中学生向け「歴史新聞」の作り方!評価されやすいテーマ・構成・レイアウト例
中学生の夏休みの宿題や、社会の調べ学習で取り組むことがある「歴史新聞」の作り方を、分かりやすく解説するよ。
「歴史新聞って何を書けばいいの?」「ただ出来事をまとめるだけでいいの?」「評価されやすい歴史新聞にするには、どうすればいいの?」という人は、この記事を読みながら一つずつ整理していこう。
中学生の歴史新聞では、出来事の内容をまとめるだけでなく、背景・原因・結果・影響まで考えて書くことが大切なんだ。
この記事で分かること
- 歴史新聞とは何か
- 中学生向けの歴史新聞のテーマの選び方
- 調べるとよい内容
- 評価されやすい構成の作り方
- 見出しやレイアウトの考え方
- 考察や感想の書き方
- そのまま使える歴史新聞メモ
中学生向け「歴史新聞」作成のポイント
- テーマは広すぎず、1つにしぼる
- 「何が起きたか」だけでなく、「なぜ起きたか」まで書く
- 「その後どうなったか」「どんな影響があったか」も整理する
- 年表・地図・人物・資料を入れて見やすくする
- 最後に自分の考察や感想を書く
目次
歴史新聞とは?
歴史新聞とは、歴史上の出来事や人物、制度、文化などについて調べたことを、新聞の形にまとめたものだよ。
ふつうのレポートとちがって、見出しや記事、資料、図や表などを組み合わせて、読む人に分かりやすく伝えるのが特徴なんだ。
たとえば「大化の改新」について書くなら、いつ起きたのか、どんな改革だったのか、なぜ行われたのか、その後どう変わったのかを、新聞記事のように整理してまとめることになるよ。
たろう
くまごろう中学生向け歴史新聞の特徴
小学生の歴史新聞では、「何があったのか」を中心にまとめることが多いよね。でも、中学生の歴史新聞では、それに加えて背景・原因・結果・影響まで考えることが求められやすいんだ。
つまり、中学生向けの歴史新聞では、ただ出来事を並べるだけではなく、その出来事がなぜ起き、どんな意味をもったのかを整理して書くことがポイントになるよ。
| 視点 | 小学生向けに多い内容 | 中学生向けで求められやすい内容 |
|---|---|---|
| 基本 | 何があったか | 何があったか |
| 原因 | 軽くふれることが多い | なぜ起きたかを整理する |
| 結果 | 大まかにまとめる | その後どうなったかを具体的に書く |
| 影響 | 省かれることもある | 後の時代への影響や歴史的意味まで考える |
| 考察 | 感想中心 | 感想に加えて、自分の考えや評価を書く |
だからこそ、中学生の歴史新聞は、テーマの選び方や構成の作り方がとても大事なんだよ。

テーマはどう選ぶ?
まずは、歴史新聞のテーマを決めよう。テーマ選びでいちばん大切なのは、広すぎないことだよ。
たとえば「日本の歴史」では広すぎるし、「江戸時代」でもまだかなり広いよね。それよりも、「大化の改新」「鎌倉幕府の成立」「織田信長の政策」「明治維新」など、1つの出来事や人物、制度にしぼるとまとめやすくなるんだ。
テーマ選びのコツ
- 1つの出来事・人物・制度・文化にしぼる
- 背景や影響まで調べやすいテーマを選ぶ
- 教科書や資料集で情報を見つけやすいテーマを選ぶ
- 年表や地図、図で表しやすいテーマを選ぶ
- 自分が「なぜ?」と思えるテーマを選ぶ
たろう
くまごろう評価されやすいテーマ例
ここでは、中学生が歴史新聞にしやすいテーマの例を紹介するよ。大切なのは、ただ有名なテーマを選ぶことではなく、流れや意味を説明しやすいテーマを選ぶことなんだ。
| テーマ | 調べるポイント | 新聞にしやすい理由 |
|---|---|---|
| 大化の改新 | なぜ改革が必要だったか、どんな制度を作ったか | 原因・改革内容・影響が整理しやすい |
| 平安京への遷都 | なぜ都を移したのか、その後どうなったか | 背景と結果が分かりやすい |
| 鎌倉幕府の成立 | 武士の台頭、源頼朝、幕府の仕組み | 流れと政治の変化を書きやすい |
| 元寇 | モンゴル帝国の動き、日本への影響 | 原因・経過・影響をまとめやすい |
| 織田信長の政策 | 楽市・楽座、鉄砲、天下統一への流れ | 人物と政治の両方を扱える |
| 豊臣秀吉の全国統一 | 検地・刀狩、統一の進め方 | 政策と結果の関係が明確 |
| 江戸幕府のしくみ | 将軍、大名、参勤交代、身分制度 | 制度を図や表でまとめやすい |
| 明治維新 | なぜ改革が必要だったか、社会がどう変わったか | 近代化とのつながりを書きやすい |
| 自由民権運動 | 人々の要求、国会開設への流れ | 政治参加の広がりを説明できる |
| 日清戦争・日露戦争 | 戦争の原因、日本への影響 | 国際関係と国内の変化を整理しやすい |
次にテーマ記事を作るときは、もっとたくさんの候補を紹介できるけれど、この段階では、まず「自分が1枚の新聞にまとめやすいか」を考えて選ぶといいよ。
何を調べればいい?
テーマが決まったら、次は必要な情報を集めよう。中学生の歴史新聞では、出来事の説明だけでなく、前後の流れまで調べることが大切だよ。
調べるとよいこと
- いつ起きたことか
- どこで起きたことか
- 関係する人物はだれか
- どんな出来事だったのか
- なぜ起きたのか
- その後どうなったのか
- 後の時代にどんな影響を与えたか
- 自分はどう考えるか
情報を集めるときは、教科書だけでなく、資料集、図書館の本、信頼できる解説資料などを使うと、新聞に入れられる内容が豊かになるよ。
特に歴史新聞では、地図、年表、写真や図、人物相関などの資料があると、読み手に伝わりやすくなるんだ。
評価されやすい構成の作り方

