徒然草「丹波に出雲といふ所あり」定期テスト対策練習問題と過去問まとめ
徒然草「丹波に出雲といふ所あり」は、高校古文の定期テストでよく出題される随筆作品だよ。
特に、作者・ジャンルなどの基本情報、舞台となる「丹波の出雲」、誰が誰を誘ったのか、獅子と狛犬が背中合わせのように立っていたことへの上人の反応、最後のオチ、そして重要古語・助動詞・敬語表現は、テストで問われやすいポイントなんだ。
この記事では、徒然草「丹波に出雲といふ所あり」の重要語句、文法、内容理解、抜き出し問題、記述問題を問題形式で確認していくよ。
内容を先に確認したい人は、解説ページも参考にしてね。
兼好法師「徒然草」丹波に出雲といふ所あり|現代語訳と品詞分解・古語を解説
このテスト対策で確認すること
- 徒然草の作者・ジャンル・成立時期
- 「丹波に出雲」の舞台と地理
- しだのなにがし・聖海上人・神官の関係
- 獅子と狛犬が背中合わせのように立っていたことの意味
- 「むげなり」「つと」「ゆかしがりて」「いたづら」などの重要古語
- 「作れり」「なれば」「召させん」「承らばや」などの重要文法
- 上人の勘違いと、この話のオチ
- 本文引用を使った抜き出し問題・記述問題
目次
1. 基本情報・重要語句の問題
まずは、徒然草「丹波に出雲といふ所あり」の基本情報を確認しよう。
問1
ア:清少納言
イ:鴨長明
ウ:兼好法師
エ:紫式部
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【解説】「徒然草」の作者は兼好法師だよ。吉田兼好とも呼ばれる人物だね。
問2
ア:物語
イ:随筆
ウ:軍記物語
エ:日記文学
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【解説】「徒然草」は随筆だよ。随筆とは、作者が見聞きしたことや、心に浮かんだことなどを自由に書いた文章のことなんだ。
問3
ア:奈良時代
イ:平安時代中期
ウ:鎌倉時代末期から室町時代初期ごろ
エ:江戸時代後期
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【解説】「徒然草」は、鎌倉時代末期から室町時代初期ごろに成立したとされているよ。
問4
ア:枕草子・方丈記・徒然草
イ:源氏物語・枕草子・徒然草
ウ:平家物語・方丈記・奥の細道
エ:土佐日記・更級日記・蜻蛉日記
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【解説】一般に三大随筆とされるのは、清少納言の「枕草子」、鴨長明の「方丈記」、兼好法師の「徒然草」だよ。
問5
ア:第百三十七段
イ:第二百三十六段
ウ:第二百四十三段
エ:序段
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【解説】「丹波に出雲といふ所あり」は、徒然草の第二百三十六段に収められている話だよ。
問6
ア:現在の島根県出雲市だけを指す
イ:現在の京都府中部と兵庫県東部あたりを指す
ウ:現在の奈良県全体を指す
エ:現在の東京都の古い呼び名である
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【解説】丹波国は、現在の京都府中部と兵庫県東部あたりにあたるよ。この話の舞台を理解するうえで大切な地理知識なんだ。
問7
ア:島根県の出雲大社そのもの
イ:京都府亀岡市千歳町付近の、丹波国の出雲
ウ:奈良県にある春日大社
エ:京都市内の清水寺
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【解説】この話の「出雲」は、島根県の出雲大社そのものではなく、丹波国にある出雲大神宮のことを指しているよ。
2. あらすじ・人物関係の問題
次に、話の流れと人物関係を確認しよう。古文では主語が省略されることも多いから、「だれが」「だれを」「どうしたのか」を押さえることが大切だよ。
問8
ア:兼好法師
イ:神官
ウ:しだのなにがし
エ:童部
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【解説】誘ったのは、丹波のその場所を領有していた「しだのなにがし」だよ。聖海上人が人々を誘ったのではない点に注意しよう。
問9
ア:出雲拝みに行くため
イ:都で宴を開くため
ウ:戦に出るため
エ:神官を迎えに行くため
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【解説】しだのなにがしは、聖海上人や多くの人々を誘って、出雲拝みに行ったんだ。
問10
ア:美しい紅葉
イ:背中合わせのように立っていた獅子と狛犬
ウ:神官の歌
エ:都から届いた手紙
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【解説】聖海上人は、御前にある獅子と狛犬が、背中合わせのように立っている様子を見て感動したんだ。
問11
ア:子どものいたずらだとすぐに気づいた
イ:深い理由や由緒があるのだろうと考えた
ウ:壊れているので直そうと考えた
エ:誰も気にしてはいけないものだと考えた
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【解説】上人は、「深きゆゑあらん」と考えて涙ぐんだよ。つまり、きっと深い理由があるのだろうと思ったんだ。
問12
ア:一緒に来ていた人々
