中学1年

滝廉太郎作曲「花」の歌詞や内容【中学音楽期末テスト対策】 80点越えするためのポイントを紹介

川と桜の画像

滝廉太郎作曲の「花」の歌詞の意味は?
中学音楽で習う滝廉太郎作曲の「花」について、どんな内容なのか?何を覚えればいいのか?期末定期テストで80%以上得点するためにおさえるポイントを紹介するよ。

目次【本記事の内容】

滝廉太郎作曲「花」とは?
基本情報

「花」の基本データ

組歌「四季」の第1曲
作曲者:滝廉太郎たきれんたろう
作詞者:武島羽衣たけしまはごろも
拍子:4分の2拍子
速度記号:♩=60〜66(Allegro Moderator)
曲の調:ト長調
曲の形式:二部形式

組歌「四季」とは?

組歌「四季」は、滝廉太郎たきれんたろうが作曲した、明治33年に出版しゅっぱんされた日本で作曲された最初の合唱曲なんだ。

「四季」という名前のとおり、日本の四季を表現している4つの曲で、第一曲目の「花」は春の歌 なんだ。

他にも夏を歌った「納涼のうりょう」、秋を歌った「月」、冬を歌った「雪」があるよ。

「花」の作曲者「滝廉太郎」について

滝廉太郎の肖像画の画像

滝廉太郎は、明治時代の日本の音楽家。

生まれたのは東京だけれど、滝廉太郎の家の出身は大分県なんだ。
とても偉い武士の一族だったよ。

他の有名な作品には、荒城こうじょうの月」、「箱根八里はこねはちり」「お正月」「はとぽっぽ※」などがあるよ。
※「ぽっぽっぽ 鳩ぽっぽ 豆が欲しいかそらやるぞ」とは別の曲だよ。

作詞者「武島羽衣たけしまはごろも」について

武島羽衣は、日本の国文学者なんだ。歌人、作詞家でもあったよ。

テスト注意
テスト注意
テストでは、詳しいことまで問題が出るのは「滝廉太郎」についてのほうが可能性は高いけど、「武島羽衣」という名前は答えられるようにしておこう!

4分の2拍子とは?

4分の2拍子とは、「1小節に 四分音符しぶおんぷが2つ入る」という意味なんだ。

「花」の楽譜を確認してみよう。1つの小節に入っている音符を全て足すと、「四分音符が2つ分」になっているよ。

二部形式とは?

二部形式というのは、「2つのメロディーによって作られた曲」のこと。

A というメロディーと、B というメロディーの2つで作られているよ。
中には「ちょっと似ている」メロディーもあって、それはA‘(Aダッシュ)として考えられるんだ。

「花」は、AーA’ーBーA‘ という組み合わせで作られている よ。

「花」に登場する川と花について

「花」で登場する川は、東京都にある「隅田川すみだがわ」のことなんだ。

登場する花は「」のことだよ。

滝廉太郎作曲「花」
期末テスト対策ポイント①
歌詞と言葉の意味を確認しよう

テストでは、歌詞かしの一部が空欄くうらんになっていて、穴埋あなうめをする問題が出たり、歌詞で使われている言葉の意味を答えるものも出ることがあるよ。
歌詞は暗記あんきして、それぞれの言葉の意味も確認 しておこう!

「花」の歌詞

「花」の歌詞

1番
春のうらら隅田川すみだがわ のぼりくだりの船人ふなびと
かいのしずくも花と散る ながめを何にたとうべき

2番
見ずやあけぼの露浴つゆあびて われにもの言う桜木さくらぎ
見ずや夕ぐれ 手をのべて われさしまねく青柳あおやぎ

3番
にしきおりなす長堤ちょうていに くるればのぼる おぼろ月
げに一刻いっこく千金せんきんの ながめを何にたとうべき

くまごろう
くまごろう
特に赤字の部分は、テストで問題に出やすい部分。しっかりと暗記して、意味も確認しておこう。

「花」の歌詞で使われる言葉の意味について

うらら

「春のうららの」の「うらら」とは、春らしいおだやかな日差しが差している様子のこと。

かい

「櫂」は、舟を漕ぐときに使われる、水をかいて進むための道具のこと。

何にたとうべき

「たとうべき」とは、「例えるべき」という言葉と同じで、「何にたとうべき」とは「何に例えたらよいのか?」ということ。
つまり、あまりに素晴らしくて、どう例える(言い表す)べきかわからない、という意味で使われているよ。

