中学地理「世界の姿」とは?六大陸・三大洋・六つの州をわかりやすく解説
中学地理で学習する「世界の姿」について、地球の海と陸の割合、六大陸、三大洋、六つの州をわかりやすく解説するよ。
世界地図を見ると、国の名前や海の名前がたくさんあって、最初は「どこから覚えればいいの?」と思うかもしれないね。
でも、いきなり細かい国名を覚えようとする前に、まずは地球全体を大きく見てみよう。世界を陸地・海洋・大陸・大洋・州というまとまりで見ると、地図がぐっと読みやすくなるんだ。
世界の姿を大きく見てみよう
私たちが住んでいる地球は、宇宙から見ると青く丸い星に見える。
どうして青く見えるのかというと、地球の表面の多くが海洋でおおわれているからだよ。だから地球は、「水の惑星」とよばれることもあるんだ。
地球の表面は、大きく陸地と海洋に分けられる。割合で見ると、地球の表面のおよそ7割が海洋、およそ3割が陸地になっているよ。

| 地球の表面 | 割合の目安 |
|---|---|
| 海洋 | 約7割 |
| 陸地 | 約3割 |
もし地球を10個に分けて考えるなら、そのうち7個分くらいが海、3個分くらいが陸地というイメージだね。
たろう大陸とは、大きな陸地のまとまり
地球の陸地は、いくつかの大きなまとまりに分けられる。この大きな陸地のまとまりを大陸というよ。
たとえば、机の上に大きなパズルを広げたとしよう。細かいピースを一つずつ見る前に、「このへんは大きなかたまりだな」と見ると、全体の形がわかりやすくなるよね。
大陸もそれと同じで、世界の陸地を大きなまとまりとして見るための考え方なんだ。
中学地理では、世界の大陸を六大陸として整理することが多いよ。
| 六大陸 | ポイント |
|---|---|
| ユーラシア大陸 | 世界で最も大きい大陸。ヨーロッパとアジアがある。 |
| アフリカ大陸 | 赤道が通り、南北に長い大陸。 |
| 北アメリカ大陸 | カナダ、アメリカ合衆国、メキシコなどがある。 |
| 南アメリカ大陸 | アマゾン川やアンデス山脈などがある。 |
| オーストラリア大陸 | 六大陸の中で最も小さい大陸。 |
| 南極大陸 | 南極点の周辺にあり、厚い氷におおわれている。 |
特に注意したいのは、ユーラシア大陸だよ。ヨーロッパとアジアは、地域としては分けて考えるけれど、陸地としてはつながっている。だから、まとめてユーラシア大陸とよばれるんだ。
また、オーストラリア大陸は、六大陸の中で最も小さい大陸。名前はよく出るけれど、「オセアニア州」と同じ意味ではないので、あとでしっかり整理しよう。
三大洋とは、大きな海のまとまり
陸地に大きなまとまりがあるように、海にも大きなまとまりがあるよ。
世界の大きな海洋は、三大洋として整理される。大陸が「大きな陸地のまとまり」なら、大洋は「大きな海のまとまり」と考えるとわかりやすいね。
| 三大洋 | ポイント |
|---|---|
| 太平洋 | 三大洋の中で最も広い海洋。日本の東側に広がる。 |
| 大西洋 | ヨーロッパ・アフリカと、南北アメリカの間に広がる。 |
| インド洋 | アフリカ、アジア、オーストラリアの間に広がる。 |

三大洋のうち、最も広いのは太平洋だよ。日本は太平洋の西側にあるので、日本の東側に大きく広がっている海が太平洋だと覚えておこう。
大西洋は、ヨーロッパ・アフリカと南北アメリカの間にある海。インド洋は、アフリカ、アジア、オーストラリアの間にある海だよ。
州とは、世界を学びやすくする地域のまとまり
ここから少しややこしくなるけれど、とても大事なところだよ。
世界を学ぶときは、大陸だけでなく、州という地域のまとまりでも分けて考える。
大陸は、陸地の大きなまとまり。一方、州は、世界を学習しやすいように地域ごとに分けたまとまりなんだ。
たとえば、学校を考えてみよう。校舎は「建物」として見ればひとつの大きなまとまりだけど、学校生活では「1年生の教室」「職員室」「体育館」「図書室」のように、目的や使い方で分けて考えるよね。
大陸と州も、それに少し似ている。大陸は陸地としての見方、州は地域としての見方なんだ。
中学地理では、世界を次の六つの州に分けて学習するよ。
| 六つの州 | おもな地域 |
|---|---|
| アジア州 | 日本、中国、韓国、インド、東南アジア、西アジアなど |
| ヨーロッパ州 | イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなど |
| アフリカ州 | アフリカ大陸とその周辺の国々 |
| 北アメリカ州 | カナダ、アメリカ合衆国、メキシコなど |
| 南アメリカ州 | ブラジル、アルゼンチン、チリなど |
| オセアニア州 | オーストラリア、ニュージーランド、太平洋の島々など |
大陸と州は、同じ分け方ではない
ここでまちがえやすいのが、大陸と州の違いだよ。
大陸は、地球上の大きな陸地のまとまりを表す言葉。一方、州は、世界を地域ごとに分けたまとまりを表す言葉なんだ。
| 分け方 | 何をもとに分けるか | 例 |
|---|---|---|
| 大陸 | 大きな陸地のまとまり | ユーラシア大陸、アフリカ大陸 |
| 州 | 地域のまとまり | アジア州、ヨーロッパ州 |