イ:子どもたち
ウ:兼好法師
エ:出雲大社の神
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【解説】聖海上人は、一緒に来ていた人々に対して、「このすばらしいことに気づかないとは、あんまりだ」という意味で「むげなり」と言っているよ。
問13
ア:昔からの深いしきたりである
イ:神様からのお告げである
ウ:子どもたちのいたずらである
エ:都から来た人が直したものである
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【解説】神官は、獅子と狛犬の向きについて、いたずらな子どもたちがしたことで、けしからんことだと説明しているよ。
問14
ア:獅子と狛犬を正しい向きに据え直した
イ:上人に歌を詠ませた
ウ:子どもたちを都へ連れて行った
エ:社を壊して建て直した
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【解説】神官は、さし寄って獅子と狛犬を据え直し、その場を去ったよ。その結果、上人の感涙はむだになってしまったんだ。
3. 古語の意味の問題
ここでは、本文に出てくる重要古語を確認しよう。定期テストでは、現代語訳や選択問題でよく問われるよ。
問15
ア:少し
イ:たくさん
ウ:静かに
エ:すぐに
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【解説】「あまた」は「たくさん」という意味だよ。「人あまた」は「人がたくさん」ということだね。
問16
ア:ぼたもち
イ:お茶
ウ:干し魚
エ:薬
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【解説】「かいもちひ」は、ぼたもちのことだよ。「かいもちひ召させん」は「ぼたもちをごちそうしましょう」という意味になるんだ。
問17
ア:場所
イ:理由
ウ:約束
エ:名前
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【解説】「ゆゑ」は「理由」という意味だよ。「深きゆゑあらん」は「深い理由があるのだろう」という意味になるんだ。
問18
ア:すばらしい
イ:ひどい、あまりだ
ウ:かわいらしい
エ:静かだ
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【解説】「むげなり」は「ひどい」「あまりだ」という意味だよ。ここでは、上人が「このすばらしいことに気づかないとは、あんまりだ」と言っているんだ。
問19
ア:土産
イ:神官
ウ:涙
エ:子ども
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【解説】「つと」は「土産」という意味だよ。「都のつとに語らん」は「都への土産話として語ろう」ということなんだ。
問20
ア:怖がって
イ:知りたがって
ウ:怒って
エ:眠くなって
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【解説】「ゆかし」は「知りたい」「見たい」などの意味を表す古語だよ。「ゆかしがりて」は、知りたがって、という意味になるんだ。
問21
ア:心やさしい
イ:いたずらな
ウ:年を取った
エ:信心深い
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【解説】「さがなき」は、ここでは「いたずらな」という意味で使われているよ。「さがなき童部ども」は「いたずらな子どもたち」という意味だね。
問22
ア:立派だ
イ:むだだ
ウ:古い
エ:うれしい
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【解説】「いたづら」は「むだ」という意味だよ。「上人の感涙いたづらになりにけり」は、上人の感動の涙がむだになってしまった、という意味になるんだ。
4. 文法・助動詞・敬語の問題
ここでは、テストで問われやすい文法を確認しよう。助動詞の意味や活用形、敬語の向きに注意してね。
問23
ア:受身
イ:打消
ウ:存続
エ:推量
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【解説】「造れり」の「り」は、完了・存続の助動詞「り」だよ。ここでは、造られた状態が続いているので、存続の意味で考えるとよいね。
問24
ア:未然形接続で、仮定を表す
イ:已然形接続で、原因・理由を表す
ウ:命令形接続で、禁止を表す
エ:終止形接続で、疑問を表す
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【解説】「なれば」の「なれ」は断定の助動詞「なり」の已然形だよ。已然形に接続する「ば」は、ここでは原因・理由を表し、「領有している場所なので」という意味になるんだ。
問25
ア:ぼたもちを召し上がった
イ:ぼたもちをごちそうしましょう
ウ:ぼたもちを持って帰りなさい
エ:ぼたもちを捨てましょう
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【解説】「召させん」は、「召す」+使役の助動詞「さす」+意志の助動詞「む」からなる表現で、ここでは「ごちそうしましょう」という意味になるよ。
問26
ア:「あり」未然形+推量の助動詞「む」
イ:「あり」連用形+過去の助動詞「き」