見ずや

「見ずや」とは、「見ないのか?」という意味なので、つまりは「見てごらん」という意味。

あけぼの

「あけぼの」とは、夜が明けた「明けのこと。

手をのべて

「のべて」とは、「伸ばして」ということ。つまり「手を伸ばして」

われさしまねく青柳を

我(わたし)を招くということで、「自分を招いているようなやなぎの木」という意味。

錦おりなす長堤

錦というのは、美しい織物(織られた布)のこと。長堤は、長い土手のこと。
つまり、まるで「錦のように見える美しい長い土手」という意味。

くるれば

「くるれば」とは、「暮れれば」という意味で、つまり「日が沈めば」ということ。

おぼろ月

「おぼろ月」は、ハッキリしない、ぼんやりかすみがかった柔らかい光の月のこと。

げに一刻も千金の

「げに」とは、「本当に」という意味。「一刻」は、「一刻を争う」でも使われるように、「一瞬」のこと。「千金」とは、「値千金」で使われるように、「とても価値がある」ということ。
つまり、「本当に一瞬がとても価値がある」という意味。

滝廉太郎作曲「花」
期末テスト対策ポイント②
使われる音楽記号や特徴を確認しよう

「花」で使われる音符や記号について

32分音符

♩(四分音符)の半分の長さなのが♪(八分音符)。
さらにその半分の長さなのが16分音符で、さらにさらにその半分の長さの音符が32分音符だよ。(つまり、四分音符の8分の1の長さ

符点16分音符

符点音符ふてんおんぷ」は、「もとになっている音符の半分の長さを足す」と覚えよう。
つまり、符点16分音符は、「もとになっている音符」は「16分音符」なので、その半分の長さの「32分音符」をさらに足してあげた長さ「16分音符+32分音符」 になるんだ。

16分休符

16分休符は、「四分休符」の半分の長さである「八分休符」のさらに半分の長さ だよ。
(つまり、四分休符の4分の1の長さ

スラー

スラーは、高さの違う2つ以上の音符を「なめらかに」演奏するという意味だよ。
スラーがついていないのは「ラ・ラ・ラ」となるとしたら、「ラーラーラ」というイメージ。

くまごろう
くまごろう
スラーでなめらかに歌うことで、単語が途切れないようにすることができるんだ!

クレッシェンド

音楽記号クレッシェンドのイラスト
クレッシェンドは、「だんだん強く」という意味。
記号の向きに注意しよう。右に向かって大きく開いていく記号だよ。

フェルマータ

音楽記号フェルマータのイラスト

フェルマータは、その音符を「ほどよく」伸ばすという意味。

「ほどよく」ってどのくらい?

フェルマータがついた音符をどのくらい伸ばすのかに「ほどよく」なんて言葉が使われている理由は、ズバリ「ハッキリしたルールがない」から。
つまり、基本的には「人によってそれぞれ自由に伸ばせば良い」ということなんだ。
現代では、「もとの音符の大体2〜3倍の長さまで伸ばす」というのが一般的だよ。

♩=60〜66

これは、速度記号そくどきごうといって、「この曲はどのくらいの速さで演奏すればいいのか」ということを表すために、楽譜の初めの方に書かれているんだ。

速度記号の仕組みは、「1分間に、○音符の長さが△回になる速さで」となっていて、例えばこの「花」の場合は、「1分間に、四分音符が60〜66回になる」速さで演奏 しなければいけないということ。

1分間に60回ということは、つまり1秒に1回ということ。
なので、1秒で四分音符がひとつになるくらいの速さになるよ。

リタルダンド

rit. というのは、リタルダンドと読むよ。

「だんだん遅く」という意味なんだ。

ア テンポ

a tempo (ア テンポ)は、「もとのテンポ(速さ)に戻って」という意味。

例えば「リタルダンド」で遅くしていたところに、「ア テンポ」が書かれていたら「もとの速さに戻す」ということなんだ。
※「アテンポ」や「ア・テンポ」と書かれることもあるよ。

「花」の特徴
「1番と3番のリズムの違い」について

「花」の1番と3番では、同じメロディの部分なのに、リズムが違う部分があるんだ。

1番には「のぼり」「くだり」の間に休符があるけれど、3番には同じ部分に休符は無い。
これは「歌詞の言葉の区切りの違い」が理由

1番の歌詞「のぼりくだり」は、「のぼり」と「くだり」という言葉で区切られるけど、3番の「くるればのぼる」は「くるれば」「のぼる」という言葉で区切られている。

つまり、1番と同じ場所に休符があったら「くるれ」「ばのぼる」と分かれてしまって「くるれば」という言葉がつながらなくなってしまうね。

だから3番では休符が無くしてあるんだよ。

中学音楽テスト対策ポイント
滝廉太郎作曲「花」まとめ

まとめ

赤字は絶対に覚えよう!

  • 作曲者は滝廉太郎
  • 滝廉太郎は、明治時代の音楽家で、代表作には「荒城の月」がある
  • 作詞者は武島羽衣
  • 「花」は、組歌「四季」の第1曲
  • 速度指定は♩=60〜66
  • 拍子は4分の2拍子
  • ト長調の曲
  • 曲の形式は二部形式
  • 言葉の区切りの違いで、違うリズムが使われている部分がある
  • 日本の春を歌った曲で、隅田川が登場する
  • 歌詞を暗記して、言葉の意味も確認しよう!
  • 「花」に使われる音符や記号の意味を覚えよう!
yumineko
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yumineko
2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

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