偏西風はなぜ吹く?仕組みをコリオリの力とイラストでわかりやすく解説
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目次【本記事の内容】
- 1.偏西風とは
- 2.偏西風は「西から東へ吹く風」
- 3.偏西風が吹くしくみ
- 4.北半球と南半球の偏西風
- 5.偏西風とジェット気流
- 6.偏西風が日本の天気に与える影響
- 7.偏西風と台風の進路
- 8.偏西風がヨーロッパの気候に与える影響
- 9.もっと深く知りたい人へ:偏西風はなぜ蛇行するの?
- 10.もっと深く知りたい人へ:ハドレー循環・フェレル循環との関係
- 11.偏西風と季節風の違い
- 12.偏西風について まとめ
1. 偏西風とは
偏西風とは
偏西風とは、おもに北緯・南緯30〜60度付近の中緯度で、西から東へ向かって吹く恒常風のことだよ。
くまごろう教科書や資料によっては、偏西風が吹く地域を「35〜65度付近」と説明することもあるよ。
細かい数字よりも、まずは赤道と極のあいだにある中緯度で、西から東へ吹く風とイメージしよう。
中緯度とはどこのこと?
緯度は、赤道を0度として、北半球では北緯、南半球では南緯で表すよ。
偏西風が吹きやすい「中緯度」は、赤道付近でもなく、極の近くでもない、その中間あたりの地域のことなんだ。
つまり、偏西風が吹きやすい地域は、北半球にも南半球にもあるということだね。

たろう
くまごろう恒常風とは
恒常とは、「一定で変わりにくい」という意味だよ。
恒常風とは、季節風のように夏と冬で主な風向きが大きく入れかわるのではなく、一年を通しておもに同じ方向へ吹く風のことなんだ。
ただし、偏西風の位置や強さは、季節や気圧配置によって変わることがあるよ。「まったく変わらない風」ではなく、「主な風向きが大きく入れかわりにくい風」と考えよう。
2. 偏西風は「西から東へ吹く風」
偏西風という言葉は、かみくだくと「偏って」「西から吹く」「風」と考えるとわかりやすいよ。
つまり、偏西風は「西からばっかり吹く風」というイメージなんだ。
ここで注意したいのは、風の名前は風が吹いてくる方向で決まるということだよ。
たとえば「北風」は、北へ向かって吹く風ではなく、北から吹いてくる風だよね。
寒い北の方から風が吹いてくるから、北風と呼ぶんだ。
同じように、「西風」は西から吹いてくる風のこと。だから偏西風は、西から東へ向かって吹く風なんだよ。
たろう
くまごろう風の名前の考え方
- 北風 … 北から吹いてくる風
- 南風 … 南から吹いてくる風
- 西風 … 西から吹いてくる風
- 偏西風 … 西から東へ向かって吹く風
3. 偏西風が吹くしくみ
では、なぜ中緯度では、西から東へ向かう偏西風が吹きやすいのだろう。
偏西風は、おもに中緯度の上空で吹く風なので、ここでは地表近くの風ではなく、上空の空気の動きを見ていこう。
赤道側と極側には温度差がある
地球では、赤道付近は太陽の光を強く受けるため、あたたまりやすいよ。

一方、北極や南極に近い地域は、太陽の光がななめに当たりやすく、赤道付近ほどあたたまりにくい。
そのため、地球には赤道側はあたたかく、極側は寒いという大きな温度差があるんだ。
小学校理科の復習
あたたかい空気は軽くなって上へ動き、冷たい空気は重くなって下へ動きやすいよ。
また、あたたかいところと冷たいところがあると、空気の温度や気圧に差ができるため、空気の動きが生まれるんだ。
つまり、地球全体で見ると、赤道側と極側の温度差が、空気の大きな動きに関係しているんだね。
この温度差によって、上空では空気が赤道側から極側へ動こうとするよ。

ただし、実際の地球では、空気が赤道から極まで一直線に進むわけではない。地球は自転しているので、空気の進む向きが曲げられるんだ。
コリオリの力で空気の向きが曲がる
ここで関係するのが、コリオリの力だよ。
コリオリの力とは、地球が自転しているために、動く空気の進む向きが曲がって見えるはたらきのことなんだ。
コリオリの力をかんたんに言うと
コリオリの力は、地球のように回転しているものの上で物が動くとき、進む向きが曲がって見えるはたらきのことだよ。
たとえば、回っている円盤の上でボールをまっすぐ転がしたつもりでも、円盤の上にいる人から見ると、ボールの進む向きが曲がったように見える。
地球も自転しているので、地球の上を動く空気も、まっすぐ進んでいるようで、地球上から見ると進む向きが曲がって見えるんだ。
コリオリの力を動きで見てみよう
円の中心を北極・南極として、赤道側から極側へ向かう空気が、どちらへ曲がって見えるかを確認しよう。
北半球では
赤道側から北極側へ向かう空気は、進む向きの右側へ曲がって見えるよ。
南半球に切り替えると、曲がる向きが反対になることを確認できるよ。
