掛け算(くく)5の段の表と覚え方と練習問題をわかりやすく解説
小学校2年生の算数で学習する「かけ算」について、五の段の九九のかんがえかたと、もとめかた、五の段の九九の表、五の段の九九の覚え方をわかりやすく解説するよ。
五の段の九九の練習問題に挑戦して、五の段の九九をマスターしよう。
目次
掛け算の九九(くく)とは
かけ算の「九九」というのは、「1から 9までの 数字を つかって かけ算を おぼえる 方ほう」のことだよ。
九九を 学ぶことで、かけ算が 早く できるように なるんだ。
そうぞう してみて。あなたが まほうつかいで、「2×3」という じゅもんを となえたら、すぐに 「6」という 答えが 出てくるんだ。すごいでしょ?これが 九九の力 なんだよ。
たとえば、「2×3」は 「2を3つたす」という いみで、答えは 6だよね。このような 「かけ算の 答え」を すぐに もとめちゃう方ほうが 「九九」 なんだ。
九九を 知らないと・・・
- 4×3
4を 3つ たすから「4+4+4=12」
(もし ゆびで たし算すると、ゆびが たらなくなっちゃうね。) - 5×7
5を 7つ たすから「5+5+5+5+5+5+5=35」 - 8×9
8を 9つ たすから「8+8+8+8+8+8+8+8=72」
九九を 知っていたら
- 4×3=12
- 5×7=35
- 8×9=72
九九を知らなかったら、たし算を たくさんしなきゃいけなくて、たいへんだね。
九九の表(くくのひょう)とは
「1~9までの かけ算を まとめたもの」が 九九のひょう だよ。
さいしょ は むずしそうに 見えるかも しれないけど、だいじょうぶ。
少しずつ おぼえていけば いいんだ。
「なんじゃこりゃー!」ってなるよね。
じゅんばんに せつめい していくから、今は、「へえ、そんなものが あるんだね」くらいで OKだよ。
今回 せつめいする「5の段」は、「かけられるかず」が 5の場合の かけ算だよ。
5の段(5のだん)って何?
上の 九九の表の図で 赤く かこったところが 「5のだん」 と言われるところ。5のだんは、「5を つかった かけ算の こたえを おぼえること」 なんだ。
たとえば、「5×1」は 「5を1つたす」 といういみで、答えは 5だよね。
こんなかんじで、5を どんどん たしていくのが 5のだんなんだ。
ちなみに 「5×2」は 「5を 2つたす」から、 答えは 10だよね。
5のだんの しきと 答えを ひょうに 書いて いくと 下の ように なるよ。
掛け算のくく「5の段」のおぼえ方
すぐに 5のだんの 答えが いえるように なるには、おぼえかたが あるんだ。リズムに 合わせていってみよう。
5のだんの かけ算 | おぼえかた |
---|---|
5×1=5 | 五一が 5 |
5×2=10 | 五二 10 |
5×3=15 | 五三 15 |
5×4=20 | 五四 20 |
5×5=25 | 五五 25 |
5×6=30 | 五六 30 |
5×7=35 | 五七 35 |
5×8=40 | 五八 40 |
5×9=45 | 五九 45 |
- 「が」が 入るのは、答えが 10より 小さい 数のとき だね。
- 「4」のことは 「し」と 読んでいるね。
- 「40」のことは 「しじゅう」と 読んでいるね。
- 「4」のことは 「しじゅうご」と 読んでいるね。
「おぼえるのは むずかしそうだな」と おもうかもしれないけれど、何回も くりかえして 読んでみるうちに、だんだん おぼえていくから あんしんしよう。
ゲームや スポーツ だって 何回も くりかえしたら うまくなるよね。
九九をおぼえやすいように つくられた「九九の歌」もあるから、どうがなどを みてみるのも おすすめだよ。
5の段をつかってみよう
さっそく、5のだんを つかって もんだいを といてみよう。
ケーキが 5こ はいった はこが 7はこ あります、ケーキは ぜんぶで 何こ ありますか。
1はこに ケーキが 5こ あって、7はこ分 あるという ことだから、
5×7を計算したらいいね。
九九をつかわないやり方
今まで だったら、
「5×7」は、5を 7つ たすから
5+5+5+5+5+5+5=35
というように もとめていたよね。
九九をつかうやり方
5のだんの 九九を 知っていたら、
5×7=35 (五七35)
と、すぐに もとめることが できるよ。
答え:35こ
九九を知っていたら、すぐに答えがでるよね。
1台に 5人 のっている 電車が 8台 つながって います。電車に のっている 人の 人数を もとめましょう。
1台に 5人 のっていて、8台分 あるという ことだから、
5×8を 計算したらいいね。
九九をつかわないやり方
今まで だったら、
「5×8」は、5を 8つ たすから
5+5+5+5+5+5+5+5=40
というように もとめていたよね。
九九をつかうやり方
5のだんの 九九を 知っていたら、
5×8=40 (五八40)
と、すぐに もとめることが できるよ。
答え 40こ
掛け算のくく「5の段」のまとめ
九九は、かけ算を はやくできる まほうの 方ほう だよ。今回は 5のだんについて学んだね。
のこりは 1、2、3、4、6、7、8、9のだんが あるから じゅんばんに できるように していこう。
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ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。