たとえば、アジア州とヨーロッパ州は別の州だけれど、どちらもユーラシア大陸の中にある。つまり、陸地としてはつながっているけれど、地域としては分けて考えているんだね。
もうひとつ注意したいのが、オーストラリア大陸とオセアニア州の違いだよ。
オーストラリア大陸は、陸地としての大きなまとまりを表す言葉。オセアニア州は、オーストラリアだけでなく、ニュージーランドや太平洋の島々もふくめた地域のまとまりを表す言葉なんだ。
たろう世界にはどのくらいの国があるのか
世界には、190あまりの国がある。
ただし、国の数は、どの国や機関が数えるか、どの時点で見るかによって少し変わることがあるよ。
だから、定期テストでは細かい数字だけにこだわるよりも、まずは世界には多くの国があり、それらを六つの州に分けて学習することを理解しておこう。
世界の国々をいきなり全部覚えようとすると大変だけど、「アジア州にある国」「ヨーロッパ州にある国」のように、地域のまとまりで見ると整理しやすくなるよ。
地球儀と世界地図は、何が違うの?
世界の姿を知るためには、地球儀や世界地図を使う。
地球儀は、地球の形を小さくした模型だよ。地球は本当は丸いので、地球儀はその形に近く、位置関係や方位をとらえやすいんだ。
一方、世界地図は、丸い地球を平面に表したもの。ノートや教科書にのせやすく、世界全体を一度に見やすいというよさがあるよ。
ただし、丸いみかんの皮をむいて、ぴったり平らに広げようとすると、どこかが伸びたり切れたりするよね。地球も同じで、丸いものを平面に表すと、形や面積、距離、方位などのどれかにゆがみが出ることがあるんだ。
| 道具 | 長所 | 注意点 |
|---|---|---|
| 地球儀 | 地球の形に近く、位置関係をとらえやすい。 | 一度に世界全体を見にくい。 |
| 世界地図 | 世界全体を一度に見やすい。 | 平面にするため、ゆがみが出る。 |

地球儀と世界地図は、どちらが正しくてどちらが悪いというものではないよ。
地球の形に近く見たいときは地球儀、世界全体を一度に見たいときは世界地図。目的に合わせて使い分けることが大切なんだ。
テストでよく出るポイント
「世界の姿」では、次の内容がテストでよく問われるよ。
- 地球の表面は、約7割が海洋、約3割が陸地である。
- 世界の大きな陸地のまとまりを大陸という。
- 六大陸は、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸である。
- 三大洋は、太平洋、大西洋、インド洋である。
- 三大洋の中で最も広いのは太平洋である。
- 世界は、アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州の六つの州に分けられる。
- アジア州とヨーロッパ州は、どちらもユーラシア大陸にある。
- オーストラリア大陸とオセアニア州は、同じ意味ではない。
- 大陸は陸地のまとまり、州は地域のまとまりである。
- 地球儀は地球の形に近く、世界地図は世界全体を一度に見やすい。
「世界の姿」のまとめ
地球の表面は、約7割が海洋、約3割が陸地でできている。地球は海が多いので、「水の惑星」とよばれることもあるよ。
世界の陸地は六大陸、海洋は三大洋として整理される。六大陸は大きな陸地のまとまり、三大洋は大きな海のまとまりだね。
また、世界の地域は六つの州に分けて学習する。大陸は陸地のまとまり、州は地域のまとまりなので、同じ分け方ではないことに注意しよう。
世界地図や地球儀を見るときも、まずは「海と陸」「大陸と大洋」「大陸と州」のように、大きなまとまりから見ると、世界の姿がつかみやすくなるよ。
「世界の姿」のテスト対策練習問題とドリルにも挑戦して、六大陸・三大洋・六つの州をしっかり確認しよう。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