ウ:「あらず」の終止形
エ:「ある」の命令形
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【解説】「あらん」は、ラ行変格活用「あり」の未然形「あら」+推量の助動詞「む」の形だよ。「あるのだろう」という意味になるんだ。
問27
ア:ご覧になって、お気づきになりませんか
イ:見てはいけません
ウ:ご覧になって、笑いなさい
エ:見ないで帰りましょう
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【解説】「御覧じ」は「ご覧になる」、「とがむ」は「気づく」「不審に思う」などの意味だよ。「ずや」は反語・疑問の形で、ここでは「お気づきになりませんか」と訳すと自然だね。
問28
ア:打消
イ:受身
ウ:強意・確述
エ:尊敬
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【解説】「もの知りぬべき」の「ぬ」は、強意・確述の助動詞として考えるよ。「きっと物事をよく知っているにちがいない」という感じを強めているんだ。
問29
ア:少しお聞きしたい
イ:すぐに帰りたい
ウ:もう聞きたくない
エ:少し直したい
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【解説】「承る」は「聞く」の謙譲語。「ばや」は願望を表す終助詞だよ。「ちょっとお聞きしたいものです」という意味になるんだ。
問30
ア:謙譲
イ:丁寧
ウ:尊敬
エ:打消
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【解説】「言はれければ」の「れ」は、尊敬の助動詞「る」の連用形だよ。聖海上人の動作を敬っている表現なんだ。
5. 本文読解・抜き出し問題
ここでは、本文の一部をもとにした抜き出し問題・内容読解問題を確認するよ。
本文
丹波に出雲といふ所あり。大社を移して、めでたく造れり。しだのなにがしとかや領る所なれば、秋のころ、聖海上人、そのほかも、人あまた誘ひて、「いざ給へ、出雲拝みに。かいもちひ召させん。」とて、具しもて行きたるに、おのおの拝みて、ゆゆしく信おこしたり。
問31
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【解説】「しだのなにがしとかや領る所なれば」とあるので、その場所を領有していた「しだのなにがし」が人々を誘ったと読めるよ。
問32
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【解説】「かいもちひ召させん」とあるね。「かいもちひ」はぼたもちのことだよ。
問33
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【解説】「ゆゆしく」は、ここでは「非常に」「たいそう」という意味だよ。人々がたいそう信心を起こしたことが分かる表現なんだ。
本文
御前なる獅子・狛犬、背きて、後さまに立ちたりければ、上人いみじく感じて、「あなめでたや。この獅子の立ちやう、いとめづらし。深きゆゑあらん。」と涙ぐみて、「いかに殿ばら、殊勝のことは御覧じとがめずや。むげなり。」と言へば、
問34
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【解説】「背きて、後さまに立ちたりければ」とあるよ。獅子と狛犬が互いに背を向けるような、背中合わせのような状態で立っていたと考えると分かりやすいね。
問35
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【解説】「深きゆゑ」は「深い理由」、「あらん」は「あるのだろう」という意味だよ。上人が、特別な由緒があると思い込んだことが分かる表現なんだ。
問36
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【解説】「むげなり」は「ひどい」「あまりだ」という意味だよ。上人は、自分がすばらしいと思ったものに周囲が気づかないことを責めるように言っているんだ。
問37
ア:獅子と狛犬の向きに気づかず、何も感じていない
イ:獅子と狛犬の向きに深い意味があると思い、強く感動している
ウ:子どものいたずらだと分かって笑っている
エ:神官に怒られて悲しんでいる
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【解説】上人は「いみじく感じて」「涙ぐみて」とあるように、強く感動しているよ。ただし、その感動はあとで勘違いだったと分かるんだ。
本文
上人なほゆかしがりて、おとなしくもの知りぬべき顔したる神官を呼びて、「この御前なる獅子の立てられやう、定めて習ひあることに侍らん。ちと承らばや。」と言はれければ、「そのことに候ふ。さがなき童部どものつかまつりける、奇怪に候ふことなり。」とて、さし寄りて、すゑ直していにければ、上人の感涙いたづらになりにけり。
問38
ア:獅子と狛犬を壊した子どもを探すため
イ:獅子の立ち方にどのようないわれがあるのか知りたかったため
ウ:神官にぼたもちをふるまうため
エ:都へ一緒に帰るよう頼むため
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【解説】上人は「なほゆかしがりて」とあるように、さらに知りたがって神官を呼んだよ。獅子の立ち方に、きっと由緒があると思っていたんだ。
