【高校古文】宇治拾遺物語「絵仏師良秀」人物像・主題ドリル
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ここからは「人物像・主題ドリル」です。宇治拾遺物語「絵仏師良秀」に描かれた良秀の人物像、人々との価値観の違い、作品の主題を、全12問で確認しましょう。
良秀の人物像として最も適切なものを選びましょう。
正解は「芸術への執着が非常に強い人物」です。
良秀は、家が燃える場面でさえ、絵の技術の向上を第一に考えています。芸術への執着が非常に強い人物として描かれています。
見舞いに来た人々の反応として最も適切なものを選びましょう。
正解は「良秀の態度に驚き、理解できないと感じた」です。
人々は、家が燃えているのに騒がない良秀を見て、「あさましきこと」と驚きあきれています。
良秀と人々の価値観の違いとして最も適切なものを選びましょう。
正解は「良秀は絵の上達を重視し、人々は家や家族などを失うことを重大に考えている」です。
良秀は火事を絵の上達のきっかけとして喜びますが、人々は家や妻子などが失われることを大きな不幸と考えています。
良秀が人々をあざ笑った理由として最も適切なものを選びましょう。
正解は「たいした才能がないから物を惜しむのだと、良秀が人々を見下したから」です。
良秀は、人々に才能がないから物を惜しむのだというように、見舞いに来た人々を見下しています。
「これこそ、せうとくよ」という言葉から読み取れる良秀の考えとして正しいものを選びましょう。
正解は「火事で炎の描き方を理解できたことを、もうけものだと考えている」です。
「せうとく」は「もうけもの」という意味です。良秀は、火事によって火炎の描き方を理解できたことを利益のように考えています。
この話のおもしろさとして最も適切なものを選びましょう。
正解は「ふつうなら悲しむ場面で、良秀が絵の上達を喜ぶところ」です。
家が燃えるという大事件を、良秀が絵の上達の機会として受け止めるところに、この説話の強い印象があります。
「よぢり不動」が後に評判になったことは、物語全体でどのような役割を持っていますか。
正解は「良秀の異常なほどの執着が、結果として作品評価につながったことを示す」です。
最後に「よぢり不動」が称賛されたことで、良秀の常人離れした執着が、結果的には絵の評価につながったことがわかります。
良秀を単に「悪い人」とだけ見るのでは不十分な理由として最も適切なものを選びましょう。
正解は「良秀の行動には、芸術家としての極端な執着という面も描かれているから」です。
良秀の態度は常識から外れていますが、作品では同時に、芸術に取りつかれた人物としての強烈さも描かれています。
見舞いに来た人々が「物のつき給へるか」と言った理由として正しいものを選びましょう。
正解は「良秀の態度があまりに普通ではなく、もののけに取りつかれたように見えたから」です。
火事の中で笑う良秀の様子は、人々には普通ではないものに見えました。そのため「もののけに取りつかれたのか」と言ったのです。
この作品で、良秀が最も重視しているものとして適切なものを選びましょう。
正解は「仏画を描く技術や芸術の道」です。
良秀は、家が燃えても、不動尊の火炎の描き方を理解できたことを喜んでいます。彼が最も重視しているのは、仏画を描く技術や芸術の道です。
「させる能もおはせねば、物をも惜しみ給まへ」という良秀の言葉からわかることとして正しいものを選びましょう。
正解は「人々にはたいした才能がないから物を惜しむのだと考えている」です。
良秀は、自分とは違い、見舞いに来た人々にはたいした才能がないから物を惜しむのだというように言っています。
この説話の主題に近いものを選びましょう。
正解は「芸術に取りつかれた人物の常人離れした価値観」です。
この話では、良秀の非常識さと、芸術に対する異常なほどの執着が印象的に描かれています。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。
