた教会を答えなさい。
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答え:コンスタンティノープル(教会)
問4
ローマ総大司教は、最高指導者として、なんという称号を用いるようになったか答えなさい。
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答え:教皇
問5
実質的な最初のローマ教皇(在位590~604年)である人物の名前を答えなさい。
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答え:グレゴリウス1世
問6
グレゴリウス1世は、( ア )人への布教を積極的に行うために、( イ )の使用を認めたが、空欄に入る語句を答えなさい。
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答え:
ア:ゲルマン(人)
イ:聖画像(聖像・聖画)
問7
ローマ教会と東ローマ皇帝との関係を正しく説明しているものを次の中から選びなさい。
ア:ローマ教会と東ローマ皇帝はお互いに協力体制をとり、ヨーロッパでのキリスト教の布教に努めた
イ:東ローマ皇帝はローマ教会を管轄下におこうとしたが、ローマ教会はギリシア正教圏から分離してローマ=カトリック圏が形成された
ウ:東ローマ皇帝はローマ教会を管轄下におこうとしたが、ローマ教会の反発を受け、その力は弱まり、ヨーロッパ全体にローマ=カトリック圏の勢力が及んだ
エ:東ローマ皇帝と対抗していたローマ教会は、スラヴ人への布教を積極的に行い、ローマ=カトリック圏が形成された
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答え:イ
【解説】ローマ教会と東ローマ皇帝は対抗していたため、アの「協力体制をとり」という部分が正しくない。
ローマ教会は東ローマ皇帝に反発したが、東ローマ皇帝を長とするギリシア正教圏から分離し、ローマ=カトリック圏を形成したため、ウの「ヨーロッパ全体」という部分が正しくない。
ローマ教会は、ゲルマン人への布教を積極的に行ったため、エの「スラヴ人」という部分が正しくない。なお、スラヴ人への布教を積極的に行ったのは東ローマ皇帝(ビザンツ皇帝)を長とするギリシア正教である。
問8
ローマ=カトリック教会において、協会と並ぶ信仰の場であり、修道士たちが共同で生活をする施設をなんというか答えなさい。
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答え:修道院
問9
本格的な修道院の最初のものとされる、イタリアのモンテ=カッシーノ修道院を創立した人物の名前を答えなさい。
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答え:ベネディクトゥス
運営者情報
ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。