問39
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【解説】神官は、いたずらな子どもたちがしたことで、けしからんことだと説明しているよ。つまり、深い由緒ではなく、ただのいたずらだったんだ。
問40
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【解説】神官は、獅子と狛犬のそばへ寄って、正しい向きに据え直して去っていったんだ。
問41
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【解説】この話のオチは、上人が深い理由だと思って感動したものが、実はただのいたずらだったというところにあるよ。その落差が、この話のおもしろさなんだ。
6. オチと主題の記述問題
最後に、この話のおもしろさや、兼好法師の見方について考える問題を確認しよう。
問42
ア:上人が獅子と狛犬の向きに深い意味を見出したが、実は子どものいたずらだったという落差
イ:しだのなにがしがぼたもちを食べられなかったという悲しさ
ウ:神官が出雲大社の神を怒らせたという恐ろしさ
エ:都の人々が丹波に住むことになったという結末
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【解説】この話のおもしろさは、上人が「深い理由がある」と感動したものが、実は子どものいたずらだったという落差にあるよ。少し皮肉のきいたオチになっているんだ。
問43
ア:何も考えず、信仰心もまったくない人物
イ:学識のあると見られる人物だが、思い込みで深読みしてしまう人物
ウ:子どもたちのいたずらを最初から見抜いていた人物
エ:神官をだますためにわざと涙を流した人物
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【解説】聖海上人は、学識のあると見られる人物として登場するよ。だからこそ、その人物が深い由緒だと思い込んでしまったところに、おもしろさがあるんだ。
問44
ア:どんなことでも、必ず神秘的な理由があると考えている
イ:有名な人や学識のある人でも、思い込みによって勘違いすることがあると見ている
ウ:子どものいたずらは、すべてすばらしいことだと考えている
エ:神官の言葉は、どんな場合でも信じてはいけないと考えている
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【解説】兼好法師は、上人の勘違いを通して、思い込みで物事を深く解釈しすぎることへの皮肉を描いていると読めるよ。
問45
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【解説】この二つの表現を比べると、上人の思い込みと、実際の理由との落差がはっきり分かるよ。テストでは、この対比を説明できると強いんだ。
問46
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【解説】この話は、単なるおもしろ話ではなく、知ったかぶりや思い込みへの皮肉として読むことができるよ。
7. テスト前の重要ポイント
最後に、徒然草「丹波に出雲といふ所あり」のテストで特に大事なポイントをまとめるよ。
徒然草「丹波に出雲といふ所あり」テスト対策ポイント
- 作者は兼好法師。作品名は「徒然草」。ジャンルは随筆。
- 成立は鎌倉時代末期から室町時代初期ごろ。
- 舞台は島根県の出雲大社そのものではなく、丹波国の出雲大神宮。
- 人々を誘ったのは、しだのなにがし。誘われたのは、聖海上人やほかの人々。
- 聖海上人は、獅子と狛犬が背中合わせのように立っているのを見て、深い理由があると思い込んだ。
- 「むげなり」は「ひどい」「あまりだ」という意味。
- 「つと」は土産、「ゆかしがる」は知りたがる、「いたづら」はむだという意味。
- 「作れり」の「り」は存続の助動詞。
- 「なれば」の「ば」は已然形接続で、原因・理由を表す。
- 「召させん」は「ごちそうしましょう」、「承らばや」は「お聞きしたい」という意味。
- この話のオチは、上人が深い理由だと思ったものが、実は子どものいたずらだったということ。
- 話のおもしろさは、学識のあると見られた上人が、思い込みで深読みしてしまったところにある。
徒然草「丹波に出雲といふ所あり」は、短い文章だけれど、古語・文法・内容読解のポイントがたくさんつまっているよ。
特に、だれがだれを誘ったのか、舞台がどこなのか、上人がなぜ感動したのか、なぜ感涙がむだになったのかは、テストで説明できるようにしておこう。
徒然草「丹波に出雲といふ所あり」のドリルにも挑戦して、理解を定着させよう。
【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」古語ドリル
【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」文法ドリル
【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」内容理解ドリル
【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」主題・表現ドリル
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