中学理科や中学地理では、コリオリの力を計算する必要はないよ。まずは次のように押さえておこう。
コリオリの力の基本
- 地球が自転しているため、動く空気の向きが曲げられる。
- 北半球では、進む向きの右側へ曲がる。
- 南半球では、進む向きの左側へ曲がる。
どうして北半球と南半球で曲がる向きが反対になるのかというと、地球の自転の見え方が反対になるからだよ。
北極側から地球を見ると、地球は反時計回りに回っているように見える。
でも、南極側から地球を見ると、地球は時計回りに回っているように見えるんだ。
そのため、動く空気が曲げられる向きも、北半球と南半球で反対になるよ。
北半球では、赤道側から極側へ向かおうとする空気は、進む向きの右側へ曲げられる。
その結果、空気は東向きに流れやすくなる。東向きに流れる風は、西から吹いてくる風なので、偏西風になるんだ。

偏西風が吹くしくみ
- 赤道側はあたたかく、極側は寒いので、地球には南北の温度差がある。
- そのため、上空では空気が赤道側から極側へ動こうとする。
- 地球の自転によってコリオリの力がはたらき、空気の進む向きが曲げられる。
- その結果、中緯度では西から東へ向かう偏西風が吹きやすくなる。
4. 北半球と南半球の偏西風
偏西風は、北半球だけでなく南半球にも吹いているよ。
でも、北半球と南半球では、コリオリの力で曲がる向きが反対になるんだ。
北半球では、動く空気は進む向きの右側へ曲がる。南半球では、進む向きの左側へ曲がるよ。
では、南半球では偏西風にならないのかというと、そうではないんだ。
南半球では、赤道側から極側へ向かう動きは、北から南へ向かう動きになる。その空気が左側へ曲げられると、やはり東向きに流れやすくなる。
東向きに流れる風は、西から吹いてくる風なので、南半球でも偏西風になるんだ。
| 半球 | 赤道側から極側への動き | コリオリの力 | 曲がった後の向き | 風の名前 |
|---|---|---|---|---|
| 北半球 | 南から北へ | 右へ曲がる | 東向き | 西風=偏西風 |
| 南半球 | 北から南へ | 左へ曲がる | 東向き | 西風=偏西風 |
たろう
くまごろう5. 偏西風とジェット気流
偏西風の中でも、とくに強い流れをジェット気流というよ。
ジェット気流は、上空を高速で流れる強い風で、天気の変化や飛行機の運航にも関係しているんだ。
天気予報などで「上空のジェット気流」という言葉を聞くことがあるけれど、これは偏西風の中でも特に強く吹いている部分を指しているよ。
偏西風とジェット気流の関係
- 偏西風 … 中緯度で、西から東へ吹く大きな風
- ジェット気流 … 偏西風の中でも、特に強く吹いている部分
たろう
くまごろう6. 偏西風が日本の天気に与える影響
日本では、偏西風の影響を受けて、天気が西から東へ変わっていくことが多いよ。
たとえば天気予報を見ていると、九州で雨が降ったあと、しばらくして関東でも雨が降ることがあるよね。
これは、日本付近を吹く偏西風によって、雲や低気圧などが西から東へ動きやすいからなんだ。
もちろん、天気の変化は偏西風だけで決まるわけではないよ。
けれど、日本の天気が西から東へ変わりやすいことには、偏西風が大きく関係しているんだ。
たろう
くまごろう7. 偏西風と台風の進路
台風の進み方にも、偏西風が関係することがあるよ。
ただし、台風ははじめから偏西風だけで動くわけではないんだ。
台風は、太平洋高気圧のまわりの風など、さまざまな風の影響を受けて進むよ。
そして、日本付近まで北上してくると、偏西風に流されて、東寄りへ進むことがあるんだ。
台風と偏西風
- 台風は、太平洋高気圧などの影響を受けて進む。
- 日本付近まで北上すると、偏西風の影響を受けることがある。
- 偏西風に流されると、台風は東寄りへ進みやすくなる。
つまり、台風が日本付近で進路を東へ変えることがあるのは、偏西風の影響を受けるためなんだね。
8. 偏西風がヨーロッパの気候に与える影響
偏西風は、日本だけでなく、ヨーロッパの気候にも関係しているよ。
西ヨーロッパの一部は、日本の北海道よりも北にあるような高緯度の地域だよ。
高緯度ということは、本来なら寒さが厳しくなりやすい地域だね。
でも、西ヨーロッパには、同じくらいの緯度のほかの地域と比べて、比較的温暖なところがあるんだ。
その理由のひとつが、暖流と偏西風の組み合わせだよ。
ヨーロッパの近くには、あたたかい海流である暖流が流れている。
その暖流の上を偏西風が吹くことで、あたためられた空気がヨーロッパ側へ運ばれるんだ。
そのため、西ヨーロッパの一部では、高緯度のわりに温暖な気候になりやすいよ。
たろう
くまごろうヨーロッパの気候についてくわしく解説しているページもあるので、合わせてチェックしてみてね。
9. もっと深く知りたい人へ:偏西風はなぜ蛇行するの?
