漢字検定8級

漢字検定8級の漢字を学習しよう!②(さんずい)

氵(さんずい)を使った漢字

 

氵(さんずい)は、水に関係する意味を持つ。

8級の氵(さんずい)を使った漢字は

泳・温・海・活・漢・汽・決・湖・港・消・深・池・注・湯・波・油・洋・流

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氵(さんずい)に、永。
「永」は水の流れが合流(あわさること)して、よりながい
流れの川になっている様子を表しているんだ。
だから「永」は「永遠」のように、「ずっと続く」という
意味を持っているよ。
ちなみに、「水」は一本の水の流れと両側に
水しぶきがたっている様子、
「派」は水が枝分かれしてそれぞれの方向へ流れていく
様子を表しているんだ。
「永」に氵(さんずい)が合わさることで、
「ながい川を渡っていく」という意味が出来て、
「泳ぐ」という今の意味になったよ。

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氵(さんずい)に、昷(おん)。
「昷」は「お皿」の上に「日」があるけれど、
この「日」は「フタ」を表しているんだ。
お皿にフタが載っていたら、中の料理は冷めにくいよね?
だから、「昷」という字は「(熱などが)こもる」という
意味を持っている。
これに氵(さんずい)が加わると、
「冷めていない液体」ということで、「あたたかい」という
意味ができるんだ。
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氵(さんずい)に、毎。
「毎」には、「母」に似た字があるよね。
実は「海」も昔は「海」と書いて、「母」が使われていた。
なので、「毎」は「女の人が髪飾りをつけて結っている」
姿や様子を表しているんだ。
ちなみに、女の人が髪を結うのは毎日のことだったから、
「毎」に「いつも」とか「まいにち」という意味があるよ。
そして、女の人の髪は黒々としているから、「毎」には
「暗い」という意味もあるんだ。
そこに氵(さんずい)が加わることで、
「暗い水」=深い海の色=海
ということになったんだ。
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氵(さんずい)に、舌。
でも、この「舌」は口にある「した」とは
同じ形だけれど別のものなんだ。
本当は「氒(けつ)」の下に「口」と書いていたよ。
氒は彫刻刀などの刃物で、口は「丸い」という意味だよ。
なので、「彫刻刀で丸く切り抜く」という意味なんだ。
そこに氵(さんずい)が加わる。
水がたっぷり入った木の箱を想像してみて。そこに
丸い穴を開けたらどうなるかな?「いきおいよく水が出てくる」よね。
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氵(さんずい)に(かん(右側の漢字))。
「かん(右側の漢字)」はいくつか説(いいつたえ)があるけれど、
「災い(ひどいこと)にあって、祈っている巫女」を
表しているんだ。
そして、これもいくつか説があるけれど、中国の揚子江の
下流にある国があって、そこは川が氾濫(はんらん=あふれること)
すると、国が被害にあってしまうので、「水の災い」から
「漢」という国名になった。
なので、「漢字」のように、「漢」は中国の漢民族のことを
表すよ。
さらに、漢民族の「男の人達」のことも表すようになって、
「漢」が「男」という意味も持つようになったんだ。

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氵(さんずい)に、气。
「气」は、「ゆげ」や水蒸気が雲のように湧き上がっている
様子を表しているんだ。
氵(さんずい)と合わさると、まさに「水の水蒸気」、
水をわかした時の「ゆげ」などの意味を持つようになっているよ。

ちなみに、「気」はもともとは「氣」と書いていたんだ。
お米を炊くとき、湯気が出るよね?「お米の湯気」だから「氣」なんだ。
そして、お米は日本人にとって昔から大切なエネルギー源だった。
だから心のエネルギーを「気」と表すんだよ。
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氵(さんずい)に、夬(けつ)。
「夬」はものを「えぐっている」様子を表した文字なんだ。
(えぐっている様子とか、えぐるための道具の形など、
いくつか説があるよ。)
氵(さんずい)に、夬が加わることで、
堤防(川の水を止めておく壁)を「えぐって」
中の水がいきおいよく飛び出てくる様子「決壊」を表すし、
堤防を壊すことを「思いきって決めた」ことから、
「決める」とか「決別する(わかれる)」という意味ももつよ

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氵(さんずい)に、胡。
「胡」はちょっと不思議なんだ。
「古」は「ふるい」からもイメージできるように、
「ぼんやりしてよくわからない様子」を表すよ。
「月」はお月様ではなく、ここでは
「肉月(にくづき)=体の肉」で、
ふたつあわせて「肉なのかなんなのかわからない部分」ということで、
男の人の「あごひげ」(ヒゲなのか、肉なのかぼんやりしている部分)が
ある、「あごの広い部分」という意味になったよ。
そこから、「広い部分=大きい」という意味になり、
地上にある「広い大きな水(たまり)」ということで、
「湖(みずうみ)」の意味が出来たんだ。

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氵(さんずい)に、巷。
「巷」は「共」と「巳」から出来ている。
「共」は両手でものを捧げている様子から生まれていて、
「人に捧げる=ともにする」という意味をもっている。
「巳」は「邑(むら)」という漢字の略字(簡単にした字)で、
「みんなが集まるところ」という意味だよ。
「みんなが集まって、ともに生きているところ」が
「巷(ちまた)」なんだ。
そして、氵(さんずい)と合わせることで、水辺での「ちまた」
だから、「港(海沿いのちまた)」になったよ。

