中学音楽「楽譜の演奏順序」の読み方!リピート・D.C.・D.S.・コーダをわかりやすく解説
中学校音楽のテストで出る「楽譜の演奏順序」の読み方について、リピート記号、1番かっこ・2番かっこ、D.C.、D.S.、Fine、コーダなどを使って、どの順番で演奏するかをわかりやすく解説するよ。
楽譜の小節に①②③④…のように番号がふってあり、「実際にはどの順番で演奏するか」を答える問題は、定期テストでよく出るよ。記号の意味を知っていても、順番をたどると迷いやすいところなんだ。
この記事で分かること
- 楽譜の演奏順序問題とは何か
- リピート記号の読み方
- 1番かっこ・2番かっこの進み方
- D.C.、D.S.、Fineの意味
- コーダ、To Codaの進み方
- 小節番号をどの順番で演奏するかの解き方
- 定期テストで間違えやすいポイント
中学音楽「楽譜の演奏順序」テスト対策ポイント
- ふつうは左から右へ進む
- 反復記号が出たら、指定された場所にもどってくり返す
- 1番かっこは1回目、2番かっこは2回目に演奏する
- D.C.は曲の最初にもどる
- D.S.はセーニョ記号にもどる
- Fineはそこで終わるという意味
- To Codaはコーダへ飛ぶ合図
- 演奏順序問題は「戻る・飛ぶ・終わる」で考えると整理しやすい
目次
楽譜の演奏順序問題とは?
楽譜の演奏順序問題とは、反復記号やD.C.、D.S.、Fine、コーダなどを見て、実際にどの順番で小節を演奏するかを答える問題だよ。
たとえば、楽譜の小節に①②③④⑤のように番号がふってあって、途中にくり返し記号があるとするよ。そのとき、実際には①→②→③→②→③→④→⑤のように進むことがあるんだ。
たろう
くまごろうこの記事では、楽譜をすごろくのように考えて、演奏する順番を整理していくよ。
演奏順序は「すごろく」のように考えよう
楽譜は、基本的には左から右へ進むよ。けれど、反復記号やD.C.、D.S.、コーダなどがあると、途中で戻ったり、別の場所へ飛んだり、そこで終わったりするんだ。
つまり、楽譜の進み方はすごろくのマスを進むように考えると分かりやすいよ。
| 楽譜の記号 | すごろくで考えると |
|---|---|
| 反復記号 | 指定された場所にもどるマス |
| D.C. | スタートにもどるマス |
| D.S. | セーニョ記号の場所にもどるマス |
| To Coda | コーダへワープするマス |
| Fine | ゴール |
演奏順序問題では、次の3つを意識すると整理しやすいよ。
演奏順序は「戻る・飛ぶ・終わる」で考えよう
- 戻る:反復記号、D.C.、D.S.
- 飛ぶ:To Coda、Coda
- 終わる:Fine
演奏順序でよく出る記号一覧

まずは、演奏順序問題でよく出る記号を確認しよう。
| 記号・言葉 | 読み方・通称 | 意味 | 覚え方 | |
|---|---|---|---|---|
![]() | 反復記号 | はんぷくきごう/リピート記号とも呼ばれる | 指定された部分をくり返す | 戻ってもう一度演奏する |
![]() | 1番かっこ | いちばんかっこ | 1回目だけ演奏する部分 | 1回目の道 |
![]() | 2番かっこ | にばんかっこ | 2回目に演奏する部分 | 2回目の道 |
| D.C. | ダ・カーポ | 曲の最初にもどる | スタートにもどる | |
| D.S. | ダル・セーニョ | セーニョ記号にもどる | セーニョにもどる | |
![]() | Fine | フィーネ | ここで終わる | ゴール |
| Segno | セーニョ | D.S.で戻る場所を示す記号 | 戻る目印 | |
![]() | To Coda | トゥ・コーダ | コーダへ飛ぶ | ワープの合図 |
| Coda | コーダ | 曲の終わりに向かう特別な部分 | 飛んだ先 |
「反復記号」は正式な言い方で、「リピート記号」と呼ばれることも多いよ。テストでは、教科書や授業プリントの表記に合わせて覚えよう。
テストでは、記号の意味だけでなく、実際に小節番号をどの順番で演奏するかを聞かれることがあるよ。
くまごろうリピート記号の読み方
反復記号は、指定された部分をくり返して演奏する記号だよ。リピート記号と呼ばれることも多いんだ。
基本は、終わりの反復記号が出たら、対応する始まりの反復記号まで戻るよ。始まりの反復記号がない場合は、曲の最初まで戻ることが多いんだ。
反復記号の基本