歴史新聞は、内容がよくても、順番がばらばらだと読みづらくなってしまうよ。そこでおすすめなのが、次の流れで構成を作る方法なんだ。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| ① テーマ・見出し | 何についての新聞なのかを明確にする |
| ② リード文 | このテーマがどんな出来事かを短く説明する |
| ③ 背景・原因 | なぜこの出来事が起きたのかを書く |
| ④ 出来事の内容 | 何が起きたのかを流れにそってまとめる |
| ⑤ 結果 | その出来事のあと、どうなったのかを書く |
| ⑥ 影響・歴史的意味 | 後の時代にどんな影響を与えたかを書く |
| ⑦ 考察・感想 | 自分の考えや学んだことを書く |
この流れで書くと、読み手も内容を追いやすいし、「調べて終わり」ではなく「理解して整理した新聞」になりやすいよ。
くまごろう見出しの作り方
見出しは、新聞の顔になる部分だよ。読む人が「何についての記事なのか」「何が大事なのか」をすぐにつかめるようにすることが大切なんだ。
ただ「明治維新について」だけでも間違いではないけれど、新聞らしくするなら、内容が伝わる言葉を入れるとよいよ。
| テーマ | 見出しの例 |
|---|---|
| 大化の改新 | 国づくりを変えた大改革! 大化の改新とは |
| 鎌倉幕府の成立 | 武士の時代が始まる! 鎌倉幕府成立の流れ |
| 織田信長 | 戦国の世を動かした信長の政策とは |
| 明治維新 | 日本の近代化を進めた明治維新のしくみ |
| 自由民権運動 | 人々はなぜ政治への参加を求めたのか |
見出しでは、変化、意味、問いのどれかを入れると、内容が伝わりやすくなるよ。
歴史新聞のレイアウト例

歴史新聞では、どこに何を書くかを先に考えておくと、紙面がすっきりまとまるよ。中学生向けなら、資料や考察の欄もあると見やすいんだ。
このように、本文と資料欄、そして考察欄を分けると、情報が整理されて読みやすくなるよ。
新聞風にしたいなら、囲みや線を使って、記事ごとのまとまりをはっきりさせるとよいんだ。
本文の書き方
本文を書くときは、調べたことをそのまま並べるのではなく、読み手が流れを追えるように書くことが大切だよ。
おすすめは、次の順番で書くことなんだ。
- まず、どんな出来事かを一言で説明する
- 次に、背景や原因を書く
- そのあと、出来事の流れをまとめる
- 最後に、結果や影響を書く
たとえば明治維新なら、「江戸幕府の力が弱まり、外国との関係や国内の不安が大きくなる中で、新しい政治のしくみが求められた。その結果、明治政府がつくられ、身分制度の変化や近代化が進んだ」というように、つながりが分かる文章を目指そう。
資料の文章をそのまま写すのではなく、自分の言葉で短く整理して書くと、伝わりやすい歴史新聞になるよ。
考察・感想の書き方
中学生の歴史新聞では、最後の考察や感想も大切だよ。ただ「勉強になった」「すごいと思った」だけではなく、なぜそう思ったのかまで書くと、内容が深くなるんだ。
考察を書くときの視点
- この出来事は、なぜ重要だったのか
- この出来事がなかったら、その後の歴史はどう変わったか
- 今の社会とつながる点はあるか
- 自分はどの点に注目したか
- 調べる前と後で考えがどう変わったか
たとえば、自由民権運動についてなら、「人々が政治に参加したいと考えるようになったことは、今の選挙や国会につながっていると思った」というように、現代とのつながりまで書けるといいね。
くまごろうそのまま使える歴史新聞メモ
歴史新聞を書く前に、まずは下のメモを埋めてみよう。先に整理しておくと、紙面の構成が考えやすくなるよ。
歴史新聞メモ
テーマ:
新聞名:
大きな見出し:
いつの時代のことか:
どんな出来事か:
背景・原因:
出来事の流れ:
結果:
影響・歴史的意味:
入れたい資料(年表・地図・図・人物など):
自分の考察・感想:
参考にした教科書・本・サイト:
中学生の歴史新聞は、ただ情報を集めて並べるだけではなく、出来事の意味を自分で考えてまとめることが大切だよ。
テーマをしぼり、背景・原因・結果・影響の流れを意識して書けば、ぐっと分かりやすい歴史新聞になるはずだよ。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