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氵(さんずい)に、肖(しょう)。
「肖」は小(しょう)と月(にくづき)から出来ているよ。
(だから読み方も「しょう」なんだ)
月(にくづき)は体の肉がついている部分のこと。
それに「小」がつくことで、体でも「はしっこ」のほうの、
小さい肉のことを意味するんだ
そこから、「小さくなっていく部分」、「小さくなっていく」という
意味ももっているよ。
氵(さんずい)と合わさることで、
水が小さくなっていく=水が消えていく。
「消える」という意味になったんだ。
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氵(さんずい)に、
」はもともとは「(穴・又・火)」だったんだ。
「又」は「手」のことだったのは覚えているかな?
手に火を持って、穴の中に入る・・。
まさに「探検」のときがそんな様子だよね。
なので、「探す」という意味をもっているんだ。
でも現代の書き方では「穴」は「ウかんむり」から「ワかんむり」になって、
又と火で「木」になっているよ。
又と火が「木」になったのは、「手で火をもつ=松明(たいまつ)」だからだ。
たいまつは、竹などの木を束ねたものに、松やにをつけて火をつけたものだよね。
だから一文字の「木」で表すようになったんだ。
そしてこの「探す」と、氵(さんずい)が合わさると、
「水の中を探す」ということになるよね。
中を探さなくてはいけないくらい「深い」水、ということで
「深い」という意味ができたんだ。


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氵(さんずい)に、也。
「也」はヘビのことだったのは覚えているかな??
ヘビのように、「横長に伸びた水場」ということで、
「池」の意味になっているよ。


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氵(さんずい)に、主。
「主」は火をともして、じっとしている「あるじ」の
ことだったのは覚えているかな?
そこから、「とどまる」という意味をもっていて、
氵(さんずい)と合わさることで、
「水が(一箇所に)とどまるように流す」=「注ぐ(そそぐ)」
という意味ができたよ。

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氵(さんずい)に、昜。
「昜」は「太陽が昇る」という意味だったのは覚えているかな。
そこから「あたたかい」とか「あがる」「ながい」という意味をもっていて、
氵(さんずい)と合わさることで、「水があたたかくなる」、
「(水の温度が)あがる」という意味が出来て「湯」になったよ。


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氵(さんずい)に、皮。
「皮」は「广」と「又」で出来ているよ。
「广」は動物の皮を表しているんだ。
「又」は「手」だったよね。
「動物の皮を手で剥ぎ取って身にまとう(着る)」様子を
あらわしている漢字なんだ。
昔の人が毛皮を着ているイメージで、よくあるのが「斜めにまとっている」
姿だと思うんだ。そこから、「斜め」という意味も持つようになった。
氵(さんずい)と合わさることで、「毛皮の毛並みのような水の形」から
「波」になったとも言われているし、「水が斜めに進む様子」から
「波」になったとも言われているよ。


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氵(さんずい)に、由。
「由」は、フタのついたタルやツボを表した漢字だよ。
よく油(あぶら)などを保管していたんだ。
氵(さんずい)と合わさると、「ツボから出てくる液体」ということで
「あぶら」の意味になったよ。

また、油がツボから出てくる様子から
「○○から出てくる」という意味ももっているよ。
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氵(さんずい)に、羊。
「羊」は中国ではとても「めでたい」動物として、大切にされいたんだ。
というのは、羊はおとなしくて(人を襲わない)、毛皮は洋服になるし、
食用肉にもなるからだよ。
なので、「羊」には「良い」「美しい」などの意味がある。
さらに、白い羊は遠くからでも目立つので、「よく見える」よね。
氵(さんずい)と合わさると、「遠くまでよく見える海」ということで
「洋(広い海)」となったんだ。


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氵(さんずい)に、㐬(りゅう)。
「㐬」はちょっと怖い漢字なんだ。
「㐬」は生まれたばかりの赤ちゃん、または
こどもの姿で、逆さまになっているんだ。
下の「川」は、そのまま「川」の説と、
「赤ちゃん・子供の髪の毛」という説がある
どちらの場合でも、氵(さんずい)と合わさることで、
「赤ちゃん・子供が水に流れていく」様子を表しているんだ。
そこから「流れる」という意味になったよ。
流れる=「伝わる・広がる・やり方」という意味も生まれたんだ。

子供が流れていってしまうなんて、とても怖いけれど、「浮」という
漢字もあるので安心してね。「浮」は、「爪(手)」の下に「子」が
あるよね。「水の中の子供を手ですくい上げる」様子なんだ。
流れている子供を、ちゃんと助けられた様子だといいね。

くまごろう
くまごろう
どうかな?だんだん、同じパーツが登場するようになっているよね。ひとつずつ丁寧に覚えていくと、新しい漢字もすぐにイメージがわくようになると思うよ!

 

ABOUT ME
yumineko
2019年の長女の高校受験時、訳あって塾にはいかず自宅学習することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

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