- 終わりの反復記号が出たら、戻ってくり返す
- 戻る場所は、始まりの反復記号で示される
- 始まりの反復記号がないときは、曲の最初に戻ることが多い
反復記号だけの例
次のような小節番号があるとするよ。
① ② ③ ④ ⑤
②に戻る反復記号の始まりがあり、④の終わりに反復記号がある場合、演奏順序は次のようになるよ。
① → ② → ③ → ④ → ② → ③ → ④ → ⑤
④まで進んだあと、②に戻ってもう一度②③④を演奏し、そのあと⑤へ進むんだ。
1番かっこ・2番かっこの読み方
1番かっこと2番かっこは、反復記号と一緒に出てくることが多いよ。
1番かっこは、1回目だけ演奏する部分。2番かっこは、2回目に演奏する部分だよ。
1番かっこ・2番かっこの基本
- 1回目は1番かっこを演奏する
- 反復して戻る
- 2回目は1番かっこを飛ばして、2番かっこへ進む

1番かっこ・2番かっこの例
次のような小節番号があるとするよ。
① ② ③ ④ ⑤
③が1番かっこ、④が2番かっこで、③のあとに反復して①へ戻る場合、演奏順序は次のようになるよ。
① → ② → ③ → ① → ② → ④ → ⑤
1回目は③を演奏するけれど、2回目は③を飛ばして④へ進むんだ。
たろう
くまごろうD.C.とFineの読み方
D.C.は、ダ・カーポと読むよ。意味は、曲の最初にもどるだよ。
Fineは、フィーネと読むよ。意味は、ここで終わるだよ。
D.C.とFineが一緒に出てくる場合は、D.C.のところまで演奏したあと、曲の最初へ戻り、Fineのところで終わることが多いよ。
| 記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| D.C. | ダ・カーポ | 曲の最初にもどる |
| Fine | フィーネ | ここで終わる |
D.C.とFineの例
次のような小節番号があるとするよ。
① ② ③ ④ ⑤
③にFine、⑤にD.C.がある場合、演奏順序は次のようになるよ。
① → ② → ③ → ④ → ⑤ → ① → ② → ③
⑤のD.C.で最初へ戻り、③のFineで終わるんだ。
くまごろうD.S.とセーニョの読み方
D.S.は、ダル・セーニョと読むよ。意味は、セーニョ記号にもどるだよ。
セーニョは、D.S.で戻る場所を示す記号だよ。D.S.は曲の最初に戻るのではなく、セーニョ記号の場所に戻るところが大切なんだ。
| 記号・言葉 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| D.S. | ダル・セーニョ | セーニョ記号にもどる |
| Segno | セーニョ | D.S.で戻る場所を示す記号 |
| Fine | フィーネ | ここで終わる |
D.S.とFineの例
次のような小節番号があるとするよ。
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
②にセーニョ、④にFine、⑥にD.S.がある場合、演奏順序は次のようになるよ。
① → ② → ③ → ④ → ⑤ → ⑥ → ② → ③ → ④
⑥のD.S.で②のセーニョにもどり、④のFineで終わるんだ。
たろう
くまごろうコーダ・To Codaの読み方
Codaは、曲の終わりに向かう特別な部分のことだよ。To Codaは、コーダへ飛ぶ合図だよ。
コーダがある曲では、途中までふつうに進み、D.S.やD.C.で戻ったあと、To Codaが出てきたらCodaの場所へ飛ぶことがあるよ。
| 記号・言葉 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| Coda | コーダ | 曲の終わりに向かう特別な部分 |
| To Coda | トゥ・コーダ | コーダへ飛ぶ |
| D.S. al Coda | ダル・セーニョ・アル・コーダ | セーニョにもどり、To CodaからCodaへ飛ぶ |
| D.C. al Coda | ダ・カーポ・アル・コーダ | 最初にもどり、To CodaからCodaへ飛ぶ |

D.S. al Codaの例
次のような小節番号があるとするよ。
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
②にセーニョ、④にTo Coda、⑥にD.S. al Coda、⑦にCodaがある場合、演奏順序は次のようになるよ。
① → ② → ③ → ④ → ⑤ → ⑥ → ② → ③ → ④ → ⑦
