「風のゆうびんやさん」内容とあらすじ・テスト対策ポイントを解説

小学校2年生の国語で学習する「風のゆうびんやさん」について、あらすじや登場人物、おはなしの内容とポイントをわかりやすく解説しているよ。

「風のゆうびんやさん」で出てくることばの意味や、あたらしくならう漢字をなぞりがきれんしゅうできるプリントもあるよ。

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「風のゆうびんやさん」内容とあらすじ テスト対策ポイントを解説

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目次

「風のゆうびんやさん」あらすじ

作者(さくしゃ)について

「風の ゆうびんやさん」は、たけした ふみこさんが 書いたお話だよ。

「風の ゆうびんやさん」という絵本に、教科書に のっているこの「風の ゆうびんやさん」の お話が 入っているよ。
ほかにも 7つのお話が 書かれているから ぜひ 読んでみてね。

たけした ふみこ さんは、ほかにも 「黒ねこサンゴロウ」「みけねこレストラン」などの お話を かいているよ。
「ピン・ポン・バス」「せんろはつづく」などの のりもの絵本も たくさん かいているから、小さいころに 読んだことが ある人も いるかもしれないね。

登場人物(とうじょうじんぶつ)

  • 【風の ゆうびんやさん】
    このお話の しゅ人公。風の じてん車に のって 手紙を はいたつするよ。
  • 【あげはちょう】
    パーティーの しょうたいじょうを もらった おしゃれな あげはちょう。
  • 【犬】
    まごたちから はがきを もらった おじいさん犬。
  • 【すずめ】
    すずめの 学校が はじまる おしらせをもらった すずめの おかあさんと 子すずめたち。
  • 【くも】
    小さな みどりいろの ふうとうを もらった くも。風の ゆうびんやさんが はいたつしたときは、おひるね中 だったよ。

あらすじ

風の ゆうびんやさん
作:たけした ふみこ 絵:つちだ よしはる

風の ゆうびんやさんは 風の じてん車にのって 手紙を はいたつします。
手紙で いっぱいの かばんをさげて どんな道でも すいすい はしるのです。

あげはちょうには パーティ―の しょうたいじょうが とどきました。
おじいさん犬には まごたちからの はがきが とどきました。
すずめの おかあさんと 子すずめには 学校が はじまる おしらせが とどきました。
くもは おひるね中 だったので、風の ゆうびんやさんは くものすの はしっこに 小さな みどりいろの ふうとうを はさみました。

風の ゆうびんやさんは 口ぶえを ふきながら 元気よく はしっていきます。

「風のゆうびんやさん」内容ないようとポイント

「風の ゆうびんやさん」の 場面分ば めん わけごとに、内容ないようとポイントを かくにんしよう。

場面は、「場しょ」や「登場人物とうじょうじんぶつ」、「時間」などが かわったところをヒントにして かんがえるといいよ。

くまごろうくまごろう

「風の ゆうびんやさん」は 「登場人物」で 場面を考えると わかりやすいよ。

登場人物の 声は どんな声かな?
登場人物は どんな ようすかな?
思いうかべながら 読んでみよう。

登場人物の セリフや ようすから、登場人物の 気もちも かんがえてみよう。

だい一の 場めん 風の ゆうびんやさんの しょうかい

だい一の 場めんは 「風の ゆうびんやさんは」から「すいすい はしります。」まで。

【登場人物】風の ゆうびんやさん
【ないよう】風の ゆうびんやさんは 風の じてん車に のって 手紙を  はいたつするよ。

だい一の 場めんでは、風の ゆうびんやさんに ついて しょうかいされているよ。

風の ゆうびんやさんが どんな ようすかというと、「風の じてん車にのって」「リンリンと ベルを ならして ひゅうっと とおりすぎて」いくんだね。

「リンリン」 は ゆかいそうな じてん車の ベルの 音だね。
「ひゅうっと」 は 風が ふくような音で、なんだか かるくて さわやかな かんじがするね。

かばんは 手紙で いっぱいなのに、ちっとも おもたそうでは ないんだね。
それから、せまいみちでも、さかみちでも 口ぶえを ふきながら すいすい はしるんだね。

みんなは 手紙がいっぱいの かばんを さげて じてん車を こげるかな?

