足し算の筆算「ふたけたの足し算のひっさん」のやり方と書き方は?

小学校2年生のさんすうでは、「ふたけたの足し算」を がくしゅうするよ。

ふたけたの足し算のように、大きい数の 足し算を するときは、「筆算(ひっさん)」を つかうんだ。

このページでは、「ふたけたの足し算」の かんがえかた、「筆算」とは どういう 計算の やりかたなのか、「筆算の書きかた」を わかりやすく せつめいするよ。

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足し算の筆算「ふたけたの足し算のひっさん」のやり方と書き方は?

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目次

  1. ふたけたのざんのかんがえかた
  2. 筆算ひっさんとは?筆算の書き方

ふたけたの足し算のかんがえかた

赤い 花が 23本、白い 花が 14本 さいて います。 花は あわせて 何本なんぼん さいて いるか 考えましょう。

どんな しき・・で 計算けいさんが できるかな?

そう、「あわせて 何本なんぼん?」だから たし算だね。

しきは、 23+14 になるね。

たろうたろう

しきは つくれるけど、計算するには 数字すうじが 大きくて むずかしいよ・・

くまごろうくまごろう

大きい数を、いっぺんに 計算するのは たいへんだよね。
それなら、「10の かたまりどうし」、「1の ばらどうし」 を それぞれ わけて かんがえてみよう。

大きな数は、位を わけて 計算しよう

たとえば、 23という数の 「2」は 十のくらい、 「3」 は 一の位 と いうことを おぼえて いるかな。

「10の かたまり」が 2こぶん
「1の ばら」が 3こぶん という いみだったよね。

「23」と「14」を、それぞれ 十のくらいと、一の位に わけた で かんがえて みるよ。

2けたの数の足し算を、十の位どうしと一の位どうしで足すことを説明している画像

十の位と 一の位に わけたら、それぞれを たせばいいんだね。

10の かたまりは 2+1=3

1の ばらは 3+4=7

このように かんがえると、計算けいさんが すごく かんたんに なったね。

しき:23+14=37
こたえ:花は あわせて 37本 さいて います。

ふたけたの数の 足し算

2けたの数のように、大きい数の 足し算をするときは、「10の かたまりどうし(十の位)」「1の ばらどうし(一の位)」のように、位にわけて 計算しよう!

位を たてに そろえて けいさんしよう

位に わけて 計算すると べんりなのは わかったね。

でも、さっきの図のように、十の位と 一の位の ばしょが そのままだと、いれかえたり しなくちゃいけなくて ちょっと わかりづらいよね。

2けたの数の足し算を、十の位どうしと一の位どうしで足すことを説明している画像
たろうたろう

たしかに、それぞれの 数が どこに いくのか まいごに なりそう・・・

なので、ふたけたの数 の 計算けいさんを するときは、位を たてに そろえて 計算を すると わかりやすく なるんだ。

たとえば、こんどは「32+15」の 計算をするとするよ。

「32」の 十の位は「3」、一の位は「2」だね。
「15」の 十の位は「1」、一の位は「5」だね。

これを、位どうしで たてに そろえて 書くんだ。

図で かくにんして みよう。

2けたの数を、十の位と一の位に分けて考えている画像

これなら、上の数と 下の数を それぞれ たせばいいので、まいごに ならないね。

位を たてに そろえよう!

ふたけたの数の 計算を するときは、「十の位」と「一の位」を たてに そろえて 計算しよう!

でも、こうやって しかくとかの 図を 書くのは たいへんだよね。
そこで、つぎに しょうかいするのが「筆算(ひっさん)」だよ。

筆算は、数字を つかって 書くことが できるよ。

筆算ひっさんとは?筆算の書き方

筆算(ひっさん)とは

「筆算(ひっさん)」とは、「紙に書いて計算する」という いみの ことばだよ。

計算の ほうほうは いろいろ あって、ほかにも

「あたまの中だけで 計算する」「暗算(あんざん)」
「そろばんを つかって 計算する」「珠算(しゅざん)」
「でんたくを つかって 計算する」「電卓計算(でんたくけいさん)」

などが あるよ。

「2+3=5」のように、「ひとけた」だったら あたまの中だけで 計算する「暗算」でも かんたんかも しれないよね。

でも、ふたけたの数のように、大きな数だと、あたまの中だけだと ちょっと たいへんなときに、ほかの ほうほうを つかうことがあるよ。

そのひとつが、「筆算」で、こんかい がくしゅうする ほうほうだね。

では、「筆算」の やりかたと 書きかたを せつめいするよ。

ふたけたの足し算の筆算のやりかた

たとえば、「32+15」の 計算を してみよう。

筆算は、「十の位」と「一の位」を、しかくとかではなくて 数字を つかって 書けばいいだけだよ。 

位は、さっきみたいに まいごに ならないように、それぞれ「10の かたまり(十の位)」と「1の ばら(一の位)」を たてに そろえて 書くよ。

そして、「この計算は 足し算だよ」ということが わかるように、左下には 「+(たす)」マークを 書くよ。

そして、「足す数は これで 終わりだよ」という いみで、「ぼう」を 1本 よこに ひくんだ。

その「ぼう」の 下に、それぞれ「十の位」と「一の位」の 足し算の こたえを 書くよ。

2けたの足し算の筆算の書き方を説明している画像

十の位 は 3+1=4
一の位 は 2+5=7 
だから、32+15=47

筆算(ひっさん)の 書き方

  • 「足される数」を書く
  • 「足し算をする」という いみの「+」マークを 左下に 書く
  • 「足す数」を十の位と一の位が たてに そろうように 書く
  • 「ここまで計算する」という いみの「ぼう」を よこに ひく
  • ぼうの下に、十の位と一の位の 足し算の こたえを 書く

ふたけたと ひとけたの足し算の筆算のやりかた

2けたの数の 足し算の 筆算の書き方は わかったね。

では、もしも かたほうが「ひとけたの数」だったら どうなるのかな?

たとえば、「31+4」の 計算の しかたを 考えてみよう。

「31」は 2けただけど、「4」は ひとけただよね。

かたほうが ひとけたでも、筆算の きまりを まもって 書けば だいじょうぶ!
そう、「十の位」と「一の位」を たてに そろえる きまりだよ。

では、さっきと 同じように たてに そろえて 筆算で 計算してみるよ。

4という数には、 10のかたまり(十の位)は ないよね。
だから、一の位を そろえるんだ。

2けたと1けたの数の足し算の筆算では、右側をそろえて書くことを説明している画像

筆算を するときは 右がわを そろえて 数を 書くよ。

ちゃんと、「十の位」の れつと、「一の位」の れつに きれいに ならぶ イメージかな。

ちゃんと そろえて ならばせないと、どこに ならんでいるのか わからなくなって しまうからね。

筆算を するときは、きれいに そろえて 書くことが たいせつだよ。

十の位は 3+0=3
一の位 は 1+4=5 
だから、31+4=35

ふたけたと ひとけたの数の 筆算の 書き方

ふたけたと ひとけたの数の ように、「けた」が ちがっても、「十の位」と「一の位」を たてに そろえて 書こう!

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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