ここからは、少し発展的な内容だよ。
偏西風は、西から東へ向かって吹く風だけれど、実際にはまっすぐ一直線に吹いているわけではないんだ。
偏西風は、空気の大きな流れのように、南北にうねうねと蛇行しながら流れることがあるよ。
このような偏西風のうねりを、偏西風の蛇行というよ。
偏西風が蛇行する理由
偏西風が蛇行するのは、地球の大気がどこでも同じ状態ではないからだよ。
- 赤道側と極側の温度差が、場所によって違う
- 大陸と海で、あたたまり方や冷え方が違う
- 山脈などの大きな地形の影響を受ける
- 高気圧や低気圧の配置によって、風の流れが曲げられる
たとえば川の流れを考えると、まっすぐ流れるだけではなく、地形や岩などの影響を受けて曲がることがあるよね。
偏西風も同じように、地球上の温度差、気圧配置、地形などの影響を受けて、南北に曲がりながら流れているんだ。
偏西風が蛇行するとどうなるの?
偏西風が蛇行すると、寒気や暖気の動きに影響を与えることがあるよ。
偏西風が大きく南へ蛇行すると、北の冷たい空気が南の地域へ流れ込みやすくなることがある。
反対に、偏西風が北へ蛇行すると、南の暖かい空気が北の地域へ入りやすくなることもあるよ。
そのため、偏西風の蛇行は、寒波や猛暑、大雨などの天気の変化に関係することがあるんだ。
偏西風の蛇行
- 偏西風は、まっすぐ一直線に吹くわけではない。
- 実際には、南北にうねりながら西から東へ流れることがある。
- 偏西風の蛇行は、寒気や暖気の動きに関係する。
- 寒波、猛暑、大雨などの天気の変化に関係することがある。
10. もっと深く知りたい人へ:ハドレー循環・フェレル循環との関係
ここからは、さらに発展的な内容だよ。
地球全体の空気の動きを考えるとき、空気の流れを大きく三つに分けて説明することがあるよ。
- ハドレー循環
- フェレル循環
- 極循環
これは、毎日の風をそのまま描いたものではなく、長い期間で見た空気の動きを、わかりやすく表した考え方なんだ。

ハドレー循環とは
ハドレー循環は、赤道付近から緯度30度付近までに見られる大きな空気の流れだよ。
赤道付近は太陽の光で強くあたためられるため、空気が軽くなって上昇する。
上昇した空気は、上空で赤道から少し離れた地域へ向かって動く。そして緯度30度付近で冷えたり重くなったりして、下降しやすくなるんだ。
下降した空気の一部は、地表付近を赤道の方へ戻っていく。このような大きな空気のめぐりを、ハドレー循環というよ。
フェレル循環とは
フェレル循環は、緯度30度付近から60度付近までの中緯度で見られる、平均的な空気の流れを表したものだよ。
ただし、フェレル循環は、赤道付近の空気があたためられて上昇するハドレー循環のように、原因がイメージしやすい循環ではないんだ。
中緯度では、低気圧や高気圧が次々に動き、あたたかい空気と冷たい空気がぶつかったり、まざったりしている。
そのような空気の動きを長い期間で見ると、地表付近では赤道側から極側へ、上空では極側から赤道側へ戻るような流れとして表されることがあるんだ。
これをフェレル循環というよ。
ただし、フェレル循環の矢印は、実際にその場所でいつもその向きの風が吹いている、という意味ではないよ。
実際の中緯度では、西から東へ吹く偏西風が強く、その中に南北方向の弱い動きも重なっていると考えるとわかりやすいんだ。
極循環とは
極循環は、緯度60度付近から北極・南極に近い地域までに見られる、寒い地域の空気の流れを表したものだよ。
北極や南極に近い地域では、空気が強く冷やされる。冷たい空気は重くなりやすいので、極付近では空気が下降しやすくなるんだ。
下降した空気は、地表付近を極から緯度60度付近へ向かって動く。そして緯度60度付近では、低緯度側から来た比較的あたたかい空気とぶつかり、空気が上昇しやすくなるよ。
上昇した空気の一部は、上空でふたたび極の方へ戻っていく。このような空気のめぐりを、極循環というんだ。
フェレル循環と偏西風の関係
- フェレル循環は、中緯度の空気の平均的な動きを表した考え方である。
- フェレル循環の矢印は、実際の風の向きをそのまま表しているわけではない。
- 偏西風は、中緯度で実際に強く吹く東西方向の風である。
- 偏西風を説明するときは、赤道側と極側の温度差、上空の気圧差、コリオリの力に注目するとよい。
- フェレル循環と偏西風は無関係ではないが、フェレル循環の図だけで偏西風の向きを説明すると誤解しやすい。
たろう11. 偏西風と季節風の違い