さいしょは 元気に こげるかも しれないけれど おもくて だんだん つかれて しまいそうだよね。
おまけに せまいみちや さかみちだと さらに こぎにくいし、ころびそうだし、たいへんだよね。

でも 風の ゆうびんやさんは 「口ぶえをふきながら」「すいすい」 はしっているね。

「口ぶえを ふきながら」と あるから きっと たのしくて たまらないんじゃないかな。
「すいすい」はしる ということは、とまることなく はやいスピードで かるがると じてん車を こいでいるんだね。

つまり、風の ゆうびんやさんは どんなみちでも 手紙が いっぱいの かばんも へっちゃらで、はいたつを 心から たのしんで やっているんだね。

だい二の 場めん あげはちょうが しょうたいじょうを もらう

だいニの 場めんは 『「あげはちょうさん、ゆうびんです。」』から「いそいそと したくを はじめます。」まで。

【登場人物】風の ゆうびんやさん・あげはちょう
【ないよう】あげはちょうは パーティーの しょうたいじょうを もらったよ。

くまごろうくまごろう

だいニの 場めん から だい五の 場めん では、風の ゆうびんやさんは あげはちょう → 犬 → すずめ →くも のじゅんばんで 手紙を はいたつするよ。

「あげはちょうさん、ゆうびんです。」
風の ゆうびんやさんは あげはちょうに 手紙を はいたつしたよ。

あげはちょうが もらったもの花びらみたいな いいにおいの 手紙
手紙の ないようこうえんで ばらの花がさいたから パーティ―に来てほしいという しょうたいじょう

あげはちょうは「あら、うれしい。」「ぜひ行かなくちゃ。」と言ったね。
パーティ―に しょうたいされて とても よろこんでいることが わかるね。

「あら」「さいたんですって」「ぜひ」などと ていねいな ことばづかいを しているから じょうひんに よろこんでいる かんじがするね。

お話と いっしょに かかれている あげはちょうの 絵を 見ると、ニコニコして うれしそうだね。

あげはちょうは いそいそと したくを はじめたね。
「いそいそと」とあるから あげはちょうは パーティ―が たのしみで 心が ウキウキと はずんでいるんだね。
「パーティ―が まちどおしくいわ。早く行きたいわ。」という 気もちで いっぱい なんじゃないかな。

くまごろうくまごろう

あげはちょうの セリフは じょうひんに やさしく よろこんでいるようすを おもいうかべて 音読おんどくしよう。

 

だい三の 場めん おじいさん犬が まごから はがきを もらう

だい三の 場めんは、『「犬さん、ゆうびんです。」』から「なんども なんども はがきを 読みなおします。」まで。

【場しょ】にわの 犬ごや
【登場人物】風の ゆうびんやさん・おじいさん犬
【ないよう】おじいさん犬は まごたちからの はがきを もらったよ。

「犬さん、ゆうびんです。」
風の ゆうびんやさんは おじいさん犬に 手紙を はいたつしたよ。

犬が もらったもの
まごたちからの はがき
手紙の ないようみんな 元気に くらしている

おじいさん犬は 「みんな、元気に くらして います、か。うん。よかった、よかった。」と言ったね。
そして 目をほそくして なんども なんども はがきを 読みなおしたね。

「目を ほそくして」とは、 うれしいことがあって 目が ほそくなるくらい 顔のぜんぶで ほほえむ ということだね。
おじいさん犬は まごたちが 元気だと わかって うれしいんだね。

お話といっしょに かかれている おじいさん犬の絵を 見ると ニコニコ ほほえんでいるよね。

「なんども なんども はがきを 読みなおした」という ようすからも、「まごたちが げんきなことが なにより うれしいな」と 思っていることが わかるね。
その うれしい きもちを 心のそこから あじわうように なんども よんだんだね。
そして、なんど よんでも よむたびに うれしい気もちに なっているんじゃないかな。

おじいさん犬は まごたちを とてもだいじに おもっているんだなと そうぞうできるね。

くまごろうくまごろう

おじいさん犬の セリフは まごを だいじに思って ほほえんでいる ようすを おもいうかべて 音読しよう。おじいさんだから ゆっくりと 読んでもいいね。

だい四の 場めん すずめが 学校が はじまる おしらせを もらう

だい四の 場めんは、『「すずめさん、ゆうびんです。」』から「おかあさんのまわりを ぴょんぴょん とびまわりました。」まで。

【場しょ】やねの上
【登場人物】風の ゆうびんやさん・すずめの おかあさん と 子すずめたち
【ないよう】すずめのおかあさんと 子すずめが 学校が はじまる おしらせを もらったよ。

「すずめさん、ゆうびんです。」
風の ゆうびんやさんは すずめのおかあさんと 子すずめに 手紙を はいたつしたよ。

すずめが もらったもの
手紙
手紙の ないようすずめの 学校が はじまる

子すずめたちが 「学校って、なあに。」と聞くと、
すずめの おかあさんは 学校が どんなところか 教えたね。
子すずめたちは 「わあ、おもしろそう。早く行きたいな。」と 言ったね。

学校が おもしろそうな ところだと わかって 学校に 行くのが たのしみに なったんだね。

そして、みじかい はねを ひろげて おかあさんのまわりを ぴょんぴょん とびまわったね。

みんなも、とびきり うれしいことや たのしみなことが あると、「やったー!」と ジャンプやばんざいを したり、じっとして いられないほど ウキウキしたり したことが あるんじゃないかな?