最初は④のTo Codaでは飛ばずに進むよ。⑥のD.S. al Codaで②のセーニョへ戻ったあと、もう一度④まで進み、そこでTo Codaから⑦のCodaへ飛ぶんだ。
くまごろう演奏順序問題の解き方
演奏順序問題では、あわてて答えを書かず、次の手順で確認しよう。
演奏順序問題の解き方
- まず小節番号を左から右へ進む
- 反復記号があれば、どこへ戻るか確認する
- 1番かっこ・2番かっこがあれば、1回目と2回目を分ける
- D.C.が出たら、曲の最初へ戻る
- D.S.が出たら、セーニョ記号へ戻る
- Fineが出たら、そこで終わる
- To Codaが出たら、Codaへ飛ぶ条件かどうかを確認する
問題を解くときは、頭の中だけで考えるより、紙に①→②→③のように順番を書き出すとミスが減るよ。
特に、反復記号やD.S.がある問題では、同じ小節を2回以上通ることがあるので、通った順番を一つずつ書くのがおすすめだよ。
テストによく出る練習問題
ここでは、実際のテストに近い形で、演奏順序を確認しよう。
問題1:反復記号だけ
①②③④⑤の小節がある。②から④までをくり返して演奏する場合、演奏順序として正しいものを選びなさい。
ア:①→②→③→④→⑤
イ:①→②→③→④→②→③→④→⑤
ウ:①→②→③→④→①→②→③→④→⑤
エ:①→②→③→④→⑤→②→③→④
答え:イ
②から④までをくり返すので、①→②→③→④のあと、②へ戻るよ。そのあと、②→③→④をもう一度演奏して、⑤へ進むんだ。
問題2:1番かっこ・2番かっこ
①②③④⑤の小節がある。③が1番かっこ、④が2番かっこで、③のあと反復して①へ戻る場合、演奏順序として正しいものを選びなさい。
ア:①→②→③→①→②→④→⑤
イ:①→②→③→④→⑤
ウ:①→②→③→①→②→③→④→⑤
エ:①→②→④→⑤→①→②→③
答え:ア
1回目は1番かっこの③を演奏するよ。反復して①へ戻ったあとは、1番かっこを飛ばして2番かっこの④へ進むんだ。
問題3:D.C.とFine
①②③④⑤の小節がある。③にFine、⑤にD.C.がある場合、演奏順序として正しいものを選びなさい。
ア:①→②→③
イ:①→②→③→④→⑤
ウ:①→②→③→④→⑤→①→②→③
エ:①→②→③→④→⑤→③
答え:ウ
⑤のD.C.で曲の最初へ戻るよ。そのあと①→②→③と進み、③のFineで終わるんだ。
問題4:D.S.とFine
①②③④⑤⑥の小節がある。②にセーニョ、④にFine、⑥にD.S.がある場合、演奏順序として正しいものを選びなさい。
ア:①→②→③→④→⑤→⑥→①→②→③→④
イ:①→②→③→④→⑤→⑥→②→③→④
ウ:①→②→③→④
エ:①→②→③→④→⑤→⑥→④
答え:イ
D.S.はセーニョ記号にもどるという意味だよ。⑥のD.S.で②へ戻り、④のFineで終わるんだ。
問題5:D.S. al Coda
①②③④⑤⑥⑦の小節がある。②にセーニョ、④にTo Coda、⑥にD.S. al Coda、⑦にCodaがある場合、演奏順序として正しいものを選びなさい。
ア:①→②→③→④→⑦
イ:①→②→③→④→⑤→⑥→②→③→④→⑦
ウ:①→②→③→④→⑤→⑥→①→②→③→④→⑦
エ:①→②→③→④→⑤→⑥→②→③→④→⑤→⑥→⑦
答え:イ
⑥のD.S. al Codaで②のセーニョへ戻るよ。そのあと②→③→④と進み、④のTo Codaから⑦のCodaへ飛ぶんだ。
楽譜の演奏順序のまとめ
楽譜の演奏順序は、記号を一つずつ見ながら、すごろくのようにたどると分かりやすいよ。
楽譜の進み方まとめ
- ふつうは左から右へ進む
- 反復記号は、指定された場所にもどってくり返す
- 反復記号は、リピート記号とも呼ばれることがある
- 1番かっこは1回目、2番かっこは2回目に演奏する
- D.C.は曲の最初にもどる
- D.S.はセーニョ記号にもどる
- Fineはそこで終わる
- To Codaはコーダへ飛ぶ合図
- 演奏順序問題は「戻る・飛ぶ・終わる」で考える
定期テストでは、記号の名前だけでなく、実際に①→②→③のように演奏順序を書かせる問題が出ることがあるよ。
迷ったときは、まず左から右へ進み、記号が出たところで「戻るのか」「飛ぶのか」「終わるのか」を確認しよう。演奏順序のドリルにも挑戦して、テストで得点できる力をつけよう!
【中学音楽】演奏順序の重要語句ドリル
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。