偏西風とまちがえやすい風に、季節風があるよ。
偏西風は、季節風のように夏と冬で主な風向きが大きく入れかわる風ではないんだ。
一年を通して、おもに西から東へ吹く風なので、恒常風のひとつとされるよ。
ただし、偏西風の位置や強さは、季節によって変わることがあるよ。
季節風はどうして生じるの?
季節風が生じる大きな理由は、陸と海のあたたまり方・冷え方の違いだよ。
陸は、海よりもあたたまりやすく、冷えやすい。海は、陸よりもあたたまりにくく、冷えにくいんだ。
夏は陸の方があたたまりやすいため、陸の上の空気が上昇しやすくなる。すると、海から陸へ向かって風が吹きやすくなるよ。
冬は反対に、陸の方が冷えやすくなる。そのため、陸から海へ向かって風が吹きやすくなるんだ。
このように、夏と冬で風向きが変わる風を、季節風というよ。
| 風の種類 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| 偏西風 | 一年を通して、おもに西から東へ吹く恒常風 | 日本付近で西から東へ吹く偏西風 |
| 季節風 | 季節によって主な風向きが変わる風 | 夏と冬で向きが変わるモンスーン |
たろう
くまごろう12. 偏西風について まとめ
偏西風とは、おもに北緯・南緯30〜60度付近の中緯度で、西から東へ向かって吹く恒常風のことだよ。
「偏西風」という言葉は、「偏って西から吹く風」と考えるとわかりやすい。風の名前は、風が吹いてくる方向で決まるので、偏西風は西から東へ向かって吹く風なんだ。
赤道側と極側の温度差によって空気が動こうとし、地球の自転によるコリオリの力で風向きが曲げられる。その結果、中緯度では、西から東へ向かう偏西風が吹きやすくなるよ。
北半球では、動く空気は進む向きの右側へ曲げられる。南半球では、進む向きの左側へ曲げられる。曲がる向きは反対だけれど、結果として、北半球でも南半球でも偏西風が見られるんだ。
偏西風は、日本の天気が西から東へ変わりやすいことや、台風の進路、西ヨーロッパの温暖な気候にも関係している。
また、実際の偏西風はまっすぐ一直線に吹くわけではなく、南北に蛇行しながら流れることがあるよ。
偏西風 まとめ
- 偏西風とは、おもに中緯度で西から東へ吹く恒常風のこと。
- 偏西風は、「偏って西から吹く風」と考えるとわかりやすい。
- 風の名前は、風が吹いてくる方向で決まる。
- 偏西風が吹きやすいのは、およそ北緯・南緯30〜60度付近の中緯度。
- 教科書や資料によっては、35〜65度付近と説明されることもある。
- 赤道側と極側の温度差によって、空気が動こうとする。
- 地球の自転によってコリオリの力がはたらき、風向きが曲げられる。
- 北半球では、コリオリの力によって進む向きの右側へ曲がる。
- 南半球では、コリオリの力によって進む向きの左側へ曲がる。
- その結果、北半球でも南半球でも、西から東へ向かう偏西風が吹きやすくなる。
- 偏西風の中でも、特に強い流れをジェット気流という。
- 日本では、偏西風の影響を受けて、天気が西から東へ変わっていくことが多い。
- 日本付近まで北上した台風は、偏西風に流されて東寄りへ進むことがある。
- 西ヨーロッパの一部では、暖流と偏西風の影響で、高緯度のわりに温暖な気候になりやすい。
- 偏西風は季節風のように、夏と冬で主な風向きが大きく入れかわる風ではない。
偏西風のドリルにも挑戦して、風の向きや日本の天気との関係を確認しよう。
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運営者情報
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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南北方向の風の向きの説明が説明になっていないと思います。
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とってもためになりました。
ありがとうございました。
他の解説等も参考させていただきます -
35〜65度の地域の地上付近では、コリオリの力により風が東に曲がるのは分かるのですが、最初のイラストにある通り、上空では南に向かって風が吹いているのですから、同じくコリオリの力により西に曲がり、東向きの風になるような気がします。
何か勘違いしているでしょうか?