同じように 子すずめたちも、学校に 行けることが とびきり うれしくて まちきれないんだね。
「ぴょんぴょん とびまわる」ほど、ワクワクが とまらないんだね。

お話と いっしょに かかれている絵を 見ると、おかあさんも そんな子すずめたちを見て うれしそうに ニコニコしているね。

くまごろうくまごろう

すずめの セリフは 思わず とびはねて よろこんでいるところを 思いうかべながら 音読しよう。

だい五の 場めん くもが みどりいろの ふうとうを もらう

だい五の 場めんは、「リンリン。」から「小さな はっぱが ひっかかっているだけだと おもうかも しれません。」まで。

【場しょ】くものす
【登場人物】風の ゆうびんやさん・くも
【ないよう】くもが おひるね中だったから、風の ゆうびんやさんは くものすの はしっこに、小さな みどりいろの ふうとうを はさんだよ。

「くもさん、ゆうびんです。おや、くもさんは、おひるね中だ。」

風の ゆうびんやさんは くもに 手紙を はいたつしに 来たよ。
けれども、くもは おひるね中だったね。

くもが もらったもの小さな みどりいろの ふうとう
手紙の ないよう(書いていない)

そこで、風の ゆうびんやさんは くものすの はしっこに、小さな みどりいろの ふうとうを ていねいに はさんだね。
なぜかというと、くもが 目を さましたら、すぐ 気が つくように するためだね。

なぜ 風の ゆうびんやさんは くもが すぐ 気がつくように はいたつしたのかな?

それは きっと 「目をさまして、手紙を 見つけたら くもさん 大よろこび するだろうな。」と 思ったんじゃないかな。
「ていねいに」という ようすからも ゆうびんやさんの やさしい気もちが わかるね。

くまごろうくまごろう

この 場めんは、ねているくもや くものために ていねいに はいたつする ゆうびんやさんを おもいうかべて やさしく音読しよう。

くもが 手紙を 読むところは、お話の中に 書かれていないけれど、目をさました くもは どんな気もちになるかな?

きっと「わーい! 手紙が とどいている!うれしいな。」「だれからかな?早くあけたいな。」「ゆうびんやさん、ありがとう!」と よろこんだり はしゃいだり するんじゃないかな。

くもに ちょくせつ 手紙を わたすことは できなかったけれど 風の ゆうびんやさんは そんな くもの ようすを そうぞうしながら、心をこめて はいたつ したんだね。

だい六の 場めん 風の ゆうびんやさんは 元気よく はしっていく

だい六の 場めんは、「はいたつする手紙は」から「元気よく はしっていきます。」まで。

【登場人物】風の ゆうびんやさん
【ないよう】はいたつを つづける 風の ゆうびんやさんは 元気よく はしっていくよ。

さいごの だい六の 場めんでは 風の ゆうびんやさんが はいたつを つづけるようすが 書かれているよ。

風の ゆうびんやさんは、口ぶえを ふきながら元気よく はしっていくんだね。

だい一の 場めんと 同じように 「口ぶえを ふきながら」とあるから、 風の ゆうびんやさんは たのしい気もちなんだね。

きっと「つぎの はいたつは 〇〇さんだ。早く 手紙を とどけて よろこんで もらいたいな。」「みんなに よろこんでもらえる ゆうびんはいたつは たのしいな。」「大すきな しごとだな。」という 気もちで はいたつして いるんじゃないかな。 

風の ゆうびんやさんの しごとは みんなに 手紙を とどけるだけでなく、手紙を うけとった みんなに うれしい気もちや しあわせな気もちも とどける すてきな おしごとなんだね。

「あげはちょうさん、ゆうびんです。」「犬さん、ゆうびんです。」「すずめさん、ゆうびんです。」「くもさん、ゆうびんです。」という 風の ゆうびんやさんの セリフは 「手紙を とどけるのは たのしい」「みんなに よろこんでもらえるのが うれしい」という 気もちが つたわるように 明るく 元気に イキイキと 音読すると いいね。

「風のゆうびんやさん」意味調べ

「風のゆうびんやさん」で 出てくる ことばの いみを かくにんしよう。

ことばいみ
はいたつ手紙や、にもつを きめられた ところに くばること
ちっともすこしも。ぜんぜん。
いそいそうれしいことが あって、わくわくして うごく ようす
したくよういを すること
木かげ木の かげ
ていねいうごきや たいど、しごとの やりかたが ざつではないこと
目をさますねむっている じょうたいから おきること

「風のゆうびんやさん」新しい漢字

「風のゆうびんやさんで」ならう あたらしい かんじの なぞりかきプリントを よういしたよ。いんさつして たくさん れんしゅうしよう。

風のゆうびんやさんで習う漢字のなぞり書きプリントの画像

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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