「偏西風とは35〜65度の地域の上空で西から東に向かって吹く恒常風のこと」と説明していただいていますが、イラストは地上の風を表しているように思います。
すみません。多少馬鹿でもわかるように説明いただけるととてもありがたいです。 -
説明では、フェレル循環による地表近辺の南寄りの風がコリオリ力で東に曲がって偏西風となる、という説明のように見受けられます。しかし偏西風は、対流圏上層(10,000m近辺)の風ですから、地表付近の風で説明はできないと思います。
説明としては、例えば、「高層の気圧が赤道地方で高く極地方で低いために、北半球では赤道地方から極地方に向けて吹き出す南寄りの風がコリオリ力で曲がり西寄りの風(偏西風)となる」(地衡風平衡)。(一般気象第2版補訂版p176-177, 図7.9, 図7.10)とするのがよいのではないかと考えます。-
確かにその通りですね。
対流圏上層における圧力差(極で低く、赤道で高い)によって生じる気圧傾度力とコリオリ力が釣り合う向きとして考えるのが偏西風の向きを考えるうえで妥当な考え方だと思われました。 -
考えが天才すぎますぅ~!
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わかりやすくて、自主学にまとめやすかったです。ありがとうございます
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偏西風が低緯度で吹くハドレー循環による貿易風のように地表部で吹く風ならこの説明も成り立ちますが、偏西風は高空で吹いており、フェレル循環で偏西風を説明するのは無理ですね。
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ハドレー循環で低緯度の地表部で吹く貿易風と異なり、高層域の対流圏界面付近で吹く偏西風をフェレル循環で地表部を吹いて発生する風だとの説明は無理がありますね。
対流圏は寒暖差から赤道付近の空気層は16~17kmと高く厚く気圧も高い、極の空気層は8km程度と低く気圧も低くなっている。このことから、高い方から低い方へ空気が流れていく動きがコリオリの力で緯度が30~65°あたりで西へとなり偏西風となるとの説明の方が合っているのではないかと思います。 -
ありがとうございます
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とても分かりやすかったです!ありがとうございます!
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とても参考になりました。有難うございます。
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有難うございます。とても参考になりました。
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「偏西風とは」と検索するとトップにこのサイトが出てきました。偏西風、特に約10kmほど上空を吹くジェット気流は有名です。このサイトではあたかも間接循環とも言われるフェレル循環が、歯車或いはベルトコンベヤーの如く存在し回転しているとの誤謬を前提にしていいる。それ故に、循環通りならば上空では偏東風が吹くはずなのに、実際は偏西風が吹いているという矛盾が生じています。すでに、指摘されているように、間違いを正して書き直すべきでしょう。ネットにはフェレル循環の回転の絵が溢れていますが、明らかな間違いです。間違えた知識を与えてはなりません。
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ご指摘ありがとうございます。
確かに、偏西風の説明については簡略化しすぎていた部分がありました。
ご指摘の通り、記事の説明では上空の偏西風と地表付近の大気循環の説明が混ざっていました。偏西風の説明としては、赤道側と極側の温度差による上空の気圧差と、コリオリの力によって西から東へ流れる、と説明するほうが正確です。
コメントでいただいた内容をもとに、偏西風の成り立ちやフェレル循環との関係が誤解なく伝わるよう、記事を修正します。
後ほど修正版に更新いたします。ありがとうございました。
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とても分かりやすくてよかったです。 これからもどんどん学生さんのために役に立つ情報を教えてもらいたいです。